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2015/09/13

《花咲舞が黙ってない2》#10

今回の臨店は、豊洲支店。
ネットへの書き込みで、支店を『ぶっ潰すー狐』とあった。
本部臨店班の相馬と花咲に出番が来た。まさか、ネットでの犯行予告がこんなに身近に
起きようとは、2人とも想像もしていなかった。早速豊洲支店の三枝支店長に面会。
副支店長の中村は、平気で臨店班は暇だの、問題を起こしていない、クリーンな支店を強調した。 相馬は仕方なく、今日一日ATMコーナーやフロアの見回りをと言って、支店長の了解を得た。 真藤派閥にしては温厚に見えた。 何事もなく、終業時間を迎え、相馬も花咲もランチを取らずに働いていたことに気付いた。 そこで火災報知器が鳴った。パソコンの画面は、ごみ集積場を指していた。中はボヤと いうより火の手が上がっていた 警察は、ATMコーナーから集めたごみが火元だと教えてくれた。 防犯カメラを調べると、クサッタギンコウヲセイバイスル 狐 と¥1の振り込みがあった。 温厚だと思っていた支店長が、全て臨店班の責任だと怒鳴りだした。さすがに真藤派で す♪ 真藤が乗り込んできた。倒産した会社とのトラブルはなかったかと質問。 誰でも疑問に思いますよね。 辛島も来ていたが、真藤は、昨日発火装置を見破れなかった臨店班ではなく、秘書の児 玉に、調査させると言い出した。 そこへ堂島専務が来て、臨店班が適任だと思うと口をはさんだ。さらに真藤の息のかか った者にやらせると、報告がないままに終わってしまうことを案じていた。真藤もそれに従った。 融資のクレジットファイルには、人の感情がなくて、見てもわからない。そこへ柴崎が発火装置は、アルカリ金属と 教えに来た。電池の製造工場や大学の研究室、ガラスの製造加工をしている会社が扱っていた。 資料の中に時田硝子が入っていた。融資は全額回収でその後拡張に失敗して倒産。 支店の三枝に聞くと、さっさと帰れと追い出された。融資担当者に聞くと、支店長が拡張に
焦っていたときで、貸し剥がしも強引だったようだ。
時田は、社長だった父と息子のアパート住まい。隣家の人は父が1か月前に亡くなったことを
教えてくれた。専務久我は岩手に転居。恒夫の郵便受けの字を縦に読むと、紀恒(狐)だった。
警察が指名手配をかけた。
舞は、どうしても恒夫の真意が知りたかった。そこで、辛島に、岩手出張を申し出た。
久我は固く口を閉ざしキャベツの収穫をしていた。舞は、奥さんに麦藁帽と長靴を借りて、
これが終わったら話を聞かせてくれと一方手に宣言して夕方には畑一面収穫した。
奥さんはとても喜び、夕飯を食べて行ってと招待してくれた。テレビの画面は、恒夫が重要
参考人として逮捕された場面を映していた。相馬は恒夫が自分の手を汚してまで三枝を罰したい
と思ったのはどうしてかと話してくださいと言った。久我は話し出した。
業績もよく、拡張など考えていなかった時田だったが、店長自ら何回も足を運ぶ姿に話に乗った。
15億の融資を受けた。工場建設中にタイで市場不安が起こってしまった。うまくいかないまま
大赤字を抱えて撤退。資金繰りもうまくいかず、1年前いち早くそれを察した支店長が会社に
やってきた。再度の融資を頼むと、一度、残っている分の返済を全部済ませなといけないと
貸はがしを断行。支店長は、言葉巧みに、時田に有利なことだと話した。プリントの裏に再融資の
約束を書いた。社長は自分や家族の個人資産まで担保に入れて何とか全額返したのに再融資は
されなかった。融資予約は銀行員としてやってはいけないと冷たく言い放った。言葉巧みに
融資して、それを無理やり引き剥がして、踏んだり蹴ったりです。銀行は、晴れの日に傘を貸して
雨の日に取り上げるという話があるそうだと久我に言われた。彼は悔し涙を流した。
舞も相馬も、許せないとさらに思った。
真藤に、何も非がないのに逆恨みされることもあると、自分が被害者面で釈明。すると辛島が、
臨店の2人を呼んだ。
相馬は、書類上悪いことはないと言った。久我から預かった、支店長が書いた融資予約の数字
を書いた紙を見せた。三枝は融資予約という嘘をついて、時田硝子の社長を騙した。三枝は
それを否定。相馬は、プリントの下の数字と英字で銀行のどこの端末から誰がプリントしたか
判るようになっていた。
三枝は、銀行の損失を出さないためにしたといった、それを聞いて舞は、まだ終わっていない。
時田硝子で働いていた人たちの人生です。景気の良いときに無理やりお金を貸して、悪くなっ
たら相手の立場を考えず無理やり回収。融資ってそんなに身勝手な銀行の利益のためだけに
あるものなんでしょうか?
三枝は自分を正当化するために銀行のためだと言い放った。
そんなもののために当たり前だった日常を突然なくした人達がいるんです。それでもその人たちの
人生は続いているんです。なのにそれを終わったなんて言わないで下さい。『晴れの日に傘を貸して
雨の日に取り上げる』三枝支店長のしたことはただの弱いものいじめです。そんなの絶対間違ってます。
真藤は、君は間違ってる,そう言った。

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