《S-最後の警官-》#07
『警察官の息子の覚悟 家族のための突入!』
古橋がネゴシエーターとしてバスに近づいた。
燃料満タンの別のバスを用意するよう要求が出た。バスジャック犯秋人は、何も分からない仕事人間の父を憎み、この計画を立てた。
それを聞いていた古橋は,一々自分のことを言われているようで、辛かった。さらにこれを聞いていた廣田は、私には、アイツを説得することはできないと言い出したが香椎に止められた。3時間が経過したが動きがなかった。
上層部は、ある程度ネゴで、話を進めて、バスがトンネルを出たら、SATの出番だと言われた。
横川秋に香椎が電話すると、昔の話をした。中丸が、十分確保できるマル対を射殺した。それから、良い補佐役だった香椎がSATから抜けた。
長時間のネゴを受けて、秋人はイラつきだした。そこですぐ手前まで来ていたバスをトンネルに入れた。
人質解放を迫る古橋。そこで、一人ずつ新しいバスに移動させて、古橋の息子、史郎の時に秋人は掴んで離さなかった。
cast
神御蔵 一號…向井 理 蘇我 伊織…綾野 剛
棟方 ゆづる…吹石一恵 古橋 誠二…池内博之
速田 仁…平山浩行 梶尾 竜一…高橋 努
嵐 悟…平山祐介 山中 一郎…本宮泰風
上野 耕司…淵上泰史 棟方 耕三…本田博太郎
神御蔵 花…朝加真由美 天城 光…菅原大吉
横川 秋…土屋アンナ 中丸 文夫…高嶋政宏
霧山 六郎…近藤正臣(特別出演) 香椎 秀樹…大森南朋
お前の息子だろうと分かっていた。あんたの名前聞いてすぐわかったよ。この子もあんたをパパが嫌いなんだろう、だから連れて行く。
お大泣きしていた史郎がそこで「違う!僕はお前なんかと一緒じゃない!パパはちゃんと助けにきてくれたんだから。」
「お前の為なんかじゃない、警察の仕事だからだよ。ドアを閉めて早くバスを出せ!」
「史郎、史郎」バスは動き出した。「パパあんなこと言ってごめんなさい。ボクパパともっと一緒に居たかったよ~!」
史郎がトイレで書いて排気口から外へ出したパパへの手紙が、風でコロコロしていた。それを、いきり立つ一號がなだめられて、見つけた。
バスは、速度を増して古橋の足では、追いつかなくなった。装甲車から一號が出てきて今見つけた紙を古橋に見せた。史郎に一號があげたポリスマンオートを破ったものだった。そこにはバスの中の様子が詳しく描かれていた。
バスの行先は富士山ファミリーパークだった。史郎に言われて、秋人がたった1度家族で行った、想いでの場所、アイツ(父)との思い出を言った。
秋人の中で父との良い思い出がその場所だった。それをぶっ壊せば100%アイツを憎み切れる。そう言った。
バスに搭載したカメラで、秋人の体に巻いた爆薬の解析が行われていた。花火の火薬をつけたものとニトログリセリン。問題はスイッチ。
すぐに爆発しないタイマーが付いていた。警察との駆け引きの時間稼ぎ¿あるいは誰かに止めて欲しい?ほんとは死にたくないって気持ちの表れ?そう秋は解析。それを聞いて、廣田は、秋人が早く母親の所に行きたいと言っていたことがあったが、勝手に死ねと父は言ってしまった。一號に、俺は父はいないが、家族同然に育った幼馴染がいる。そいつが家族とは、ちゃんと向き合わなくちゃいけないって。あんた息子に生きててほしいと思ってんだろう。だったら、そのこと伝えなくてどうするんだ?ここにいる俺たちは誰も死なせたくないんだ。人質はもちろんだけど、犯人だって、あんたの息子のこともな。そう一號にいわれた。廣田は、秋人に電話を掛けた。登録された名前を見て、電話に出られない。それを見ていた史郎が
「もしかしてお父さん?」「嘘だ、だれかがアイツの携帯を使って、アイツは僕なんか興味ないんだから」「じゃあ、出ればいいでしょ。本当にそう思うなら」史郎に背中を押されて、電話に出た。父は話がしたいから止まってくれと頼んだ。進めば進むほど、SATの作戦いハマる。
バスが止まった。後続の父が走った。反対側からNPSも回り込んだ。秋人が史郎を抱え鎌をクビに当ててドアが開いた。
秋人は面倒なことが起きたと思ってんだろう。俺が死んでも何とも思っていないだろう。そう普段言っても噛みあわない言葉を発すると、父は、
「あんたは俺が死んでもどうでもいいんだろう!」「そんな訳ないじゃないか。秋人、秋人、2人でch何と話そう。やり直そう、南」そう穏やかに言って、手を伸ばした。すると明人は鎌を落とした。だが次に空いた手を握りしめて父を殴りつけてバスを出させた。
SATの陽動が始まった。
隠し扉が開けられ、催涙弾が投げ込まれた。反動で、椅子に寝た形になった秋人は、スイッチを入れた。タイマーが作動した。
中丸は、マル被は捨て置き、人質をと命じた。父性愛に目覚めた廣田は、息子を助けてと叫んでいた。
一號はバスの中へ飛び込んだ。秋人を掴んで外に出ると暴れるので一発見舞って、体に巻いた爆薬をむしり取り、バスの上空に放り投げた。
蘇我が、狙撃。かなりな爆発が起きたが、硝煙の中、一號は、マル被確保と言って歩き出した。
一部始終を中継車が追っていた。離せないけど、見て分かったゆづるは、爆発で一號が死んだと思ったのが生きていて、さらに涙をこぼした。
史郎も父に抱きついた。パパは、そんな史郎を抱き留めて、新しいパパと一緒にママを守れと約束させた。
「ボク、大きくなったら、パパみたいな警察官になるよ!みんなの平和な暮らしを守る警察官に」「しっかりやれ」とお互いに敬礼した。
急いで病院に行った一號。ハラハラしながらテレビを見ていた会長や花、ゆづる。家族にとっては、一號は危ないことはやめてほしい。
ゆづるは帰宅した一號に待ってるって約束したけど、と背中に抱き着きながら、
「両親を撃った犯人を今でも憎いと思ってる。だから危ない目に遭ってまで犯人を助けようとする一號の気持ちがわかんない。私はお父さんとお母さんを殺した犯人は死んで当然だと思ってるから。私にとってのヒーローは犯人を打ち殺してくれた交番のお巡りさんだったから」
蘇我は、雪降る中、姉の墓に詣でたあと、NPSの香椎に「霧山塾」について教えてくれと言った。
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