《明日、ママがいない》#03
『ウサギの赤い涙。親のいる子』(あらすじ、YAHOOTV)
来年にはコガモの家を出ていかなければならない17歳のオツボネ(大後寿々花)は、
条件の合う里親候補がなかなか見つからず悩んでいた。
そんな中、年齢性別不問で子供を引き取りたいという里親候補が現れる。
条件はただ一つ、星座が射手座であることだけだった。
コガモの家で該当するのはポスト(芦田愛菜)とオツボネで、二人が里親候補の家へ
“お試し”で行くことに。これが最後のチャンスかもしれないオツボネは、必死だった。
里親候補の吉田家を訪れたポストとオツボネ。
二人を出迎えたのは家政婦だけで、吉田夫妻の姿はなかった。
ポストとオツボネは吉田夫妻に挨拶するため、ある部屋へ連れて行かれる。
そこには2台のパソコンがあり、モニターに夫の正一郎と妻の弓枝がそれぞれ映っていた。
弓枝は有名な占星術師で、正一郎は国際弁護士。
二人とも仕事で忙しく各地を飛び回り、家に戻れないのだという。
二人の間にはアズサ(優希美青)という実の娘がいた。
アズサは足が不自由で車いすを使う少女。
吉田夫妻は、アズサの姉妹として話し相手になってくれる子供を探していたのだ。
しかし、アズサはポストとオツボネに、姉妹などいらないと言い放って拒絶。
しかも、吉田家に引き取られても財産の相続権は与えられず、
最低限の生活費と学費しか提供されないという契約を結ばされることが分かる。
ある理由で大金が欲しくてたまらないオツボネは落胆。
一方、ポストはアズサのもとに通い始める。
アズサは、両親と顔を合わせることもなく孤独な暮らしを送っていて…。
cast
ポスト 芦田愛菜 真希/ドンキ 鈴木梨央
ボンビ 渡邉このみ ピア美 桜田ひより
ロッカー 三浦翔平 水沢叶 木村文乃
オツボネ 大後寿々花 東條祐樹 城田優
謎の女性 鈴木砂羽
佐々木友則 三上博史
摩王が、早朝に里親のプロフィルを持って来た。
今回は、年齢不問。ただし星座が射手座に限ると言うモノだった。
いつも左目に眼帯をし、陰気なオツボネがポストと共にお試しに行くことになった。
里親が有名な占星術師なので、射手座限定と条件が出た。
音楽室で、ピアノの練習をしていたが気分が乗らないと、やめると、ピア美の憧れの蓮が来た。
実は、ポストも一緒かと期待していたが、2人の話は、変な感じで噛みあって行た。
ドンキがパチを連れ帰ると、魔王がロッカーを捜していた。買い物に行ってしまって、仕方なくドンキとパチを連れて車に乗った。
いつも買いに行く弁当屋の店員目当てだ。ドンキがパチを連れて弁当を買うと、おとなしく待っているパチにバナナをくれた。
気を付けてねという、その女性に、親しげなお客が来て、紙袋と赤いバラを1輪渡されたのを見て魔王は、アイツは誰だ!
ポストと、オツボネは係の叶の車で里親の所に連れてこられた。かなり待たされても里親は現れなかった。
ポストは、ソファで寝てしまった。
叶が、呼びに来た。そこには、デスクトップのPCが2台。男と女がそれぞれに写っていた。
奥さんは、星占いで有名な星野とばり、男は、その夫で国際弁護士を名乗る吉田で、今LAにいた。
家政婦の三田村がアズサの車いすを押してきた。
ポストは挨拶もせず、匂いを嗅いだ。
アズサは、2人を歓迎せず、夕飯くらい食べさせてやるからさっさと帰れと言った。
お金が目当てなら、最低限の生活費と、大学までの費用はこちらで負担するが、それ以外相続はもちろん、相続一切の援助もしないと言われ、突っ放されて、金が欲しいオツボネは、落胆。
翌朝、ポストはお泊りの用意をしたが、オツボネは金が要る、手術にはと叫んで、眼帯を外した。
その眼は、赤く、ウサギのようだった。コガモたちは、声を失った。
ピア美は、蓮が、ポストが、夕日がきれいな場所と言った橋の上で、じっと見ているのに怖気づいていた。
ピア美は、ここで確認すると勇気を持った。しかし、はかなく散った。
魔王は、夕飯の用意をするオツボネに腹を立てていた。あの里親は金を出してくれないと言うのを聞いてここから出て行けと叫んだ。
オツボネは泣きながら、コガモの家を出た。
ポストは、めげずにアズサの話し相手になった。車いすを押して、本当は、もう建てるとふんで、坂の上から手を離した。
ゴミの山にぶつかり、擦り傷くらいでアズサは、無事だった。ポストは、アズサがもう少し話したいと聞いて、「ごめんなさい」と心から謝った。アズサは、半年前くらいからリハビリをサボった。無事に傷が癒えたら、両親がまた離れてしまうのではないかと、それが心配だった。そしたら、本当に歩けなくなった。アズサは、両親が戻ってきてただ抱きしめてくれたらと願っていた。
この家は広いけど、私の居場所はないんだよと言って泣いた。
体操部で、平均台からの着地に失敗してと言いますけど、そんなに高くないのにね!
ポストは、ベッドに腰掛けるアズサの前に進み、ひざに手を置き「あったか言うよ。動くよ、きっと動く」
オツボネは、プリクラを一人で撮り、自分を捨てた母のスナックへ転がり込んだ。混んで来たから店を手伝えと強要されたが未成年には辛い酔客へのお酌だった。
アズサは、夜の公園で、立つ練習をした。もう一回、そう言ってハイジ@ポストはスパルタだった。
ケープがよごっれて家に戻ったアズサたちだが、結構楽しい顔だった。夜、2人で一緒のベッドに寝た。ポストはパチがもぐりこんでくると話した。生まれた時から1人だから「寂しい」が判らないとポストは答えた。アズサはすっかり打ち解けてこうしてると本当の姉妹に見えるとか、家族とか言っていた。
オツボネが戻ってこないので、ドンキが魔王に恐る恐る聞いた。あんな金かねと言う女は登風呂に入っていても文句を言う魔王。行く所は分かってる、ママの所だと言われた。お前のママと同じで、母親より女を選んだ女だと言った。するとドンキは傷つけられる前に迎えに行こうと、必死だった。するとロッカーが、そっと魔王の携帯を出し、叶の番号を示した。
誰もいないのかと騒ぐ魔王に、必死に聞くドンキ。108人?この前言ってた108人って?
「人間の煩悩の数だ。108ってのは。」「それがあの女の人と何か?…」「ああ?」「お弁当屋さんの女の人と何か関係あるんですよね」
「俺はあの女の子供を殺した」「……」
コガモの家に、居づらい空気が漂い、パチがポストに会いたいと言うので、ピア美たちが連れてきた。昼も立つ練習をしていたが、カエルに驚いて,立てた。
夜は両親に報告し喜んでもらえた。
そこにオツボネからポストに電話が掛かった。
オツボネは快活に話したが、コガモのコがそんなこと言うのは信用できないとポストは、見通していた。
オツボネはとても疲れたと言った。
ラブホテルのドアが開いて、驚いて受話器を落とした。入って来たのはロッカーだった。叶がオツボネのまま~聞いたところにいた。
叶がオツボネの母に聞いたラブホテルにいたと話した。其の女は、2回母になりそこなった。
1回目は酒を止めてくれと言うオツボネともめてビール瓶が割れた。派遣が目に刺さって、左目がおかしくなった。
2回目は、今回。本当に居場所がない娘に、ラブホで待てと言う親…
戻ると、魔王が、飯は?と聞いた。首を振ると食ってけと言った。
スカイプで話す親子。アズサが前向きになったのでと、両親は離婚を口にした。
コガモの家についたポストは入口を伺っていると、オツボネ探しに手を貸したロッカーに、「これはお礼」と言ってキスをした叶。
ポストがしっかり目撃。
早く契約をしろと魔王にせっつかれて、アズサの家に着くと、救急車があった。走るポスト。運ばれてきたのはアズサで、両ひざが血で真っ赤だった。
花瓶で、自分でやったと言うアズサ。闇は深いです。歩けなくなっても、両親は、元に戻らないのに…
*****
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