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2013/03/19

《とんび》☆最終話

終幕~父が子へ…30年の愛と命の物語が起こす奇跡の贈り物』(あらすじ)(YAHOO!TV)

 

平成11年(1999年)冬。ヤス(内野聖陽)は走っているフォークリフトの積荷の下敷きになりそうになった葛原の嫁(橋本真実)の孫を助けようとして、代わりに下敷きになってしまう。茫然とする葛原の嫁、社員たちは必死に荷物を退かし、ヤスは救急車で病院に運ばれる。事故の知らせを受けたアキラ(佐藤健)やたえ子(麻生祐未)は急いで搬送された病院へ向かう。 父と子、「とんび」の30年間の物語が終わるー。

cast
市川安男…内野聖陽
市川旭…佐藤健
坂本由美…吹石一恵
幸恵(ゆきえ)…加藤貴子   
市川美佐子…常盤貴子 
照雲…野村宏伸
たえ子…麻生祐未
海雲…柄本明

 

クズの嫁が車の大好きな孫を連れて、仕事場に現れた。ちょろちょろして、フォークリフトの下を通る孫に危険を感じたヤスは、孫を荷物の下から追い出す形で荷物の下敷きになった。東京の旭にも知らせがあり、飛んで戻って、病院へ行くと、たえ子が、ちょっと縫ったけど骨折もなかったと知らせて、ほっとさせた。
病気を知らないヤスは、医者に『再検査』と言われてかなりショックを受けていた。
ま、その時だけバカ騒ぎをしなかったのですが…
すぐに退院したヤスは、会社から東京へ転勤と言われた。
本社の萩本常務のご指名と言われて上の者は強く言えなくなった。
ヤスは、それもいいかもしれないと、強くは反対しなかった。
職場に戻り、美佐子が亡く」なってから作ったお地蔵様に、
「最後は、息子のそばでってのも」

「いいじゃないですか、お父さん」!
確かに美佐子の声がしてすっかりおかしくなったと、思い込むヤス。
しかし再検査の結果、覚悟はできてますと医者に言うと、異常なしと答えが来た。
考えた結果、ここで骨を埋めると東京勤務の仕事を断ると、萩本常務に直接話せと言われた。周りも、それはいい話だと東京行きを勧めた。
東京本社の萩本は、旭にヤスが東京に出てくると話した。
家で由美や健介にその話をすると、由美が東京で同居できないものかと言い出した。

ヤスが東京本社に来ると天ヶ崎通運は、地元では考えられないほどのビルに入っていた。萩本に会うと私ら労働者の汗水たらして働いたものが立派な常務室ときれいな秘書に化けてるとは、いや~お釈迦様でも思いませんでしょうな。と相変わらずの減らず口をたたいた。
社長は?と聞くヤスに今日は研修センターにと言われて、ついていった。
ドライバーの技術向上が目的だと教えた。現場は、ヤスには、ふざけているとしか考えられなかった。萩本は、社長を探してくると消えた。その場で見ていられないほど、ふざけた連中が集まっていた。見ていられないヤスは、安全など全く考えていない、教官の話を恫喝する連中を仕切り出した。萩本は、それを見て、ヤスにぴったりの仕事だと思うと、言った。真剣に考えてみてと言い残しそして打ち合わせ通り、に東京のど真ん中にヤスをタクシーから下した。
そこへ偶然を装って、由美が通りかかり、ヤスを拾って家に連れ帰った。
そこまでしないとヤスは、旭の家に来ることはなかった。
食事mで時間があるから健介を先頭に連れてってと、自然を装う旭。
夜になり、旭が酒を用意してヤスと飲んでいたが、周りの連中は、旭のそばに住めとか理屈ばっかりつけるが理屈で住むところは決められないとヤスは言った。そこで旭は由美が妊娠中だと話した
「健介も複雑な気持ちになるろうし、
俺は健介1人でいいと言ったんだけど
由美さんがどうしても親父とお母さんの血を引く
子供を残して上げたいって。
由美さんも健介も親父と一緒に暮らしたいって
言ってるんだよ。考えてみてくれないかな。」

翌朝、旭が起きると、ヤスは、消えていた。
地元に戻ったヤスは、クズが今月いっぱいでリストラされたことを知った。
この営業所が一番リストラが進んでいなかった。そこへ嫁のことがあってクズのことが早期退職に当てはまってしまった。クズが残ればほかのものが代わりにリストラされるからと、クズは覚悟を決めていた。

たえ子の店で、旭のところにもう1匹増えて忙しそうだと話すと、たえ子にもう行かない理由がないと突き放された。
照雲と帰り道にたえ子さんは、俺が看取るから。坊主なんてそのためにいるんだからさと背中を押してくれた。
東京でよいよいになって息子と孫たちに囲まれて死になよ。
ヤスにはそれが似合ってるよ。

みなの後押しでヤスはやっと東京行きを決めた。
照雲と、たえ子たちが引っ越しを手伝った。
その夜たえ子の店で送別会が開かれた。
湿っぽい送別会だった。クズも明日が退職と決まっていた。東京の旭ん所にヤスを送るのが最後の仕事で幸せだと言った、
たえ子は、もう誕生日に贈れないからと煙草をまとめて送った。

クズは、ちと、ほかも回りますかと、最初に親子で住んだアパート跡地、小学校、中学校高校と、トラックは回って行った。海を見て、海雲和尚の、お前は海になれという言葉を思い出していた。

クズと東京で別れた。
沢山の人が行きかう交差点でふと考えるヤス。旭のところについてもなんとなくいつもと違うヤスだった。
食事が終わって、旭が明日見に行く物件を持ってくると、ヤスは、思いつめた顔をして、旭にすまないと頭を下げた。
「俺、やっぱりここには住めねえ」こうなると思ったと旭は笑って答えた。
田舎の皆が心配かと聞く旭に
「俺は、俺がお前の親だから。
俺がここにに来たら、お前が逃げてくる所がなくなる
俺までここに来たらお前がケツまくってくる所がなくなる。
俺だってここにいたら楽しいと思うよ。健ちゃんがいて
もう一人生まれてお前がいて、由美ちゃんがいて
けど…俺は親だからここに来たらいけないんだよ。
寂しくなくなるからってここに来たらいけねえんだよ。
親の親だから遠くで笑ってねえといけねえんだよ。

そういうと思った、と旭に思わせ、また東京から戻った。
萩本が、ごにょごにょ言うから、クズなら安全は身に染みてるから、と自分の後釜に推薦してリストラから救った。

平成12年(2000年)早春
旭に子が生まれた。康介と名付けた。
健介は、邪魔にされていると感じ始めた。

夕なぎでのバイト中、旭から電話で、健介がいなくなったことを知った。
ヤスは、心配して外に出ると、夕なぎのすぐ前にある橋の上に佇む健介がいた。常連のタコ社長と、照雲が飛び出してきた。
「でかした!
一人でここまで来るなんてよ。たいしたもんだ。なぁ」
「やっさん怒んないの」そういって泣いた。
照雲の寺に住まわせてもらっているヤスは、健介を連れて戻る道すがら、
健介は、父さん心配していたと話すと、康介がいるからと、自分が無視されていると感じていることを答えた。
後ろから照雲が
「健ちゃん。
血がつながっていない子の方が
親にそっくりになっちゃったって話知ってる?」
「そんなことあるの?」
「おじちゃんは、おじちゃんのお父さんと全然似てなくてね
ヤスの方がよっぽど おじちゃんのお父さんに似てたんだよ。」
「ちょっと待て¡俺のどこがあのジジイに似てんだよ。」
「似てんじゃない。すぐ手が出るとことかムっとしてるとことか」
「おじちゃんとヤッサンは、兄弟じゃないよね?」
「兄弟じゃないけど、同じように毎日毎日怒られて育ったんだよ
立場は違うけど ちっさい頃 おじさん  健ちゃんみたいに
悩んだんだよ。ウチのお父さんはひょっとしてヤスの方が
可愛いんじゃないのかって」
「そ、そうなのか?」
「でも今は、悩んでよかったな~っと思ってる。
おじちゃん 一人っ子だったから
兄弟みたいな人を作ってくれたお父さんに
感謝もしてる。健ちゃんいもすぐにそういう日が来るよ」
そういって健介の両手を包むと、「うん」と返事した。
手をつないで楽しげに道を急いだ。ヤスは、照雲をアイツいつも俺のもんよこどりすんだよなとつぶやいていた。

翌日、健介を海に連れて行ったが、沈んでいるのを見て穴を掘っていたヤスは大声で穴の中へ叫んだ。
「健ちゃん
実はやっさん、健ちゃんに謝らねえといけねえことがある。
お父さんとお母さんはな、やっさんのために弟を作ってくれたんだよ。
やっさんとばっちゃんの血を引く子供をな。
健ちゃんに寂しい思いをさせたのはやっさんだ!
すまん」
「うん」と言って笑いかけた。
そこに健介と呼びながら旭が由美と赤ん坊を従えて迎えに来た。
かがんで旭は健介の頬を打った。

「どれだけ心配したと思ってんだ!」
そう言ってから健介を抱きしめた。
「もう二度とこんなことすんな」
「うん」
「頼むよ健介」

ヤスは由美に近づき、康ちゃんを抱かしてくれと受け取った。
「たまには、あっちも抱っこしてやれ」そういった。
「はい」そういうと、健介と言いながら抱かれている健介に背中から抱きしめた。
子育てって難しいねとため息をつく旭..。区別しているつもりはなかったと言ったが
「今の健ちゃんにはそう見えちまったってこった。
あのな~、偉そうに育てようとすっからいけねえんだよ。
大体親なんてそもそも大したもんじゃねえんだよ。
子供より ちょっと長く生きてるだけで。」
「そうかな。」
「おう。自信もって言うけどな子育てなんて間違いの連続だ。
それでもありがてえことに子供はちゃ~んと育ってくれるんだよ。
自分の力でな。」
「そうとも言えないけど。」
そうなんだ。お前はお前の力で育ったんだ。
「大丈夫だよ、健ちゃんは。一人でここまできたんだぞ。
お前よりよっぽどたくましい。大丈夫だ」
「うん」
「けどよう、旭。一個だけよ親が どうしても
子供にしてやらなきゃいけねえことがあんだよ
それはな…子供に寂しい思いをさせねえってことだ
寂しさってのはよ 雪みてえにチロチロ降り積もって
いつの間にか心をがちがちにすんだってよ。
だから親は海にならねえといけねえ。
海になって笑ってなきゃいけねえんだ
海には雪は積もんねえから…て昔和尚が言ってた、
俺ができたかどうか知んねえけどな」
「頑張んなきゃね。俺はそれが2人分だし」
「まあ、頑張って頑張ってそれでもどうにもならなくなったら
助けてやるよ。
たとえばよ、健ちゃんと康ちゃんが二人同時に溺れてたとする
そん時は、お前はまっすぐ康ちゃんのとこへ行け。
俺はまっすぐ健ちゃんのとこにいくからよ。
そうすりゃ2人とも助かるだろ。」
「親父」
「礼をいわれる筋合いはねえ」
旭は自分が編集した本を差し出した
映画化してくれよと茶化したヤス。
「あのさ、俺さ、自分が不幸だと思ったこと一度もないんだよ
普通にずっとあったかかったからさ。
だから親父は俺の海だったんだと思うよ、。
ありがとうお父さん」
ヤスは、泣いた。

<これはトンビとタカが旅をする物語だ。
人から『とんび』と呼ばれた父親と『タカ』と言われた息子の物語だ
だけど本当はどちらが『とんび』でどちらが『タカ』だったのだろう>

「トンビに見えるタカと タカに見えるとんびかもよ。」健介にあれは何と聞かれてそう答えた。

お母さんもぽかぽかかと聞くヤスにそっと寄り添う美佐子がはいと答えた。

泣かされたドラマでした。
ヤスを取り巻く人たちがみんなあったかくて、羨ましいくらいでした。

*****
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