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2012/12/02

《大奥~誕生【有功・家光篇】》#08

春日局死す、初の女将軍誕生』(あらすじ)(YAHOO!より)

赤面疱瘡に倒れたお楽(窪田正孝)を優しく看病する有功(堺雅人)。「どうしてこんなによくしてくれるんですか?」と尋ねるお楽は、ほとんど何も食べられなくなっていった。また、春日局(麻生祐未)の容態もいっこうに良くならない。「春日の看病など有功さまのするべきことではない」と玉栄(田中聖)は憤るが、「大奥にて必要とされる人間であることが嬉しい」と有功に言われ「あなた様はちっとも変わっていない」と納得する。「私のことをさぞかし恨んでいるのでしょう?」と有功に問う春日局。有功はそれに対する答えを静かに語りかける。それを聞いて春日は「自分の亡き後、大奥と上様のことを頼みます、あなたこそ、それにふさわしい」と言い残し、家光(多部未華子)と稲葉正勝(平山浩行)に見守られながら、この世を去る…。母を亡くした正勝は、幼いころの自分を思い出していた。そして、家光が女将軍として宣言する日がやってくる…。

cast

有功(ありこと)…堺雅人
家光…多部未華子
玉栄…田中聖 稲葉正勝…平山浩行
雪…南沢奈央  小菊…原田夏希
松平信綱…段田安則
万里小路有純…小日向文世(友情出演)
澤村伝右衛門…内藤剛志
春日局…麻生祐未

なかなか赤面疱瘡の威力が落ちなくて、お楽が、瀕死の状態になった。
有功は、大奥では、もう用無しの身分だったが、春日と、お楽を面倒みると決めて、また気力がみなぎった。
他の大奥の者たちも飛んできたが、断った。
何も喉を通らなくなったお楽。春日局がお楽に、今頃なら、柿などの水菓子なら食べられるかもとヒントを与えてくれた。小さく切った柿を食べて、うめえ!と言った。千代姫に最後に会いてえと言い残して亡くなった。

家光にお楽の最期を伝えると、お千代の父だから、手厚く葬ってやれと命じた。
大奥の他の男たちも、有功の役に立ちたいと言って来た。玉栄は、春日は、敵とみなしていた。そんな者の面倒をなぜ見るのかと憤懣をぶつけた。大奥で無用の自分が、役に立つことが嬉しいと言って、変わらぬ有功様じゃと苦笑いさせた。

春日局は、最期後まで薬絶ちをしていた。もう飲んだとて短い命と悟っての事だった。有功は、見て見ぬふりをした。すると昔語りを始めた。
春日局の父は、謀反人と言われた光秀の重鎮だった。そんな父を覚えている姿は、はり付け台の上の遺骸だった。逆族の身内として山中を羽柴秀吉の追手から逃れるためさまよった。その苦しい思い出が、今でも夢に出てくると訴えた。

家光はお玉(玉栄)に、春日を心配する姿を驚かれた。
「…もし父上が将軍になれなんだら
父上に待っていたのは大名としての
一生ではない。
そこで父上は死んでいたということだ。
事実父上の弟忠長公は自害させられた。
父上が生きておればこそわしも生まれた。
以前のわしならそれがどうしたと思っていた
であろうな。
この世に生れてきたくなどなかったと
思っていたのだからな。」

「ほんなら今は、生まれて来てよかったと?」

「さあな。
今だって生きてることが楽しいと
思ったことも嬉しいと思ったことも正直
ないがのう。
だがもし、もしわしがここに生まれてきた
意味がどこかにあると言うのなら
今は確かめてみたいのじゃ。
そしてわしに果たすべき役割があるのなら
それを果たしたい。今はそう思うておるのじゃ」

そう言いながらお玉の顔を両手ではさみ、口づけをした
「どうした?」

「上様。
私は有功様以外 人を偉いと思ったことは
ありませんでした。
けど、もしかしたら、私はすごい女(おなご)はんと
褥(しとね)を共にしているのかもしれませんな」

<この年さらに男子が減り、町でも農村でも幼子の姿を見ることはまれとなった>

稲葉家でも正勝の長子正則が赤面疱瘡で亡くなった。家臣が駆け付けて嘆いたが、どこの大名家でもしていることと、雪は言って、妹の野乃を正則に仕立て上げた。

江戸城では、六人衆召集を受けていたが、もうこのままこの国は滅びるのかと嘆く意見ばかりだった。
「滅びるなら、滅びるで良いではないか。」

「上様」

「この国の最後の1人が死に絶える
その日まで この国の行く末を見守るのが
われらの枠目だと思えば良い。」

「皆の者、今かもしれぬ
イヤ いまこそじゃそうであろう?」

「伊豆守様。それがしも、道はないと
ずっと考えておった」

春日の部屋で、毎日、大奥での出来事を知らせる正資に、春日は言った。
覚書を書いているのを、春日亡きあとも続けるよう。このままでは、国はもうすぐ滅びる。
それまでこの国が徳川家がどうなって行くか、最後まで見届けて欲しいのじゃ。
日記の名は、『没日録』とでもしておくがよい。

有功に、春日は、恨んでいるだろうと聞いた。
生木を裂くようなことをした。他人を泣かすようなことをした。
だが徳川家が繫栄すれば、戦が無くなる。
戦が無くなりさえすれば、誰も泣くことが無い平和な世の中になる。
全ては平和の戦のない世の中になる…

「恨みませぬ
それどころか私はあなたに
感謝しておるのです。
もちろんあの時は、恨みました。
心底あなたを怨みました。
憎みました。
けれど私は苦しみを知りました。
今の私は病に 貧しさに苦しむ
人々の心が分かります。
自分を助けるような気持ちで
寄り添うことができます。
もしかすると これこそが
私の求めていた道であったのか
しれぬと思うと 春日局様に
感謝したい心地さえするのです。」

「私に感謝と申されるのか」

「はい」

「有功どの 私が死んだ後上様と
この…大奥の事 お頼み申します
あなたこそ それに相応しい
どうか どうか」

「もとより承知しております。
この有功命は輝まで大奥で上様に
お仕えする所存」

春日は、動けぬ体を力を振り絞って布団の上に座り、頭を有功に向かって下げた。

春日の回想。
将軍家の乳母になるために、わが子千熊(正勝)と乳飲み子の弟も老いて行くと言われた。鬼のような母だとお思いかえ?聞かれて千熊はクビを振った。千熊も江戸へまいりますと答えた。生まれたお子がお世継ぎであったのなら私が、そのお世継ぎの近習となりましょう。さすればこの千熊 も少しは母上のお役にたちましょうか?…

千熊と呼ばれて正勝が近づくと、われに返った春日が、正勝、ここで何をしておるとたしなめた。赤面疱瘡で、農村も江戸の町も荒れ果てておるであろう。と社会を気にし、家光に、案ずることはないと言われると
「上様、時が参りました
お別れのときが」

「いいや、許さぬ そなたはずーっとわしの傍に」

「もうこのまま行かせてください」
目をつぶり、目じりから涙が流れた。
「春日、 春日 春日…」

正勝は、泣きながら外を歩いていた。
『もしまことに私が将軍家の乳人となり
同じ江戸城内に居ても、そなたは私のことを
もう母と呼ぶことはできなくなるのですよ。』

『はい。それでも千熊は、母上について行きたい』

『千熊』『母上』
そんな事を思い出して泣き崩れる正勝。

春日亡き後、有功は、そのあとに着いた。
村瀬正資に、そなたのお役目として「御右筆」と名付けよう。
これより先、大奥の文書は全てそなたが書きつけていただく。
勝田頼秀殿にはこの大奥に必要な種々の日用品買い物一切を取り仕切っていただく。この役目を 「表使」 と名つける。仁科清成殿には表御殿と大奥の境の詰め所で錠口の番をしていただこう。これを「お錠口」と名付けよう。これであまねく大奥に仕える皆全てにお役目を授けさせていただいた。これからは皆、お役目に従ってこの大奥で上様に、ともにお仕えいたそう。
有功の天下取りが始まった。

六人衆を交えた話し合いで、上様は、身代りを立てず女帝として皆の前に出られ、お言葉を発した。
伊豆守が上様の、おなり~と合図すると御簾が上がった。中には討ちかけ姿の家光がいた。そこからでて皆の近くに寄った。
「よう聞け
父、三代将軍家光は十年前すでにこの世を
去られた。わしは徳川の世を支えるため
その父上の名代としていっときこの将軍の
名を借りているにすぎない。
あくまでもこれは、いつの日か男子の人口が増え
男子が家督を継ぐようになるその日までの
仮の措置。よってわしは、父上の名である
三代家光を名乗るいこととする。
表向きの事は心配いらぬ。
優れた幕閣たちの補佐により政はつつがのう
進められよう。
わしはこの徳川の世を永久に繋げるため
に生まれてきた 将軍と言う名の人柱である。
万が一このまま、男子が減り続けこの世が
滅ぶというのならわしも共に滅びるまで。
誰か、わしが女将軍となることに異存があるかえ?」

声を上げる者は1人としてなかった
 有史以来 初の女将軍 徳川家光公のご誕生である

有功の野望は?

*****
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