無料ブログはココログ

« 《黒の女教師》#09 | トップページ | 《サマーレスキュー~天空の診療所~》☆09 »

2012/09/17

《ビューティフルレイン》最終話

『私が全部おぼえているよ』(あらすじ)

木下圭介(豊川悦司)は、未来の美雨(芦田愛菜)のためにプレゼントを用意し、ボイスレコーダーに彼女へのメッセージを録音する。  そんなある朝、美雨は、父ちゃんの夢は何なのか、と圭介に問いかける。美雨が毎日元気に楽しく大きくなってくれること、と答える圭介。すると美雨は、父ちゃんが父ちゃんのためにしてみたいことはないのか、と返す。もし何かしたいことがあるなら、自分が叶えてあげたいのだという。美雨は、返答に困っている圭介に、今日中に考えておいてほしい、と告げた。

cast
木下圭介:豊川悦司
木下美雨:芦田愛菜
中村富美夫:蟹江敬三
西脇アカネ:中谷美紀
秋生:三浦翔平
古河医師:安田顕

洗濯物を干しながら、美雨が聞いた
「父ちゃんの夢って何?」

「『父ちゃんの夢』?」

「うん」

「それは美雨が 毎日明るく元気で
大きくなってくれること…かな」

「それだけ?」

「それだけって…」

「もっと 父ちゃんが父ちゃんのために
したいこととかない?」

「なんでそんなこと聞くんだ?」

「美雨はいつも父ちゃんにいろいろ
してもらってるから、たまには美雨が
父ちゃんのために何かしてあげたいの。
もし父ちゃんに夢があるなら
美雨がかなえてあげたい。」

「急にそんなこと言われても」

「う~ん、じゃあ考えといて。」

「分かった」

「今日中だよ」

「今日中?」

「うん」

中村産業は、お祭りの実行委員長の件で、夫婦けんかを始めた。おさまらず、何も聞いてなかったアカネが、2人を手伝う羽目になった。

食事と呼びに来る美雨に、父ちゃんの夢は箱根に行くことと宣言。
中村産業の千恵子に、かなり心配されたが、土曜日に言って日曜日に戻るから、祭りには間に合うと強調した。

祭りの幟や旗を出しながら、ムネさんは、秋生に射的と綿菓子 と仕事を割り振るっていると、病院の古河医師が顔を出した。
結局ムネさんと秋生、社長まで入って、仕事の割り振りは、ごちゃごちゃになり、けんかになった。アカネが古河医師に気付いた。

新薬の開発チームから誘われて、アメリカに行くことになったと、圭介にわざわざ言いに来た。ずっと面倒をみると約束したが、それが果たせないからだ。
アルツハイマー病の根治を目指すチームからの誘いに、やっと決心がついた。
今月いっぱいだと言われた。信頼できる後輩に託すから心配いりません。

古河医師は気になっていた。
親戚でもない人たちと同居することにした圭介を心配して様子を見に来たが、ここにきて分かった。中村産業の皆さんは、木下さんにとって家族同然だった。
実は古河医師の兄が圭介と同じ病気だった。だが古河の家族は、中村産業の皆のように前向きに兄を支えてやっていればよかったのに今更ながら思った。
圭介のように頑張ってる人を1人でも多く救うためにアメリカで頑張ると古河は言った。
新しい薬の開発に成功したら、真っ先に知らせると約束した。圭介は素直にありがとうございますと頭を下げた。
アカネが果物を勧めに来た。よろしければ夕飯をと父が申しておりました。それを聞いて古河は、帰った。
アカネは、「悪くないね こちら側からの景色も」と言った。
「うち、禁煙だよ」
「タバコやめたもん」
「ほんとかよ」
「ほんとだよ」

美雨が戻りアカネを洗濯場で見るのが初めてでどうしたのと聞いた。旅行の荷造り手伝だってあげると美雨を喜ばせた。

土曜日の朝、木下親子の最後の旅行が始まった。見送る中村産業の仲間たちは、良い思い出がたくさんできることを祈っていた。

バス停で、来ないバスを首を長くしてまつ美雨。通りかかった中学生のカップルが楽しそうに、エレベーターに顔を挟まれた話をしていた。

<15歳の美雨へ
15歳と言えば、中学3年生
美雨にもそろそろ好きな人ができる
ころですね。美雨がどんな男の子を
好きになるのかすごく気になるけど
実際にその男の子を見ることになると
父ちゃんは嫉妬してしまうかもしれません
でも、誰かを好きになるというのは
とても素敵なことです。恋をすると
ドキドキしたり わくわくしたり
胸が締め付けられるそうになったり
します。
だけど美雨が好きになった相手が
必ず美雨のことを好きになるとは
限りません。時には失恋して
傷つき、泣きたくなる日もあるでしょう。
だけど、傷つくことを恐れないで
いつも自分に正直に生きてほしいです。
どんなときも自分に正直に生きていれば
たとえ傷ついてもきっと美雨の将来の
役に立つと思うからです。>
誕生日ごとの美雨へのメッセージ(15歳)

列車の中で美雨は楽しいと言った。
のどが渇いたと甘える美雨の代わりに自販機に行った父ちゃんは、使い方が分からず、立ち往生sweat01
美雨っが探しに来て、こうするんだよと教えた。

夜になり中村の家族が心配する中に圭介からの電話が鳴った。
安心した社長は、昼間話をした信用金庫の店長が、あかりに働かないかと声をかけてくれた。初めは、アルバイトだが、ゆくゆくは、正社員でと言ってくれていた。
工場の経理をやってくれてとても助かるが、第2の人生を踏み出すいい機会だと思うんだけどどうだろうと、言われた。アカリもありがとう、でも少し考えてみるねと答えた。
父も、ま、どうしてもってことじゃねえからな。笑ってそういった。

夜の習慣。物干しに出て、向いが暗いことでちょっと違和感を感じたアカリ。
手に持った袋から1本タバコを出したが、思い直してしまった。

旅館では、あやとりを教えてもらっていた美雨が、明日は、どこ行くの?と聞いてなかなか寝ない。そこで父ちゃんのもう一つの夢を語った。
美雨の花嫁姿を見ること。美雨の結婚式。
知らないという、美雨に教えてやると言って、バージンロードを父ちゃんと腕組んで歩くんだと言った。だがその前に長い間、お世話になりましたって言うんだ。
聞いて美雨も父ちゃんの前に正座し、頭を下げた。
結婚行進曲をハミングしながら、一歩ずつ歩いていたが、胸に迫るものがあり、父ちゃんは布団に逃げた。
「結婚式は中止しよう。」

「どうして?」

「父ちゃん
やっぱり美雨をお嫁に行かせたくない」

「え?」

「父ちゃんは美雨を一生離さないぞ」

「嫌だ 結婚式の続きやる」

「ダメだ!」

「嫌だ!」

どうしても結婚したいって言うんなら…美雨くすぐり合戦で、寝かせた。
寝顔を見ながら、
<18歳の美雨へ
お誕生日おめでとう。
進路はもう決めましたか?
18歳の美雨がどんな勉強をしているのか
それとももう社会に出て働いているのか
残念だけど、今の父ちゃんは分かりません。
だけど美雨がやってみたいと思ったことは
全部やってみたらいいと思います。
相談にも乗ってやれなくて
申し訳ないと思うけど、美雨ならきっと
自分で自分の道を決め夢を持って
生きていってくれると信じてます>

これから芦ノ湖に出て遊覧船に乗ると言って中村家に電話があった。
川にかかる橋を渡るとき、美雨がはしゃいで走った。転ぶからダメだと言う父ちゃんの言うことを聞かず、やっぱり転んだ。慌てて駆け寄った父ちゃんだったが、首から下げているメモ用のノートがはずみで切れて下の川に落ちて流れた。
石を伝って戻ってきた父ちゃんは、美雨につぎどこ行くって言ってた?と聞いた。
驚く美雨だが、芦ノ湖に言って、美雨に見せたいものがあるって言ったよと答えるが父ちゃんはそんな大事なことも覚えていなかった。バスの予定では到着がもう1時間あった。そこで父ちゃんは歩くと言い出した。美雨も「大丈ブイ」と答えた。

山道に入り、強気の美雨をおんぶして歩き始めると、雨が降り出した。
父ちゃんは、立ち止まって雨の降る空をじっと見ていた。
母ちゃんが雨を見て美雨の名前を決めた時を思い出して、そうだ、美雨と一緒に、美雨の生まれた場所に行くんだと言った。病院じゃなかったの?ときいたが、標識は芦ノ湖とあった。
急に山道が開けて大きな湖が目の前にあった。
背中から下りた美雨は手前の草原を走った。
雨はすっかり上がり、2人は太陽の光を反射するキラキラした水面を見つめていた。
「父ちゃんがママちゃんに
プロポーズした場所なんだ」

「プロポーズ?」

「父ちゃんとママちゃんがずっと
一緒にいようって約束した場所を
どうしても美雨に見せたかったんだ」

「それがここ?」

「父ちゃんは、ママちゃんが
大好きだったから、ずっと一緒に
いたいと思った。ママちゃんも父ちゃんの
ことを好きになってくれた。
だから美雨が生まれた。

「2人とも大すきだったから?」

「美雨が生まれた日。
父ちゃんとママちゃんは嬉し過ぎて
泣いちゃったんだ。」

「大人なのに。」

「その時父ちゃんは
この子に出会うために今まで
生きてきたんだって思えるくらい
幸せだった。
命に代えても この子守りたい
守って行こうって決心した。
その気持ちは今でも変わっちゃいない。
美雨が初めて立った時
初めて歩いた日。
父ちゃんは本当に幸せだった。
美雨は父ちゃんとママちゃんの
愛の結晶だ。
誰よりも愛されて生まれて
今まで育ってきたことを
忘れないでほしいんだ。
これから先悩んだり苦しんだり
時には泣きたくなるぐらい
哀しい気持ちになるときが
あるかもしれない。
そんな時は、ここにきて思い出して
ほしいんだ。
美雨は1人じゃないってことを。
世界で一番愛されて生まれて
きたってことを
それさえ思い出せば、美雨は
きっとまた頑張れる。
前を向いて歩いていける。」

「大丈夫
美雨が全部覚えておいてあげる
父ちゃんが美雨のことを忘れちゃっても
美羽は父ちゃんのことを忘れないから。
そしたら、父ちゃんはいつまでも
美雨の父ちゃんでいられるでしょ」

「美雨」

「だから だいじょうブイscissors

父ちゃんは、美雨を膝に乗せて抱きしめた。
湯本の駅まで到着し、ロマンスカーに乗る前に中村家に電話。

アカネは、熟慮の結果、もう一度勉強して介護福祉士になると両親に言った。

翌日は晴れて、良いお祭り日和になった。
『梶原ふれあい祭り』看板のある前で、中村産業の全員が写真を撮った。新しいページが開いた。

疲れて眠った美雨。
それにかぶさる
<20歳の美雨へ
美雨誕生日おめでとう
大人になって初めての誕生日
父ちゃんからのプレゼントは、
受け取ってくれましたか?
もしちゃんと受け取ってくれたら
それが おそらく父ちゃんから
美雨への最後のプレゼントに
なると思います。
美雨 初めて自転車に乗り方を
練習した時のこと覚えてますか?
小学校2年生だった美雨は、
転んでも転んでもがんばって
立ち上がり、練習を続けましたね。
あの時父ちゃんが言った言葉を
覚えてますか?
何か困ったことがあった時
どうしていいか分からなくなった時
下を向いてばかりじゃ何も解決しません。
自転車と同じように前を向いて
ゆっくり 少しずつでいいから
前へ前へです。
立派な人にならなくてもいい
今日も一日精一杯がんばったなと
思えるような、明日が来るのが
楽しみだと思えるようなそんな毎日を歩いて下さい。
お金持ちにならなくてもいい
今日も一日精一杯頑張ったなと思えるような
明日が来るのが楽しみだと思えるような
そんな毎日を生きて下さい。
もしもこの世の中に神様いるのとしたら
父ちゃんは、たった一つだけ、
美雨を幸せにしてやってくださいと
お願いします。>

もっとさみしいのかと思いましたが、ひたむきに生きる父ちゃんと、最近泣かなくなった娘 それをとりまく家族より暖かな中村産業のみんな。昭和のレトロ感あふれるドラマでした。
日曜日はこれくらいがちょうどよかったです。

*****
今までの感想は、こちら

« 《黒の女教師》#09 | トップページ | 《サマーレスキュー~天空の診療所~》☆09 »

ドラマ(は)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/48518/55677555

この記事へのトラックバック一覧です: 《ビューティフルレイン》最終話:

» ビューティフルレイン最終回動画 [ドラマ・韓国ドラマランド]
ビューティフルレイン動画フジテレビドラマ「ビューティフルレイン」日曜ドラマ若年性アルツハイマー病の診断を受けた父親とその娘の親子愛を描くドラマです。ビューティフルレイン... [続きを読む]

» ビューティフルレイン最終話(9.16) [まっつーのTV観覧日誌(*´д`*)]
美雨@芦田愛菜のことを忘れてしまったときのために 未来の美雨へのプレゼントやボイスレコーダーを密かに用意しつつ、 美雨と念願の箱根旅行に行った圭介@豊川悦司は 妻にプロポーズした場所を美雨に紹介、 そんな圭介と美雨を周囲の人々が穏やかに見守る日々はこれからも続くと 父ちゃん(圭介)のアルツハイマー発症が初回で発覚し、 結末をどうするつもりなのだろう?最後まで観ていられるんだろうか?と 不安を覚えながらも、興味を惹かれたこのドラマ、 父ちゃんの病気が進行する中、 美雨ちゃんや周囲の人がどう向き合うかが... [続きを読む]

» いってきマンモス!(芦田愛菜)お祭り、娘と二人旅、そしてビューティフルレインへ(豊川悦司) [キッドのブログinココログ]
今週末はお彼岸である。 暑さ寒さも彼岸までですから~、そろそろお願いします。 最近の連続ドラマとしては全12回は長い方である。 淡々とよどみなく展開してフィニッシュ。 申し分のないドラマだったな。 まあ、豊川悦司と芦田愛菜の父娘、それを見送る中村産業の皆さんを見ていると・・・つまり、中谷美紀、蟹江敬... [続きを読む]

» スプラウト十話&ビューティフルレイン最終回感想 [NelsonTouchBlog]
■スプラウト十話 うあ~・・。熱でて、ちょっとブログ書けなかった。。 楢橋草平は走りに走った。自転車を漕ぎ、いけない場所は自転車を捨てて・・。同じサッカー部のアラタとタケルにも声をかけて、いっしょに探してもらう。でも、見つからない・・。小澤みゆきが行方不明になった・・。家で連絡を待つ池之内実紅も不安そう。片桐隼人にも電話をして、みゆきの不明を伝えた。みゆきは親しい友達や親にも行き先を伝えていなかったようだ。「みゆきちゃんどうしちゃったんだろう・・。草平は喧嘩したって言ってたけど。」「・...... [続きを読む]

» 【ビューティフルレイン】最終回(第12話)視聴率と感想 [ショコラの日記帳・別館]
【最終回の視聴率は、9/18(火)夕方頃、追加予定】 「私が全部おぼえているよ」 [続きを読む]

» 【ビューティフルレイン】最終回視聴率と感想 [ショコラの日記帳]
【最終回の視聴率は、9/18(火)夕方頃、追加予定】「私が全部おぼえているよ」最終回、お涙頂戴的な演出になるのではないかと予想してましたが、意外と普通だったので、良かったで... [続きを読む]

» ビューティフルレイン 第12話(最終話) [ドラマハンティングP2G]
story「私が全部おぼえているよ」2012.9.16 sun.on-air 木下圭介(豊川悦司)は、未来の美雨(芦田愛菜)のためにプレゼントを用意し、ボイスレコーダーに彼女へのメッセージを録音する。 そんなある朝、美雨は、父ちゃんの夢は何なのか、と圭介に問いかける。美雨が毎日…... [続きを読む]

» ビューティフルレイン【第12回(最終回)】フジ日9 [だらだらぐーたらぐだぐだ日記]
私が全部おぼえているよ  「大丈夫。美雨が全部、覚えといてあげる。父ちゃんが美雨のことを忘れちゃっても、美雨は父ちゃんのことを忘れないから。そしたら、父ちゃんはいつまでも、美雨の父ちゃんでいられるでしょ。だから、だいじょうブイっ!!!」by木下美雨(芦田愛菜)。 うわわわわわ~~~~~~んっ!!!なになになんなの美雨ちゃん…。一体何歳なのよ美雨ちゃんは…。こんなにできた子供っているの??こんなこと言えちゃう子供っているの??すごいよ、できた子供だよ、立派だよ、泣けるよホントに…。 もうね、泣きっ... [続きを読む]

» ビューティフルレイン #12 最終回 [ぐ~たらにっき]
『私が全部おぼえているよ』 [続きを読む]

» ビューティフルレイン 最終回 [のほほん便り]
意外にも「泣かせてやろう」演出は控え目で、むしろ、キレイに終わってる、との評判。おそるおそる… 最終回だけ見たクチ (^^;)ゞ やはり、日曜の夜は、ハード過ぎない、ほんわか&爽やか希望。悲劇ハードルの類は似合いませんよね。そういう意味では、周囲の人々も温かかったし、良心的だった… かも。 ちょうど良いところで、上手に終わってましたよね。舞台となった下町情緒も似合ってる気がしました 芦田愛菜ちゃん、ビッグになりすぎ、その、うまさと、「健気ちゃんすぎ」で、むしろ損をしてた気さえ。エン... [続きを読む]

« 《黒の女教師》#09 | トップページ | 《サマーレスキュー~天空の診療所~》☆09 »

最近の写真