無料ブログはココログ

« 《東野圭吾ミステリーシリーズ》★最終話 | トップページ | 《ビギナーズ!》#最終話 »

2012/09/23

《黒の女教師》#最終話

『私が殺した!』(あらすじ)

高倉夕子(榮倉奈々)は、かつての教え子、水野葵の死の真相を激白。復讐に燃える葵の弟、トシオ(松村北斗)は次々と明らかになる事実に激怒。課外授業の実態をバラすと夕子たちを脅す。事態を重く見た校長の芹沢(南果歩)は、トシオに退学を、女教師たちにも休職を命じ、呪われた過去を隠ぺい。夕子たちはついに学園を去る。その時、生徒たちは…!すべての謎が今夜ついに明らかになる!

cast

高倉夕子***榮倉奈々
戸田トシオ***松村北斗

望月亮平***千葉雄大

下村明日香***大野いと
杉本順平***西井幸人

松本栞***土屋太鳳
安田俊介***山﨑賢人
山岸リオ***竹富聖花

佐伯江衣花***広瀬アリス

栗原啓太***太賀
野間薫***杉咲花

三島恭子***藤原令子

立花聡***上遠野太洸 
梅原優***中条あやみ
青柳遥***木村文乃

野口警察官***駿河太郎
堀田教頭***光石研

内田すみれ***市川実日子

芹沢校長***南果歩
藤井彩***小林聡美


*****

「俺は、水野葵の弟だ。
愚か者はお前たちだ!」

トシオが、高村の襟首をつかんで壁に押し付け怒りをぶつけた。

「なんとか言えよ、なあ!」

「今あなたに言えることは、何もない」

「何だよ、それ、説明しろよ。
姉ちゃんはなんで死ななきゃならなかったんだよ!
課外授業の事、世間にバラすぞ!」

そこに芹沢校長が顔を出した。
「あなたたち何をしているんですか?」

トシオは、課外授業のリポートを作っていた。百も承知の校長だが、ちらっと見て

「話は分かりました、
それでも関係ない佐伯さんを傷つけたのは
許されることではありません。
2週間の停学とします」

「構いません、
姉の死を再調査してくれるなら」

「水野葵さんの件は本当に残念な事故でした」

「事故じゃない!自殺…
イヤ殺されたんだ。
あの高倉達に殺されたんです」

校長室に、戸田に、遥が付き添っていた
「戸田君、あなたが復讐のために
この学校に転校して来た気持ちを
思うと、私も胸が痛むんです、
ですが水野さんの件は、警察の調べで
事故という結論が出ています。
水野さんが屋上から落ちらたとき
学校には教師も生徒も目撃者は
誰1人いなかった。
雨も激しく降っていて、証拠もない。
再調査は難しいと思います。」

「姉が、長嶋瑞穂に追い詰められたのは
事実です。」

「それだけでは自殺とは言えません」

美術準備室に校長が来た。
「ここは、居心地がいいですね。
問題が起こるまではと
気づかぬふりをしてきましたが」

「承知」しております」(高倉)

「お世話になりました」(彩)

「懲戒免職なら辞表はいりませんよね」(すみれ)

「そういうわけにはいきません。
女子バレー部が全国大会進出を決めました。
今は不祥を公にするわけにはいきません。」

遥も水野葵の件の再調査をたのむが、
「先生の熱意は素晴らしい。
未熟な教師の熱意は両刃の剣。
むしろ生徒を傷つけることもありまず。
青柳先生が今すべきことは
3年D組全員を、無事卒業進学
させることです。
そのためにも 課外授業の件は
決して口外しないよう
生徒たちにはしっかり口止めして
ください」
ここまで来て、3黒になった理由は、皆目分からず…
解決にも何にもなっていない。ただ、単にこの3黒は、金儲けのためだけにやっているみたいに映ります。

「高倉先生たちが戸田くんのお姉さんを
殺したって、ほんとなのかな?」(リオ)

「なんか戸田ちょっと可哀そうだったな」(栗原)

遥が、現れると、戸田について聞かれ、2週間の停学と答えると、高倉→研修のため、内田→病気療養。藤井→休暇 戸田1人に責任とらせて、課外授業はなかったことにするのかと突っ込まれた。
金の授受がまずかったと話題になるが、安田が、女子バレーが4年ぶりに全国大会出場なので、俺のせいでそうなったらもう二度と学校これねえよと泣き出しそうな顔で伝えた。それに対しても何も言えない遥。思い余って、屋上から下を覗き込んだ。
危ない先生と勘違いした近藤に腕をとられた。
そこで、葵が元バレー部だったことを知った。
近藤は、亡くなる前に美術部に転部したと教えた。
「事故だと思いたいんですけどね。
亡くなった水野を最初に見つけたのは、
高倉先生だったんです。
教え子のそんな姿…
辛かったろうだろうな」

遥は、美術準備室に行った。床に落ちていた黒いトランプのジョーカーを拾った。
水野葵の担任と、部活の顧問、親友の父親と不倫。
水野葵と、長嶋瑞穂。共通点…

高倉は、プールサイドで考えていた。
あの日…構内を捜しまわっていた高倉は、プールで浮かぶ水野を見つけて声をかけた。
<ここが一番落ち着くから>

<そっか>

<苦しみが流れる気がする。
先生、学校やめていい?>

<そんなこと言わないで、みんなで一緒に
卒業しよう。水野さんの苦しみは いつか
きっと報われるときはくるから。
先生も頑張るから、水野さんも頑張ろう>

<頑張れるかな…>

そう言っていたベンチのその場所に遥が現れて、水野のことを教えてと、座った。
「戸田君が可哀そうです。
4年間もお姉さんのことで苦しめられて。
このままじゃ、学校に来なくなる
かもしれない。」

「学校なんて、辛ければ無理して
来なくていい。」

「教師がそんなこと」

「彼の言っていることに間違いはないわ。
私が殺したのよ。」

3黒の会食。
「ここに3人で来るのも
最後ですかねえ」(すみれ)

「そうですね。」(高倉)

「ああ、教師こんなに続けるとは
思わなかったなあ」(すみれ)

「そうなの?」(彩)

「藤井先生は続けると
思ってました?」(すみれ)

「1年で辞めようと思った」

「どうしてですか?」(高倉)

「いきなり担任したクラスで
最悪の不良がいて
もう手がつけらんなかったのよ」(彩)

「それって もしかして
のぐっち?」(すみれ)

うんうんと頷く。

「へー、悪かったんだ」

「なんで辞めなかったんですか?」

「あのバカ野口が 卒業式の日に
一升瓶持ち込んで職員室に
たてこもったのよ。
校長にお礼まいりしてやるとか
言って。」

「何それ、大迷惑」(すみれ)

「でもね、5時間もたてこもって
べろべろになったアイツが
私に一言
『ありがとうございました』って
そのあとが大変だったけどね。
校長が卒業取り消すとか言って」

「どうしたんですか?」

「思わず、土下座」

「藤井先生が土下座ですか?」

「それじゃ、のぐっち
頭 上がらないわけだ」(す)

福子がすみれに取り置き中の本を出した。
去年のうちに受け取る約束が、と口をとがらせて言われてしまった。
病気なんて嘘だった。ホントは水野さんの幽霊騒動が原因なんでしょと聞かれた。
「ずっと私水野さんに悪いこと
したなって後悔していた
あの事故の日、水野さんが階段
上がってく後ろ姿見かけたの。
さびしそうで…
次の日、水野さんが亡くなったって
聞いて、あの時もうちょっと声掛けてればなって
あ、でも勘違いだってって分かったの」

「勘違い?」

「藤井先生が また絵を描き始めたって聞いて
見せてもらったの、 水野さんの絵
私が見たのは、水野さんじゃなかった。」

「だれ?」

「調べたら、長嶋瑞穂さんって子」

長嶋瑞穂の家に乗り込んだトシオ。
リビングに飾られた葵と一緒の写真を見ていたが水野利生(トシオ)と自己紹介した。
「姉がずいぶんお世話になりました。
今日はお願いに来ました。
罪を償って下さい。
お前が自殺させたんだろ?」

「葵は自殺じゃない」

「言い訳はいらねえんだよ!」

「ごめんなさい、ごめんなさい
ごめんなさい ごめんなさい」

「償い方は少し考えれば
分かるでしょう」

すみれは、不倫相手の長嶋の父に連絡した。
もう会わないと言ったのにごめんねと聞きたいことを切り出した。
「4年前、瑞穂さんと仲の良かった
水野葵さんって生徒が屋上から落ちて
亡くなった話」

「ああ」

「あの日、ほら2人で旅行に行く予定
だったのに、急に娘さんと会うことに
なったって、中止になったでしょ。
ホントに娘さんと会ってた?」

「瑞穂と会ったのは嘘じゃない。
だが瑞穂はずぶぬれになって
帰ってきた。」

「それで?」

「『水野さんを殺した』って
そう言った」

「え?」

「少しずつ見終えてきましたね。」
美術準備室で話す2人。長嶋からすみれに電話が入った。
高倉は長嶋の妻から、部屋が荒らされ、瑞穂が外に出たらしいと連絡があり、言ってみると、走り書きのメモに『助けて』とあった。

裸足で、4年ぶりに学校へ来た瑞穂。屋上では、トシオが待っていた。
高倉は、あの日も、携帯に葵から助けてとメールが入り走ったことを思い出していた。
だが、雨の中、学校まで行くと、もう葵は校舎の前に横たわり、動かなかった。
走って学校内に入ると、藤井と内田がいた。屋上を見上げると人影が見えた。慌てて階段を上り始めた。2人も続いた。

屋上の手すりに乗ったのは瑞穂。後方にトシオがいて、
「全員集合ですか」と言った。足音を聞いて通りかかった遥もついて来た。
「どうするつもり?」(高倉)

「来るな!
俺はただ、償ってほしいだけです。
どう償うかは、彼女が決めることです」

「償うって…」(すみれ)

「仕方ないでしょ。
あんたたち教師は誰もホントのこと
教えてくれない」

「教えられるわけないよ。
ホントのこと先生たち知らないから。
私と葵は仲が良かったんだよ。
バレーもずっと一緒だったし
でも私と付き合ってた彼が
葵を好きになって 私フラれたの。
悔しくて…
葵が親友の彼と浮気したせいで
別れたって嘘ついた。
被害者ぶって葵を悪者にしたの。
噂はあっという間に広がって
嘘だなんていったら今度は私が
軽蔑される。
葵は一言も私を責めないで
黙っててくれたのに」

「最低だな」

「彼のほうが葵をかばって
本当のことみんなに話したの。
私はもう終わったって思った。
学校にもいられない、死にたいって
ホントに思った。」

<雨の中、制服姿で、今の場所に立つ瑞穂。葵が走ってきて「瑞穂!」と叫ぶ。>
<私葵のことねたんで嘘ついてバカみたい>
<私のほうがねたんでいた。バレー部のエースで学校のアイドルでうらやましくて…
私ね瑞穂の一番のファンなの、一生応援する。オリンピックにだってついてっちゃうから。
だから死なないで。>

<葵…>瑞穂の足が空中に出た。バランスを崩した瑞穂は、パ二クッタ。
駆け寄る葵もそのままバランスを崩して、先に下へ落ちた。
瑞穂は動けないでしゃがんだ。
あの日、下で葵を見つけたのが駆け付けた高倉だった。

「そんな話、 信じられるわけ
ねえだろ!嘘に決まってる。」

首を振る瑞穂。
「それは…」

「私が
言う必要がないと言ったんです」(芹沢)

「あの日、屋上にいる2人が廊下からは見えました。」
走って上がると瑞穂がうずくまって号泣していた。
<これは事故よ、事故 ね いい?
あなたはね、ここにはいなかったの
いいわね>

故意に隠されたから、うやむやにされた部分をつなげようとするものです。
芹沢のことなかれ主義が周りをどれほど闇にし、苦しんだ者がたくさんいた。

「どうしてそんなことを?」(遥)

「生徒の未来を守るためです。
もしもあの時、事実を公表したら
女子バレー部は全国大会に
出場できなかった、
生徒たちはもっと動揺したはずです。」

「これが彼女をどれだけ苦しめるか
分からなかったんですか?」

「私は生徒の未来と学校を
守っただけです。」

「長嶋さん。
私は水野さんしか見えて
いませんでした。
水野さんを助けたい
助けたいって未熟な熱意を
振り回してあなたがどれだけ
後悔してどれだけ悩んだか
何も気づけませんでした。
あなたと水野さんは
加害者と被害者じゃない
チームメ-トで一番の
友達だったのね。」

ヘリから降りて、トシオに頭を下げて
「ごめんなさい、ホントにごめんなさい」

「お姉さんはずーっと頑張って
いました。辛い時でも泣くのは
水の中って。1人で泣いて、そんな
彼女に私は『頑張れ、頑張れ』としか
言えなかった。
もう十分頑張っていたのに
強い…強い女性でした。
私が未熟な教師でなければ
水野さんは、死なずに済んだ。
あなたが苦しむこともなかった。
そして戸田君の高校生活が
復讐に染まることはなかった。
本当に私の責任です、
申し訳ありませんでした。」

「私 葵に会って謝りたい」

飛び降りようとする瑞穂の腕を取ったのはトシオ。
「償うなら
生きてくれよ。
姉ちゃんもきっと応援してくれてる」

また泣きだす瑞穂。
でも長嶋の家族は、ここまで来ないんですね。自分が原因の家庭崩壊とはいえ、なんか可哀そうだな。
トシオも、あんなにつりあがった目をしてたのにこんなことで納得?

美術準備室にトシオが僕が盗みましたと葵の肖像画を持ってきた。
いい笑顔でしょ。どんな時も笑ってた。と彩は教えた。これは、葵が描いていた肖像画に手を加えてしまったと言うと、藤井先生に完成させてほしいとトシオは言った。
急に「いい子」になって気味が悪い。

年が明けた。彩は1人で皆の罪を背負って退職すると決めた。
課外授業の件ですが、このまま隠し通すのは、不可能でしょう。
バレー部の大会が終わった今、教育委員会に報告しようと思うと遥に言った。
主犯は藤井。3人の教師は、生徒たちに弱みに付け込み金銭を要求。生徒はやむなくお金を渡した。そう証言するよう徹底させてください。
遥は、ここでも逃げる校長に
「話が違います!
そんな嘘、生徒たちにつかせることは
できません」

「それが生徒の未来を奪いとる
未熟な教師の熱意だって
いってるんです。
その無責任な正義感をふるったら
生徒の未来はどうなると思うんですか?
辞表を出す勇気もないのに
分かった風な口を叩くんじゃありません。
戸田トシオは退学にします」

掲示板に張り出されたトシオの退学。

一方、美術室では、彩が葵の絵にサインを入れて、出来上がった。
3黒が集まったところで、トシオは、ポケットから封筒を出した。
「課外授業をお願いします」
トシオが課外授業を暴いたので、結果として葵の死とは関係なかった部分で迷惑をかけたと言うことで、渡された。

彩が野口に命じて那覇行きのチケットを買わせていた。そこへ2黒が抜け駆けはずるいともう2枚購入させた。


3年D組は、学校側と、生徒達との溝が深まった。
校長のやり方に生徒たちが反発した。
戸田の退学も、彩1人が懲戒免職になるのもおかしいと感じていた。
校長は
「あなたたちを守るためです。
戸田君は、課外授業に
積極的に関わりました。
外部に漏らす危険性があります。
分かりやすく説明してあげましょう。
どちらか1つを選びなさい。
A 無事卒業して進学する。
 確かな未来。
B 自己満足の正義感に酔って
  進学をふいにする。
  浅はかな未来。

「本当のことを話して処分されるなら
それでいいです」(梅原)
「梅原!あなた1人が話せば
お金の流れが明らかになり
課外授業を受けた全員が
処分される。
あなたその全員分の責任が取れるんですか?」
「詳しいことわかんないけど
黙ってればいいじゃん」(坂口)
「そうだよ、ほんとのこと言っても言わなくても
先生たちの処分変わんないでしょ」(弥生)

「高校時代はたった、3年間です。
これからの人生のほうがずっと長い。
簡単な選択でしょう」
そう言ってAを○で囲んだ。

「学校長が言う言葉とは思えません」

「望月亮平
100万円を振り込め詐欺を働く
旧友にだまし取られる。
山岸リオ 
寂しさから交際男性の言うままに
構内で脱法ハーブをの販売…
担任の青柳遥は
初任給を3人の教師に渡し
下村明日香
男性高校教師と隠れて交際

女子高生のチカン冤罪詐欺に遭うも
安田俊介
モンスターの…

ガールズバーの高額バイトで裕福だと偽り
佐伯江衣花
急病人を見捨てる。副校長から優遇を受け
梅原に罪をかぶせる。
皆本当に大変だったんですね。
課外授業を認めると言うことは、これらの
事実gア全て公になるということです。
さあ、どうしますか?
賢明なあなたたちなら、わかるはずでしょ?」

望月は、学園祭の集合写真を見ていた。
「俺は!
俺は友達とか仲間とかそういうのはもう
いらないと思ってた。
でも高倉先生には見抜かれていた。
俺は誰より仲間が欲しいくせに失うのが
怖くてカッコつけてるだけだって。
高倉先生の課外授業で俺、お前らとやっと
仲間になれた」

「私正直言うと、いろんな人に告白されて
イイ気になっていた。でも及川にだまされて
高倉先生に言われてガーンって
頭殴られたみたいだった。」(明日香)

(杉本)「僕は、チカン冤罪に巻き込まれて
ただ逃げることしかできなかった。
だけど人に気持ちを伝えたかったら
用意してた原稿を読むんじゃない
自分の気持ちを届けなくっちゃって」

(安田)「俺は母さんのいいなりに
怪我を儀装して部活辞めようとしてた。
だけど俺は、高倉先生のおかげで、
引退試合最後の1球までボールを
追いかけることができた。」

「私は、派手なグループに入ってる
お金持ちの自分じゃないと
皆私なんかと友達になって
くれないと思ってた。
でも高倉先生にいたいとこ突かれて
ここがひりひりした。(胸を押さえて)
でもひりひりした心を癒してくれる
絆も一緒に見つかった」

「…」「…」

「私は、皆に好かれるいい子でいたかった。
いい子にしてれば、周りにチヤホヤされ
るってどっかで思ってた。
私課外授業で高倉先生に自分のずるい
とこや、弱いところ教えてもらった」(江衣花)

「高倉先生たちは、
一番つらい時に俺たちを助けてくれた。
俺は絶対に裏切りたくない。
戸田のこともそう!俺らのために
退学になるなんて認めない!」(望月)

クラスの全員の気持ちが一つになった。
「よくまとまったクラスですね。
では戸田トシオと同じくあなたたち全員に
退学を命じます。」

「ちょっと待って下さい」

「青柳先生には退職を命じます!
あなたたちが出した結論です!
全校生徒400人を守るため
悪影響を与える3年D組
全てを排除する 何も違っていない!」

ドアが開いて
「全て生徒の未来のためですか?」
3黒プラス1 が登場!

「問題のある生徒を排除し
面倒いことに教師を関わらせない」

「未熟な教師から生徒を守るためです。
今の保護者は、子育ての責任を
教師に押し付けサービスが悪いと
学校を訴える。教師への評価は
厳しくなり、ますます委縮するばかり。
一方で問題ある教師、
覚悟のない教師がいるのも事実です。
結局 数少ない優秀な教師に仕事が
集中し激務となり、やがては心を
病んで現場を離れていく。
毎年100人もの教師が自殺してるんです。
そして多くの生徒たちは、優秀な教師に
出会えないまま卒業していく。これが今の
教育の現状。」

「それで『チャイムトゥチャイム』ですか」

「そうです」

「教師の仕事をマニュアル化し
能力格差をなくすこれは生徒のためです。
今の教師に生徒は救えない。」

「私はそうは思いません」(遥)

「一番、危険なのは、力もないくせに
未熟な熱意だけで生徒を追い詰める
教師です。
そうですよね、高倉先生。
水野葵も長嶋瑞穂も先生に力があれば
もっと違う未来があったはず。
家庭内暴力 不登校、援助交際
私はこれまでの教員生活の中で
誤った熱意で教師が生徒を追い詰めるのを
嫌というほど見てきました。」

「イジメの末に亡くなった
芹沢未来君もですか?」
平成11年 那覇市立琉南小学校 卒業文集 を出した。
『ぼくのお母さん』  芹沢未来
お母さんはいつも 生徒のために頑張っています。
僕は、僕だっていろいろ お母さんにしてほしいことがあるのに
と思ったりもするけどたくさん念が場が届くお母さんをすごく
尊敬しています。大きくなったら、お母さんみたいな先生に
なりたい。』

「あの子も同じ。
担任教師が 頑張れガンバレって
追い詰めて」

「今の校長は、未来君のなりたかった
先生でしょうか?」

「私はあの子を学校から
守ってやれなかった。
だから決めたのよ。
そんな未熟な教師にあたっても
幸せな未来がつかめる学校を
教育システム衣を作るんだって
それを邪魔するもの全てを排除する。
何が悪いの。

「愚か者!」足は上がったが、下りてこなかった。
首で止まった。

「蹴りなさい、けりなさい」

「私も、校長も同じ
教育の現状から目をそむけた
愚か者です。、
校長は、教師から熱意を奪い
私は課外授業にゆがんだ熱意を向けた
今のままでは、生徒とは救えない。
そう、諦めたんです。」

「教師は、学校は、
どうすればいいの?」

「分かりません。
でも、私たち教師だけは諦めてはいけない
諦めてはいけないことは確かです。
課外授業が正しいとは思っていません。
教師として失格です。

これで、課外授業は終わります」

3黒がそろって校門まで来た頃、
「最後の授業
終わっちゃいましたねえ。」(すみれ)

「そろってクビだね」(彩)

「今日で良かったです。
教師を辞める日が。
藤井先生のおかげです。」(高倉)

「え?私?」

「『辞めて逃げるのか?愚か者!』って
教師を辞めようとしていた私には
かなり応えました」

「そんなこと言ったっけ?」

「言いました」

「愚か者なんて言わない、私は
言わない。」

「ありがとうございました。」

「じゃ、行きますか」

そこに後ろから3年D組が追いかけて来た。
立ち止まった3人。「先生、「辞めちゃうの」
「戻ってきてくれるよね」「やめんなよ!」
生徒たちが叫んだのが終わり、静寂に包まれた。
「先生!俺…
ありがとうございました」
戸田が頭を下げた。皆がそれに倣った。
3黒は、振り返らずに、高倉は、ニッと笑って校門を出て行った。

平成24年度の卒業式が会った。
答辞 戸田トシオ(なんで?) 

福子が2階廊下で堀田元副校長を見つけた。
皆の顔が見たくなってと、言った。
福子は、卒業式って不思議、皆の顔が急に大人に見えると言った。

<答辞 3年D組戸田トシオ
この学校に転校して来て私は恩師と呼べる先生に
出会いました。
先生たちは私たちが出ていく社会は厳しくて
夢や希望なんて簡単に転がっていないそんな
現実を教えてくれました。
だけど揺るがぬ理想 友達や仲間がいれば
未熟な私たちでも生きていける
未来は自分の意思で作るんだ。ということも
身をもって教えてくれました。
恩師のように強くて熱意にあふれる教師に
なりたくて今勉強を始めたところです>

<高倉先生
私は新入生を受け持ち自分の力のなさに
悩むことばかりです。
だけどこの教育の現場から逃げずに
熱意を持って駆け回る覚悟です。
いつかまた先生たちに会える日を
楽しみにしています。

さあ、課外授業を始めましょうか!>(遥)

美術準備室に
ご卒業おめでとう 高村夕子 内田すみれ 藤井彩 連名で
テーブルに名前と金額が書かれた箱が積まれていた。

教育界の膿を結構バッサリ切ってて面白かったですが、
最後は、やっぱりこんな風にしか進みませんね.。
なんかうやむやの、ママってのがすっきりしません。
あまり生徒たちにセリフを回したから?納得できないですね。

教育は、大事ですが、ゆとりの時期に、何かが置き忘れられていたのかもしれません。
雄大君、泣き演技でしたが、出てくるとほっとしますね。

******
今までの感想は、こちら

大雨の中、上野のツタンカーメン展に行ってきました。
さすがに、2時間待ちなんてことはなくて、見るのは、ずいぶん楽でした。
好評で

来年まで会期延長です。


« 《東野圭吾ミステリーシリーズ》★最終話 | トップページ | 《ビギナーズ!》#最終話 »

ドラマ(あ)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/48518/55723773

この記事へのトラックバック一覧です: 《黒の女教師》#最終話:

» 黒の女教師 最終話:さよなら黒の女教師愚か者の謎が明らかに涙の別れ! [あるがまま・・・]
やけにあっさり終わったような…(; ̄ー ̄)...ン? 結局、4年前に学校の屋上から転落死した戸田の姉である葵@上間美緒は、瑞穂@中西美帆を 助けようとして誤って転落してしまったんですねー。 んで、それを目撃してた校長がその事実を隠蔽・・・ この事が高倉達が課外授...... [続きを読む]

» 黒の女教師 第10話(最終話) [ドラマハンティングP2G]
第10話「さよなら黒の女教師愚か者の謎が明らかに涙の別れ!」2012.9.21 Fri@10:00 P.M. トシオ (松村北斗) は四年前に国文館高校の屋上から転落死した 葵 (上間美緒) の弟だった。トシオは葵の担任だった夕子たちに復讐するために転校してきたのだ。トシオは 夕子 (榮倉…... [続きを読む]

» 愚か者! [笑う社会人の生活]
ドラマ「黒の女教師」を見ました。 TBSにて 金曜10時からやってました 学校内外で起こった生徒の問題をお金と引き換えに 法を厭わず解決していく3人の女教師を描く なかなか ありえない面白さがあって かなりドラマ的というか… 相手を罠にかけて暴いていく面白さ ...... [続きを読む]

« 《東野圭吾ミステリーシリーズ》★最終話 | トップページ | 《ビギナーズ!》#最終話 »

最近の写真