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2012/07/30

《東野圭吾ミステリーシリーズ》★04

『レイコと玲子~容疑者は多重人格少女!一体どちらが本物か?』(あらすじ)

弁護士の葉子(観月ありさ)は、自宅付近で座り込む少女(大野いと)に声を掛ける。自分が誰なのか分からないと泣き出す彼女を、葉子は部屋に上げて保護。少女の所持品のストラップに「REIKO」の文字があったため、玲子と呼ぶことに。翌日、葉子はコンビニで刑事の持つ似顔絵に注目。男性刺殺事件に関係しているという少女の似顔絵は、玲子とよく似ていた。すぐに葉子は心理カウンセラーの真一(吉田栄作)を電話で呼び出す。

浅野葉子観月ありさ
真一:吉田栄作
玲子:大野いと

cast

倉敷は、他殺。覚えのない遺書と毒物で、捜査は迷走。
こんな時頼りになるのは、警察よりも・・・
彼女は掃除婦の三沢さん。ミステリーの世界では、善良な顔をした人ほど、心に深い闇を抱えている…

東品川7丁目10。標識がある電柱の陰で、赤い傘をさした女が、待っていた。
大雨の中車が止まり、左手に手帳を持ち携帯を右手に持った男が出てきた。
何も言わず、女は男に体当たりするようにナイフを突き立てた。
倒れた男から無造作にナイフを引き抜いて、とても楽しそうに女は去った。

同じ時間に、葉子は、無罪を勝ち取った裁判で、報道陣の集中質問に答えていた。
少年法で、更生の道を勝ち取ったが、少年に反省の色が見られないこと、被害者の遺族の気持ちを考えた事はあるのか?
弁護士だって勝てば官軍でしょう。

マンションまでタクシーで戻った葉子は、自転車置き場で変な声がするのに気を取られた。
はじっこで女が泣いていた。
最近、よく見かける大野いと扮する女。(『黒の女教師』では、やはり女子高生役)
分からないんですと、言いだし、結局葉子の部屋へ連れ帰った。

雨が上がり、男の刺殺体が見つかった。
前村哲也 財布には手はつけられていなかった。被害者の近くに手帳と携帯。
履歴ではその時間誰かに発信していました。
女が立っていたと目撃証言があった。かなり若くて高校生くらいじゃないかとの情報だった。
持っていたバッグの中を改めると、ストラップにREIKO とあった。それを見せても、初めてという顔をしていた。
取り合えず、葉子は玲子と呼ぶことにした。それから一応警察にも連絡を取ると言った。なぜ夜中に歩いているのか分かったと、言いだした。
翌日近所を歩いてみた。この道は覚えているが、それから先は、思いだそうとすると、気分が悪いと言って頭を押さえた。公園のベンチに腰掛け、喉が乾かない、何か買ってくると言って、葉子は近くのコンビニへ行った。そこで、刑事が似顔絵を持って聞き込みしていた。葉子はその絵を見てドキッとした。玲子に似ている。何があったのかきくと、この先での殺人事件で、似顔絵の女が、ナイフで一刺し・・・聞いて慌てて、真一に連絡した。
公園に戻って、そっと玲子を見たが、その時、傘をさしていたのに何処へやったんだろうと言う、玲子の説明に、マンションに戻り、自転車置き場を捜した。少し離れた所に赤い傘があった。それを開くと何かが落ちた。黄色いハンカチに包まれていたが、開けてみると、血痕付きのナイフだった。
普通、弁護士でも、そこで警察に連絡取りますよね。

玲子の叫び声が聞こえた。
部屋に突然来た真一を見て、叫んでいた。男 イヤ!と興奮状態なので、葉子は、頬を張った。玲子は、コテンと倒れた。ソファに横にならせて、ベランダで話した。
心因性だろうと真一は言った。
精神を守るために一時的に記憶をなくすことがあるんだ。
良くあるのが、幼少時の虐待のトラウマとか。
あの怯え方だと、過去に男性と何かあったのかな?
そう教えてくれたが、早く警察には連絡しろ、犯人隠匿を疑われると心配していた。今の警察じゃ、あの子を任せられないだから心理カウンセラーのあなたを呼んだと言う葉子。殺人が記憶喪失を起こすことはあるが、記憶を亡くした時点が、殺人現場と離れていると言うのは、わざとではないのかな?真一は、葉子に疑問を伝えた。

物音がして玲子が目覚めたようだった。中に入ると、葉子が見つけたナイフを手に、真一を刺そうと、身構えた。豹変し、声まで違った。
早苗を呼んで来い!命令調だった。真一は逆らわず、どこに居るのかと聞いた。駅前の学習塾と言った。
すぐに真一は飛んで行った。葉子に
「この子は記憶喪失じゃない。
解離性同一性障害 多重人格だ。」

早苗は、すぐに見つかった。
真一が来る間に話して到着すると、葉子に刃先は向けられていた。
違うレイコが出ていた。早苗が、レイコに隠れて男とコソコソ付き合っていたから、相手の男を殺してやったと言った。だがそれが違った。

駅前で張ってた刑事達が、血相変えて予備校に飛び込んだ真一を怪しいと踏んでつけて来ていた。早苗を刺そうとしたレイコは、飛び込んできた刑事に抑え込まれた。そこで、人格が玲子に変わった。
抑え込まれている間、葉子は、自分が受けた虐待がフラッシュバックしていた。

何で、前島を殺して早苗の彼氏だと思ったのか?
玲子は、義理の父に性的虐待を受け、暴れるようになり、祖母に預けられた。
隣に住んでいた早苗が、だんだん閉ざされた玲子の気持を広げるようになった。
しかし狂暴なレイコが顔を出し、依存し過ぎている事に気付いた早苗は、婚約していることを言えなかった。

入院中のレイコに葉子が見舞いに行った。
優しい玲子が出ていたので、刑事の今西がつかつかと入って行った。すると怖くて動けない玲子が床にしゃがんだ。
今西は、責める葉子を無視して真一にあの子は、多重人格だと思うかと聞いた。
本来は収人格の正確が出ている時は、住所も名前も忘れる事はないはずだから、分からないと答えた。そんなはずないと反論する葉子に虐待されていたからか?と聞いた。
「可哀想だとは思う。
だがそれは理由にはならない。」

「分からない事はまだあります。
なぜ全く彼女と関係のない前村を
刺したのか。
前村はなぜあの場所に行き
市原早苗に電話をかけたのか?
いくら多重人格とはいえ人違いで
他人を殺したりはしないでしょう」

「ええ、それはありません。
たとえ人格が複数でも
人を間違えたりは」

「間違えた?」

「どうした?」

「今西さん、被害者の妻の前村加津子が
不倫していたと言うのは本当ですかが?」

「ええ、自分の子供を通わせている
学習塾の事務員の福沢という男と
不倫していたらしい。」

葉子は、真一に解離性障害と言うのは一つの人にまとめられるものかと聞いた。
時間はかかるができると思うと言った。周りの人達との信頼関係が築ければだと
念押しした。
「葉子の過去がこの事件にのめり込ませて
いるのは分かるが、
信頼と依存をはきちがえては困る」と釘を刺した。
玲子ちゃんは今非常に不安定な状態にあるんだ。
もし誤ったカウンセリングや、誘導を受けてしまったら…

葉子は、
「ちょっと待ってもう一回言って」

「だからもし、誤ったカウンセリングや
誘導を受けたら…」

「受けたら、…
人を間違って刺すかもしれない?」

マンションでホワイトボードに書かれた「あの人」
玲子の狂暴性は早苗と話していた時襲われた同僚の福沢。
その福沢と不倫関係が、加津子。資産家前村とは離婚寸前だった事から、何らかの手段で、レイコをそそのかした…。
車で加津子の家まで行くと、立ち入り禁止のテープが貼られていた。
刑事が早かったですねと言った。加津子が福沢に殺され、玲子をそそのかしたのが、加津子だと供述が取れていた。

<あなたの大事な早苗さんを奪おうとする男がいるの
いいその男は電話で早苗さんを呼びだそうとする
だからあなたは・・・>

そこまで聞いてやっぱりと絶句した葉子。

「市原早苗が彼氏に送られてアパ-トに
帰ってきたのが犯行時刻と同じだった
そうです。
山下玲子が2人を目撃していた
可能性が高いと思われます。」

「それを見てしまったショックから
人格が入れ替わってしまったのか」

「だから犯行現場から離れた場所
からの記憶だけがあるということ
になります。
山下玲子も利用されただけ
だったんですな」

「あまりにもひどすぎる。
病気を利用するなんて」

玲子は担当の精神科医が付いて、大分落ち着いてきたということだった

葉子は、何で加津子が殺されたのかと聞くと、今西は、実に下らない事ですと言った。
転がり込んだ大金でもめた結果だった。

加津子の亡きがらが運ばれてきた。後を追う男の子が涙をこらえていた。加津子の子だった。一瞬にして両親が殺されてしまった。大人たちの勝手なもくろみで孤独になった。

今西は、
「先生、先生たちは、信じることが
仕事。
私ら刑事は、疑うことが仕事です。
でも本当は人を信じたい。
信じてやりたいと思いたい
自分もいるんです。
だけどね世の中にはね、いるんですよ。
どうしようもない根っからの悪い奴がね。」

「だから私は戦うんです
どんなに親が酷くても
たった一人だけでもいい
信じてくれる人がいれば。
味方になってあげられる人がいれば
いつか人は変われると思うんです。
私は、そうやって立ち直ってきた
子たちを知っています。だから
だから、そういう子たちのためにも
信じて闘うことが私の役割だと思うんです。
親が酷いってだけで、不幸に何て
させるもんですか。」

1年後。
刑事責任は問えないと、玲子は、審判不開始の決定がされた。

葉子は、玲子と向き合うことで、自分を虐待していた母に合う決心がついた。老人ホームに居る母に合うともうすっかりボケていて覚えていなかった。周囲の人にやさしく接し上品で慕われていた、それを見て葉子は嬉しかったと真一に話した。
それが君のお母さんの本当の姿かもしれないね。と言われた。
「人には誰にでも心の闇がある。
だけどそれに向き合うことで
本当の自分が分かるかもしれないって

「そうかもしれないな」

そういいつつ玲子の病室に行くと、しおらしく玲子がいた。ただ、これであなたも変われると言う葉子に、どすの利いたレイコが出てきた。はははと笑いながら私は変われないんじゃなくて変わらないんだと脅迫。
落ちが凄味がありましたね。

そう、こんな性悪な人が周りに居ないことを祈ります。

*****
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