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2012/07/25

《サマーレスキュー~天空の診療所~》☆03

『母の命を救え』(あらすじ)

速水(向井理)は、母親の悦子(中田喜子)が心配で、代わりの医師の到着を待たずに下山してしまう。遥(尾野真千子)は、診療所に医師の空白時間をつくった速水に憤る。心配は的中し、具合が悪くなった妻の洋子(西村いづみ)を連れた登山者の野田(山崎銀之丞)が山の診療所を頼ってくる。一方、速水は自ら志願して悦子の手術を執刀するが、病状はかなり深刻な状態だった。失意の速水に、ドイツ留学の話が持ち上がる。

cast  
向井理:速水圭吾
尾野真千子:
小山遥
小池栄子:
平原あかり
本田望結:
平原桃花
笹野高史:
小山雄一

佐藤二朗:高井聡志
松重豊:沢口哲夫
時任三郎:
倉木泰典

*****

速水は、急いだ。遙に嫌味を言われても、夢中で下山して行った。
小山が、倉木先生に聞いたところ、母1人子1人で育った速水には、かけがえのない人だった。それが分かっても遙は、ここには、今医者がいない。東京には一杯いると、言った。
だけど、速水にとって、特別な人だ。
医者がいないと心配すれば、そう言う時に限って患者が来る。代りの高井先生は、列車が遅れて、今日は着かない。
診療所に医者がいると聞いてわざわざ来たのに、医者がいないと聞いて悪態をつく野田が妻を連れてきた。

病院にたどり着いた速水は、やはり、自分が手術したいと言いだした。
倉木が第一助手を買って出た。
母の悦子は、来週まで戻らないと思っていた圭吾が、目の前にいて、喜んでいた。
山は、高山植物が花盛りでしょうと、圭吾に色々名前を言ったがそんなモノ目に入らなかった。
検査で気になるものが見つかったので、とすぐに手術をすると伝えた。
手術当日。動脈瘤の下に癌があった。腹水に腺癌細胞がみとめられたので、そのまま縫合するしかなかった。インオペ。そんな結末が来るとは思わなかった。
閉腹しながら圭吾は、倉木に語った。
「母は今まで、一度も僕に痛いと言ったことが
ありません。
背中が痛いとか、腹の調子が変だとか一度も
言ったことがありません。
今回の人間ドックだってたまには親孝行
して見たいと思っただけです。
それがまさかこんな事になってるなんて」

「相当ガマン強い人だったんだな」

「気付かなかった僕の責任です。
最低の医師で 最低の息子です」

あかりが、明慶の看護師の知り合いに速水のオペの様子を知らせてと連絡していた。
ほどなく連絡が入った。
16時2分、速水先生の執刀でオペ開始。16時55分手術終了・・・うそ!
瘤とひと塊りになった進行性膵がんが見つかって、中止となった。
食堂に集まった仲間たちが、速水を気遣った空気に変わった。
夜中に、野田の様子を見に行ったあかりは、額に乗った濡れタオルと、寒くないように、毛布がかけられた様子を見た。

麻酔が覚めない悦子に、圭吾は、ずっと付き添った。
声をかけるとやっと気が付いた。
母さん幸せね、
圭吾のように優秀で親孝行な息子を持ってと言われた。

廊下に出ると、もうすっかり世は明けていた。

野田洋子が目覚めた。
すっかり調子は戻っていた。夜中に喉が乾いて目が覚めたら、枕元にお水はあるわ、毛布は掛かってるわで・・・旦那はなにもしていなかった。
高井先生が明け方から上って来て到着した。すっかり調子が良くなった洋子だったが、もう一度高井が診察してお墨付きを与えて、2人で下山して行った。

明慶病院では、母の病室にいた速水が沢口教授に呼ばれた。
ドイツのミュンヘン大学へ行かないかと勧められた。最新の医療機器の開発ができると、言われたが、そこへ、突然の訃報が飛び込んだ。走って病室までもどったが、もう母は帰らぬ人になっていた。倉木が呼ばれて言った時には、もうすでにダメだった。
動脈瘤の破裂で十二指腸に穿孔したようだった。母が最期にみていたのが、圭吾と親子3人で写った写真だった。
母と2人にしてくれませんかと言って、泣いた。

夜、遙が速水に電話したが、お悔やみを言おうとしても用事は何かなと言われてしまった。
あかりさんがソフラチュールガーゼが足りないと取り繕った。
次に上れるか分からないが、倉木先生には伝えておくと言って一方的に電話は切られた。
速水の所に来た倉木。礼を言う速水。今診療所にいる高井先生がスケジュールが無くて交代しようと明日上る予定で来た。
「皮肉ですよね。
僕は倉木先生に山の診療所には
ロクな医療機器が無い
だからちゃんとした治療は
受けられないと
言いました。なのに日本でも
最先端の医療機器が揃う
この病院で母の命一つ
救うことができなかった。
医師になって初めて看取った
患者が、自分の母親だなんて」

倉木先生は、それを聞いて次々と名前を読み上げて行った
「小沢武三さん、小泉信子さん、津田道子さん、渡辺真知さん
和田悟さん、浜野新蔵さん、井田さゆりさん、小島大介さん
桐谷佐紀さん、羽田雄一さん、大友卓也さん、阿野久美子さん」

「先生・・・」

「皆俺が命を救えなかった患者さんだ。
中村和子さん、藤井正夫さん、田中一郎さん、
吉田翔くん、翔君はまだ9歳だった。
それから小山典子さん、遙ちゃんのお母さんだよ。
一人として忘れることができない。

医者は万能じゃない!
でもだからこそ 今救える命は
どんなことがあっても救いたいと思う

「・・・手紙だ」

速水に手渡されたのは、夕陽を無影灯代りにして腱の手術をした
佐藤朋子からだった。
<速水先生本当にありがとうございました。
先生が山にいて下さったから
大事に至らなかったんですよね。
松本の病院でも言われました。
山での処置が良かったんだよって
だからどうしてもひと言お礼を申し上げたくて。
本当にありがとうございました。佐藤朋子>

ERのナースが、動脈損傷の患者さんが到着したんですが
ERの先生かただけでは対処できなくて専門の先生に
お願いしたかったのですが・・・見つかりましたらご連絡下さいと言われた。

「僕が行きます」

去りかけたナースにそう答えた。
急に速水が一人前の医師になった感じです。

食堂でボーっとしている遙に、あかりは、まだ看護師のままでいてくれて
嬉しかった。夜中に野田さんの奥さんを見に行ったら、あかりの前にお水と毛布の
ケアをしてくれた人がいた。野田さんとっても感謝してるって。ありがとうって。
ねえ、遙ちゃん確かに私達は患者さんに薬を処方できない。
手術もできない。だけど今ここでできることがある。それは手を差し伸べて
患者さんの心と症状をケアをすること。遙ちゃんは、それを立派にやってるじゃない。

ちょっと説明が長いので、気分がそがれますね。

数日後、速水は、山に上った。
沢口教授と娘の光香に感謝の手紙を出した。
<前略
沢口先生 そして光香さん
母の事では、大変お世話になりました。
お二人のお気遣いとても感謝しております。
ありがとうございました。
母を救えなかった事は僕の至らなさだと
思っています。今でも悔しいです。
でも前を向いて医師として精進していく事が
母への償いになると思ってます。
僕に今必要なのは何か考えてみました。
ドイツ留学のお話 大変ありがたいのですが
今回は、ご遠慮させて頂きます。
もうしばらく山の診療所の仕事を
続けたいのです
わがままを言って申し訳ございません
速水圭吾>

山荘から、遙と倉木が見ていた。
「俺は山の事は何も知らない。
ここに居ても何の役にも立たないかもしれない
でも俺は、今はここで働きたいと思った。
今ここで医師として1からやり直したい
だから色々教えて下さい。」

「はい」

「倉木先生お願いします」

やっと、鼻もちならない医者から、人間実のある医者になってきましたね。

*****
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