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2012/06/06

《37歳で医者になった僕~研修医純情物語》☆09

『医者も一人の弱い人間という現実』(あらすじ)

佐伯(松平健)の恩師・伊達(竜雷太)が急死するが、知らせを受けた佐伯は意に介する様子もない。祐太(草なぎ剛)は、佐伯の‘医療ミス’を疑い始め、瑞希(水川あさみ)に相談するが、これ以上首を突っ込まないよう、くぎを刺されてしまう。佐伯の医学部長選挙を控え、伊達に関するかん口令が敷かれる中、伊達の担当医だった下田(八乙女光)は、責任の重さに押しつぶされそうになる。そんな折、すず(ミムラ)が緊急入院することに

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紺野祐太草なぎ剛
沢村瑞希水川あさみ
葛城すずミムラ
下田健太郎八乙女光
谷口篤志桐山漣
中島保鈴木浩介
新見悟斎藤工相
森下和明田辺誠一

伊達はそのまま帰らぬ人となった。
下田も祐太もショックだった。
祐太は、すずをそっちのけで、病院に泊まった。
ちょうどその時間帯、総合内科の発表会という名目で、ホテルで飲食パーティが開かれていた。出席した中島に病院から連絡が入り、伊達の死が知らされた。これから、対処が始まるのですぐに戻ろうとするが、佐伯教授に伊達の死亡を知らせても今夜の主役と言われて、帰るに帰れなかった。

翌日、瑞希がすずに挨拶し、祐太の事を聞くと、病院に泊まったと答えた。すずの病状を気付けない祐太だった。
さらに病院から連絡がなかったので、出勤して谷口から伊達の死を知らされた。
祐太に屋上で伊達について質問を受けた瑞希。
この間伊達のカルテを見ていた事で、肺真菌症がかなり進行していると気が付いたんじゃないかと聞いた。アスペルギローマが肺出血に至るのが平均2年。伊達が外来の時から咳と微熱を訴えていた。抗生剤もずっと効果が無かった。だとしたら・・・
祐太は、佐伯教授の医療ミスを訴えた。
瑞希は肺真菌症の判断はベテランでも難しい。肺炎疑いで入院だったんだから誤診とは言い切れない。それでも外来で佐伯教授がもっと調べていたらと食い下がった。
瑞希は、「不用意な事は言わないほうがいいですよ」とさらに釘を刺した。
「私は関係ありませんから」

下田にとって今回の試練は、かなりダメージが大きかった。
朝の回診でも、心ここにあらずで、皆を心配させた。急にこみ上げるものがあり、トイレに走った。祐太が追いかけた。声をかけると、俺のせいですと責任を感じていた。

祐太は、下田のせいじゃないと思いますよとさらに言った。それも、下田を苦しめる結果になった。

佐伯教授が今回動いた森下に、今度の教授会は、面白い事になりそうだとご満悦だった。
森下は、足元の問題を告げた。
病院でも瑞希と祐太が、伊達のカルテを気付いたので、早めの対処をと知らせた。

帰宅した祐太は、テーブルに、『ミラクルドクター治子』のDVDがあるのを見つけた。
一緒に見られるかとすずは聞いたが、疲れていると答えた。

下田は、伊達の通夜に出かけた。
新見が、外来でのレントゲン写真を見ていた時を思い出していた下田。
病棟の申し送りが終わると、森下は、祐太を呼び止めすずの病状を聞いた。
別に問題ないと思いますがと答える祐太に、追い打ちをかけるように、すぐに診察に寄こしてくれと言った。すずはそのまま入院した。祐太が、同席で病状を聞かなかったから、そんなに差し迫っているとは知らなかった。すずの両親jが揃って病室へ来た。

森下から父に説明があった。祐太も担当の瑞希も一緒だった。
検査の結果、心機能が以前よりもさらに低下していた。
そのため断続的に発作性の呼吸困難が起きていた。
だから病院で経過を見た方がいいと言われた。
森下から、今はすずと自分の担当患者の事だけを考えるように、それ以外の余計な事には一切かかわるなと念を押された。

研修医控室で、祐太は診断書にサインをと新見に言われた。
現れた新見を睨みつける下田。
立ちあがって伊達さんの事気付いていたのかと聞いた。そのまま行きかける新見を壁に押し付け知ってて黙ってたのかと詰問。
苦しげな新見。
「気が付いたのは、検査の前日。
抗生剤が効かないから外来時の
レントゲンチェックしてそれで・・・」

「もっと前に確認しなかったんですか?」
瑞希が口をはさんだ。

「肺炎疑いって診断で入院
してきたんだ。だったらそんな注意深く
見るはずないだろう」

「ご本人とご家族に説明は?
外来で佐伯教授が見落としたって
事でしょ?だったら何で?」

「何、分かり切ったこと言ってん
ですか紺野先生?
あの段階で患者に説明して何の意味が
あるって言うんですか?
そんな事より治療が先でしょ。」

「でも結局助からなかったじゃないですか」

「俺だって死なせたかったわけじゃねえよ
助けられるんだったら助けたいと思ってた。
でも、・・・だからって俺は、自分の立場を
危うくなんかしたくない。
紺野先生みたいに患者のために身を
削ろうと思えないんですよ俺は。」

「新見先生」(祐太)

「俺にだって俺の人生があるんですよ。
必死に勉強して医学部入ってやっと
医者になったんだ。上に睨まれたくない、
できれば出世したいと思うのが普通だろ。」

「でも伊達さんは」

「もう死んだんだよあの人は。
死んだ患者に義理立てして
自分の人生棒に振れって言うのかよ。
・・・・
教えてくださいよ、紺野先生
俺、そんなに間違ってますか?
俺みたいな考え方は、医者として
そんなにいけない事なんですか?

医者なんてキレイごとだけで続けて
いけるかよ。・・・」

私は関係ないと輪に加わらなかった瑞希だが、森下に、研修医全員に波紋が大きくならないうちに対処したほうがいいと話した。

すずの病室に行く祐太を見た瑞希。師長に最近皆ぎくしゃくしてるから今夜は飲みに行く?と聞かれた。そんな気分じゃないと答えた。

すずは祐太に、ささやかな幸せ ご飯を作ったり
アイロン掛けたり、お茶を飲みながらDVDを一緒に
見たりができるようになりたいと言った。
そこへノックがあって顔を出したのは佐伯教授だった。
教授室で話。
ケーキを出しながら
「君、甘いものは?」

「結構です」

「別に勧めちゃいないよ
好きかどうか聞いただけだ」

何処までも嫌みなヤツです。

「お話というのは」

「何・・・どうもいろいろ誤解が
あるようなんでねぇ。」

「伊達さんの件でしたら
僕は佐伯先生の外来時の誤診だと
思ってます。」

「ほう・・・その根拠は?」

「伊達さんの症状は外来時から
肺炎とは異なるサインを示して
いました。
早期に呼吸器内科に移して
検査を受けていれば・・・」

「肺真菌症は、発見できただろうね。
だが医師としての対応は、・・・
0点だ。外来は患者の症状を聞き
基本的な検査を行ったうえで、
もっとも可能性の高い疾患に有効的な
治療を施す場所だ。
それで治れば解決。
治らなければ入院。疾患の正体を
徹底的に暴くための場所じゃないんだよ。」

「ならどうして効果のない治療を
続けられたんですか?」

「経過には、個人差があるからねえ。
ああいった事はまれなんだよ
紺野先生。
多くの患者は今のシステムで病を
治し我々医師に感謝しながら
病院を去っていく。」

「佐伯先生にミスはなかったと
おっしゃるんですか?

「ないね。
強いて言うなら厄介な病気を
背負いこんだ患者が
不運だったと言う事だ。」

「伊達さんがおっしゃってましたよ。
佐伯先生が医学部に入られた時に
贈った言葉
『今の心を忘れるなって言ったんだ』
『医者になって父親を、…
人を救いたいという心を』
その言葉を忘れずにちゃんと
向き合っていれば、伊達さんの事を
救えたんじゃないでしょうか」

「人は生きる時は生きるし
死ぬ時には死ぬ。
紺野先生、それは君の婚約者も同じだ
カルテを見してもらったが
状態は良くないねえ。
今から他の病院を捜すのも
心身共にさぞ負担だろう」

「それは脅しってことですか?」

「ケーキは勧めないが
利口になることはおすすめするよ。
これ以上今回の件には関わらない事だ。
医者も人間だからね。
君は君自身と、君の大切な人の
事だけを考えた方がいい。」
にーっと笑われた。
祐太は、何も言えなかった。

中島がかん口令を敷いた。
我々に落ち度はありません。ですから相手に誤解を与えるような発言はくれぐれも謹んでください。

下田が
「誤解ってなんすか?
外来で佐伯教授が診断ミスして
それに俺と、新見先生が
気付かなくて伊達さん死なせたって
のが事実ですね。」

中島が下田は明日休めと命令。
谷口に送ってもらう事になった。谷口も気を使って、ドライブでも行くか?と聞いた。
何でこんなふうになるんだ。
俺ら、人を助けるために医者になったのに。
出るのは、こういう疑問符ばかりだった。

帰宅した瑞希に祐太が夕飯を聞いた。すずのカレーと言ったが、一人で食べなさい。1週間くらいあると言うと、それでも食べるべきです!と言った。
瑞希は、すずが危険な状態だと知っていた。だから祐太には、すずだけ見ていてくれと言ったが、担当でもない患者に首をつっこむ祐太をけん制した。おとといすずさんが、倒れたと教えた。すずは、祐太が戻ったら自分から報告するからと、瑞希の電話を止めた。
ギリギリまで普通の暮らしを味わいたいと瑞希に懇願した。
「バカじゃないんですか。
すずさんほったらかして病院に 
泊まるなんて。
伊達さんは担当でもない
赤の他人です。紺野先生は
自分のために医者になったんでしょ?
なら何が一番大切かなんて
迷わなくても分かるはずです。」

「僕は・・・」

「新見先生の言うとおりですよ。
患者の命を預かってたとしても
医者にだってそれぞれ自分の
人生があるんです。
すずさんがここで望んでた
普通は、特別な普通なんです!
自分の作ったカレーを
紺野先生が美味しいって
言ってくれるような
そういう特別な普通なんです!
それが正しいかどうかなんて関係
ありません。今は自分とすずさんの
事だけ考えてください」

部屋に入った瑞希は、後ろ手にドアを閉め、そこに寄りかかった。

佐伯教授は、多分自分の腹部CTを見ています。
スイーツ大好きな体は、かなりメタボ?

雨の中、歩く下田。
貸しビデオ屋により『ミラクルドクター治子』を手に取った。

教授会。爆弾を仕掛けておいた森下。
長谷川教授一派と、廊下で会った佐伯一派。

祐太は、森下のランチ時に声をかけた。
「伺いたいことがあるんですが」

「なんだよ」

「すずのことです。
僕とすずの事を」

「話したよ、佐伯教授に。
彼女の事を盾に君を黙らせる提案
もした」

「どうしてですか?」

「俺は、佐伯教授の後継者だからだ。
ここまで来て邪魔をされちゃ困るからだ。
紺野先生。」

教授会が終わる時「ちょっといいですか?」爆弾のスイッチが入った。
長谷川教授のスキャンダル。週刊誌のゲラ刷りが、皆に配られた。
雑誌社の知り合いからこういうものを入手しまして・・・爆弾は、破裂した。
次期学部長候補の一人である長谷川先生がこんな醜態をさらされるなんて、まことに遺憾ですな。

「まあまあ、
そんなに責め立てては気の毒ですよ。
私は、食い気専門だから長谷川先生のように
優秀だと、色も欲も人一倍強いんだろうからね。
ははははっ」

伊達の妻が弁護士とともに話を聞きに来た。病院の顧問弁護士と、中島、新見が応対した。入院時、検査をことごとく拒否されたことで、真菌症の診断はすぐには付かなかったことを話した。奥さんは、何でも主人のせいにするのかと叫んだ。医者も万能ではない。双方の協力体制が必要だと顧問弁護士に言われていた。

すずの病室に寄った祐太は、眠るすずの横でしばらく座っていた。部屋に戻ってくると、中から、瑞希、谷口が出てきた。カンファレンスルームから、伊達の妻たちも出てきた。

<今は、すずさんと、自分の担当患者の事を考えるべきだ>と森下の声。
新見の<俺にだって俺の人生がある>そんな声が頭の中で交錯していた。
<医者も人間だからね。君も君自身と、君の大切な人の事だけを考えた方がいい>

目の前に伊達が来て祐太を見た。
祐太は何も言えず、頭を下げた。
出入り口から下田が現れた。中島は、声を出さずに口を開けた。

「遅れてスイマセン。
お話したいんで、ちょっと待っててください」

中島の前まで進み、
「渡したいモノがあるいので
来ました」

そう言って、退職願を差し出した
「俺、医者辞めます。」

「俺にはもう、この場所で人 助けて行く自信
ないっすから。」

佐伯派は、今回の勝利と言ったが、勝ち負けで言えば、私は負けてると佐伯はつぶやいた。沢山果物が乗ったケーキが、屑かご行き。よっぽど悩んだと見えます。

病棟の下田爆弾は、どう爆発するのでしょうか?

*****
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