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2012/06/21

《37歳で医者になった僕~研修医純情物語》☆最終話

『僕が医者を続けるただ一つの理由』(あらすじ)

すず(ミムラ)は7年ぶりに声を取り戻したものの、そのまま危篤状態に陥る。そんな状況の中、祐太(草なぎ剛)は周囲の反対を押し切って「患者さんが待っているから」と通常通りの勤務に就く。一方、佐伯(松平健)は恩師の伊達(竜雷太)の死をめぐる医療訴訟問題を力ずくで示談にまとめ、晴れて医学部長の座をつかんだ。だが、その直後のカンファレンスの場で、下田(八乙女光)が伊達の形見の手紙を手に、伊達への謝罪を直談判する。激高した佐伯はその場で手紙を破り捨て、祐太らに絶望感が広がる。

cast
紺野祐太草なぎ剛
沢村瑞希水川あさみ
葛城すずミムラ
下田健太郎八乙女光
谷口篤志桐山漣
中島保鈴木浩介
新見悟斎藤工相
森下和明田辺誠一

すずは、祐太に「ねぐせ」と言って、意識がなくなった。
持続透析で意識が戻らないまま入院していた。

瑞希は、私のせいですと森本教授に言った。
転院を受け入れたから。でもそれは病状の悪化とは、関係ない。
君はそれが患者のためになると思っただろ?なら、医者として
今はまだ振り返るな。そう言われた。

大きく息を吐いて研修医たちの所に戻った。下田も、谷口も心配していた。
ムンテラの時間、紺野先生動けないから、3人で分担、用意してとだけ言って消えた。
下田は、切り替え早いなと言ったが谷口は、そうでもないと思うよ。

トイレで泣く瑞希に師長は、まだ泣くには早いと言った。でも瑞希を見て5分と言って消えた。大きく泣く瑞希。

仲間に涙見せてもいいと思いますね。意地っ張りめ!

祐太はすずの父を送って行った。普通の生活が送れて嬉しかったと思うと言ってくれた。
ありがとうと感謝の言葉も聞けた。後少しかもしっれないが、あの子の事をよろしく頼むと。

中島は、佐伯が医学部長になれたと、報告。
これでうちの総合内科の未来も、安泰と手放しだった。
師長は、申し送りが遅れて口をはさんだ。
紺野先生が、しばらくお休みと新見が言ったら、遅くなっててすみませんと祐太が現れた。
患者さんが待ってますから・・・
受け持ち患者を、淡々と、いつも通り、採血して血圧を測った。古参の石浜は、すずが入院したことを知っているから、大丈夫かと?と気にしてさえくれた。
「普通がいいんでしょ」と瑞希が言うと、泣かせるねと鼻をかむ石浜。

森下が動き出した。佐伯派の教授たちに、佐伯の抱える問題を伝えた。
いつ動けなくなるか分からないので、と継ぎの候補を早急に建て、票の取りまとめをを考えておいてとくださいと、手筈を整えた。派閥の医師たちは余りの手際の良さに、舌を巻いた。私も大学病院の医師なので、と森下は言った。

すずの母はずっと緊張して、付き添っていたので、疲労困憊。仮眠室も一杯だったので、祐太がアパートへ泊めることにした。瑞希が付き添って、部屋の前で別れるはずが、母が泣きだした。泣いたら少し気が晴れて、あとで何か作って持って行きますねと言った。
瑞希は親子ですね!と言った。
室内の固定電話が鳴った。すずが借りたDVDの延滞料を払うようにと督促だった。
瑞希が持って行き払ったがまた借りてきた。

カンファレンスが、あった。新見は、祐太に資料を作らせると早かった。
おとなしくしているようにとくぎを刺した。
下田が、伊達の妻から預かった佐伯からの手紙を手に取った。
何か質問は土佐後に言われて下田が手を挙げた。
佐伯先生にお渡ししたいものがと言って伊達の手紙を見せた。事件を蒸し返したいのではなく、預かってきたものを渡すだけですと正面に行った。
「下田先生。
私は医学部長なんだよ。」

「知ってます」

「なら理解しておいた方がいいね
研修医が意見できるような相手では
ないと言うことを」
そう言うと渡した手紙を半分に裂いて床へ捨てた。

「もうすぐ実務から離れる身として
唯一残念なのは今年の研修医たちが揃って
不出来だったことかな」

頭に来た下田は、佐伯の襟首を掴み
「あんたな!」と睨みつけた。祐太が走って来てその手を掴みいけませんよと言った。
佐伯は中島に今日のカンファレンスは、これで終わりだと言って数歩歩いて、お腹を押さえて倒れ込んだ。新見が至急救急に連絡をと言って自分は走って行った。
後方で森下は傍観。何も言わなかった。
特別室で目覚めた佐伯。

腹心の3人が目覚めた佐伯に、治療に専念してくださいと言った。

「ずいぶんと段取りがいいんだな。
これは全て君のお膳立てか?」

「医学部運営をスムーズに移行する措置です」

「やってくれたねえ、森下先生。
なんだか君とは、初めて友達になれた気が・・・」

「お疲れさまでした佐伯先生。」

これで佐伯教授の役は終わった。

最高の所まで上り詰めた人が、突然膵臓癌・・・
誰でも病気になると瑞希は言った。
下田は、天罰と言ったが、祐太にたしなめられた。
入院されたのだから僕らには、患者さんの一人と祐太は言った。

森下教授代行は、総合内科の改革プランを発表した。
森下の計画は、今までの売上重視とはずいぶん変わって、経営的にはきつくなるようだった。「患者のための医療」「ドクターナースカンファレンスの実施」・・・

目が届くのは准教授と言う立場だからこそと佐伯は言った。上に行けばいくほど、求めるものがさらに増え、増えるほど求め続けなければならなくなってくる。この男は私より理想が高いから冷酷になって行くと言って笑った。

森下は、
「一つ伺いたいのですが、
なぜい学部長選を辞退されなかったの
ですか?」

「目の前にある大きなケーキを食べようと
しないバカがどこにいる、ふふふ」

廊下に出て、森下は不愉快な男だと新見が居ても言った。

車いすで家族に付き添われて中庭を散歩する佐伯を瑞希と祐太が見つけた。立ち止まって見ていると佐伯も分かった。2人は会釈した。

森下に、すずになるべくついていてやれと言われ、佐伯の容体を気にする祐太に、君が心配する必要はないと言われた。にも関わららず、祐太は、佐伯の子供たちの後を追った。

研修医、3人と師長と皆が話していた。
森下の強引なやり方。理想としては間違っていないと思うと下田は言ったが、瑞希は、紺野先生は違うと思うと言った。佐伯教授も助けたいと思うだろうから。

すずの病室で、母は、どんな夢見てるのかしらね、家で祐太さんと一緒に食事?とj話しかけていた。祐太は、一緒にDVD見る約束してました、延滞がと言うのを瑞希が払ってまた借りてきてくれことを祐太は知らなかった。瑞希は、
<私は医者としてまだ何も出来ませんけど、
でも治って欲しいって願う事は出来ます。
だから置いておいてください。
すずさんのために>

ずいぶん温かくなりました。瑞希も。

「嬉しかったわ~、あんなに治ることを
願ってくださって」
母は、祐太に伝えた。「そうですね」と答えた。

翌日の申し送りの席に森下が来て佐伯の検査結果を聞いた。
「これはもう、ホスピスでいいな」

「そうですかね」(中島)

「待ってください」(祐太)

「なんだ」(森下)

「ホスピスの転院、佐伯先生と
ご家族納得の上なんですか?」

「説明はこれかだ。
いずれにせよ・・・
選択肢はないと思うが」(森下)

「本当にそうでしょうか?」(祐太)

「紺野先生、ちょっと」(中島)

「昨日、佐伯先生のご家族と
話しました。
お譲さんは、佐伯先生が生きる
可能性を捜しておられるんです。
<佐伯先生ご本人は、
ホスピスに
行かれる事は?>
<それでもいいって思ってる
みたいです。
多分自暴自棄になってるから。
父は医学部での出世だけを
ずっと考えてきた人なんです。
治療ができても
医者としての復帰はできない
だろうからって。
私達家族にはそんなことどうでもいいことなのに>

ご家族の気持ちを考えれば、
ホスピス以外でのあらゆる治療の
選択肢を
提案すべきではないでしょうか?」

「それは例の膵癌治療薬のことか?」

「APT01ですか?」(新見)

「イヤでもあれは…」(中島)

「その意見は却下だ 紺野先生。
APT01は 相応のリスクがある。
それに
仮に提案したとしても佐伯先生は
同意しないだろう。
ホスピスに行く事が
佐伯先生にとっても、我々にとっても
ベストの判断なんだ。」

「ホスピスは 治療がかなわな
かった方が
残りの命を有意義に過ごす
ための場所です
僕たち医者が 助けられなかった
患者さんのための」

「その通りだが?」

「森下先生は、佐伯先生を
助けようと
思われていますか?
医者として佐伯先生を精一杯
助けようとしてそれでも
助けられなかったんですか?」

「医者の仕事は、患者の
手助けをすることだ
助かりたいと思っていない
患者を
助けることは出来ない。」

「助けるか 助けないかが
患者さんの気持ち次第なら
僕たち医者に心はいりません
僕たちは、医療を提供するための
機械じゃありません。
患者さんが人間であるように
僕たち医者も人間なんです。
森下先生は、『患者さんの
ための
医療を目指す』とおっしゃってました。
でも僕は目の前にある命を助けようと
思わない時点で森下先生も佐伯先生
と変わらないと思います。」

「俺もそうい思います」(下田)

「僕もです」(谷口)

「なるほど、
この立場になるとよく分かるよ。
紺野先生、君はとても面倒だ。
担当外の研修医が口を挟むな!」

「はぁ~、
指示通り 処理する方向で」(新見)

「うん」(中島)

佐伯は、そろそろ私をホスピスへ送る頃か?と新見に聞いた。ご家族同席で、説明をと言った。失礼しますと言ってから、足を止め
「研修医連中は・・・
治療の継続を希望しています。
佐伯先生を何とか助けたいって。
ホント不出来な連中ですよね。
上司に盾つくなんて」

「若い者は青臭いことを言いたがる
からねぇ」

廊下に出て「若くなくてもいるだろう。。。青臭いヤツが」そうつぶやく新見だった。

佐伯は、青臭いヤツとつぶやいて引き出しを探り紺野の名刺を出した。

瑞希は、弁当を持って昼食の森下の横に座った。弁当は、お焦げ満載の個性的なものだった。

昔のドラマでも、女医は料理しないイメージだったが、この間見たドラマは、それ以外は、カッコ良かった。
一本気で妥協しなくてと言うと、現実はそんなにシンプルじゃない。年を重ねれば、現実を知るから。生きて行くためには協調性と多少の妥協が必要で諦めることにも少しずつ慣れて行く。年を重ねれば現実を知るから。青臭いのは若さの特権だ。そう答える森下にそれは違うと思います、瑞希は言った。
「青臭いのは、自分を変えようとし
ている人の特権ですよ。」

祐太は佐伯に呼ばれて病室へ。
佐伯は、祐太が嫌いだと言った。君もだろうと聞いた。どちらかと言うと、そうと答えた。なぜ来たと聞かれ、医者だからと答えた。医者になった時の気持ちを忘れないと言った。
「会社員としての自分に逃げだして、
新しい自分になりたくて医者を目指したから
ただ自分の関わった患者さんを助けること
だけ考えてこれからも僕が医者を続けていく
理由はそれだけです。
それがどんなに大学病院の常識から
外れてたとしても患者さんを助けること
だけを考えて行きます。」

「君は出世しない。」

「分かってます」

「上司からはかならず嫌われる」

「だと思います」

「これから先も、トラブル続きで
ぼろぼろになる。」

「やれるところまでやってみます。
でも佐伯先生も同じだったんじゃ
ないですか?」

ポケットからテープでとめた伊達の封書を出した。下田から預かったと言って。
「だが、私は君が嫌いだ。
君と話していると、生きなきゃならない気に
なってくる。」

「その手助けをするのが医者の仕事ですから。」

「そうだな。
私が医者になったのは、
大きなケーキを独り占めするためではなく
分け与えるためだったんだな。」

「またこれから何かを手にして
分け与えればいいと思います」

「58で、新しい生き方はしんどいよ」

「37で医者になる人間もいるんですから」

「そうだな、ふふふ」

部屋に戻り、祐太は、佐伯がATP01の投与を希望される、と報告した。
新見が森下にどうされますかと聞いた。
ご家族も含めて副作用の危険性を十分説明をとしばらくの沈黙後言った。
青くさい、若者以外も熱く走った。
新見が誰か手伝ってくれと叫ぶと、下田も谷口も従った。

中島に教授選に出るか?と森下は聞いた。青臭さを残したいからと、と森下は言った。
笑顔で中島は、教授の器ではありませんが経営面でサポートするくらいの力はあります。トップが甘党の方でも、青臭い方でも。

2年後、瑞希は、病院の総合内科に来た。研修医の鬼監督。
下田は、小児科。谷口は大学院の分子生物学研究室に入ったが、外来を志願して、2足のわらじをはいた。

すずは、亡くなった。佐伯は、生を得た。

都立病院に祐太は、就職。相変わらず、名刺を配っていた。

初めは、祐太の青臭さに、こんな!と反感を持っていたのが、瑞希同様、ずいぶん感化されました。

*****
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