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2012/05/04

《37歳で医者になった僕~研修医純情物語》☆04

『医者として僕はそこに線を引く』(あらすじ)

患者を亡くしたことを祐太(草なぎ剛)が引きずる中、外科と救命から患者が移送されてくる。外科から来た早苗(江波杏子)は元人気女優で、家族が付き添っていた。早苗は自分を知らなかった祐太を担当に指名するが、彼女が末期がんで、程なくホスピスに移ると知った祐太は複雑な感情を抱く。一方、下田(八乙女光)は自殺未遂で救命に搬送された後、腎臓に異常が見つかった女子大生・香織(岡野真也)を担当することに。

cast
紺野祐太草なぎ剛
沢村瑞希水川あさみ
葛城すずミムラ
下田健太郎八乙女光
谷口篤志桐山漣
中島保鈴木浩介
新見悟斎藤工相
森下和明田辺誠一

患者を死なせた事を引きずる祐太。すずにお守りと言われた事がずっと引っかかっていて、「治る」と言ってあげればよかったと涙をこぼした。瑞希は、まだ言っていなかった事に驚いた。
研修医は、救急救命に移動。
しかし中島医師は、日頃お忙しい先生方に、ゴルフでリフレッシュして頂くために、研修医がゴルフコンペの計画を立てることと全権を委託。製薬会社との親睦を兼ねた重要なイベントだと言われた。

佐伯教授は、中島に紺野先生はどう?ときいた。だいぶ大人しくなりましたと答えた。
『はねっ帰りは小さい方がいいからね』そう言われていた。

開いたベッドは、もう新しい人で埋まった。
師長が出てきた。まさかお通夜には行かなかったねと聞かれた
木島さんの事気にしてるの、もう3日もたっているのにと言われたが、それに祐太は
「まだ3日だよ!」と反発した。

お通夜は行こうとしたが森下先生に
「自分と患者の間に医者として
ちゃんと線引きしろって」

「大丈夫よ、きっとそのうち慣れるから」

「患者さんが死ぬことに?」

師長は、続く言葉が言えなかった。

すずは、東あけぼの児童館で、働きだした。
同じ日にバイトで入った林田は、右足が不自由だった。

総合内科に院内で転院してきた患者が2人いた。
一人は、羽山早苗。女優だった。
知らないのは祐太だけ。
原発性肝がん。手遅れで、ホスピスへ行くまでの間、総合内科でお世話するというものだった。
担当は紺野が指名された。廊下で、総合内科を聞いた時、羽山を知らなかった祐太だった。
若い女性もいると聞いて、下田が手をあげたら、今朝自殺未遂で搬送されてきた患者だった。腎臓の検査でタンパク尿が出ていた。
自殺の原因が、内定取り消しとその直後彼氏に振られた事が重なったようだ。
瑞希には到底理解できない事柄だった。

下田、谷口、瑞希、師長の4人で飲みながら話していた。祐太が山ほど肝がんの資料を抱え込んでいたから、今夜は、遅くなりそうだと言っていた。他の連中は、そんなに患者への思い入れが無く、師長が祐太が普通だと思う、自分はいつから患者が死ぬ事に慣れちゃったんだろうと言った。

羽山の家族が、帰るのを見送って、途中で、色々調べたが、助けられる治療法がなくてスイマセンと誤る祐太に、3人は、ドギマギした。、そう言う事は本人に言ってくださいと言われた。いわくありげな家族です。
羽山のファンは沢山いて、色紙を祐太にごっそり託した。
1枚に付きタバコ1本と茶化して、祐太に、叱られた。

下田の担当は、口を聞かない。
結局一方的に、意見を言って、一般的な事しか言えなくて立ち去った。

すずが、定期健診に来た。数値が少し下がっているから、仕事は続けてさしつかえない。
何か質問はと聞かれボードに
<森下先生は、初めてご自分の患者さんが亡くなった時どうやって立ち直りましたか?>

「うん。自分ができる役割に
線を引くしかありません。
医者は神様じゃありませんから。
どんなに適切な処置をしても
治るのは患者さん自身の力です。
逆に、明らかな医療ミスでもない限り
医者が患者の死にかかわる事はありません。
医者ができる事はその程度だというのが
私の考え方です。
ただ・・・紺野先生がどう判断するかは別です。
どこに線を引くかは人それぞれですから」

自殺未遂した患者が、病室から消えた。走り回って探す祐太。
遠めのトイレで、タバコを吸っていた羽山が、見つけてこんな陰気臭い所で首なんて吊らないでと声をかけた。

瑞希に、他人に迷惑をかけない方法を考えてときつく言われた。寿命でという事の意味が含まれていた。

ゴルフコンペで、どうしても森下教授を参加させるようにと佐伯教授から厳命を受けて下田が都合を聞くと、医者のスケジュールを決めるのは患者だと言われた。
そんな森下に、下田は
「どうして医者になろうと思ったん
ですか?」

「うん?」

「あ、いやなんか俺
自分が医者に向いていいないような
気がして・・・」

「なんで」

「俺、昔から、そこそこ勉強できて
進路どうしようかってときに
なんとなく医学部 受けちゃったんすよ。
医療もののドラマとか見て、
人助けできりゃいいかなって。
でもやっぱ
こんなんじゃ、だめなのかなって。」

「人助けがしたいなら大丈夫だ。
後はその中で自分ができる役割を
探せばいい。それに俺も同じだしな。
はは。高校生の時見たドラマで
医者になろうって決めたんだ。あは」

言われて少し気分が軽くなった下田だった。

祐太は、羽山の連絡先に電話すると事務所の番号だった。
羽山は身寄りがないと言われた。毎日来る息子夫婦と夫は雇われ俳優だった。
羽山の病室に行き、僕に出来る事は?と聞いた。
タバコとお酒返してと言われたが、笑っていた。さらに病気治してとも言われた。
羽山はナースから祐太の患者が亡くなったことを聞いていた。
「そんなに苦しむ必要ないわよ。
あなたはあなたの出来ることを精一杯
やったんでしょ?
多分今だって。あっはは。
ばれちゃったみたいね、あの3人の事」

「はい」

「すごい世の中よね。ああいうエキストラ
って冠婚葬祭の時に人気みたいよ。
人が少ないと寂しいからって。
でも私は寂しいから雇ったわけじゃないのよ。
演じたいから雇ったの。
一人ぼっちで入院してる本女優なんて
はは、絵にならないでしょ。
不治の病に侵されても家族に囲まれてる幸せを
演出しようと思って。」

「僕らが観客ってことですか?」

「なかなか良かったんじゃない?」

さらに羽山は、仕事関係の人達にお見舞に来ないよう言ってあると聞いた。祐太には分からなかった。羽山は死ぬのが怖くなっちゃうでしょ、関わりの深い人が来たらと答えた。
素の自分を見せたくなかった。死ぬ寸前のぎりぎりまで一瞬のかかわりしかない人の前で演じて居たいの。それが私の決めた役割だから。
「だから紺野さん。
あなたにして欲しいことは一つだけ
こういう私を憐れまないでちょうだい。
あなたが医者の役割を果たせばいいの。
それだけでもう十分だから。」

「タバコは、ダメです」

下田は、まだ自分が、医者として適正がないのではないかと自信が持てなかった。
朝早く来ても、祐太がもう来ていた。
そんな中、自殺未遂した吉野が、さっさと退院した。
師長の言うことも聞いてもらえなかった。居ない事に気付いた祐太は、走って行った。
自分の患者でもないのに・・・
祐太は、『医者としての線引き』をまた考え出して、外に出られないで躊躇していたが、後ろから下田に追い越されて、ハッと我に返り、後を追いかけた。
下田は、吉野に詫びた。
仕事のこととか、彼氏の事は俺はどうしようもできないから辛いままかもしんないけど、
病気の事は、俺がどうにかしたいんです。・・・下田の叫びが口をついて出た。
お願いします。ちゃんと治療受けてください。
そう言われても吉野は、到着したバスの方へ歩いて行った。

バスは、出た。残った吉野は
「保険利きますか?」

「モチロンです」

「『人に迷惑かけない自殺の方法』
あの女の先生に言われて考えたけど
思いつかなくて」

祐太が吉野に近付き
「当り前ですよ。
ないですから そんなの」
そう言ってバッグを持つ左手をそっと取り
「何にだって正しい役割はある。
世の中には、手首を切るために作られた
カミソリなんてないですし、
首をつるために編まれたロープなんて
ないんですよ。」

初めて吉野が泣いた。

羽山の退院の日。
後半お酒とタバコが切れたのが辛かったと言い、祐太が没収したワイン類の入った紙袋を返した。ここを出たらまず一服だわと言うのを、辞めてくださいと遮った。
「残りの人生は、好き勝手にするわ。」

「タバコもお酒も辞めてください。
お見舞に行きますから。」

「来なくていいわよ、お見舞いなんて。」

「行きます。」

「玄関を出たら、私に対するあなたの
役割は終わりなの。」

「でも 僕だけじゃありませんから。」

羽山の正面からどくと廊下のはずれに吉野が立っていた。
羽山を見るとお辞儀した。

「吉野さんもお見舞に行くって
言ってます。」

「なんで、私とあの子は・・」

「もう関わりました。
吉野さんも僕も。
羽山さんに関わったから
ホスピスにもお見舞いに行きます。
それが僕の決めた僕の役割です」

「そう言うのを・・・」

「自己満足ですよ。
行ってどうしても嫌なら
追い返してください。
その時はその時で
考えます。だから・・・
体を大切にして1日でも長く
生きてください」

袋を差し出し
「お節介は嫌いよ、紺野さん。」
羽山は涙をこらえて言った。
「すいません。」

「じゃ」
息子役に車いすを押してもらいながら曲がり角の手前で大きく左手を伸ばした。
ありがとう、に見えた。

すずに、もう大丈夫だからとメールを入れた。
児童館で、バイトの林田をからかう2人が、脚の引きずり具合をやり合っていた。
すずは、2人の手を取った。
「手ふさがってると、手話
できないでしょ。
このお姉さんは、さ、何でそんな事
するの?って言ってたんだよ。
相手の気持ち考えた事あんのって。
まあ、難しい事はいいからさ
バカにして笑うなら、陰で
こそこそやれよ。本人とか
常識のある人の前でやるとさ
こんなふうに怒られるから。
本音と建前使い分けてけよ。
分かったら外で遊んでこい!」
すずが、なぜ?という顔をすると林田は
「すいません。
キレイごと言い聞かせるの
なんか疲れるんで。
いいんですよ。
世の中別にそんなに優しくなくても」
屈折している林田。普通になれるんでしょうか?

病院では祐太が森下に木島の墓参りを聞いていた。
「そこが僕の引いた線です。」

「いいんじゃないか。
自分でそう決めたんだったら。」

「ご忠告ありがとうございました」

最後に羽山のサインを渡した。途端に森下の顔が嬉しそうに崩れた。

「森下先生までファンだとは思い
ませんでした。
佐伯教授と、中島先生は何となく
分かりますけど。」

「別にいいだろう、俺がファンでも。」

「ええ、まあ」

「『ミラクルドクター治子』」

「え?」

「羽山早苗主演だ。
俺が医者になろうと思った
きっかけだ。
シーズン7まである。
面白いから今度見とけ」

祐太の線引きが、色々な人達を巻き込んで、なんとなく穏やかな感じに向かってます。
祐太がこれから、何をどうしたいのか?
研修医で出来る事は?範囲が狭いから、大変です。

*****
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