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2012/05/25

《37歳で医者になった僕~研修医純情物語》☆07

『医者としてでなく人として僕は・・・』(あらすじ)

すず(ミムラ)は、病院で一緒に働く林田(阿部力)が退職し、バックパッカーとして海外に行くことを知る。一方、祐太(草なぎ剛)が担当になった慢性甲状腺炎の患者・香澄(中村ゆり)は、偶然にも林田の恋人だった。祐太は林田に彼女をそばで支えるよう提案するが、林田から脚の障害を理由に両親から交際を反対されていることを聞く。さらに祐太は、すずの婚約者なら、健常者と障害者の‘線’を自覚すべきだと意見される。

cast
紺野祐太草なぎ剛
沢村瑞希水川あさみ
葛城すずミムラ
下田健太郎八乙女光
谷口篤志桐山漣
中島保鈴木浩介
新見悟斎藤工相
森下和明田辺誠一

すずが、お泊りセットをもって祐太に会いに来た。
瑞希が祐太と飲みに行く寸前のことで、結局アパートに戻った。
いつも時間が無くて、他愛もない話をする事さえできない2人。
祐太は、すぐに疲れて寝てしまった。

翌朝、病院へ出勤出勤すると瑞希はもう来ていた。

病室でのルーチンにも、和やかさが出てきた。研修医と担当患者のやり取りが明るくなったからだ。だが佐伯は、病院の売り上げが落ちたのが許せない。
熱血研修医を目の上のたんこぶとして捕えだした。
午後からのカンファレンスで、容体が落ち着いた患者を来週退院と説明するのを、中島に、そう言う患者は今日にも退院と言わせた。
患者とのコミュニケーションも節度を持てと。

新、入院患者のベッドサイドに新見について祐太が行った。
不安な両親と患者の香澄。不安を取り除こうとする祐太に、新見はイラついて、すぐに検査を始める。廊下へ出た所に、すずと一緒に働く林田が来た。香澄は、林田と付き合っていた。
林田は、ぶらぶらと、海外でしていたい人で、香澄は強がり言ってもなんだか寂しそうだった。
祐太が、安定するまで病院に付き添ってもらったら、不安もなくなるんじゃと話すが、
僕が居ても良くなるわけじゃない。それと、香澄の親に付き合うのを反対されていると言った。あからさまに娘の相手は『健常者』が良いと言われた。
健常者と、ぼくたちにはこういう線が引かれているんです。そう言って廊下に引かれた線を見せた。
紺野さんもその事自覚したほうがいいんじゃないですか、そう言われてもピンとこない祐太。葛城さんのこと苦しめる事になるからと言われた。

葛城すずの父に呼ばれて、寿司屋で待ち合わせた。
2人で飲むのはもちろん初めてだった。
腎移植が出来ないなら、透析だけでは、長く持たない事を知り、父は環境の良い、静かに余生を送れる病院に転院を考えているようだった。
「その残された時間。
すずのためにだけ生きて
やってくれないか?」

「おとうさん・・・」

「頼むよ。祐太くん。
あの子を助けてやってくれ」

そんなしがらみが祐太を暗くした。
森下先生が、廊下で祐太と会った時
「色々と、抱えていそうだな」
気付いてくれて、屋上で話を聞いてくれた。

「ご両親は転院を考えてるのか?」

「空気のいい所で
静養させたそうです。もしかしたら
心機能も回復するかもしれませんから」

「うちで治療を続けた方が
安心だと思うが。」

「でも僕も病院移るかもしれません。
すずの治療に一番だと思って
研修先を東央にしたんですけど
やっぱり大学病院は合ってない
みたいなんで」

「弱気なんだな、珍しく。
組織と1個人とでは
掲げる理想が違うのは当たりまえだ。
立ち位置が違うからな。
どっちが正しいっていうわけじゃない。」

「分かってます。
でも、利益を上げるために
患者さんを二の次に考えるのは
病院として正しいんですか?」

「利益を度外視して
ボランティア精神で突っ走るのは
医者として正しいのか?
世の中には、絶対的な政界なんてない。
その代わり 明確な不正会はある。
俺はそう思ってる。判断は君に任せるが
俺は君もこの病院に残るべきだと思ってる」

「え?」

「自分を変えるために医者になったんだろ?」

林田が退職した。
玄関で、すずと会った。
<いろいろお世話になりました>
メモに書いたのを見せた。
「いえ、そっちも大変だと思いますけど
負けずに頑張ってください」
すずが変な顔をした。
「病気にです。僕も負けませんから」

<それって勝ち負けなんですか?>
<それでもいいのかもしれない。
でも私は、そうじゃなくてもいいと思います>

「どういうことですか?」
手話をやりかけて、笑ってごまかしたすず。

腎不全を治療できる所を捜していた祐太に、すずから電話が掛かった。
すず、どうしたんだ?と聞く祐太。すぐにメールが来た。今なら話せると思った。話があると付け加えてあった。
桜木町で待ち合わせた。
「懐かしいね、ここ。
初めて来たの、まだ付き合う前だっけ?
会社の飲み会ですずが酔っ払って、
気持ち悪くなって、」

<祐太さんが介抱してくれた。
病気になって7年。
声が出なくなって7年
お酒が飲めなくなって7年。
声が出なくなって7年。
祐太さんが医者を目指して7年。
長いね、7年って。
だから、もう十分だと思う>

「十分って?」

<これ以上一緒に苦しみたくない>

「すず・・・」

<祐太さんは、お医者さんになって
新しい道を進み始めてる
きっかけが私の病気だとしても
きっと今に重荷になると思う>

「そんなことないよ。」

<私には重荷なの。
祐太さんが、病気の私しか
見てないことが。
普通でいいと思ってた。
祐太さんと会話して笑って
たまに喧嘩もしてドキドキしたり
ワクワクしたり普通でいたいって
祐太さんは、自分のために医者に
なったんでしょ。
でも私は、あなたの患者に
なりたかったんじゃない。
私は、今の私のままでいい。
でも祐太さんといると
これから先もずっと治りたいって
思わなきゃいけないから。
ワガママ言って ごめん。
私の声が戻ったらきっと一番に
電話するから。>

祐太は何も言えなかった・・・

研修生仲間は、飲みながら、祐太を待っていたが、結局現れずで、お開きとなった。
ストレスを抱えたままだから心配してくれていた。
瑞希が帰宅すると、ちょうど目の前を祐太が横切った。
声をかけると
「すずに会ってきました。
別れ話されに。」

「お酒買いました?」

「いいえ」

「おごりますよ」
公園で缶ビールを飲む2人。
「この間すずが来た時久しぶり
だったんです。
映画の事とか、お笑いの事とか
そういう話したの。
それで分かったんです。
僕は7年間 すずの病気のこと
しか見ていなかったんだって。
医者になって、すずのこと支える
つもりだったのに それじゃ
ホントにただの医者と患者ですよね。
バカみたいですよ。」

「そんな事ないと思いますよ。
バカみたい なんじゃなくて
バカなんですよ。間違いなく。
40手前のおっさんが
そんな事でショック受けちゃって
グジグジぐじぐじつまんない泣きごと
並べて正真正銘救いようのない
ガチなバカです。」

「すいません」

「何が正しいとか まちがってるとか
人それぞれでしょ。
人によって大事なものも
守りたいものも違うんですから。
肝心なのは、 自分でそれを決めて
そのために何をするかってことでしょ。
研修始まって 紺野先生がずっと
やってきた事じゃないですか。
今更何でそんなに弱気なんですか。
いつも周り巻き込んで 散々好き放題
やってるくせに。」
グビッとビールを飲んで
「帰ります」
立って歩きだした。

「沢村先生。これ」

「だから、こんなときに返しますか?
普通」

「こんな時って?」

「いいですよ、もう」
すずが来た時、切らしていたお茶を、瑞希が貸してくれた。それを返した祐太。

翌朝は、瑞希が部屋に入ると、普通な祐太が、「おはようございます」と現れた。

効率よく、患者とは距離を置いて接するようにと、研修医のやり取りを見張っていた中島准教授は、また元に戻った祐太を見て苦々しい態度を取っていた。
めげずに、一声花山香澄に僕に出来る事があれば、と掛けたので林田の所へ来るはめになった。香澄が林田に側にいて欲しいと思っている事をもう一度伝えに来た。
「ホント おせっかいですね」

「わかってます。でも僕は
自分が患者さんのため出来ることを
したいんです。」

「余計なお世話ですよ。じゃ」
足を引きずりながら歩いて行く林田に
「線を引いているのは誰なんですか?
他人の引いた線は、簡単には
消せないかもしれません。
でも、自分の引いた線は越えられると
思います。
足が不自由でも、心が不自由でなけ
れば。
突然来て、失礼な事言ってすいません。」

林田は、この間すずが言いかけた事を思い出した。
「あのー、」と言って胸の前で輪を作り指で上から下まで指した仕草を聞いた。

「受け入れるって意味です。」

帰路、一人になった祐太は、自分で、受け入れる手話をしていた。

いつも通り、話をしながら、祐太は、仕事をして行った。
すると、瑞希も患者と口をききだし、下田、谷口もそれにならった。
ちょうど佐伯教授が覗きに来て今までと変わらんとつぶやいていた。
祐太が出てきて2人を見て「お疲れ様です」と声をかけた。
「良かったね、味方が増えて」

「味方ですか。」

「めずらしいよ。こんなに患者と
親しくくなる研修医たちは。」

「医者として患者さんと繋がりを
持つのは大切じゃないですか。
患者さんと仲良くなっても
病気が治るわけじゃありません。
けど、現場の医者の立場では
患者さんの信頼を得る事が
治療の一歩だと思いますけど。」

「総合内科を運営する立場としては
やっかいな考え方だ。
ま、貴重な意見として参考にしておくよ、
紺野先生」

林田が、横断歩道で走った。少し頑張れば、渡れた。
香澄の病室に、おせっかい紺野がいた。逃げないで頑張ってみようと、香澄に言った。

診察日のすずにメールが行った。
中庭で待っていると、祐太が来た。
「この間すずの気持ち聞けて
良かった。でも掛かってくる電話、
待つのはやめようと思って。
これからは、すぐそばで支えて
いきたい。
すずの体のことも、声の事も全部。
だから、結婚しよう。」
<僕も全部 受け入れる>手話ですずに訴えた。
すずは、泣いた。

<どきどきして心臓止まるかも>

廊下で目撃した瑞希。複雑な感じでその場を立ち去った。

佐伯が米つきバッタのように頭を下げている中島に、入院させたい外来で診ていた古い患者がいると言った。
なかなかうるさい客なので適当に担当付けてみてやってと言ってましたが、何か起こりそうです。

やっと、自分の気持ちと向き合えた祐太。前途多難です。

*****
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