《ATARU》★05
『第5話』(あらすじ)
舞子(栗山千明)の弟・昇(玉森裕太)が通う医科大学の精神科教授・植松(小島康志)が階段から転落死する。現場を目撃した昇は、植松の隣に人影があったと証言。しかし、もう1人の目撃者で精神科助手の浅尾(岡田義徳)は、誰もいなかったと語る。舞子は、沢(北村一輝)、チョコザイ(中居正広)らと捜査を開始。浅尾の恋人で同じ研究室に所属するまどか(臼田あさ美)や、植松と対立する精神科教授・門倉(遠藤憲一)らに話を聞く。
cast
中居正広/アタル
北村一輝/沢俊一
栗山千明/蛯名舞子
玉森祐太/蛯名昇
萩原 /野崎蓮生
嶋田久作/中津川洋治
田中哲司/渥見玲志
*****
舞子は、連れてきたちょこざい@アタルの朝食、カレースープを作るため、カレーうどんのうどんをすすっていた。父にうどんと汁を別に作ればと言われて、納得。
弟の昇が起きてこないと思っていたら、もう大学へ行ったと言われた。大学で食事が出るそうだ。アタルを連れて、病院へ移動。
帝都大学では、講師の桂木が挨拶していた。来週から始まる病院実習について説明があった。助手の浅尾は、何かいつも動きがおかしい。
107教室に移動すると言われたが、昇は、実習室に忘れものを取りに戻り、階段をのぼりかけて、事件を目撃。目の前には浅尾が階段を上っていた。植松教授が階段の上から下へ落ちた。かなりの出血で意識は無かった。浅尾と昇は駆け寄った。
上司中津川から沢が文句を食らった。組対二課(外国人による殺人や強盗などを担当)からクレームが来た。違法電波の話があって、と言い訳していたが、事件ときてすっ飛んで行った。
待合室のテレビでもニュースをやっていた。
帝都医科大の精神科教授脳挫傷で急死。画面をじっと見ていたアタルは
「Mission accepted」(捜査始めます)。また彼の周りには、シャボン玉が沢山浮かんでは消えて行った。
、現場である大学へは、旧知の中の沢が昇を事情聴取。
目の前に居た浅尾が、校内放送しても現れなかった。
代りに門倉教授(精神科)、優志製薬のMR北見が、新薬の説明会が107教室で行われるところだったと説明。
そこへ現れた舞子。まだ捨て山になっていないぞと嫌みを言われたが、昇が電話していた。
姉なモノでと言われて誰も反対できず・・・
浅尾は、大学の中を迷っていた。来たエレベーターにアタルが乗っていた。
植松教授と門倉教授が論文について話していた。利益相反と。
学生の名字が鎌田、仲、と続いてアタルは、仲蒲田へ行くと言いだした。
結局病院の診察の時だけ舞子がアタルを連れて来いと言う話になっていた。
食堂で、アタルは、ホットドックではありませんと、レタスが挿んでないパンを指差したが、舞子の野菜サラダの中からレタスを敷くと、安心。門倉教授が
「ノートルプチン パロキサミン」と言うとアタルは
「ゾルゾラム エムゾラム フルニトラグラム プロクロン・・・」
すらすらと門倉が言った2成分が入っている向精神薬だと舞子に教えた。
この2つの成分は抗ウツ薬の効果を強めるために入れるのが普通だ。
植松教授はその2つの成分だけで効果があると論文に書いた。
その論文通りの薬を優志製薬が売っていた。
植松教授の講座は、ほとんど優志製薬から多額の寄付を貰っていた。
つまり賄賂・・・
彼は製薬会社に都合のよい論文を書いた。
それによって効き目のない薬を買う患者が増える。
利益相反だ。そんな奴はドクターじゃない。
そう言いながらポケットからピルケースを出して、2種類薬を出して飲んだ。
食事は、ダイエットと言い、大部分を残した。
トレイを持ち上げ、席を立ったが、アタルを見てサヴァン症候群かなと舞子に言った。
107教室では、優志製薬の新薬を勉強していた。
これらの薬には、糖尿病性昏睡などの副作用があると言ったが、門倉が、北見にそろそろやめてと時間を切り上げさせた。
「どんな病でも、こんなふうに
新しい薬は次々に出来る。
でも新しい病が次々に
見つかってるのは
精神科だけだ。
そう言う意味では、人の未来は
精神医学にかかっていると
私は思っている。
みなさんには、未来を助ける
ドクターになって欲しい。」
中津川は、事件性が無いと断定し、捜査本部は立てないと言った。
学校内で、浅見がすたすたと歩いているので、沢が声をかけたが無視された。
その姿を見てアタルは、何か感じた。
食堂で、ご飯の食べ方を見ていると、キッチリ半分ご飯を残した。
アタルが「どこが真中?」そしてネットネット、と騒ぎだした。シンクロナイズドスイミング刑事が始まる時間だった。
植松教授の名札の上についていた血痕が、教授のではなかった。
渥見は、DNAを見ても前科は無かったと言った。。
特殊な成分が見つかった。
アムロジピン、スタチン。
新たな証拠が見つかったので、浅見にポリグラフの要請があった。
どう見てもウソをついているようにはう見受けられなかった。
昇は、きっと自分がおかしかったのだと思いだした。
アタルは、舞子に伝えたかった。真中はどこ?ねえねえ、真中はどこ?
あそこにいた人達全員にいろんな色と長さの線を引き、その線の真ん中と思われる所に印を付けるよう、テスト。すると浅尾だけ偏っていた。
門倉教授に脳梗塞や、脳溢血の経験は?と聞かれた。桂川に頭のオペと言われ、スキーで転んだときに脳挫傷で、脳血腫の摘出オペを受けていた。厳格を見たのは、浅尾の方だった。
北見の検査結果を調べさせた。
すると、会社の治験薬を人体実験していた。
今まで数種類の薬を飲んでいたが、配合剤になっていたので、アタルも知らなかった。アタルが「マダ、アリマセン」と言っていたこの治験薬を飲んでいた。この主成分の2つが被害者の名札に付着していた血液から出た。もちろん、あなた以外のその成分の入った薬を飲んでいる人は、沢山いるでしょう。あなたの血液をDNA鑑定させてください。
浅尾は、頭を抱えてしまった。舞子が、MRで、治験する人は珍しいそうですねと水を向けた。
MRで、一番は薬の売り込みじゃないんです。自社の薬の有効性と副作用を医師に示し
医師からは使用した時の有効性と副作用の情報を収集する。
そうやってやっと、薬は・・・言いもになって行くんです。
なのに効果のない薬に まるで効果があるような論文を書かせて代りに多額の寄付をする。そんなことするためにMRになったんじゃない。
だからあの日、植松教授に、今日は、あの薬に効果が無い事を皆に言いますから、論文を引っ込めてと頼むと、もみ合いになった。教授は自分で落ちたが、その際浅尾に見られたと思った。だがその場から逃げた。
浅尾は、かばったのではない。見ようとしていなかった。
半側空間無視の典型的所見だと脳外科医は言った。
脳の右側を損傷した場合は左。左を損傷した場合は右に示された資格 聴覚 触角などの刺激を認識できなくなる症状。左に損傷が出ている時は本人が自覚している事は無い。それでもお今まで、門倉教授の助手として働いていた。これからもと言われた。桂川は、見えない左側にいつもいると言った。
チョコザイ@アタルは、もしかしたら誰よりも気持ちが分かるのかもしれない。
だから事件が解決すると涙をこぼすのか。
沢が、蛯名のアパートに世話になるお礼だと、ころころコロッケを買ってきた。
昇が
「時々思い出すんだ。
あの日 出かける前に母さんが
死ぬ直前に何であんな笑顔が
出来たのか?
それがずっと気になってた。」
沢が警察に話したかと聞いた。
「イエ、でも僕の単なる印象ですし」
舞子がかぶりついてメンチだと叫んだ。
ちょこざい@アタルを挟んでの皆のチームワークが良くなってきました。
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昇は、なぜ医者になったか分かった。
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蛯名舞子@栗山千明の弟昇@玉森裕太が通う医大で
大学教授が階段から転落死した事件、
その場に居合わせた昇は教授のそばに誰かがいたように感じたが、
精神科助手浅尾@岡田義徳が死角にいたため、判別できず、
しかも、浅尾は誰もいなかったと話したため、
証言に食い違いが出てしまったと
殺人事件の謎より、なぜ証言が食い違ったのかを解く話でしたね
浅尾が極度の方向音痴ということで大体察しはついた。
脳の一部を損傷してたとまでは気づかなかったが。
「もしかしたら、誰よりも人の気持ちがわかるのかもね。
特に事件関... [続きを読む]
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