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2012/03/04

《聖なる怪物たち》#07

『殺したのは…あなただ!!』(あらすじ)

三恵(鈴木杏)の死の真相を執拗(しつよう)に知りたがる健吾(岡田将生)に、優佳(中谷美紀)は危機感を抱く。優佳は大久保(小日向文世)を使い、大学病院の教授に、健吾が記念病院で医療ミスをしたと伝え、健吾を無期限の謹慎処分にさせる。どんな処分を受けようとも医師としての、そして人としての責任を果たしたいという健吾の熱意に打たれた瑶子(大政絢)は、三恵の血液サンプルを持って健吾の元へ行く。そして、水原(勝村政信)もまた協力しようとしていた。

cast
司馬 健吾 (28) - 岡田将生 
春日井 優佳 (35) - 中谷美紀
平井 瑶子 (25) - 大政絢 
佐藤 久美 - 富永沙織 
糸川 要次郎 (50) - 渡辺いっけい 
水原 良二 (42) - 勝村政信
茂田 - 伊藤正之 
大久保 志郎 (60) - 小日向文世
日向 圭子 (27) - 加藤あい 
日向 敏雄 (35) - 長谷川博己
有馬 三恵 (25) - 鈴木杏 
野口 鞠子 - 藤吉久美子
*****

<人は皆嘘をつく
 何一つ包み隠さず 生きられようはずがないから
 しかし、一つついた嘘を包むため多くの嘘が必要になる
 嘘を消すには、嘘と真実をすり替えてしまえばいいのだ。
 ただそれだけのこと>(春日井優佳)

三恵の血液型が特殊だったために、輸血が間に合わなくて死んだと、本間は信じているようだった。それを聞いて健吾は大久保記念病院に走った。エントランスで、春日井師長を捕まえた。
「またその話ですか。
立ち止まるのが好きなんですねえ。
まだ若いにもかかわらず」

「どうして有馬三恵さんが急変したのか
それを知るのは重要な事です。」

「医師としての今のあなたに
過去に目を奪われている余裕など
ないはず。」

「いいえ、ぼくはこれを避けては
医師としては進めません。
新たな情報を得ました。
三恵さんは特殊な血液型だったそうです。
三恵さんが亡くなったのは輸血が原因と
いう可能性が・・・」

「ありません。」

「なぜそう言いきれるんですか?」

「平井さんが確認しています。
聞いてみてください。
血液型は O型プラス。
それにもし、輸血が原因で亡くなったの
だとしたら、なぜもっと早く急変しなかったの
ですか?」

「そこなんですが」

「輸血は手術開始前から行われていた。
誤った血液が三恵さんに流れたのなら
1時間以上もたってから急変することなど
ありえません。
あなたはこう叫んでいるようにしか思えません。
『僕は間違っていない・・・
僕は正しいオペをしたのにきっと誰かが
間違えたんだ。僕は殺してない・・・』」

「僕はタダ真実を知りたいだけだ」

「そんなに真実を知りたければ
言って差し上げましょう。
三恵さんが亡くなった原因は
あなたが未熟だったから。
それがあなたが目を向けようと
していな真実の全てです」

春日井が医局から出て行くと大久保院長がこっそり小窓から覗いている姿を見かけた。
院長は、春日井に感謝した。

ナースステーションに行った健吾は、ちょうど居た遥子に
「ちょっと聞きたい事があるんだ」
と声をかけた。
「健吾・・・」

「有馬三恵さんの血液型判定を
したのは 君?」

「ええ」

「血液型はなんだった?」

「O型 プラス・・・だったと思うわ」

「間違いない?」

「間違いないわ
どうして今更そんな事を聞くの?」

「他に何か、変わった事はなかった?」

「変わった事って何?」

「何でもいい・・・思い出す事があったら教えてくれ」

「もう止めて!」

「遥子」

「全部終わったんだから。
私とあなたとの事も」

肩を落として戻りかけて、健吾は、大きな箱を搬入する一行と遭遇した。
そこには 腹腔鏡手術システム と書かれていた。

竹内に聞いた塩野教授のパトロン、日向。
大久保院長の詮索無用も、全て「あの日」から始まっていた。

あの日、やっぱり何かあった。

平井という刑事が日向に面会した。
3か月前の深夜ある妊婦が男の子を生んだ。
お宅にも男のお子さんが生まれたそうですねえ。
奥さんが子を産む2日前なんです。
大久保記念病院で男の子が生まれ
その妊婦は死んでいる。
その男の子は消えた・・・
見ている人がいるんですよ。
大久保記念病院から赤ちゃんが連れ去られたのを。
どこ行っちゃったんでしょうね。

本題はそれですか?
時間がないので、あなたの銀行口座を教えなさい。

さすが日向グループ御曹司。話が早い。

金額は?

これくらい。そう言って指2本出した。

いいでしょう。

この事が表に出れば、日向家にとって
一大スキャンダルだこのぐらいの価値は・・・

電話に数字を入れて200000000円 
あなたのようなものに付きまとわれるのは好きではない。
遠慮なく受け取ってください。
邦夫の態度が豹変。
それを見て
お宅の刑事部長に会ったらよろしくお伝えください。
退職されたら政界にうって出られるそうです。
資金面でのバックアップを頼まれましてね。
日向がよろしくと言っていたと。
どうされましたか?
さ、どうぞ口座を。

帰りがけ、さらっと言われた事に腹を立てる邦夫。
当人は、ダーティーさでは遜色ないのに。

車から降りてきた前妻希実代が邦夫とすれ違った。
まだ日向の家に食いついていた。
元姑の華江に本家の応接セットを紹介していた。
そこで華江は圭子を嫁にしたのは間違いだったかもしれない、
どういう育ちをしたのか分からない女に
日向家の後継ぎを産ませてしまってと、悔んでいた。
それについてお話がとそばへ寄った。
邦夫も側へスッと寄っていた。

慶林大学の医局で塩野教授に1本の電話がかかった。
健吾が大久保記念病院で医療ミスを犯し、妊婦を死なせた事で、教授は、実に不愉快だと怒鳴り無期限の謹慎処分になった。

大久保院長は、これで若手有望医師が
地に落ちてと健吾を擁護するような発言をした。
院長室から出て行こうとする師長が、
大久保にあなたも当事者です。これからは
あなたの背中をさするものもいません。
ご自分の行動、発言は全てご自分で
背負ってください。
院長は、それっきり黙ってしまった。

遥子は、なぜか後悔の念にさいなまれていた。
かなり悪事を繰り返していたけど、健吾を
信頼して好きだったと言う事なんでしょうか?

冷蔵庫を捜すと、あの日の三恵の検体が残っていた。それをそっと持ち帰り、健吾に捜していたモノと言って渡して去った。

健吾は、裏口に水原医師を呼びだした。血液に詳しい施設はどこか教えてくれと言った。
お宅の病院で調べりゃいいだろと言ったが、謹慎処分になったと答える健吾。その検体を乱暴に取って、俺はそんな事は聞きたくないと言って消えた。

ラボから検査結果が来た。師長が気にして、見たが、すぐに水原が来て持って行った。
健吾も、ボンベイ型RHプラスなんて知らなかった。
このボンベイ型に他の血液型を入れると激しい溶血反応が出る。
しかもボンベイ型のややこしいのは、手術室にある検査キットで調べると、O型プラスの結果が出るそうだ。お前この血液どこで手に入れた。

後ろに近付くのは師長の姿…

水原は知りたくないんだったと言いながら、立ち上がり、
気のすむまで走りまわるんだろうが、ちゃんと戻ってこいよ。
白衣着て。そう言ってくれた。

三恵の恋人に検査結果を見せた。
そこまで分からずにと詫びる健吾に三恵の死に
尊厳を与えてくれたと言った。
短い命だったけど、司馬先生のような人に
見送ってもらえて、幸せに感じているはずです。
そう言って頭を下げた。
去っていく本間の後ろ姿に健吾は、
「本間さん。
三恵さんは、最後に旅発つときに
赤ちゃんを産んだんです。
命を作りこの世に残して・・・
逝ったんですよ。
しかしその子は・・・」

そんな人がそこまで好きな人がいた三恵さんが、自分のお腹で他人の子を?
ありえない・・・

健吾は、この間抱かせてもらった、慶の毛髪と、三恵の血液を持って検査所に行った。
20時間ほどで、DNA検査が分かる。
結果が出た。親子だった。

圭子と敏雄の所に華江が来た。
この間こんな話を聞いて笑ったと語った。
八王子に大久保記念病院で、3か月前帝王切開で生まれた子がいた。
男の子のお母さんは生まれてすぐに亡くなったそうだけど
残された子はすぐに引き取られたそうよ。ひそかに。
そんな話今でもあるもんなのね、圭子さん。
日向家の人間でない者にこの家を継がせる気はない。立ちあがってそう言った。

慶は私の子供です。と言う圭子に、あなたが生んだの?
そこまで言われて、圭子は、代理出産してもらったことを打ち明けた。
挙式の日に、なくした赤ん坊と子宮。
日向家の名誉を守るためと圭子は言った。
華江は、圭子に日向家の指輪を渡して良かった。
これでやっとあなたは、日向家の嫁になったと言ってくれた。
覚悟を決めた以上、何があっても慶の出生の秘密を守り通しなさい。

日向グループから希実代の排斥が始まった。
解任されて、慌てる前妻。
追いかけてジタバタしているところに元姑、舅が現れた。
騙されていると言う言葉に、いいえ、私達は全てを承知したうえで決断しました。
真実の全てをね。デマを吹聴しないでちょうだい。希実代さん、もう私の事をお義母さまと呼ばないでね。

大久保記念病院の主、糸川が、健吾がいなくなってから、全て拒否して、助かる命も捨てる気だった。健吾が顔を出すと、すっかり負け組のはぐれ犬のような目つきで、健吾を見た。こいつなら信用してもイイかと思ったが、やっぱり裏切られたと横を向いた。
それにもめげず、向き合う健吾に、しばらくして、俺死にたくないよと、折れてきた。
水原達に執刀させてくれと、頼むがお前マジで医師免許はく奪されるぞと請け合わない。自動ドアがまた開いた。水原がしょうがないなと言って、ナースの名前を聞いて、あの2人ならと腹をくくり、今日はこの竹内君が執刀すると言ってくれた。

事の次第を聞いて、すぐに止めなくちゃと言う院長を制して、師長が気の済むようにさせるしかないんじゃにですかと言った。
胃の全摘は無事終わった。
糸川から、感謝され、俺の明日の道を開いてくれた。だから、健吾にも過去を忘れて前を歩いて欲しいと言った。
暗い目は見たくないと言う糸川に、もう止めます。事故の原因が分かってきましたからと、答えた。
輸血がいけなかった、もう少し注意していればと言うと、糸川は、あの時変な光景を見たと言った。師長が、血液型のラベルを張り替えている姿を見て何をしているのかと思った。
素人の俺でも血液型の表示を変えちゃいけねえことぐらい分かるぜ。

師長が、輸血バックのラベルを張り替えた・・・
師長があらかじめボンベイ型血液を用意していた。
それに病院にあった輸血用のO型プラスのラベルを貼り付けた。
でもあの最後の輸血だけはボンベイ型じゃなかった・・・?
そうだとしたら、・・・

健吾は本間にあることを頼んだ。

師長のもとへ行った健吾。
過去の事をと笑う師長に、過去に流したのはあなただと言い、まだ終わってないと言いきった。
「三恵さんはボンベイ型という非常に
特殊な血液型だった。
日常手に入らない血液バックなので、
妹の代理出産をする人の血液型を
知らないはずはない。
出産前から血液を保存していた。
そして手術前三恵さんとともに運ばれて
きた三恵さんの血液…ボンベイ型の
血液バッグにあなたはO型プラスの
ラベルを貼りつけた。
誰も裏でそんな事が行われていようとは
思わない。そのうえ血液型の簡易検査では、
ボンベイ型は通常のOプラスと同じ反応が
出る。だから検査した遥子を始め、誰も
疑いを持たなかった。
そしてここからだ。無事赤ちゃんが生まれると、
あなたは三恵さんへの輸血をボンベイ型
ではない病院に備蓄されていたOプラスに変えた。

それがどんな結果を生むか知りながら。」

「それがあなたの知る全てですか?
全てあなたの推測 想像ですね?」

「いいえ、目撃者がいます。
あなたが血液バッグのラベルを
貼り替えるのを見ていた人が。」

「私がなぜ、三恵さんを殺さなければ
ならないのです?三恵さんは、妹の子を
産んでくれたとても大切でとても
愛おしい代理母です。
私が手にかけたと思いたい理由は何ですか」

「それがわかりません」

「もう終わりにしてください」

「僕には分からないという事です!
そんな事で、人をあやめてしまうなんて」

「そんなこと?」

「子供が圭子さんの遺伝子をついでいない
事です」

「そんな事ですか、あなたの真実て。」

「しかも敏雄さんの子ですらない」

「代理出産って、代理母って
なんだったんですか?
かかわった人はみんなその事実を
知ってるんですか?
調べました。DNA鑑定の報告書です。
あの赤ちゃんは、亡くなった三恵さんと
その恋人だった、本間篤志さんとの子だった。
妹さんは知ってるんですか?
ご主人の日向さんは?
これを持って妹さんに会いに行きます」

健吾の襟首をつかんで、猛烈な勢いで引き留めた。
ホワイトボードに押し付けられた時警察が来た。
建造物不法侵入で、逮捕された。これは訴訟問題だと院長が口を尖らせて言っていた。

連行される健吾は、まだ話が終わっていない。
春日井師長 あなたは人の心がない
あなたは・・・怪物だ。

<真実など、いくらでも作ってしまえばいい。
 私は聖なる仮面をかぶり続ける。
 これからも 圭子と生まれてきた慶のために>

秘密を金に替える人。
失脚する人。
秘密を知って抹殺されそうになる人。

やりすぎだよ、と健吾を思い、師長の態度にやりきれなさを感じてました。
来週最終回です。

*****
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コメント

健吾くん、ついに、全部の真実に辿り着きましたねー。
辿り着いた途端に逮捕されちゃったし・・
殺されなかっただけマシなような気がするのは私だけでしょうか。

でも、健吾は証人をいっぱい見つけてしまったので…
これからどうなるのか。
優佳の方が不利なような気がするんですけど。

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