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2012/03/08

《ストロベリーナイト》★09

『ソウルケイジ~前篇』(あらすじ)

 土手に放置された車から、血まみれの左手首が発見される。調べにより、工務店経営の高岡(石黒賢)のものだと判明。ガレージが血まみれになっているのを通報したのは高岡工務店に勤める三島(浜田岳)で、彼のアリバイは恋人・美智子(蓮仏美沙子)から当該時刻に一緒にいたという証言を得ている。三島の父は13年前に、木下興業の建設現場で事故死。当時、高岡は中林建設にいて、三島の父はその下請け会社でとび職をやっていた。そして、中林建設は暴力団のフロント企業だと分かる。井岡(生瀬勝久)と組んだ玲子(竹内結子)は、高岡の家の近所にある不動産店の主人から、高岡についてある話を聞く。


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姫川玲子 - 竹内結子  高校時代:岡本あずさ
菊田和男 - 西島秀俊 葉山則之-小出圭介
石倉保 -宇梶剛士   湯田康平‐丸山隆平
小峰鑑識主任 - 田中要次 田代智彦 - 鈴木浩介
姫川瑠江 - 手塚理美 國奥定之助 - 津川雅彦 
日下守 - 遠藤憲一 橋爪俊介 - 渡辺いっけい 
今泉春男 - 高嶋政宏 井岡博満 - 生瀬勝久
勝俣健作‐武田鉄矢

*****  

耕介は父子家庭に育った。
父はとび で、決まった収入がなくて、いつもひもじい思いをしていた。
お腹が空いてていないと答える耕介に、暴力を振るおうとするが、できずに、頬を握ってしまう父・忠治だった。
作業場で、高岡と呼ばれる男に、子供の耕介の事を話していたが、最後にまんじゅうを1個口に入れると。すいませんね、こんな話、あんたにして。覚悟はできてます。そう言ってビルから飛び降りた。

それから何日か経って、男の子が工事現場に来て上を見上げ、諦めたように帰りかけた。
その子が忠治の息子だと高岡には分かった。声をかけて三島さんの息子かと聞いた。頷く子供。やっぱり目のあたりがよく似ていると高岡は言った。すぐに仕事が終わるから一緒に飯を食おうと誘った。中林組から香典だと言ってサングラスの男が耕介に差し出した。
耕介は、何も言葉を発さず、黙々とドンブリをかきこんでいた。

玲子も13年前の忌まわしい出来事を思い出していた。
<全ては13年前の夏に始まった。>
自宅で、食事していると、必ず、母がお見合いの話をした。

<13年前の夏。私は死にそして生まれた。
 それでも時々 言いようのない思いが頭を
 もたげるのは、家族の重たさと きっとあの夏の
 どうしようもなく暑かったせいだ。>

職場に到着すると、菊田が、そっと今朝科捜研に持ち込まれたモノ
を遠山が嗅ぎまわっていると教えた。
日下が、戻ってきたので、ネタは?と聞いても、まったく答えなかった。
そこに橋爪管理官が、殺しだ。蒲田に帳場立てるぞとふれ回った。
姫川は、すぐに臨場 ウチですよね。と聞いた。
橋爪管理官は、科捜研を目の敵にしていた。
あいつら、案件が重なってて順番待ちなんて言って
やがるから、俺が乗り込んで、真っ先にやらせた。
肝心なのはスピードだからなとうそぶいていた。

今泉に臨場班はと聞くと
「日下、姫川 両班態勢だ」
日下は、姫川を見てため息をついた。
マルガイは、と聞くと橋爪は左手をつかんだ。

玲子の母は、まだお見合相手に固執していた。
話しているうちに心臓発作を起こした。

蒲田南警察署
姫川班の移動。
中から井岡の玲子ちゃん!が聞こえて来た。
巡査部長に昇進したことで移動があった。
おまけに姫川のバディーを仰せつかったと大喜びの井岡。
日下にそっちに座れと、良い席を分捕られた。

事件の概要。
本日早朝 大田区西六郷2-34付近
多摩川土手の路上に放置駐車された
ワンボックス軽自動車の下から
成人男性のものと思われる左手首が見つかった。
発見者の証言と、切断現状に遺された指紋との照合により
左手首は、大田区仲六郷2-47-10アパートのぞみ荘に
居住する高岡賢一 45歳のモノと判明した。
今朝6時ころ同区中六郷にある賃貸ガレージに大量の血痕があるとの通報が入った
通報者三島耕介(22)
ガレージの賃借人は、高岡賢一
高岡は会社組織ではないが、『高岡工務店』を名乗り
大工仕事の請負をしていた。三島耕介は同工務店従業員
ちなみに三島のアリバイだが恋人の中川美智子(19)
美容専門学校 学生から当該時刻に一緒にいたという証言を得ている。
高岡賢一と彼の所有する車が消えていることから紛失車両のナンバーを
照会したところ、午前2時と午前5時に認識されていた放置車両と一致。
見聞したところ、車体の下からレジ袋に入れられた高岡賢一の左手首を発見。
なお、左手首の切断に使用したと思われる電動のこぎりはすでにガレージで
発見されている。
ガレージの血痕、放置車両の血痕、それと左手首。採取された3種の血液型は
いずれもA型でありDNAも一致した。
切断現状に遺された出血量が明らかに致死量を超えていると判断できたため
高岡賢一は死亡。
本案件を 死体損壊遺棄事件と認定し高岡賢一が殺害された可能性も視野に
入れ捜査する旨を決定した。

<遺体無き殺人事件ですか>(菊田)
<過去の例からすると、比較的立証が難しいケースですね>(葉山)

姫川は、また井岡と組む事に、うんざりして今泉係長に聞くと、人事は、管理官だと言われた。そこへ蒲田南署刑事課長川田と名乗った者から今回のヤマどうぞよろしくお願いします。と悪手を求められ、姫川主任にはウチの一番のエース井岡博満を付けさせていただいておりますので。本署に来てまだ日が浅いですが、とにかくもう大活躍ですから。どうぞ安心して使ってやってください。では失礼します。
姫川も、班の連中も「・・・・」だった。
姫川と今泉が、死体を多摩川に遺棄していたのを人に見られそうになり、手首を残して車もと話していると、日下が
「止めて頂けませんか。
現時点でそのような予断は捜査の妨げになります。」
「まあそう堅い事言うな。
単なる参考意見だ。」
「姫川ならともかく係長の発言は
指示ともとられかねません。
慎重にお願いします」
「分かった。気をつけよう。」
頬を叩いて頭を掻いた今泉。

日下は、勘だけに頼る姫川の捜査にかく乱するなと警鐘を投じた。
それでも姫川は、日下が嫌いだった。

多摩川の現場につくと、鑑識の小峰が声をかけた。
「やっぱりお譲ちゃんか。」
「ご苦労様です。」
「最近つくづく思うんだけどよう
この手のえげつないヤマ お前が
呼びこんでんじゃねえのか?」
「はぁ!?何なんですかそれ」
「冗談だよ。吐くなよ」

はぁ~。冗談言うならそれらしい顔で言えっつの・・・
姫川は、小峰の突っ込みをそうつぶやいてかわした。

「いい?日下班になめられるんじゃないわよ。
このヤマ 絶対取るからね」

皆が散った。
姫川は、上から眺めていると、少し離れた所に草むらの中でも目立つブルーシートのテントが一つだけ見えた。土手をジョギングする人をすぐに止めて聞くと2年くらい前からあると教えてくれた。猛烈な異臭の中、進む姫川。だがホームレスは、風邪をひいて寝ていた。

姫川の母が入院したのを、父が知らせるために母の携帯で何度もかけるが娘はとらない。

捜査した事の持ちより検討で、三島耕介の聴取をさせて欲しいと挙手した姫川に、日下は、三島の恋人中川美智子の方を押し付けた。
恒例の夕食会。
皆がそれぞれの言いたい事を言っていた。葉山もずいぶん発言するようになっていた。
三島耕介が高岡を父親代わりだと言っていた。本当の親子だろうが、・・・
自分と重ねて、ギクとしたが、姫川は、高岡と、三島の関係を徹底的に洗ってと檄を飛ばした。姫川は、高岡の過去から当たると言った。
公衆電話から掛かった電話。
病院に駆けつけると、父が付いていた。
心筋梗塞だったが、叔母と電話している最中だったので、すぐに救急で入院。
仕事中に電話したのは、父さんの携帯には、玲子の番号が入ってなかった。
怒ってもイイのに。親より仕事が大事かって!

「大事よ!」そう言うとお休みなさいと言って走るように闇に消えた。

今夜の宿、ニュー蒲田ホテルまで来ると、柱の陰に菊田が待っていた。
遺体の一部が見つかった?
中川美智子が証言を翻した?
もっとすごい事なのよね、電話じゃ済まない事・・
でなきゃわざわざこんな所に・・・
何で居るのよ。
言いながら涙がこぼれた。菊田に抱きしめられた。
「お帰りなさい」
聞いてバッグをストンと落とし、空いた手で菊田にしがみついた。
菊田が、さらに強く抱きしめようとすると玲子が押しのけた。
涙を拭いて、
「行くわ」

「大丈夫ですか?」

「ええ。おやすみなさい」
部屋に入りベッドに腰をかけて「あ”~」と叫んだ。

擁護施設 品川慈徳学園
子供たちが遊ぶ輪から離れて耕介はじっと座っていた。
高岡は、声をかけて覚えてるかい?と聞いた。耕介は頷いた。

三島の彼女中川美智子に会って、質問する玲子。
「三島耕介さんとはどこで一緒でしたか?」

「10時くらいに、彼が私のバイト先に来て
12時過ぎに 一緒に家を出てここで3時くらい
まで」

「その間、三島さんに誰かから電話がかかって
きたりしたようなことはありませんでしたか?」

「ないです」

「あなたがバイトの時は
いつもそうやって彼が送って?」

「まあ、わりと」

「そうですか。
彼とのお付き合いはいつごろから?」

「1か月くらいです」

日下は三島に質問していた。
「事故で亡くなったあなたのお父さんと
高岡さんは、当時同じ会社だったと言う事でか?」

「いえ、おやっさんは、中林建設にいて
親父はその下請け会社でとび やってました。」

「その会社の名は?」

「木下興業です」

ここで期せずして三島と、中川の口から「木下興業」が出た。
中川は、2か月前に父を亡くしていた。

ちょうどそこに隣人の夫婦喧嘩が始まった。お皿が割れるような大きな音がすると、
中川は指をきゅっと握りしめて耐えていた。少し過呼吸になっていた。それを見て、
井岡に見てきてと命じた。
「大丈夫ですか?」と聞くと、ハッと我に返った。

高岡を徹底的に調べ出した菊田達は、彼が現場の左官屋などにも評判が良いことを知った。家族の話は聞いた事がないと言ったが、中林の者なら知ってるかもしれないと言われた。中林建設。

保も、高岡が、耕介を可愛がっていた事を仕入れてきた。

中川のアパートから戻り高岡の実家を調べようとしていた玲子はさっきの中川の態度に
自分と同じものを見た気がした。

日下は、さらにあの左手を見て、どうしてすぐに高岡さんだと分かったのかと聞いた。
耕介は、親指と、人差指の間に右手の親指を置き、
「ここに傷の跡があったんで。
おやっさん、仕事中に電ノコでざっくり
やっちゃったんすよ。」

「なるほど、そういうことでしたか。
ではもう一度ちょっと
中川美智子さんの事について。
川崎の仕事帰りに
『ロイヤルダイナー』に寄ったのが中川
美智子さんとの最初の出会いな訳ですよね?」

「ええ」

「でも川崎方面から、車で帰宅している途中というと
あの店に入るのは、わざわざUターンして
反対車線に入らなければなりませんよね?
そんなことしなくてもあの道沿いには
他の店も・・・」

「好きなんすよ『ロイナ』が。」

「そうですか。ではどうしてあなたは
中川美智子さんに声をかけようと
思われたんですか?」

「あの、それはおやっさんが
死んだことと何か関係があるんすか?」

「それはこちらで判断させて頂きます。
どうして中川さんに、声を?」

「ちょっとカワイイなと思って。」

「あなた そう思うとすぐにそうやって
声をかける方ですか?」

「いい加減にしてくれよ。
聞きたいのはおやっさんのことだろうが。
彼女は関係ねえだろう!」

「三島さん。
私は事件に関係ない事を聞いたりはしません」

玄関まで三島耕介を送り、また何かあったらよろしくお願いしますと頭を下げた。
相棒が、今どきの若いもんは、なんですぐに切れる野かと嘆いていたが、日下は、
「イイ手をしていた。職人の手だった」と言った。

日下に電話が入った。子供が何かでまたひきこもったらしかった。彼は彼で問題を抱えていた。

高岡の実家付近を調べている玲子と井岡。かなり様変わりしたようだった。
そこに菊田から電話が入り、高岡が前にいた会社が中川建設だと知らせた。
井岡は、田島組のフロント企業だと知っていた。
大和会系 指定暴力談の田島組。
井岡の同期で組対に言ったものに聞いた事があると答えた。

日下は、耕介がいた養護施設で話を聞いた。
父親は自殺。だが結局は違っていた。
借金の事があって、そう言う話も出たりしていたが・・・
高岡が、父親代わりを務めてくれて耕介は救われたようだ。

遊園地でジェットコースターに乗ったりして久しぶりに笑ったと言う高岡に耕介は、おじさん泣いてたと言った。それでも久しぶりに笑ったと言って、一瞬首をつった人のフラッシュバックが出ていた。

町の不動産屋に入って高岡の実家を聞いた。
あそこにあったタバコ屋の高岡屋さんね。と知っていた。
「そこの息子さんの賢一さん覚えてらっしゃいますか?」

「いや、会社務めしてる息子さんが
いるって話を奥さんから聞いた事があるくらいで
確か鉄道会社だったかな?」

「中林建設にお勤めだったんじゃ
ないんですか?」

「まさか!そんなことあるわけないじゃ
ないですか。
高岡屋の奥さん、中林に殺されたような
ものなのに。」

「どういう事ですか?」

「あそこのマンション 中林建設が立てたん
ですけどね。その時の地上げを同じグループの
中林ハウジングがやってて、そりゃもう
ひどい嫌がらせの嵐だったんですよ。」

「それで高岡さんのお宅も?」

「ええ、亡くなったご主人が残してくれた
店だからって奥さん最後まで頑張ったけど
家に猫の死骸 放り込まれたり
客 装って来たやつに因縁付けられたりで
そりゃもう精神的に参っちゃったみたいで
自殺をね。」

「あ~、そりゃ中林建設に殺されたようなもんですね」

菊田が中林建設につくと、日下も来た。仕事仲間から得た情報だと言うと、日下にしては、さらに理屈っぽく菊田を遠ざけた。
同じ十係だから姫川だけではなく俺も前の上司だ。

耕介が中学の頃、高岡が、真剣にお前、大工になる気は有るかと聞いた。
お前にその気があるなら俺がしっかりと仕込んでやる。
俺、やりたいっす。
そうか。やりたいか。
そして高岡の部屋に二十歳までという条件付きで同居が始まった。
甘くねえぞ、
はいよろしくお願いします。

自販機の所で、買った珈琲が熱かった姫川。
そこに菊田が来た。
大丈夫ですか?

中林建設で何か分かったと聞くが、日下に追い返された事を話し、
すいませんと、付け加えた。

2人の間は、結構ぎくしゃくしていた。康平でさえ、自分がお邪魔虫だと知っていた。

会議室で話す姫川。
保とノリが、二か月前に高岡と、耕介が口げんかをしていた事を突き止めた。

話を聞いた人間も遠目に見ただけで、内容は分からなかった。
いつも2人とは違うので、見た人も回りも驚いていた。

そこに井岡が、高岡の昔を知る人が見つかったと知らせが来た。
「幼馴染で高岡が実家の土地を売る直前まで会うてたそうです。
明日体開けてもらうようにしました。」

「よくやった、井岡」

合同会議。
日下
三島耕介の父忠治は、13年前に・・・
(橋爪はその父親が、事件と関係あるのかと絡んだ)

今回のヤマにつながる保険金詐欺疑惑の
関係者と思われますから。
(保険金詐欺だぁ?)
田島組のフロント企業であることは
先ほど報告した通りですが、その
田島組が保険金詐欺に深くかかわって
いるものと考えます。
三島忠治は恐らくその犠牲者です。
三島忠治は13年前中林建設の下請け
会社木下興業でとびとして働いていたが
足場から転落して死亡。

「あの・・・」

「なんだ」

「興業のこうは、興味の興ですか?」(井岡)

「中川美智子の父親も
木下興業で とびをしていて
つい2ヶ月前転落死をしているもので」

「その父親に借金は?」

「いえ、それはまだ」

「確認しろ」

「はい」

転落事故死として処理された三島忠治の件以後
昨年までを調べただけでも、木下興業のとびは
中林建設の転落死した人間は全員田島組の
息の掛かった町金で、いずれも死亡後に
保険金の名目で相殺されています。
これらが偶然とは考えにくく保険金詐欺を
疑うには、十分かと。
(だからそれと高岡との関係!)

13年前、高岡賢一は中林建設に勤めており
三島忠治が転落した時最後に一緒にいたという
証言を当時の関係者から得ています。
(ってことは、あれか
高岡は中林建設で保険金詐欺にかかわっていて
三島耕介の父親を殺した。
おいおい、三島耕介には高岡殺害の動機が
十分あるじゃないか)

まだそこに至るまでの材料が揃っていません。
(分かってるよ。もちろん中林関係者が
高岡の口を封じたっていうこともある。
そうだろう?)

予断に陥ることなくあらゆる方向からの捜査が
必要かと考えます。以上です。(日下)

姫川が手をあげた。
「つまり高岡賢一は保険金詐欺に深く関わりながら
一方で三島耕介を我が子のように育てていた
という事ですか?」

「高岡のその心理は現時点の捜査材料では
測りかねるが 何が言いたい?」(日下)

「もし高岡賢一が罪滅ぼしの意味で
三島耕介の面倒を見ていたのだとしたら、
そう考えて行動する人間がなぜそもそも
中林建設に入ったのか 高岡賢一の
人物像に矛盾を感じます。」

「姫川」
(お譲ちゃん)(橋爪)
「高岡だって入社時点では中林が
そんな会社だとは知らなかっただけだろう」

「知っていたんです。
高岡は、嫌というほど中林建設を
知っていました。」

「おいおい、お前は保険金詐欺の線に
文句でもあるのか?」

「いえ、それはありません。
ですが、このヤマにはそれ以外の
何かがある気がするんです。」

「また勘かよ?
いま大事なのはお前の勘なんかじゃなくて
誰が高岡を殺したのかって事なんだよ」

「そのためにも、高岡と言う人間を
知ることが大事なんです。」

「姫川、 だったらここで予断
並べてもしょうがないだろう。
デカならちゃんと材料揃えてこい」

「そうします」

三島耕介は、部屋の中で大の字になっていた。
高岡が大工見習いの時、一人ずつに三島耕介です
よろしくお願いしますと挨拶させてくれた事を思い出していた。

翌日、喫茶店で会った高岡の幼馴染。
高岡の最近の写真を見せると、
「誰です?この人?」

「最近の高岡さんですが」

「いや違います。これ賢ちゃんじゃありません」

「え?」

「高岡賢一さんの・・・」

「小っちゃい時からずっと一緒でした
最後に会ったたのが、13年前って
言ったって賢ちゃんかどうかぐらい
分かります。
これ、賢ちゃんじゃありません。」

「高岡賢一じゃない!」

家に訪ねて行くと、幽霊みたいな顔をした賢一が出てきた。

「賢ちゃん慌てて否定してましたが、
自殺しようとしていたみたいです。」

「自殺?」

椅子に座ったまま、写真をじっと見つめる玲子。
「あなたは誰?」

(つづく)

だいぶ遅くなりましたが、やっとアップできました。
日下と競う玲子も、捜査の勘だけではいけないと、突っ走るのを少し控えていますね。


*****
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