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2012/02/09

《ストロベリーナイト》★05

『過ぎた正義』(あらすじ)

少年たちの死が倉田(杉本哲太)による犯行だと確信した玲子(竹内結子)は、倉田の息子・英樹(石黒英雄)を弁護した浅川(小倉馨)の元へ。「減刑は一切しなくていい」と倉田が語ったと聞き、短期間の実刑で出所する英樹を罰しようとしている倉田の決意をあらためて思い知る。犯行を踏みとどまらせようと、玲子は再び倉田と対面するが、決意は揺らがない。そんな中、玲子は英樹が殺害した彩香(皆川玲奈)の自宅を訪ねる。

cast
姫川玲子 - 竹内結子  高校時代:岡本あずさ
菊田和男 - 西島秀俊 葉山則之-小出圭介
石倉保 -宇梶剛士   湯田康平‐丸山隆平
小峰鑑識主任 - 田中要次 田代智彦 - 鈴木浩介
姫川瑠江 - 手塚理美 國奥定之助 - 津川雅彦 
日下守 - 遠藤憲一 橋爪俊介 - 渡辺いっけい 
今泉春男 - 高嶋政宏 勝俣健作‐武田鉄矢
*****

(菊田)「少年法や刑法で守られた男が
立て続けに死亡してるってことですね。
まるで誰かが天罰を下してるみたいだ。」

この3人とも同じ捜査員に逮捕されていた。

(倉田)「まさかあんた、俺が司法に代って
その3人を極刑に処したなどと思ってるんじゃ
ないだろうな」
(姫川)「そう思ってます」

<回想>
倉田と、ガンテツ(勝俣)が組んで山辺を逮捕する時、山辺は、自分の母親まで手にかけていた。
叫び声がして、ガンテツ達が駆け付けると、山辺の口の中へ銃口を突っ込み、撃鉄をあげた。ガンテツが、それでも叫んだ。
「倉田!引き金を引いちまったら
そいつは1発でお陀仏だぞ。」

「一人殺したら原則死刑でいいんじゃない
ですかね」

「あん?う~ん」
と言いながら、ガンテツは、拳銃を持つ倉田の手を左手でつかんで口から銃口を引き出した。思い切り倉田をひっぱたいた。

「金借りたら、利子付けて返すでしょ。
でも命奪ったらそうはいかない。
だったら、せめて 元本は返す
べきじゃないんですかね」

「人を殺した奴は、人に殺されて
ちゃらっこってわけかい」

「そういうことです。」

捜査本部に戻ると今泉がお疲れと皆を迎えた。
ガンテツは、今日の酒はまずくなりそうだと言った。
警官の中には、人を殺しそうな目つきをしたヤツがいるもんでな。
まあ そのつまりなんつうか、人を殺す事をいとわないっつう野郎がね。
そう言いながら倉田を見て
「お疲れ」と言って部屋を出る所に電話がかかった。

「倉田主任、奥様からお電話です」
「そうじゃないの、英樹が人を殺したって・・・」
電話口から悲痛な声が響いた。

英樹は、すらすらと犯行を自供した。
別れ話を言いだされてカッとなったと。
母親は、あんなに優しい子が何で、と信じられないでいた。
倉田は殺してしまったんだぞと、だけ言って、英樹を信じる所は見せなかった。
仕事から戻ると、パトカーと野次馬が家の前にたかっていた。
殺された彩香の父が敵を取ってやったんだと言いながら、彩香を返せと叫んでいた。
床には、妻の亡きがらがあった。

倉田は警察をやめて警備員の仕事をしていた。

姫川は、倉田にあなたは、自分を追い詰めるために3人を殺したんです。
≪自分を追い詰める?なんのために≫
≪決心が鈍らないようにです
 息子の倉田英樹に自分の手で罰を与える決心が
 あなたはひたすら塀の外を歩いてる
 それは一度でも会ってしまったら英樹君を許してしまうから
 英樹君に更生の兆しが見えたら自からの手で
 彼を罰すると言う気持ちが鈍るから≫

そう信じて姫川は、突進していた。
また刑務所へ行ったが英樹は、面会を断った。
倉田は、塀の角を曲がったところで足が動かなかった。

姫川班では、いつも優しいお父さんの石倉が、娘の3者面談で、父の後を継いで警察官になると言う娘を怒ったため、家出された。こんな危険な現場に誰が、子供を出せるかと言った。

ジュースを飲みに行った姫川。少し後から、大丈夫ですかと言いながら菊田が追った。
在庁の時以外に非番の日も英樹の所に通っている主任を気遣っていた。
「勝俣に言われたのよ。
私と倉田が同じだって。
私は倉田とは違う。」

「それを証明するために英樹を
守ろうとしているんだったら
違うんじゃないっすかね」

「私はそんな事・・・」

「それに、ホントに守りきれると思ってるんですか?」

「守るわ」

「24時間 英樹を警護する事はできない。
いくら主任にだって 不可能な事はあるんです。」

「そんなことわかってる!」
立ちあがった姫川は力いっぱいゴミ箱に缶を投げつけた。中に入らず廊下に落ちた缶から、血のような液体がトクトクと流れた。

姫川は、英樹を弁護した浅川の事務所に行った。
倉田は一度、この弁護士にあったが、減刑はいらないとだけ言った。
英樹は、取り調べでも多くを語らなかったのはそんな父親を考えての事だったのではないかと浅川は言った。
検察は、抵抗した跡がない彩香を刺殺したことで厳罰を求めた。
英樹は一切反論しなかった。
しかし、父親の倉田が英樹君が厳罰に処されることを求めているとそれを知っていて
あえて英樹は何も言わないで罰を受け入れようとしていたんだと、思うと浅川は言った。

帰宅した姫川。
そのまま冷蔵庫へ行き缶ビールを飲む娘に、母は、手くらい洗いなさいと小言を言った。
「お父さんなんてさ、私の事殺したいって
思ったことあるかな?」

「え?」

「あんな事があって、自慢の娘じゃなくなって」

「なに言ってるの?」

「親が無償の愛って嘘だよね。
親だって人間だもん。
どろどろした感情で子供が憎いって
ことあるんじゃないかな」

「玲子、何かあったの?」

「なにもない?
お母さんもさ、私がいなくなったらって
思ったことあるでしょ?」

「そんな事思った事ないわよ!」

「おやすみ」玲子は逃げた。

翌朝、石倉は、皆に心配かけたがと娘の帰宅を知らせた、将来の事は、納得いくまで話し合おうと言って、良きパパぶりを出していた。

英樹の出所がさらに早まったと聞き、姫川は、走った。倉田の勤めていた所へ行くと、よくここが分かったなと彼は、言った。
「どうせ暇な、捜査1課ですから」

話をするために屋上へ行った。
「決意は変わりませんか?
3人も殺して固めた決意ですもんね。
私に暴かれたくらいでそう簡単に後戻り
できないか。
息子さんを殺してどうするんですか?
あなたも死ぬつもりですか?」

「証拠は持ってきたのか?」

「いえ、 でもあなたが吾妻が通っていた
図書館で心神喪失を演じていた事を
突き止めたのは、分かりました。
他の2人も再犯の可能性がある事を
調べたんですね。
そして正義に基づいて3人を殺害した。」

「正義?
バカな事を言うな。

殺しに正義も くそもあるか。
あるのは選択だ。
殺すと言う方法を取るのか取らないのか
それだけだ。」

「選択?」

「人が人を殺す理由と殺そうとする気持ちは、
全く別のところにあるということだ。
人を殺すに値する理由などこの世に
一つもない。
逆にいえば、どんな些細な理由でも
人は人を殺すと言う事だ。
そこにあるのはたった一つ。
選択する機会に過ぎん。」

なにも言えない姫川の前を通り過ぎ
「息子にしたってそうだ。
別れ話なんてものは、世の中に
掃いて捨てるほど転がってる。
だが奴は、殺すことを選んだ。そして
人の死は死を持ってしか購えない。
俺は親としてそれくらいの事は、
教えて育てた、つもりだった。」

「だから息子さんに死を持って購えと
どうしてもご自分の手で英樹君を罰する
つもりですか?」

「人はな、一度殺してしまったら
もう駄目なんだ。
再犯の可能性が高いかどうかは
断言出来ん。だが殺意は膨れたまま
心に残る。
一つの大きな選択肢として魂の中に
居座り続ける。そんな心に爆弾を抱えた
息子を俺は世に放つ事は出来ん。
これが俺の元刑事としての
最期後の理性だ。」

「殺人があえて選ぶものだと言うのは
分かる気がします。でも殺意が危険なのは
それを侵してしまった人間に限った事じゃない。
でも大半の人間が、その殺意を抑え込んで
生きてる。少なくとも私はそうです。
だから私は、あえて刑事としてあなたと違った
結論を見つけたい。
英樹君は私が、どんな事をしても守ります。
必ず!」

姫川は、戻ると、すぐに今泉係長のもとへ。
「係長、
先日、係長から中止を命じられた件ですが
吾妻 大場 安井を殺したと思われる
男を特定しました。」

「姫川、その件は辞めろと言ったはずだ」

「元警部補の倉田修二です。
彼は今度、自分の息子を殺します。」

「倉田が?」

「はい、食いらた修二元警部補
至急この3件の事件について正式に
洗い直させてください。
倉田の息子は来週刑務所を出所します。
目撃者でも見つけ出す事が出来れば
英樹が出所する時に倉田修二を
拘束しておくことができます。」

「確かなのか?」

「倉田に会いました。間違いありません。
息子を殺す事だけは何としても防がなくては
なりません。」

暫し、今泉は考えを巡らせ、
「今日1日だけやる。
何か証拠をつかんで来い!
それによって考える」

「ありがとうございます。」
荷物を取りに戻ると、姫川班全員が立ちあがった。
「保さんは吾妻 菊田は大場 康平は安井 
周辺の現場の聞き込みをおねがい」

「はい」(3人)
「自分も 行きます」
座っていた葉山が立ち上がって言った。

「このヤマ 絶対取るわよ」

「菊田と行って」

「はい!」

目撃者は、出ない・・・
葉山は、菊田に
「俺はこの状況で捜査する事に
100%賛成してる訳ではないです。
ただ、これだけの状況で係長を
説き伏せた執念は並大抵じゃになって
思ったんです。」

「そうか」

「この3カ月 菊田さんに言われたように
女だって偏見を通さずに主任を見て
認める所も沢山ありました。
かと言って、今でも女性がこんな
現場にいることを認めた事ではありませんが」

「行くぞ!」菊田は嬉しそうだった。

デスクに戻る姫川班。全員良い結果は得られなかった。
今泉は待ていてくれて
「どうだ、何か出たか?」
「いいえ」と答える姫川に
「ついてこい!」

場末の古びた店に連れてきた。
「ここは、前に倉田と来た事があるんだ。
俺が係長になりたての頃
やつは隣の係の主任だった。
あいつあんな事件がなけりゃ、今頃は
俺なんかよりずっと出世してる優秀な
デカになってた。」

ビールが来た。今泉は、上着を脱ぎ、Yシャツを腕まくりし始めた。
ジョッキを持ち上げ、乾杯して飲んだ。美味かった。

「奥さんの話聞いたか?」

「はい、息子さんが殺害した島田彩香さんの
父親に復讐で殺されたと。」

「父親は無期懲役だ。まだ二審で係争中だが。
姫川」

「はい」

「本当に倉田がやったのか?」

「係長はどう思われますか?」

「あいつは仕事一筋の人間だった。
それが仕事を奪われ、その上最愛の
奥さんまで失った。
普通の人間じゃ耐えられないだろうな。」

「はい」

「あいつは奥さんが殺された裁判を
一度も傍聴しなかった。それどころか
検察側の証人として証言台に立つことも
断った。あんときからだ、俺はあいつって
いう人間が分からなくなった。」

「倉田修二は、大場や安井に似たような
殺人事件の被害者に触れて被害者遺族の
痛みは通常以上に分かってるはずです。
そんな彼が、図らずも被害者遺族になって
しまった。
もしかしたら、倉田修二は加害者の
父親という立場よりも被害者遺族の側に
立つことを選んだのかもしれません。」

「(ため息)
倉田がやったっていう確信があるんだな」

「倉田修二は、息子を殺して自分も死ぬ事
だけを目的に生きてます。
息子が更生している事でも分かれば
倉田修二を止めることも出来ると思うんですが。」

「姫川。」

「はい」

倉田英樹のもとへ行った。
「倉田英樹に伝えてください。
亡くなったお母さんの遺言を伝えに来たと。
お願いします」
初めて面会がかなった。
「警視庁捜査1課の姫川です。
会ってくれてありがとう。
あなたのお母さんが亡くなる数日前に
私の上司今泉のところに会いに来たそうです。
あなたのお父さんは、減刑など嘆願するなと
言ったけれど、お母さんはあなたが人を
殺めるような事をするのは
よほどのことがあったにちがいない。
もっとちゃんと調べて欲しいと相談にいらした
そうです。お母さん言ってたそうよ。
彩香ちゃんい別れ話を言われて殺すなんて
信じられない。あの子はそんな子じゃないって。
あなたの事を、お母さんは、信じていたんです。」

「それだけですか?」

「え?」

「そんなことはどうだっていい。」
座る英樹の握り拳が震えていた。

「英樹君。
お父さんを助けたいんです。
お父さんはもしかしたら、あなたを・・・」
立ちあがって去ろうとする英樹の後ろ姿に叫んだ。

振り返る英樹。
なにも言わず、ドアは閉められた。
仕切り板に手を付き、無力感に襲われる姫川。今度は平手で板を叩き頭をかきむしった。
この回は、そういう仕草が突然増えました。取ってつけたようで、馴染めません。

姫川は彩香の家を訪問。
線香をあげ突然の来訪を詫びた。
「単刀直入にお尋ねしますが、倉田英樹が
お譲さんを殺害したのは、別れ話のもつれが
原因らしいですが、お譲さんからそんなことを
聞いた事はありましたか?」

「いいえ」

「何か、最近になって思いだした事でも
いいんです。」

「やっと、彩香の持ち物の整理をする気持ちに
なったんです。それで、…お待ちください」

別室から「娘の携帯です」と持ってきた。
「失礼します」そう言って携帯を開くと、真っ先に待ちうけに入っていたのは倉田英樹と笑っている彩香が映っていた。
「着信履歴を」
言われて見た。すると、石澤琢斗の不在着信が並んでいた。
「多分、主人んが勤めていた会社の
社長さんの息子じゃないかと。
メールも見てください」

『石澤さんから告白されたの。
断ったら お父さんをクビにするって。
私どうしよう』

「このメールは
彩香さんが書かれたものですか?」

「友達の智美ちゃんに送ったものです」

「交際を断ったら、お父さんをクビに・・・
この事 お父さんもお母さんもご存じ
なかったですか?」

「はい。
父親の会社の親睦会を彩香が手伝いに行って
そこで琢斗さんに会って携帯の番号を聞かれた
と言うように聞いていたんですけど。」

さっそく、姫川の聞き込みが始まった。
大学に智美を訪ねた。
「あなたの送ったメールを読ませてもらったんだけど、
事件の前、石澤琢斗って人に交際を迫られて
困ってたんだって?」

「はい、あの人、異常で 学校の前で待ち伏せしたり
うちらが、カラオケに行こうとしたら無理に
ついてきたりして 超キモかったです。
あの事件の前のころ 彩香 いつもびくびくして
後ろばっか気にして 声かけただけなのに
それだけで跳びあがってビックリしてた。」

「怯えてた」
(玲子の体験からも、ストーカーに追われる気持ちがよくわかった)

「もう、ホントにあり得ないです。
彩香は、英樹君の事がホントに好きだったのに
英樹君だって、彩香の事をすごく大切にしてたのに」

姫川は、ある確証を得られた。
デスクに戻ると石倉が吾妻の死亡現場で木っげ記者を捜したが出なかった。
葉山も安井が飛びおり田ビルの近辺でも同じだった。
大場の現場でも不審者は目撃されていなかった。
ただ、3人の死亡した日、倉田の勤務が無かった勤務先の警備会社で確認が取れていた。

姫川は
「英樹に殺害された嶋田彩香なだけど、
彼女をストーカーしていた男がいるの」

「だれですk?」

「彩香の父親が勤務していた社長の
息子 石澤 琢斗。」
菊田のデスクに電話がかかった。
倉田修二の釈放が早くなった知らせだった。

走る姫川。出所した英樹が道を歩いてきた。
良かった間に合った斗言う姫川に、
「まだ何か用ですか?」

「それは・・・」
いで気の目が何かを捕えた。振り返ると、倉田修二、父がいた。
いつもの線の所で止まった。しばらく躊躇していたが、そのラインを越えて父は近寄った。
しっかり顔が見える所で止まり、倉田は涙とも汗とも見えるものを手の甲でぬぐった。
さらに
数歩近付くと、「迎えに来た」

「英樹君は私が連れて帰ります」二人が対峙した。
しかし
「父と帰ります」
そう英樹は言った。振り返る姫川に
「僕たちの事は放っておいてください」すたすたと行く2人に
「いつも曲がらず折り返すあの角を
あなたは初めて曲がった。
英樹君を迎えに来たんですよね?
信じていいんですよね。」
立ち止まったが、振り返らずに倉田親子は、立ち去った。

思い足取りで戻る姫川に携帯が鳴った。
「菊田です。
石澤琢斗 吐かせました。
英樹が殺した嶋田彩香をストーカーのすえ
暴行した事を認めました。」

「ありがとう、菊田」

倉田親子は、売りに出した家に入った。
姫川は、タクシーを飛ばした。

「父さんは 僕に死んでほしいんでしょう?」

売家の張り紙が下に落ちていた。
電気が通じてない家は暗かった。ドアホンももちろん鳴らず、姫川はドアノブに手をかけた。ドアは、開いた。バッグから懐中電灯を取り出し、階段を駆け上ると、ソファに倉多賀座っていた。英樹の居場所と言われても何も答えなかった。
「英樹くん!」と呼びながら姫川は捜した。ドアが少し開いている部屋を開けて光で捜しながら、声をかけても英樹は見つかったが、声を発する事は無かった。彼は自室だった所で、ロープを首にかけたまま、死んでいた。
倉田に「一緒に来てください」
もの言わぬ息子を見て、駆け寄るそぶりをしたが、姫川に現場保持のため鑑識がくるまで
このままでお願いします。
「どうして殺したんですか?」

「俺はやってない。できなかった。
でも英樹の決意は分かっていて止めなかった」

「満足ですか?
命を奪ったら命で返す。
あなたの信念が全うされて。
あなたは、英樹君の事件を調べたんですか?」

「なにを言ってる」

「倉田さんは、彩香さんの父親 
嶋田勝也の勤め先をご存知ですか?」

「工場機械の部品製造工場だ。
それがどうした」

「その会社の社長さんと面識は?」

「あるわけないだろう」

「では、その社長の息子さんの事もご存じ
ないんですね。
嶋田彩香さんは父親が務める会社の
社長の息子 石澤琢斗に交際を迫られていた
と思われます。ストーカーまがいの好意を受け
最後は暴行されたと思われます。」

「え?」

「英樹君が彩香さんを刺す前のやり取りは、
知りようがありません。
英樹くんと彩香さんお2人だけの秘密
なんだろうと思います。
だから、英樹君は、取リ調べでも決して
口を割らなかった。でも私には分かります。
彩香さんは、死にたくなってしまったんだ
ろうなって思います。
石澤琢斗とそうなってしまった自分が
許せなくてそれでも英樹君を好きでいる事が
苦しくて悲しくて・・」

「英樹は彩香さんに殺してくれと頼まれて
殺害したと」

「全ては私の想像です。ですが、彩香さんが
無抵抗だったのには頷けます」

「あいつは、どうしてそのことを」

「英樹君にとって彩香さんが汚された事は
到底許せない事だった。
英樹君も彩香さんもそのたった一度の間違いを
正すには、死ぬしかないと思い込んだ。
死ねばリセット出来るかのように」

「そんな・・・」

「あなたに育てられた英樹君なら
そう考えるのは分かります。
たった一度 間違いを犯したらお終り
そんな強い価値観を持ってたんでしょう。
だけど、人はどんな痛みも間違いも
背負って生きて行ってこそ
その先にある何かにたどり着ける
んじゃないでしょうか。」
床に手を付き、泣く倉田。
どやどやと足音がし、警察が到着。
後で詳しく話を聞かせて下さいと言われて、
泣く倉田に声をかけた。

「早く楽になろうなんてしないでくださいね。
苦しんで苦しんで、からからになるまで
苦しみ抜いてから、死んでもらわないと
辻褄が合いませんから」

戻る意姫川に、すれ違う勝俣が、
「おい、人がデカイヤマとったってのに、
しけた面下げやがって。」
「ご苦労様です」(菊田)

「俺が貴重な情報を分けてやったのに
倉田のせがれ 犬死させたらしいな。
まぁいいか、お前も倉田も 元本取り返し
万々歳だろうからな。だが、覚えとけよ、
姫川。これは貸しだぞ。」

「どんな間違いを犯しても 必ず
やり直す事ができる 私はそんな
人の力を信じてる」

まだ突っ走りますね。もう少し、夕食会みたいな飲み会で和やかになって欲しいです。
勝俣のアクの強さに、押しつぶされそうになります。この人はとても怖いですね。

*****
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