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2011/11/16

《ビターシュガー》#05

よる☆ドラ『大人になる夏』(あらすじ)

家出した父・憲吾(カンニング竹山)に会いたい美月(荒川ちか)は、市子(りょう)と旭(忍成修吾)に頼んで信州に連れていってもらう。美月は数カ月ぶりに憲吾と再会するが、田舎暮らしの楽しさを多弁に語る父に話し掛けることができない。旭と別れて仕事に打ち込むまり(和久井映見)は、以前から知り合いだった内藤(東儀秀樹)10年ぶりに再会し、一瞬にして恋に落ちる。信州での親子対面の様子を市子から電話で聞いた奈津(鈴木砂羽)は、もう家族の絆は取り戻せないかもしれないと弱気になる。旭は美しい自然を見ても写真の創作意欲が湧かないと自らのスランプを市子に告白するが、湖でボートに乗る憲吾と美月親子の姿を見て、再び撮りたいという意欲に駆られ、夢中でシャッターを切った。市子はそんな旭の姿を見て、胸が苦しくなるようないとおしさを感じ始めていた。

cast

市子:りょう まり;和久井映見
奈津:鈴木砂羽 憲吾;カンニング竹山
耕太朗:袴田義彦 旭;忍成修吾 
三宅:豊原功補

*****

<まりと別れたばかりの旭の居候がバレた。
 私達はしたたかに酔うことで
 心にため込んでいたもやもやを吹き飛ばした。
 だが、奈津の心は晴れてはいなかった。
 夫の憲吾さんが家を出て親子2人だけで
 暮らす準備を始めようとしていた。
 そして うちには旭と美月が残っていた>

「なんか3人家族みたいだね」
と言う美月に
「明日は帰るんだよ」としか言えない市子
「帰んないよ。市子ちゃんと一緒に信州行くんだもん」

「そんな約束してないもん」

「ママから許可貰ってるもん。
好きにしなさいって」

「ほら、旭も笑ってないで早く不動産屋 行きなさいよ」

「はい」

「お願い、市子ちゃん。お願いします」

三宅が忘れものを取りに来た。
市子は、これ幸いに美月の相手を頼み仕事を始めた。

美月は、信州の父へメールを出して、いた。
ちょうど父からのメールが来た。
『いつでも歓迎です』短い・・・
家でもほとんど話さなかったと美月は言った。
すると、
「三宅ちゃんをパパだと思ってなんかはなしてごらん」

「三宅ちゃんがパパ?」

「だって、今度会った時 緊張してうまく話せなかったら
もったいないじゃん」

「う~ん」

しぶしぶ始まった。
「美月は、一番何が言いたいんだ?
パパに聞いてほしいことがあるんじゃないか?」

美月が黙った。
「言いなさい、後悔しないように」
三宅もガチになっていた。

「パパは、何か言いたいことはないの?」

「え?」

「不満があるから出て行っちゃったんでしょ?
ずるいよ、何も言わないで出て行くなんて。」
美月はすっかり泣きだした。
市子が美月を慰め。三宅にやりすぎと怒った。
ごめん、ついマジになったと言った。
今の言葉、パパにぶつけてごらん。きっとパパは、
待ってるから、そう言って仕事に戻って行った。

不動産屋から戻った旭が、
「俺が一緒に行きましょうか?」

「え?」「いいの?」

「ちょうど暇だし」

「旭くん、最高!」
美月は、抱き着いた。
「ちょっと、旭と一緒に行かせる訳には
いかないでしょ。」

「じゃあ、市子ちゃんも一緒に」
押し切られた・・・

まりがウインドウの仕事をしていると、営業で男が声をかけた。
照明器具の輸入販売を手掛けている会社だった。10年ぶりに会った内藤だった。
「30になるまでには結婚するって息巻いてた」

「そんなこと 言ってたっけ?」

「あれあれ?なんだまだ一人?」

「誰かいい人がいたら、紹介してくださ~い」

「いるいる、俺。」

「内藤さん、さすが営業だね」

就活を始めた奈津。面接で働く動機を聞かれた。
「働く姿を見せることで娘との関係も変わるのでは?と思いました」

「それは仕事に逃げることになりませんか?」

「え?」

「娘さんとまず向き合ってそれから仕事を探しても
遅くはありまでんよ」
面接官に痛いところを突かれた。

信州に行った3人。一番はしゃいでいたのは美月だった。
旭がカメラを持っていなかった。忘れたと言った。

別荘の入り口で大きく手を振る憲吾が居た。目の前に見る父に、美月は、固まった。
市子に背中を押されて階段をやっと上がった。
憲吾は「大きくなったな」と声をかけた。

食事になった。今まで何もしなった憲吾が料理らしきものをしていた。
美月にパパの横の席を勧めて、皆で席に着いた。
憲吾は、饒舌だった。
「一人でふらっと山に来た時、声をかけられて、
その時見抜かれていたみたいだった。
いつか僕も山に来るだろうって。
地震の後、東京にいるのが息苦しくて・・・
そんなとき、オーナーから連絡があったんです。
しばらく入院するんでここの管理を任せたいって。
後先考えずに飛びつきました。
黙って出てきて悪かった。」

そんな父に違和感を感じていた美月。
食後、屋根の上に上った美月。市子も上に登ってきた。
「私だったらパパを取り戻せる気がしてた。
三宅ちゃんの練習意味なかったね。
パパ一人でしゃべってるし。
あんなおしゃべりじゃなかった・・・」

旭が酒を飲みながら憲吾と話していた。
「美月、すごく楽しみにしていたんですよ。
信州に来るの」

「スイマセン。せっかく連れてきて
貰ったのに。」

「あ、・・・いえ」

「家族おっぽり出して 山に逃げ込んで
後から謝ったって そりゃ 許して
もらえませんよね。」

「東京に戻る気はないんですか?」

「こっちに戻ったんです。
今の生活が僕のあるべき姿なんです。」

「俺、分かりますよ。憲吾さんの気持ち」

面接から帰ってくたくただった奈津は、ソファで寝ていた。
市子から電話がかかった。
美月の前では電話もかけられなくてと、信州行きを報告。
奈津ももう一度信州へ行った方がいいと分かっていた。
今見ていた夢は、美月がまだ小さくて私と憲吾と手をつないで
ユックリユックリ歩いて目につくものの名前を挙げて行くの。
ただそれだけの何もない夢。普通すぎるぐらい
普通の生活だったのに、今思うと気持ち悪いくらい
幸せそうなの。マッチ売りの少女がみた幻みたい。
私達もう駄目かも。

<奈津の声は、あの森から聞こえるような気がした。>

ドアを開けると、天体望遠鏡を覗く旭が居た。
「上見て!」
満天の空にはすごい数の星が見えた。
「俺 わざとなんです。カメラ忘れたの。」

「え?」

「なんか・・・、写真撮るの嫌になっちゃって
俺 人物 断ってたんですよ。
食えなくてもいい、風景写真だけ撮ってたいって
でもそんなわがまま言えたのって まりが支えてくれて
たんですよね。とか言って、信州の風景見ても
何も感じないんです。
終わってんのかな俺?
市子さんがいてくれて・・・よかったです。」

「え?」

「一人だったら、俺つぶれちゃってた気がする」
横に座っていた市子は、旭の肩に手を置いてポンポンと叩いた。

耕太朗は、ソファに腰掛けて子供用ピアノで、『別れの曲』を弾いていた。
すぐ横では、房恵が寄りかかりながら密着し、なんて曲?と聞いていた
それには答えず、これから帰ると立ち上がった。耕太朗を”パパ”と呼んだ。
ギクッとした。この2人にも冷たい風が吹いてます。

憲吾は、トウモロコシの皮むきをしながら、市子に話をしていた。
父親なんていてもいなくても同じなのかと。
市子は反抗期前に父を亡くしていた。
生きているのに会えないほうが納得できないかもしれないと言った。
美月が起きてきたが、憲吾と目を合わさず、話もしない。皮むきをと言うと、憲吾が卵焼きを作ると言って立ち上がった。

すたすた歩く憲吾。その後ろをかなり遅れて美月が歩く。旭は、市子をボートに乗せた。
30分でも2人だけで話をさせようとした。
この湖は、美月が3,4歳ころ連れてきたと憲吾は話した。
ボートに乗せたら、おしっこと言いだして、全速力で漕いだこと、パパはすぐバテテ、ママが馬鹿力で、代って漕いだことなどを話して、2人でボートに乗った。
離れた所から見ていた旭は、そんな二人に指でフレームを作ってそこから見始めた。
こんな時カメラがないなんてと言いながら、ケータイのカメラで二人を撮り続けた。

<いつもどこか不安そうな旭の表情が 今は力強く
 たくましく見えた。
 憲吾さんと美月の一瞬を捕まえようと必死に手を伸ばす旭は
 眩しいほど きらめいていた。>

3人がまた元来た道を戻る時、美月は振り返った。憲吾が、泣きそうな顔でお辞儀した。
走って戻った美月は、私のパパなんだから、そんな顔しないでと言った。
戻り行く美月を見ながら
「美月 大きくなったな」

東京では、急に雨が降り出した。
外で作業していたまりは雨に濡れながら、撤去作業をしていた。すると
「まり まり!大丈夫か」と言いながら、合羽を着せかけてくれた。雷が激しく鳴った。まりは内藤に抱きしめられた。

帰宅した美月は、母とハンバーグを作り出した。
早く帰って正解だったね。美月が雨にぬれなくて良かったと奈津は言った。

房恵のマンションに雨にぬれた男がいた。このマンションの元の持ち主だった。
今一人なのかと聞かれて、お腹に子供がいると言った。
こんな私のところに来てくれた優しい子です。
「父親は?」

「この子を幸せにしてくれる方が父親です」
そう言って男の肩にしなだれかかった。

こうやって男を落としていたのか!

雷雨に食事中の市子と旭は
「熱帯のスコールみたい」

「こんなもんじゃないですよ。
雨っていうか 滝ですかね。
滝の向こうに見える ジャングルの緑が
だんだん際立って来て そのうち 緑しか
見えなくなっちゃって、緑の雨の中に
閉じ込められてこのまま帰れないんじゃないかって
息苦しくなって、・・・
でも雨が止んだ途端 日の光が ワッて降り注いで
花がひらくみたいに 一斉に色があふれるんです。」

旭の話で市子の想像力が刺激された。
水草が見える流れの中に横たわる旭。
シャッター音が響く。・・・

「天国と地獄って『こんなに近かったんだ』みたいに」
そう言うと指で作ったフレームの向こうから真剣な旭の目が見ていた。

「分かる、その感じ。
私も時々そう思うから。
幸せとか不幸せとか
生きてることと死んでる事って
隣り合わせっていうか
混じり合ってるんじゃないかって。」

雨を見ながら市子の頭の中で、横たわる旭の手をしっかりとって
市子もその横で水の流れを感じていた。そしてガラスに映る二人はそのままキスをした。
実際は、向き合って雨を眺めていた。

<今、この瞬間 私達は 緑の雨に打たれていた>

さて・・・
3人の恋模様。
市子は、素直になれるのでしょうか?

*****
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