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2011/06/19

《高校生レストラン》★07

『調理部分裂の危機』(あらすじ)

調理クラブの生徒たちが楽しみにしている料理コンクールが間近に迫る。だが、新吾(松岡昌宏)は校長(平田満)に、出場辞退を申し出る。陽介(神木隆之介)たちが、コンクールの話で盛り上がる中、新吾は彼らに今年は参加しないと宣言する。話を聞いた岸野(伊藤英明)が文香(板谷由夏)を連れて、新吾の家を訪れる。実は、新吾はまだ生徒たちの能力を把握できておらず、29人の中からコンクールに出場する3人を選ぶことはできないと悩んでいた。そんな新吾に文香は、ある提案をする。翌日、新吾は生徒たちに謝り、コンクールに出場すると報告。そして、出場メンバーを決める選考会を開くと伝える。

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村木 新吾 - 松岡昌宏 吉崎 文香 - 板谷由夏
岩瀬 厚一 - 平田満  佐藤 圭作 - 河西健司
坂本 陽介 - 神木隆之介 米本 真衣 - 川島海荷

岸野  - 伊藤英明 戸倉 正也 - 金田明夫
村木  - 吹石一恵 村木 定俊 - 原田芳雄(特別出演)

校長室に呼ばれた、新吾は、教頭、吉崎先生も交えて、調理コンクールのメンバーを3人選んでほしいと言われた。新吾には寝耳に水の話しだった。今、レストランの料理を作るので、手一杯で、それどころではないと新吾は、断った。
厨房では、話が盛り上がっていたのに、断ったと聞いて、生徒たちは、目標を失って、がっかりした。今、基本をみっちり仕込んでいると言われて、部員の気持ちは、救われなかった。
岸野に、吉崎先生から、呼び出しがあった。
村木先生を説得する方法を教えて欲しいと言った。
吉崎先生は、料理を語れるが、作れないからと、言われた。
宏は、新吾が、まっすぐで、一度言ったら、曲げない性格なのもよく知っていた。

夜になり、宏が、新吾を訪問。やっぱり来たかと新吾は、遥に言った。
本堂に、お前は声がでか・・・というと、吉崎が一緒なので後は飲み込んだ。

あいつらは、コンクールに出るには、まだ力が足りないと、頑なに言った。
「そうかもしれへんけど料理コンクール目指してきた
生徒はいっぱいおるんや。生徒1人1人が
一つの目標に向かって切磋琢磨してけば
腕も上がるやろ。」

「いいか、宏レストランをやってる高校は
他にはない。コンクールに出れば嫌でも
注目されるだろう。どんな料理か、
どんな味か どんな技術か どんな姿勢かってな。
実力以上に期待されるはずだ。
そんなプレッシャーの中で あいつらまともに
料理できると思うか?」

「あのな、新吾、あの子らをもっと信頼してやったらどうなんや。」

「そういうこといってるんじゃ・・・」

「だったら何や?」

「決めるのは俺だぞ」

「そうや、決めるのはお前や」

「こんなん言うてますけど」吉崎先生に声をかけた宏。

「プライドの問題なのではないでしょうか?」吉崎先生が口をはさんだ。

は?」

「先生ご自身のプライドです。
先生は、 ご自身が教えている生徒たちが
コンクールで優勝できなかった時の事を
考えているのではないでしょうか?」

「そこやったんか?新吾?」

遥がお茶を持ってきた。
「辞退したいと言ったのには
他にも理由があるんです
正直俺はまだ あいつらのことを
分ってない部分があります。
1人1人の能力 あいつらが一体
どういう料理を作りたがってるのかすら・・・
そんな俺が29目の中からたった3人を選ばなきゃ
いけない。そんなの俺には無理ですよ。」

「ああ、その気持ちは分るよ」

「提案があります」

「提案?」

「生徒たちに メンバーを選ばせてはいかがでしょうか?」

「生徒たちに?」

「はい。先生にではなく 29人の生徒たちに
メンバーを3名選ばせるんです。
生徒たちに任せるのも 良い教育に
なるのではないかと 思います。
一切の責任は、 教務主任である私が負います。
お考えください。」
そうまとめて帰って行った。
宏は、新吾にこれ以上負担を負わせたくないアkら、最後は自分で決めろと言った。
遥は、前にたんにだった吉崎先生に会って、前と全く違ってしまったことに気付いた。
遥の高校生の時はいつも明るくて笑顔の先生だったが、7年前婚約者を海で亡くしてから
だった。遥が卒業してすぐに、漁師だった婚約者が、漁の帰りにシケにあって・・先生はそのまま、相河に残った。
そうか、それで、と、新吾は、あの時、海に顔を向けて静かにタバコを吸っていた吉崎先生を思い出していた。

早朝、職員室を覗くと、吉崎先生はもう着ていた。気もつテストの準備をと言っていた。
一晩考えて新吾は、決めたと言った。
「kんクール 出場します」

「ホントですか?」

「お陰ですっきりしました」

「よろしくお願いします。
それと一つだけ注意していただきたい事が
あります。
毎年コンクールの時期になると
生徒たちの気持ちが不安定になりがちです。
より一層見守る気持ちでいてください。
それから、『プライドは捨てないで』ください」

「はい」新吾に笑顔が戻った。

不満gあ、重なった厨房出、新吾は、言った。
「来週、料理コンクールに出るメンバー3人を選ぼうと思う。」

空気が一瞬にして明るくなった。
「お前たちの気持ちを無視して悪かった。
料理コンクールは、例年通り 出場する。
さだし、出場するメンバーを決めるのは俺じゃない。
お前たち自身で決めて見ろ。」

「俺らで?」

「そうだ。今年の課題は魚料理だ。魚を使った料理だったら
なにを作ってもいい。」

「1年も参加できるんですか?」

「ああ、出来る」

「ホール係でも?」

「そうだ全員出来る」
全員しゃっきりした。
しかし、熾烈な戦いになった。料理がかぶる者もいて、皆はかなりの秘密主義になって行った。

寺ではちょっとした事件が起きた。
重職である父が、旅に出てしまった。

庭に蛙がおった。
蛙は 俺の顔を見て ぴょんと跳ねた。

そいつを見たら、突然 旅に出とうなった。
若いころから行きたかったヒマラヤの麓の村や。
驚いたやろうけど 心配はいらん。
お前の兄ちゃんが返ってきたお陰で
積年の夢が叶えられるっちゅうことやな ハハハ・・・
感謝、感謝じゃ。
せやけど遥 お前にはまた苦労かけるな。
何かあった立正寺の住職に相談したらええ。
ん?いつ蛙か?分らん。以上

遥が、父の20歳の頃の話をした。ミュージシャンに憧れて東京まで出たが、『ビートルズ』にはなれなかった。それと同じじゃないかと宏や、新吾に話した。
『間違いなくわしは、走った。
ひたすら前を向いて 走りぬいた
悩んだのも半端じゃない。せやけども
それがわしの青春やったと胸張って言える』
遥がそう聞いたと伝えた。

宏は、感動していたが、俺らに言ってくれてるみただと、言いながら、こういう親父さんもっと、一生勝てない気がするとつぶやいた。

「ああ、負けっぱなしや」そう新吾が言うと、昔、剣道大会に初めて出た時2人はすぐに負けてtれらに戻った。すると父が、「負けると言う事は勝という事だ」と教えてくれた。
その時には、よくわからなかった。だが何か元気になったのは覚えていると宏が言った。

すぐに料理コンクールがやってきた。
坂本は、下馬評では、論外に出場すると決めつけられていた。
コンクールには約半数の部員が参加した。
それぞれ、考えた料理を作りだした。
いよいよ、選考会が始まった。
作品は、
中村幸一 サーモンオリーブ丼
坂本陽介 鯛の二味茶漬け
御浜明日香 スズキのニラチーズ焼き
水野健太 干物き 揚げ 下ろし和え
清水正太郎 魚介のカルパッチョ
村中 亮 魚介のカルパッチョ
名張洋二 ギョ魚ギョスティック
米本真衣 鯛と蕪のムース
長江彩那 スズキの油焼き 洋風仕立て
仲田俊平 鮭ネバとろ焼き
星野佳世 WA-HOO!!シーフードカレー!!
田村翔太 鯛磯辺巻き伊勢茶揚げ
畠山 恵 海の幸の和風生春巻き
細川里美 アジな海藻フリッター
川瀬真奈美 シーフードしーザ^サラダ

審査に入った。試食し歓談する生徒たち。そして投票が始まった。
1人一票。
結果が出た。

中村が、坂本を破った。7票 。米本 6票。 細川 5票。
夏休み中に今日作った料理の精度を上げる事に生を出せと新吾は言った。
明日から頭を切り替えてれるとらんに集中すること!

中村は、坂本に「陽介、わざと負けたんか?と言いがかりをつけた。
「せやったら何で負けたんや!?
模仕業と家ったら承知せえへんで!」

一触即発の2人と、くっついてた米本を残し、新吾は、テーブルで話をした。

「俺は教師になって日が浅い。
まだ未熟者だ。
だから正直、自分の手でメンバーを選ぶのが
怖かった。そのせいで混乱を招いたんなら
それは俺の責任だ。
今日残ってもらったのはな これからのために
お前たちの本当の気持ちを知っておきたかったからだ。
中村。」

「はい」

「お前強誰に投票した?誰の料理 選んだ?
正直に答えて欲しい」

「自分です。」

「自分」

「はい」

「コンクールに絶対出たかったし
自分が作ッた料理に自信があったんです。」

「うん。じゃどうして坂本がわざと負けたと思ったんだ」

「気持ち悪かったんです。
坂本は誰が見ても 俺より料理の腕は上やし
せやのに、坂本は・・・せやからわざと手を抜いて
俺に勝たせようとしたと」

「違う!俺がそんなマネするわけないやろ!」

「せやったら、何でお前が負けんのや!?
手抜いたとしか思えへんやろ!」

「違う!ホンマに真剣にやったんや。
俺は俺なりの料理を一生懸命作った。
俺はお前に真剣に勝負して 負けたんや。」

「じゃあ、坂本に聞きたい。
坂本はどの料理を選んだ?」

「中村くんです。
迷ったんです。最初は、米本に入れようと
思うたけど、米本はまだ2年生やし
来年もチャンスがある。
せやけど勘違いすな お前の料理が
よう出来とったでや!
お前を勝たせたいと入れたとちゃう。
俺がお前に負けたんは、俺の心に
甘さがあったからや。」

「甘さ・・・」

「正直・・・俺は選ばれるって思っとったんです。
瀬谷からいつも通り 腕だけで勝負して
しもうたんです。
せやけど、みんなの料理見て
コンクールは それだけやったらアカンって
痛いほど分った。
お前や、米本みたいにオリジナリティーが無いと
通用せんもんやて・・」

「悔しいか?」

「はい。悔しいです。
自分の考えが甘かったから、悔しいです」

「陽ちゃん・・いえ、
うちも坂本先輩が100%選ばれるんやろなと思って
細川さんに・・・。すいません」

「いやいや、あやまることちゃう。」

「米本はどうして細川に入れたんだ」

「はい、彼女のアジと海藻のフリッターは
ホンマにおいしかったし、面白かったからです。」

「俺もそう思た。あんな料理、思いつきもせえへんかった。」

「俺もや」

「皆が一生懸命に作ってる姿を見たら
正直になろって思ったんです。
坂本先輩や、部長にも勝って欲しいけど
うちはうちの気持ちに正直になろって
そうじゃないと、並んだ料理に悪い気がして。
うち・・・ホンマハ先生に選んでほしかった」

「え?もし、俺が選んだら、3人とも落ちてたかもしれんな」

3人にもう言いたい事はないかと聞いて、ありませんと言われ、新吾は、
ありがとう 本当に勉強になった と言って締めくくった。

飲み屋で、新吾は宏に集めてくれた食材で思う存分料理が出来たと礼を言った。

「なあ、宏。
難しいけど面白いな」

「何が?」

「イヤ教師って仕事が。
いや、大変だけどな
何か面白くなってきた。
あいつらホントに真剣で 真っすぐだ。
あいつらと向き合ってるとこっちまでまっすぐでいなきゃと
思ってくる」

「お前!ホンマニそう思っとるんか。」
宏は喜んだ。もっと飲めと、新吾を捕まえた。

戻ると、遥が、ワインを飲みながら父の足跡を地図で辿っていた。
新吾が戻ると宏と間違えた。

翌朝、レストランで、新吾は時間を貰った。

「開店前に コンクールの選手に選ばれなかった皆に
言っておきたい事がある。あのなぁ。
負けて良かったと思え。
この先 生きてく上でお前たちは
数え切れないほどの負けを経験すると思う。
もしかすると 人生って言うのは負けることの
繰り返しなのかもしれない。
けどいいか?ここで大事なのは
負けたと言うことに対して 負けない事だ!
どうして自分が、負けたのかその事をちゃんと考えて
理解して学びとるんだ。
お前たちは、負けたからこそ 次はもっと頑張れる。
そういう切符を手にしたと思え。
負けるって言う事は、勝つことだ。

それと 選ばれた3人にも いっておく。
お前たちは、逆に 買ったと思うな。
努力を惜しむと、すぐに抜かれる。
常に基本に戻って 料理と向き合え。
いいな?」

はいと全員が、心から返事した。

吉崎先生が礼を言った。
「私には言えない言葉だ」とも。

「『負けて良かった』
素敵な言葉だと思います。」

準備が整いましたと、中村が声をかけた。

「よし、開店だ!」

父定俊さんは、どうして消えちゃったんでしょうね?
あの頑固な顔が見えるだけで、ピリッと締まっていたのに。
残念です。

*****
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