≪竜馬伝≫☆39
『馬関の奇跡』(あらすじ)
下関に到着した龍馬(福山雅治)ら亀山社中は、長州軍に合流。高杉(伊勢谷友介)率いる武士ではない人たちを集めて結成した奇兵隊と交流し、こういう人たちのために新しい世の中を築かねばと確信する。だが、龍馬は高杉が肺結核を病んでいることを知り、英国行きをやめてこの戦に挑む高杉の覚悟を感じる。龍馬たちは海軍操練所仕込みの操船術で、夜半の奇襲作戦を行う。小倉に上陸した高杉と奇兵隊は幕府軍に大勝利。折しも14代将軍・徳川家茂(中村隼人)が死去したことで、幕府は停戦に持ち込もうとする。このことで長州は一気に武力で幕府を倒そうという機運が高まるが、龍馬は木戸(谷原章介)に戦はこれきりにしてほしいと頼む。しかし、木戸はもはや武力討幕の道を選ぼうとしていた.。
CAST
坂本龍馬*福山雅治 岩崎弥太郎*香川照之
高杉晋作*伊勢谷友介 龍*真木よう子
元*蒼井 優 溝渕広之丞*ピエール瀧
一橋慶喜*田中哲司板倉勝静*斉木しげる
トーマス・グラバー*ティム・ウェラード
坂崎紫瀾*浜田学 千屋寅之助*是近敦之
澤村惣之丞*要 潤 陸奥陽之助*平岡祐太
小曽根英四郎*杉山彦々 木戸貫冶*谷原章介
ジョン万次郎*トータス松本 徳川家茂*中村隼人
毛利敬親*一岡裕人 西郷吉之助*高橋克実
大浦慶*余貴美子 山内容堂*近藤正臣
岩崎美和*賠償美津子
*****
岩崎弥太郎は、明治の時代を生き抜いて、郵便汽船三菱を日本一の会社にした。
土陽新聞の坂崎は、弥太郎に聞いて、龍馬の連載をしていた。
『汗血千里の駒』人気の連載だったが、それが弥太郎には面白くなかった。
かつて英がを誇ったグラバーも、明治16年(1883年)には、グラバー商会が潰れ、弥太郎に拾われていた。高島炭鉱の収支決算を持ってきていた。
自分が話題の中心にならない弥太郎は、坂崎記者に八つ当たりしていた。
弥太郎の語る龍馬はきらきらしていた。あまり悪態をつくので、母美和に、貧乏時代を忘れてはいかんとこっぴどく叱られていた。龍馬さんがおったき、今のおまえがあるがやき。と、最後まで話をするようにと促されていた。
そんな弥太郎が、咳込むと、手の平に血がついた。
慶応2年(1866年)6月7日
ついに幕府と長州の戦が始まった。
龍馬ら、亀山社中が長州軍に加わったのは下関の馬関だった。
弥太郎もそのころ長崎で大戦を始めていた。
土佐商会。土佐藩の貿易窓口。
溝渕が藩命で、土佐商会に来た。ジョン万次郎が取次し、弥太郎と面会。驚く溝渕。
土佐の名品を売り込みに行くが、ことごとく断られていた。
長州藩の騎兵隊は、隣村で百姓だったもの、乾物を売り歩いていた者、虐げられてごもっともと耐えてきた者たちがさんジュライだけの力では世の中が変えられないと高杉の言葉に賛同した者たちばかりだった。彼らが加わると「新しい余の中fが生まれる」と。
こういう人達の達のために、日本を変えないといけないだと、亀山社中の者たちも心が震えた。
咳き込む高杉の後を追い、肺を病んでいる事が知った龍馬。
そんな体でと気遣う龍馬ない、もう長くはない命、休んでいる暇などないと答える高杉。
エゲレス行きも病気が原因と分かった。
弥太郎の商売は、グラバーに、土佐殿取引なら坂本龍馬が間に入ってくれと言われて、溝渕も、よく知っているとグラバーと話しこんでいた。それが気に入らない弥太郎。
どうして坂本龍馬がいないといけないんだと声を荒げた。
グラバーは、薩長の間を取り持ったのは坂本さんだが、土佐藩は、彼を罪人扱いする。そんな藩は信用できないと言った。この期に及んでも龍馬の信用に蹴散らされる弥太郎。
長州軍は多勢に無勢。勝機は、夜襲しかなかった。そこで龍馬は、海軍週練所での訓練を受けている亀山社中は、俺たちの後についてきたらええ、と皆を鼓舞した。
慶応2年(1966年)6月17日。
龍馬達は未明に船を出した。
小倉の大久保海岸では、奇襲をする為に高杉達が配置についた。
戦闘開始。
騎兵隊の勢いに押されて、戦意喪失。幕府の命により、やむなく出陣していたが、長州藩にはなんの怨みもないと言い、小倉城に火を放ち逃げ出した。
大坂にいた、将軍家茂は、脚気により死去。幕府は戦どころではなかった。
長州攻めで米の価格上がり、庶民の怒りも爆発。焼き討ちが始まっ
幕府が長州に負けたという事実は日本中を揺るがした。
徳川の時代が終わるのではないかと余の中は騒然とし始めた。
弥太郎は、藩の金で、引田屋でこういう時にこそ金儲けの絶好の機会だと吠えていた。
大浦屋の慶を呼んでの尾お取引を始めようとしたが、ここでも土佐殿取引は初めてなので、それなら坂本龍馬を通してくれと言われた。
弥太郎はどいつもこいつも坂本と言うがあいつは人たらし、口先だけの男だと腹を立てて言った。お慶は、先ほどの馬関の闘いでは、実は坂本龍馬が後ろにいたと情報通のお慶は、口先だけではないお人だと言って席を立った。呆然とする弥太郎。
長州藩。藩主敬親かられを言われた坂本龍馬。
木戸に、このまま江戸まで攻めのぼりたいだろうが、戦はここまでにしておきましょうと、クギを刺した。長州に負けて幕府の力は、ますますよわまった。今こそ 諸藩に声をかけて味方を増やす。と龍馬。
高杉も今回は守りの戦だったから勝てた。勢いづいて攻め込むのは・・と言うと、木戸は
黙れと制した。
龍馬が薩摩名義で軍艦や武器を買ってくれたのは、幕府との戦を想定してだろうと言った。あの裏書きを書いたのは君だ。その君が戦をするなとはこんなおかしな話はあるだろうかと笑った。そもそも戦もしないで どうやって幕府を倒すつもりだ。
幕府に政権を返上させるのだと龍馬は応えた。そもそも将軍とは征夷大将軍。
夷狄(いてき)から 国を守れと帝から 賜った役目だ。つまり徳川は、帝から政権を任されたと言うだけだ。その役割を水から返上させたら、戦をしないで幕府を倒すことが出来る。
「大政奉還論」か・・・
龍馬は初めて聞く言葉に、木戸が紙に書いた。
前にもずいぶんいろんな人がその説を説いたが、一度力を与えられた者は、
その力を手離さない。徳川は、そんなお人よしじゃない、と渡した紙を丸めて捨てた。
だから、武器を持つのだ。
政権を返上しないと、力ずくでも滅ぼしてやると、幕府に迫るために
武器を持つのだ。そう言って銃を木戸に渡した。
坂本が日本の未来を憂えていたのは木戸は良く知っていた。
だがそれは地に足がついた考え方でなければ、夢物語と同じだ。
木戸たちにつき合っている暇はないと言われた。
大政奉還など奇跡でも起きなければ無理だ!
龍馬は、木戸が丸めた紙を拾い上げ、
「その奇跡を起こさんと・・・
日本はのうなってしまうがじゃ。」
<坂本龍馬が その鮮烈な生涯を終えるまで
あと1年>
最近の日本の支持かを見ていると、腰が引けて、御身大切しか感じられません。
現代には坂本龍馬は、生きにくいのでしょうかね。
*****
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コメントをありがとうございました。
>NHKにしてはめずらしく、と言うよりこのシリーズ初めてのポカではないでしょうか。中盤の海岸での戦いのシーン、少し暗めの空の左端にくっきりと映し出されたジェット機による飛行機雲、今のCG技術があれば簡単に消せるはずではないでしょうか。
うわ~、すごいです。そこまでは、見ていませんでした。
そんな違和感は、とんでもないです。
電線が映ったりすると、興味半減ですものね。
HDを消してしまったので、再見は無理でした。残念です。
投稿: mari@管理人 | 2010/10/10 11:10
39回の「馬関の奇跡」よかったですね、と言いたいところですがNHKにしてはめずらしく、と言うよりこのシリーズ初めてのポカではないでしょうか。中盤の海岸での戦いのシーン、少し暗めの空の左端にくっきりと映し出されたジェット機による飛行機雲、今のCG技術があれば簡単に消せるはずではないでしょうか。時代考証の担当者は気付かなかったのでしょうか。文字通り「晴天の霹靂」というところでしょう。
投稿: Akira Fujiki | 2010/10/09 21:26