≪うぬぼれ刑事≫☆09
『強火』(あらすじ)
うぬぼれ(長瀬智也)は、周囲の勧めにより、図書館で働く知世(光浦靖子)と見合いをすることになった。上京した母・千鶴子(竹下景子)と共に、うぬぼれは見合いの席へ向かう。地味なタイプの知世を好きになることはないと思っていたうぬぼれだが、眼鏡を掛けた彼女の不思議な魅力に、心を奪われる。そんな折、連続放火事件が発生し、うぬぼれたちは捜査を開始。すべての現場に、なぜかダーツの矢が残されていた。うぬぼれは現場の一つで、知世が勤める図書館の本が焼け残っているのを発見する。
CAST
うぬぼれ***長瀬智也 本城サダメ***生田斗真
日暮里恵***中島美嘉 冴木優***荒川良々
松岡征士郎***要潤 穴井貴一***矢作兼(おぎやはぎ)
ゴロー***少路勇介 町田警部***小松和重
登戸***ムロツヨシ 婦警・小山***伊藤修子
婦警・南***西慶子 栗橋誠***坂東三津五郎
葉造***西田敏行 ゲスト 知世***光浦靖子
*****
周囲の勧めもあって、うぬぼれはついにお見合いをすることになった。
福島から母が出てきて、退職金を使い込みした父は、サダメのネットカフェに避難。
とても地味な知代に、初めての印象を持ったうぬぼれは、新鮮さを感じていた。
お見合いが気になる葉造は、こっそりのぞきに行った。が、そこで、暴露本を出した時、もめた本庁のお偉いさんが、知世の父だと気付いた。退職金を出す出さないでもめたし、暴露本を出さないなら退職金を出すと言うことだったが、退職金の欲しい葉造は折れて、貰った途端に、書店の棚に暴露本が並んだ。
2人は寄ると騒いだが、母にたしなめられた。
世田谷通署界隈で連続放火事件が起きていた。
全てに共通するのは、ダーツの羽根。
現場に行ってみると、焼け残った本があった。裏表紙のすすで汚れた部分をぬぐうと、世田谷通図書館とあった。返却期間をとっくにすぎてもいた。
知世が困っているだろうと、返しに行くうぬぼれ。
他の現場でも必ず、図書館の本があった。数回知世の下に通ったうぬぼれはやっとデートにこぎつけた。
そこで聞いたのは、知世が好きな人がいると言うことだった。
地味な女を太陽の代わりに照らしたと、きざな決まり文句で落とそうとしたが、知世は好きな人がいると言ってさっさっとうぬぼれを振った。
バー”I am I”に暇をもてあます母を連れてきたうぬぼれ。
ダーツの羽根は、全部ソファに刺さった。栗橋が、教えましょうと言った。昔やんちゃしていた時麻布で覚えたと腕前はなかなかだった。母は、これは熱いわとい感想を言った。
ダーツの羽根に火をつけて、羽根を顔に近づけると、メガネが無いとたまらないと言った。
聞いてうぬぼれは、ピンと来た。知世のメガネのフレーム、右の端が、少し溶けていた。
バーテンのゴローが世田谷通図書館から栗橋の本を借りていた。
電話が鳴り、主がいないのを知らせる留守電の声がした。
開いている窓から、火のついたダーツの羽根が投げ込まれた。と・・・白いスーツのうぬぼれの肩に羽根は刺さった。そのまま逃げようとする黒ずくめの犯人は、うぬぼれ2とゴローに行く手を遮られた。反対に行こうとして消防士にふさがれ、うぬぼれはテーマ曲を歌いながら、下へ降りた。
「藤沢知世さん。
世田谷区内で起こった 6件の放火事件
犯人は全て あなたですね。」
「ハイ、私がやりました。
でもどうして私が犯人だと・・・」
「メガネです。お見合いの席でメニューを見てる時
あなたはめがねをかけていなかった。
あなたがメガネをかけたのは、鍋に火をつけるときでした。
つまり 視力は悪くない
ではなぜメガネを持ち歩いていたのか
火のついたダーツを投げるからです」
「細かい子とまでよく覚えてますねさすが、刑事さん」
「刑事だからじゃない。・・痛い、熱い」
ダーツの羽が刺さったまま燃えていた。
取ってもらって火を消した。
「動機はなんですか?」
「彼です。」と指差したのは消防署員。だが違った。
お互いに面識はなかった。
冴木から電話が掛り、図書館で借りられた本はすべて栗橋誠と言う作家の本だとうぬぼれに情報が入った。
知世は、教授に向き直った。覚えていませんよねと迫るが、栗橋はたじたじ・・
実は教え子だったが、謝恩会の二次会で初めて声をかけてもらった。それから、ダーツバーには毎晩通ったし、握手会にも欠かさず出たが、教授伊は思い出さなかった。そこで、図書館の延滞者リストから、教授に本を借りている人を選び、火をつけた。気付いてくれることを願って。
ここから本題。うぬぼれは無線を外した。
教授に、救ってあげたいかと聞いた。
教え子だし、本はと言えば、私のせいだ。
では、僕が彼女へプロポーズすることに
異論はないですね?
「え~?刑事さん行くの?」(サダメ)
知世さん。
お見合いの返事 遅くなりました。
受け取ってください。
さもなくば、連続放火の現行犯で
ギュします。
「ぎゅ?」
「逮捕します」
「それは前に・・」
「断られました。
だけど、 だけど諦めきれない。
僕はあなたに会いたくて
図書館 ダーツ 家事の3つから
あなたにたどり着いたんです。
あなたの心の叫びに応えたのは
栗橋先生じゃない この僕です。
さあ!」
取ったのは逮捕状だった。
「知世さ~ん」
「そこを何とか。この結婚には反対だった。
今は違う。娘をもらてくれ、この通りだ」と父が土下座した。
「私からもお願いします。
息子は多少・・・その・・・思い込みが激しくて
それで周りが見えないんです。其れが取り柄なんです。
周りが見えなくたって 真ん中が見えてえればいいんです。
知世さん、一緒に所沢でくらしましょう。
あんだを息子の嫁にする刑に処す。さあ!」
「さあ」と指輪まで出したが、父の前に両手を差し出した。
葉造の退職金は、見通しの悪い道への信号機の寄付で消えた。
押しボタン式で葉造の声が響いていたが、母ちゃんは気付きもしなかった。
またフラレタうぬぼれでした。
*****
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» うぬぼれ刑事 第9話:強火 [あるがまま・・・]
ええ話や〜(ノ_・、) うるうる
葉造さん、いやに隠してるもんだから退職金をろくでもない事に無駄遣いしちゃったんだろうな〜と
思ったのに、そんな善行を・・・
照れくさくて言えなかったんだろうけど、千鶴子@竹下景子もあんな特徴ある声を聞いても
気付かないって・・・{/hiyo_shock2/}
ちょっこし調べてみたら、信号機って
「最低でも一基あたり約130万円はかかるらしいです。
中には200万円以上かかるケースもあるらしいです。」
との事なので、横断歩道を挟んで右と左に二基設置してるし、おまけに... [続きを読む]
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はウェコムンドのヤミー戦だけど
空座町へ一緒に戻るまでも
隊長の&&共演だが
流石に空座町の隊長より強そうだし
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次から大人の事情アラジンの様だね
疾風伝は復興も過去だが
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今回は台風のような竹下景子さんの魅力にめいっぱい楽しませてもらいました。
この母ちゃんにしてこの息子あり。
家族そろっての食事のシーンは、恐ろしいほど自然でしたわ〜( ̄∀ ̄)
さて、この度、うぬぼれ(長瀬智也)が見合いをする相手の写真を見た栗たん(坂東三....... [続きを読む]
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