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2010/08/22

≪美丘-君がいた日々-≫★07

『急変!私が私でなくなっていく』(あらすじ)

美丘(吉高由里子)が太一(林遣都)と暮らし始めて1カ月がたち、二人は新婚生活のように、楽しく充実したひとときを過ごしていた。やがて、二人は夏の思い出に、ロックフェスティバルへ行く予定を立てる。出発当日、バスに向かう途中、落としたバッグを持ち上げようとした美丘は、今までとは違う大きな異変を体に感じる。左手が突然、けいれんし始め、あわてて右手で抑えようとしても止まらない。さらに、足を前に出そうとするが、出せず、そのまま崩れ落ちるように倒れてしまう。太一は美丘の異変に気付き、慌てて駆け寄り、彼女を抱き締める


CAST

峰岸美丘***吉高由里子 橋本太一***林遣都
笠木邦彦***勝地涼 五島麻理***水沢エレナ
北村洋次***夕輝壽太 佐々木直美***中村静香
峰岸始***寺脇康文 高梨宏之***谷原章介
峰岸佳織***真矢みき
*****

引っ越した美丘と太一は、1カ月間蜜月だった。
しかし病気はかなりの速度で進んだ。
明日は、ロックフェスティバル。楽しみな美丘だったが、記憶障害はかなりだった。

仕事が6時に終わると言っていたことは覚えていたが迎えに来た美丘は、昨日も大量に同じものを買っていた。太一は、毎日目玉焼き食べるし、焼きそばは、大盛りで食べるからと慰めた。
そんな不安を払しょくするように、邦彦たちがたこやきパーティーと言って闖入。
しばし楽しい一時を過ごした。

皆が帰るので送りに出た美丘は、階段で、自由にならない左足をぶつけた。
しかし空は晴れ、かなり星が見えた。
<見丘 僕はあの時、空の星に向かって
祈ったんだ。2人で暮らすなんでもない日々が
一日でも長く続きますように
君の体に大きな変化が起こりませんように。
せめて 君にとって最後の夏の思い出を作るまで>

マウントロックフェスティバルの日。見丘は朝からはしゃいでいた。小学生の遠足みたいに大騒ぎだった。心配する母からの電話を切りバスへ向かったが途中で荷物を落とした。バスの切符を買っておいてと言って、見丘は、転がった中の荷物を袋に詰めて袋に手を引っ掛けようとして、それが出来ないことにうろたえた。左手が勝手に動いた。それを抑えようと右手で掴んだが、左半身は、思うように静まってくれず、そのまま倒れた。

救急車で運ばれた見丘は、道路に打ち付けられた左の額と、顎に擦り傷が出来た。
一通り検査が終わり、高梨医師が病室をノックした。
両親に話をしようとしたが、見丘が「私も聞きたい ここで話してよ」

「太一君にも聞いてほしい」

両親に「よろしいんですか?」と医師は聞いた。

父は「おねがいします」と頭を下げた。

「見丘さんの症状に、
運動機能障がいが確認されました。
病気は次の段階に入ったと言えます。
今は左手と左足の一部に痙攣と麻痺がでています。
今後は、少しずつ範囲が広がって行くことが予想されます。
何日間か入院して様子を見た方がいいでしょう。」

「やだ。
私は太一君と一緒に帰る。
入院したって病気が治るわけじゃないでしょう。
太一君と出かける所だったのに・・
ねえ太一君、今からでも行こう」

シャニムニ人の手を振りほどき、ドアのところで、足がけいれんして倒れた。
母が抱きしめたが、興奮状態はなかなか落ち着かなかった。

高梨の部屋で、父は、
「とうとう恐れていた日が来たんですね。」

「覚悟していたこととはいえ、いざ現実となると
相当ショックなはずです。この事実を受け止めるとなると
少し時間が掛るかもしれませんね。
今はそっとしておいた方がいいでしょう」

「先生、見丘はこれからどうなって行くんでしょうか?」

「今日のような一過性の症状を繰り返しながら
だんだんそれが頻繁になり悪化していきます。
本人の意思では動かせない体の部分が増え
歩いたり 物を持ったりなど日常的な動作にも影響が出てきます。
同時に記憶障がいの方もさらに重度を増すことが予想されます。
振い記憶が 丸ごと消滅する。知っている顔を見ても
だれだか認識することが出来ないなど日常生活にも
支障が出てくるでしょう。・・・」

病室では、見丘が、一人になりたいと太一を帰らせた。
廊下に出ると見丘の泣き声が聞こえた。太一も一緒に泣いた。

DENIRO で、仲間たちと話をする太一。
前から体が動かなくなり始めたら、病状は悪くなると聞かされていたから、恐かった。
見丘に何もできなかった。一人で見丘は泣いていた。そう話す太一に邦彦が

「今、一番ショックなのは、見丘ちゃんじゃねえか。」

「お前がそんなんじゃ、俺たちどうしていいかわかんねえよ。」(洋)

「笑顔で迎えてあげよう。ほら見丘さん言ってたじゃない
ずっと友達でいてほしいって。」(麻)

「そうだよな、見丘ちゃんと会う時はいつもみたいに
明るくバカやって笑ってさ。ずっと笑顔でいようぜ、なあ!」(邦)

「うん、今まで通りな」(洋)

「うん、涙もなしだよ」(直)

「悲しい顔なんて絶対見せない」(麻)

峰岸家では母が、これから自分のことが出来なくなる見丘のために、ここへ迎えると言いだした。

父は

「あの子がどこに帰りたいのか、
それが一番大事なんじゃないのか?
決めたじゃないか、あの子が今一番
望むことをさせてやろうって。」

座り込んで泣く妻を抱きしめる夫。

病室で、高梨が左手の調子を見ていた。このままいけば明日は退院できると言って病室を出ようとした。苛立つ見丘は、もう思い出も作れないと投げやりに言った。

「そんなことないよ。
症状が落ち着けば、また次の機会だって・・・」

「次なんかない。
この夏が私にとって最後の夏って
先生が一番知ってることでしょう。」

「まだ出来ることはきっとあるはずだ。」

「自分が自分じゃなくなっていくのに
何ができるって言うの?
私は、・・・
これから毎日毎日どんどんちょっとずつ死んでくだけなんだよ!」

「そんなこいっちゃいけない!」

「わかんないよ。
医者は、患者が死んでいくことなんて慣れっこだもんね。
先生にとって私は大勢いる患者の中の一人。
私の命が1つなくなったって
どうってことないでしょ?」

「今夜はゆっくり休んで、」高梨医師は、そっと言って帰った。

部屋に戻り、見丘の楽しさだけが残っている部屋で、太一は声をあげて泣いた。

見丘は、点滴を押しながら、廊下に出た。するとナースが2人、高梨医師のお嬢さんが亡くなって3回忌と話していた。見丘は、言いすぎたことを後悔した。

早朝、見丘のベッドが空だった。慌てて捜しまわる高梨。

「笑っちゃうよね。病気のことなんて、
覚悟してたつもりなのにあんな大騒ぎしちゃって」

「いいんだよ、君だけじゃない。
誰だって冷静に受け止めるのは難しい。」

「私が生まれてきた意味なんかあるのかな?
お母さんも、お父さんも、大好きな人も友達も
周りのたくさんの人をこんなに悲しませて
迷惑もかけっぱなしでみんなに恩返しも
出来ないまんま。死んじゃうんだよ。はぁ~
私が生まれてきた意味なんてあるのかな?」

「あるよ、君が生まれてきた意味は必ずある。」

「どうしてそんなこと言いきれるの?・・・
ホントなの?先生の娘さんが亡くなったって。」

「本当だ。娘の理佳は2年前の夏に死んだ。」

「何歳だったの?」

「まだ7歳になったばかりだった。
生まれつき心臓に欠陥があって、2度も大きな手術を受けた。
まるで痛い思いをするために生まれてきたみたいだった。」

「私なんて長生きだね。理佳ちゃんと比べたら。」

「妻は、娘の病気を自分のせいだと責めた。
僕は医者なのに娘さえ助けられない自分にイラだった。
もしかしたらこの子は生まれてこなかった方が
みんな幸せだったんじゃないか。って。
そう思った。.
でもそうじゃないと教えてくれたのは娘だった。
思い出すのは理佳が苦しんでる姿じゃなくて
笑顔なんだ。初めての運動会の徒競走で
走ることが出来た時や、クリスマスや、誕生日
家族で過ごせている。
大好物のアイスクリームを食べている時。
そんな楽しそうな姿ばかりだった。
娘は7年間しか生きることが出来なかったけど
僕と妻に一生分の幸せをくれたんだ
。」

「『一生分の幸せ』?」

「ああ、だから僕は、どんな命でも
生まれてきた意味は、必ずある。
そう信じてる。」

「先生、一つ聞いてもいい?
私は、後どのくらい私らしく生きられますか?
私が私でいられる時間は、後どのくらい?」

「君の病気は、ここからが進行がとてもはやい。
ある程度体の自由が利いて、家族や親しい人と今までのような
時間を過ごし自分を自分であると認識できるその時間は
そう長くない。おそらく長くて後数カ月だろう。」

「それでもまだあるよね?
きっと、私に出来ることはあるんだよね。
先生、ありがとう。それに、ごめんなさい。」

「むかえがきたよ。」

お辞儀して
「ちょっと早すぎると思ったんだけど・・・」

帰宅して母に電話した。今度ビーフシチューの作り方を教えてと言うといつでも教えに行くと答えた。

病院では、高梨の上の池上が、珍しい症例の見丘をなぜ退院させたとまた迫った。
高梨は、まだ入院させる段階ではないと思ったからと答えた。
本人の意思を無視することは私には出来ないと、言いきった。
何を甘いことを言ってるんだ、それでも医者かと言われ

医者である前に、一人の人として考えることが出来なければ
人の命を預かる資格はないと思います
。」
これなんですよね。患者の思いをちゃんと聞いてくれる医師を養成するには、研修医以下、学生さんの時から叩きこまないといけないと言われてます。それ以上になると、尊厳も何も認めてくれない医師ばかりになってしまうと・・・

見丘は、寝付けなかった。ベッドで寝る見丘が、太一にそっちへ行っていい?と聞いた。
2人でくっついて並んで寝ると、

「ホントは、まだ怖いんだ。私が私でなくなることが。
これから記憶も無くなって、体もどんどん動かなくなるんだよね。
自分が、自分で無くなるってどんな感じなんだろう?
ねえ、太一くん」

太一に向き直って、両頬を両手で包んだ。

「私の証人になってね。」

「証人?」

「私が生きていたことを証言してね。
『峰岸見丘はここに生きてた』太一君を愛してた。
この目に私の命を焼き付けてね。
絶対に消えないように、心に刻んでね。
私が生きていたことを」

泣きながら言う見丘の手を握り、

「分かった
俺は見丘が生きていたことの証人になる。
でも見丘、生きるんだよ。
2人で一緒に生きるんだよ。」

太一は腕を見丘の首に回し、抱きしめた。

<太一君 
あんな約束させちゃってごめんね。
でもね、ほんとうに怖かったのは
私が私でなくなることじゃなかった
私が私でなくなって
太一君に愛されなくなることが
怖かったんだ>

来週は、お休み。
最終章は9月4日9時30分からです。

*****
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コメント

cafe見丘さん。
コメントをありがとうございます。

>美丘ちょー大好き☆ほんと、泣けます(;д;)

最終回前に少し引っ張りすぎ化と思いましたが
かなり泣けますね。          

>つ~か吉高由里子さんってキレイだし、演技が上手ぅ~それに美丘の彼氏太一くんもちょー演技がうまいわー

若い2人が熱演しているから、余計涙を誘います。
周りの仲間たちもいいですね。
また遊びに来てください。

美丘ちょー大好き☆ほんと、泣けます(;д;)          つ~か吉高由里子さんってキレイだし、演技が上手ぅ~それに美丘の彼氏太一くんもちょー演技がうまいわーいかい会って見たいな~(≧∇≦)感激ーィ☆

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