≪ジョーカー～許されざる捜査官～≫★0５

『金の亡者…女弁護士の非情』（あらすじ）

高校生殺人事件の被害者遺族・西条一家3人が練炭自殺する。驚くあすか(杏)に鑑識課の久遠(錦戸亮)は、3人の個人的な問題を派手に書き立てた週刊誌の記事を見せる。記事を読んだあすかは、高校生殺人事件の加害者弁護士と、無差別殺人犯・椎名(窪田正孝)を担当した弁護士が同じだと気付く。伊達(堺雅人)とあすかは、その弁護士・成美(鈴木砂羽)を訪ね、西条一家がバッシングを受けるようになった原因が、成美の発言にあったのではと切り出す。しかし、成美はそれを一蹴(いっしゅう)し、椎名の鑑定も心神喪失で間違いないと自信を見せる。そんな中、ルポライターの冴子(りょう)から、椎名の鑑定を行った精神鑑定士・幸田(小須田康人)が行方不明になっているという情報が入る。

CAST
伊達一義***堺雅人 久遠健志***錦戸亮
宮城あすか***杏 栗栖淳之介***平山浩行
片桐冴子***りょう 三上国治***大杉漣
井筒将明***鹿賀丈史

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椎名高弘の無罪は、心神喪失を装ったためだった。
弁護人が氷川成美。直接聞いてみたらとあすかに言われて、伊達は、その気になっていた。

井筒が煉炭を使った自殺体が3人見つかったとお尻を叩いた。
高校生殺人事件の被害者一家だった。
弁護人は氷川成美。

冴子は、井筒に、戦線布告した。
神隠しを追跡していくと。

氷川弁護士は、被害者の家族も裏で何か問題を抱えていると発言したことで、普通は、マスコミがあれだけ騒ぎたてるか？と伊達は考えた。

鑑定人は幸田。しかし、3日前から行方不明になっていた。
幸田の家に乗り込んだ、伊達とあすか。奥さんが、最近ふさぎこんでいる夫を心配していた。
持ち物を見せてもらっているうちに押し入れに金庫があるのを見つけた。
久遠に開けてもらうと、中に奥さんあての遺書があった。

椎名高弘の心神喪失と言う鑑定結果をを出してしまった。取り返しのつかないことをしてしまった。・・・と書かれていた。
中にあった貯金通帳から、鑑定途中に５００万入金があり、それをカキハラサヨにすぐに移動していた。もちろん氷川がそれに関与していた。
銀行に聞いて、柿原の住まいが分かったが、話を聞きたと言うと、すぐに逃げようとした。
事情聴取の最中に、氷川弁護士が来た。

廊下に出された。伊達を久遠が呼んだ。
柿原沙世に前科があった。しかも弁護士は氷川。正当防衛が認められ、執行猶予3年。
柿原は氷川に使われているようだった。早く幸田を捜さないと真実が埋もれちゃうと、久遠は焦った。

幸田の奥さんに、美人局（つつもたせ）で、眠らされた幸田が、裸の写真を取られて、脅迫され、見返りに精神鑑定のねつ造を請け負った。と伊達は見ていた。だが奥さんは、そんなに自分のことを隠すでしょうか？と応えた。

冴子からすかに電話があった。伊達に内緒で、あすかの死んだ兄、夏樹の事件を調べてほしいと持ちかけた。
5年前夏樹は、ある事件に巻き込まれた。
チンピラが海辺で殺された。井筒の情報やだったが、早く身元を調べろと井筒は言った。
それを知っている夏樹に伊達は驚いたが、知らなくていいと夏樹は逃げた。
夏樹が殺されてから神隠しが始まっていると冴子はにらんでいた。

伊達は氷川に、無理やり時間を作らせた。500万円がゆすられて、それとぴったり同じ金額が振り込まれているのは、おかしい。
だが氷川は、椎名君をどうしても無罪にしたい。
そのためには幸田先生のお力が必要なんです。
報酬は、先生のご要望に応じます。
御希望の金額をおっしゃってください。

「５００万を希望したのは幸田先生です。
あの事件では、大勢の人が亡くなりました。
世間での関心も非常に高いかったですし、
特に高額とは思いません。」

「幸田先生の遺書が見つかりました。
そこには「椎名の精神鑑定をねつ造した」と
記されていました。」

「それが何か？
わたしは、勝たせたいと言っただけです。
其れを幸田先生が鑑定をねつ造しなければいけないと
受け取ってしまったんでしょう。
私は何も知りませんでした。
時間ですので、これで失礼いたします。」

三上のバーで３者会談。
氷川は、人権派と言われているがかなり腹黒かった。
資産家ばかり選んで裁判を勝っていた。椎名の事件も、親が資産家だから裏で大金が動いてたらしい。
その資金を元に近く正解に打って出ると言う噂もある。
暴力団とか、ブラックな連中ともつながってるみたい。

幸田の妻京香に電話が掛った。生きて償えればいいが、と不吉なものだった。
すぐに伊達に連絡があった。

久遠が、公衆電話の通話記録に面白いものがあったと言った。
京香に掛ける前に、氷川の携帯に掛けていた。
伊達は、その電話で幸田に自殺をさせようとしたと突っ込んだ。

あすかは、冴子からかなり偏った京香が子供を殺した記事を見せられた。
幸田はそれが、週刊誌に載ると、世間はどうでもいい、面白い方に飛びつく物だと知っていた。

氷川は、幸田に死ねと言った。

伊達は、氷川に潜伏場所を聞くと使われていない漁協と言った。警察が動いたが、だれもいなかった。
あすかは、三崎の思い出を京香に聞くと、親子で今度は一番高い所に泊まろうと言ったと思いだした。ホテルだった。駆けつけた時は、まだ息があったが、搬送途中で幸田は息絶えた。

氷川にとって「法」とは、どうでもいい事だった。
砂羽さん、憎たらしく演じてます。

夜の成敗人が氷川の所に来た。

伊達は、京香に幸田の遺品を持ってきた。
ライカのカメラだった。１枚撮ってありました。と言って、渡したのが、幸田の写真だった。
写真写りが悪いんだからと言いながら、京香は泣いた。

あすかが兄夏樹の調書を見ていると、井筒が責任者だったが、次のページが無かった。
あの黒いのを見ると、え？と思います。でもきっと思いがけない人が警察の中の人が犯人のようですね。

さあ、私も明日からささやかな夏休みです
嬉しいけど、あっと言う間に来週になりますね。
夏風邪も、ときどき咳が出て、鼻水をかんでます。

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