≪素直になれなくて≫☆０9

『君の命』（ああすじ）

ドクター(ジェジュン)はハル(上野樹里)に指輪を贈るため、アルバイトを始める。ある日、ドクターの元に韓国の母親から、父親が倒れたという手紙が届き、急いで韓国へ戻ることになった。ドクターはハルにプロポーズし、一緒に韓国へ来てもらいたいと話す。一方、落ち込んでいるリンダ(玉山鉄二)を励ますため、ピーち(関めぐみ)の提案で、ナカジ(瑛太)を加えた5人で海へ行くことに。ドクターはみんなに、日本で過ごす最後の夏になると明かす。

ＣＡＳＴ

ナカジ）中島圭介*瑛太 （ハル）水野月子*上野樹里
（ドクター）パク・ソンス*ジェジュン
（ピーち）西村光*関めぐみ
（リンダ）市原薫*玉山鉄二

ドクターの妹・パク・ミンハ*木南晴夏
ハルの弟・水野シュウ*中村優一
リンダの上司・奥田真理子*渡辺えり
ナカジの元恋人・山本桐子*井川遥
ハルの母親・水野祥子*風吹ジュン
ナカジの父親・中島亮介*吉川晃司
*****

ハルは、今まで一番私を大事にしてくれた・・・とドクターを選んだ。でも、これって、違うと思う。素直になれていない

ナカジを好きになってもいいかと聞くピーち。

「そういう関係にはなれない。」

「どうしても？」

「どうしても。」

「まだ桐子さんが好き？
それともハル？」

「ごめん。」

「わかった。」

ハルも、せっかちドクターに、一緒にいられなくてごめんと言った。

コンビニでいつものように会った二人。ナカジの中で、ハルの存在が大きくなっているのに、気付いた。

ドクターは、どうしてもハルに指輪を贈りたいと、アルバイトを始めた。毎日くたくたになって帰宅し、妹心配させた。

ナカジの父亮介は、ナカジが、癌の心配をしてくれて、いろいろ資料を揃え、必ず病イオンへ行けと言うのをうれしく思った。そして、かつて、自分が活躍した雑誌が、同じ枠をリニューアルし、今度はナカジがそれを撮ると言うことに、感慨を覚えた。
ハルの母、祥子と、会った亮介は、昔のカメラを持っていて、ナカジに刺激されたと、祥子を学生時代のように、被写体にして、たくさん撮り始めた。

ナカジは、仕事場で、編集長からリンダが無断欠勤を続けている事を知らされた。
電話したが、出ない。

リンダはピーちを呼び出した。
ナカジの家の前で、ナカジを抱きしめたことをそれとなく話すと、ピーちは

「大丈夫だよ。ナカジは何も思ってないよ。」

「ほんとに？！」

「ピーち、みんなには・・・」

「言わないよ。」

「ありがと」

「報われないね。ううん。私もそうだから、
あの後ナカジにスパッと振られました。
リンダが帰った後。」

「そっか、でも俺とピーちは違うよ。
母、引くよね」

「ひかないよ、全然。
人　好きになる気持ちはみんな一緒だと思う。」

「ありがと」

リンダのマンションの前で、ナカジが待っていた。
明るく手を挙げて「よ！」と言うナカジ。
仕事を辞めないなら、とりあえず会社に連絡しろと言って帰った。

ピーちは、ナカジに電話し、ナカジとの一夜は、無しにして、今まで通り「スナナレ会」のメンバーとして友達でいたいと、言った。同感だとナカジは答えた。

ドクターは、ハルのためにバイトしていたが、ハルが、バイト先に現れ、中止。次のデートで、おもちゃの指をねだって、ドクターの気持ちを抑えた。
一度韓国へ戻るとドクターは言い、次は本物のダイヤの指をを買うと宣言。
親と上手くいかなくて、ミンハと日本へ来たが、父親が倒れて戻って来いと手紙が来た。
父が、韓国で事業しているので、それをドクターに継がせたいらしい。そうなったらハルを連れていきたいとプロポーズ。
ハルは、そんなにすぐには決められないと答えた。

皆が仕事に邁進しているとき、ピーちから夏を先取りして海に行かないかと誘いのメールが入った。

バーベキューし、皆が席に着いたとき、ドクターが最後の夏と言った。

暗くなって花火をし始めたが、まだ帰りたくない全員は、じゃんけんで、花火調達係を決めた。ハルとナカジだった。帰り道、奇麗な月が見えた。ハルは、ドクターに韓国息を誘われたと話した。あの勢いじゃ言うだろうとナカジは言った。月を見るふりをして、海岸に座り、線香花火を二人でした。それをトイレに行ったナカジが、見た。

今度の企画書と、編集長はかなり心配してナカジにお見舞いまで持たせた。
徹夜明けのナカジは、ハンバーガーを買いに行ったリンダを待っている間にテーブルに突っ伏して寝ていた。そんなナカジを見て、リンダは、自分を抑えられなくて、ナカジの背中を抱きしめた。人の気配に驚いて起きたナカジ。ハッとして部屋から逃げ出したリンダ。
う～ん、人が人を好きになる感覚って、わかるけど、かなり苦しげですね。りんだは、自分を普通じゃないと思っているから・・・

何度電話しても通じなかった。それを見てリンダは電話した。仕事中だった。でもナカジは出た。気持ち悪かった？とリンダは聞いた。一言謝りたかったと。

仕事を再開したが、胸騒ぎがして、仕事をほっぽり出して、リンダのもとへ走った。
店について、リンダは？と聞くと、関を示したがいなかった。慌ててトイレに行くと、ドアの下から、真っ赤な血が流れてきた。体当たりでドアを開けるナカジ。

＜あの頃、僕たちは本当の愛を知らなかった
そして本当の愛ってやつが時にこんなにも
深く人を傷つけることも＞

リンダは、このまま死を選んで召されるようですね。
玉鉄さん、特異なキャラが多いですが、カッコいい役を見たいですね。
そう、思っていたら、ハヤトチリ！まだリンダは、頑張っているみたいです。

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