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2010/05/16

≪臨場2≫★05

『カウントダウン~タロが報せた死』(あらすじ)

独り暮らしの年寄り・寺西(織本順吉)が自宅で死亡した。極度の栄養不良に脱水症状が見られ、娘の佐知子(秦由香里)や春恵(野口かおる)によると、高血圧と糖尿の持病があり、右足が不自由。1週間に1度、訪問介護のヘルパーが来て身の回りの世話をしていたという。一ノ瀬(渡辺大)の見立ては衰弱による臓器不全、事件性はなし。しかし、倉石(内野聖陽)は寺西が飼っている犬が元気なことに疑問を抱く。見ればドッグフードの袋が破られ、水はバケツの中にたまっていた。倉石は死因に不審ありと、立原(高嶋政伸)らを呼び付ける。そんな中、寺西の遺言状が発見される。

CAST

倉石義男**内野聖陽小坂留美**松下由樹 
一ノ瀬和之**渡部大 坂東治久**隆大介
江川康平**辻谷嘉真 西田守**小林勝也
早坂真理子**伊藤裕子 倉石雪絵**京野ことみ
五代恵一**益岡徹 立原真澄**高嶋政伸

*****

警視庁から、検死官室。と連絡が入った。
一ノ瀬は、立原の捜査一課の誘いを思い出してぼーっとしていた。

「本件は、独居老人の変死。臨場要請が入りました。」
椅子で寝ていた倉石にも臨場要請ですと声をかけ、びっくりさせて、始まった。

現場は犬が激しく泣くので、気づいた警官が、おおげさにことを運んだと倉石たちに恐縮して話した。

合掌して、倉石は、一ノ瀬に仕切らせた。
外表所見 異常なし。
ソファからおろして、さらに

身長174cm

硬直は股関節以下。
下肢のみ中程度に発現。
皮膚表面は乾燥。
手背面に栄養不良による軽度の浮腫。

頭部・・・顔面
歯列後方 口腔粘膜は著しく乾燥
脱水の所見。

外見およびしたい現象的な犯罪性は
特に異常なし。
直腸温は?22,5℃

一ノ瀬は、腕時計を見て

死亡推定時刻は、昨日4時から、6時。

その間、倉石は、家の周りを見ていた。
台所には、破られたドッグフードがあった。
庭の流しには、バケツが置かれ、水が、細く出て、満杯になっていた。

マルガイの娘たちが到着した。
高血圧、糖尿、右足が悪いことが判明。
週1回訪問介護のヘルパーが来て、掃除、買い物をしていた。

衰弱による、多臓器不全。事件性はないとと一ノ瀬は言った。

畳に座りこんでいた倉石は、

「イチ、何んで、じいさんは死んだんだ?」

「ああ、亡くなった方には、高血圧や、
糖尿の持病があったそうですから
そのことが原因で、心臓に異変をきたした。
右足が不自由だったので、動けないまま
死に至ったと考えられます」

「そうじゃねえよ。
なぜ死ななきゃならなかった?って
聞いてるんだよ。」

「一人暮らしだったからです。だから誰にも
看取られずに亡くなった。」

「タロがいたじゃないか?」

「タロは、犬ですか?!
犬は飼い主の状態を理解できません。
亡くなったのを知らせるぐらいが関の山で・・」

「じゃあ、聞くが、何でタロは、元気なのよ?」

「あの・・・犬が関係してるいんでしょうか?」(小坂)

「俺はイチに聞いてるんだ。」

「台所にあるドッグフードが、かぎ裂き状に破けてます。
たぶん爪でひっかいて破り、食べたんです。
庭と家を移動できるようになってますから。
水は外の水道のバケツの中にたまってるのを飲んだ。
以上。おかしな所はないかと」

「お前の眼は節穴か?来い!」
そう言うと、一ノ瀬の胸倉をつかんで、台所へ連れていった。

「ドッグフードを爪でひっかいて破った?
よく見ろ、ほら!こいつは爪じゃねえもんでかぎ裂きに
されたもんだ。
確かにタロは、バケツにたまった水を飲んでいた。
だから栓が緩んでチョロチョロ水が漏れてたのは
偶然か?ん、どうなんだよ。」

一ノ瀬は、怒りに震えて、犬の件は関係ありません。
問題は死因です。衰弱による臓器不全。
自然死で間違いありませんと、どなった。
だが倉石は、そんな一ノ瀬をにらみながら

「死因に不審あり、1課の立原 呼べ!」

小坂と戻ったが、何で、あんな言いがかりをと不満をぶつけた。
小坂は、拾えるものは全部拾えて言われていたのを忘れたのかと言った。
まさかと言い淀んだ一ノ瀬にカウンターパンチは続く。1課への移動の話があると言ってしまったが、それはおめでとうと言いながら、小坂は,一ノ瀬に腹を立てていた。


立原は、家宅捜索をしていると、遺書が見つかった。
そこには、家土地、は娘二人で分けろ、3百万は、ヘルパーの金森酸へ渡せとあり、娘二人は、見ず知らずの人になんでと、追及。週1回来るヘルパーが、最後に来てから6日経っていた。

倉石は主のいなくなったタロを預かると言って、家に連れ帰った。
タロは何か言いたそうだった。

金森ノ家を訪ねた刑事は、寺西さんが亡くなったと言ったが、驚いた風でもなかった。
こういう仕事をしていると、亡くなる方が多いのでと言った。
3百万についてい聞くと、知らないと答えた。

調べで、金森里美は、母親の介護をするしないで夫ともめて離婚。母の持ち家で、介護しながら一緒に暮らしていたが、翌年母親が病死。それからは一人暮らし。
写真を見せられた立原は、現場に到着したとき、食い入るように見ていた金森と同じ女だと気がついた。だから、金森は寺西の死を知っていた。

寺西の検死解剖。
患者は、末期のすい臓がんだった。一ノ瀬は、娘たちも言ってなかったと驚く。
脱水による腎不全。
胃にも腸にも内容物は見当たらず。

5日間飲まず、食わず。これが自然死かと倉石は一ノ瀬に聞いた。

一ノ瀬は、立原にヘルパーについて聞いた。
寺西家に行き、もしそこで金森が自殺ほう助したとしたらと仮説を立てた。

「俺のとはちがうなぁ」倉石は言った。

何が違うのかとかみつく一ノ瀬に

「すい臓がんの末期だから生きる理由を失った?
人間てのはな、生きる理由がなくたって、
そう簡単に死ぬもんじゃねぇ。」

「だけど死にたいとは、思うじゃないですか。
金森里美はそれを利用して・・・」

「死にたいと思う事と本当に死ぬのは別もんだ。
人が死ぬのは、生きることに絶望したときだけだ。」

「またですか。」

「一ノ瀬君・・・」

「またじゃないですか!
なんだかんだ文句つけて、俺の見たてに
ケチつけてばっかりじゃないですか。
倉石さんは!」

「根こそぎ拾えてねえからだよ。」

「俺、立原監理官に捜査1課に誘われてます。」

「そうなの?ふーん。」

「さ、そろそろ帰るか、タロ」

検死解剖した西田と真理子の店で飲んで、倉石は、何で謎を残して死ぬのかと聞いた。何も残さないとすぐに忘れられると言われた。

寺西家の縁側で、まだ何かあるはずだとしつこく捜す倉石。タロだけの知っていることがあるはずと、ボールを投げるが、それに乗ってこない。そこへ1課の連中が、金森が落としたメモ帳を捜しに来た。
小坂のウエットティッシュを隅っこ隠したタロを思い出して、食べ終わった白い袋を丸めて投げると、タロはうれしそうに、縁の下に食わえたものを入れた。そこを倉石が捜すと、金森のメモ帳があった。さらにガーゼとそれに絡まる黒い毛髪があった。小坂に科捜研で調べさせた。

一ノ瀬が、寺西のソファベッドに横になった。

寺西の声が聞けるものならと一ノ瀬は聞いてみたいと言った。
しばらくそのまま話をしていると、そうかと一ノ瀬は言った。

この場所は、寺西さんの指定席だった。それが娘たちに売れとせっつかれていた、すっかり
生きる理由を失った寺西。そこへ小坂が、タロがしまったガーゼに、ついていたのはまつ毛。A型で、寺西と合う。さらに副腎皮質ホルモンが検出された。

倉石は、1課の立原に会いに行った。つやの前にイチが、根こそぎ拾う。
一の卒業試験だと言った。

通夜の席でに金森が立原と来た。娘二人は金森を犯人扱いし、300万書かせたのも金森のせいだと言った。

「違います。今回の事は、寺西さんが
すべて一人でやったことです。
金森さんの訪問介護が終わった日、
寺西さんは、自らの手で、孤独死を
演出する準備を始めたんです。
なぜなら、その後1週間は、だれも
訪ねてない。その間なら、確実に
衰弱死できると思ったんです。」

娘たちは嘘よ、と二人で、言った。

「なぜ寺西さんが孤独死を選んだのか。
多分、娘さんたちに自分の孤独を感じ
てほしかったんです。家族とともに暮ら
したこの家で、一人暮らす孤独を分って
欲しかった。」

「それじゃまるで私たちが放っておいた
みたいじゃないどですか?」

「さみしがってた、寺西さん。」

「え?」

「こんな古い家に1人で寺西さんを
残しておけないって、っそう言ったん
ですってね。でも本当は、お金が欲し
いから、この家を売ってほしいんだって。
寺西さん、知ってましたよ。」

「何なの?あなた。
家のことのに口をはさまないで!」

「あなたに何が分るんですか?」

「あなたたちは、寺西さんの何を
知ってるんですか?」

家族のための家だったのに、その思いでさえも否定されて寺西さんは、縁側の楽しさも、何もかも捨てることが、つらかった。
なのに家を売れと言う。なぜなせ、もうちょっと待ってくれないんだ。

「この指定席に横になると、
よくわかります。
奥さんの遺影や、家族写真
柱で背の高さを競った傷跡
シールを貼った跡。
そこにはあるのは、家族の歴史です。
その歴史を薄れていく意識の中で
見つめて孤独な死に耐えて、
本音を言えば、あなたたちと
暮らしたかったはずです。
この家で。
余命は半年。家を売れとあなた
達はいう。
居場所を失ってしまう絶望感。
だからこそ、自ら命を絶つことを
決意した。孤独死としてその死を
感じ取ってほしいから。じっと耐えて
死のカウントダウンを聞いていた、
ここで、」

「昨日も、今日も、明日もこの家に
たった一人でいる。
爺さんが抱える孤独の深さが
あんたには分った。だからあんたは、
訪問介護の日でもねえのに、
ここに爺さんの様子を見に来た。」

小坂が、
「メモ帳と一緒に出てきた脱脂綿(これはガーゼですよ)
この脱脂綿には寺西さんのまつ毛がついていて
寺西さんの血液型と一致しました。
同時に涙の成分が検出されています。」

立原が聞き咎めた
「涙?」

「副腎皮質ホルモンを多く含んだ涙です。
これは感情が高ぶったときの涙と言われて
ます。
あなたが寺西さんの最後の涙を拭いたのですね。
その時寺西さんはまだ生きていた。」

泣く金森。
倉石が、全部吐き出して楽になった方がいいと言った。

訪問介護の日、おかしいと感じて、間に行ってみると、放っておいてくれ、お願いだと涙を流した。
これが介護の本質だと、金森は思った。
難しいですね。それでも自殺ほう助になるんでしょうね。

私も母の介護し始めて2年。仕事がだんだん忙しくなり、夕飯が12時を回ることがよくあります。休みの時間は自分で使いたいと思いますが、そうもいかず・・・

これで、一之ノ瀬の倉石に盾突くの見られませんね。

*****
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平山くん、キタ− .∵・(゚∀゚)・∵. - ッ!! 3話でめっちゃチョイ役・・・と嘆いてけど、こんな展開ファンタスティック{/kirakira/} あの時点で、永嶋@平山くんがイチの後任としてレギュラー入りするんではと 予想されてた人もいたけど、すげぇ〜〜〜{/hakushu/} だけど、イチでさえここまで育つのに大変だったから、未経験の永嶋をこれから指導していくのは 大変な労力なんだろうなぁ{/ase/} イチは無事に卒業試験を終了。今後は刑事として事件に関わっていくのかな。 まさかこれ... [続きを読む]

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