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2010/04/29

《臨場2》★03

『似顔絵』(あらすじ)

ダム建設の不正入札への関与が疑われていた元議員秘書・中西(吉野正弘)の変死体が、ホテルの一室で発見された。倉石(内野聖陽)はわずかな痕跡から、他殺と断定する。立原(高嶋政伸)は、第一発見者で中西を追っていた捜査2課の柳井(川野太郎)から事情を聴くが、事件当日の早朝、柳井の元に中西の居場所を知らせる密告電話があったという。部屋に残されたものと同じ銘柄のたばこを吸う柳井に、立原はささやかな疑惑を抱く。ホテル・ハウスキーパーのあゆみ(奥貫薫)が、中西の部屋から出ていく女性を目撃していた。似顔絵を描かせ、手配しようとした直後、柳井は立原に似顔絵の女性は自分の妻だと告白する。 

CAST
倉石義男**内野聖陽 小坂留美**松下由樹
一ノ瀬和之**渡部大 坂東治久**隆大介
江川康平**辻谷嘉真 西田守**小林勝也
早坂真理子**伊藤裕子 倉石雪絵**京野ことみ
五代恵一**益岡徹 立原真澄**高嶋政伸
三原あゆみ**奥貫薫 柳井**川野太郎)

*****

柳井がホテルのドアを叩いたが、応答がなかった。
ハウスキーパーに警察手帳を見せて、鍵を開けさせ中に入ると、バスルームでへたり込んで、首には、ガウンの帯が巻き付いていた。
ブザーが鳴り、臨場要請書が送られてきた。
西新宿 中年男性の変死体。
ホテルエンパイア、1270号室。
倉石は、連絡をもらって、セロリを食べながら登場。
現場の居間には、灰皿に2本のタバコ。
バスルームに、1本のタバコ。
ガイシャと向かい、まずは合掌。
観察が始まった。
眼球結膜 左右角膜 ともに著しく混濁。
左右頸部に米粒大 粟粒大の皮膚溢血点が散在。
頸部の索溝は顎下から斜め上行。
左後頸部に擦過傷。
検視が行われている隣室では、柳井捜査二課管理官が、立原にタレこみで早朝から、中西の本人確認のために急行したと話していた。
ダムの汚職で、逮捕間近とあって追い込まれていたはずだと、柳井は言った。
ごちゃごちゃ言っていると倉石の怒声が封じた。
一ノ瀬に、そろそろ結果を出せと言った。
死因は、明らかに頸部圧迫による窒息死。
周囲の状況からするとタオル棚に
バスローブの帯をかけて首つりを試みたが
体重の重さでパイプが壊れ床に転落。
しかし、吊った際の頸部への圧迫が
意識消失や呼吸困難をもたらしたように見えます。
坂東が、横から、間近に迫った逮捕を苦にしての自殺って事かと口をはさんだ。
ですが・・・気になることが。
首吊りなら、・・とライトを当てさせ
この部分(頸部の前方)の索溝が最も深くへこむ
はずなんですが、圧痕が後頭部まで均一です。
第2に、索溝の線上に爪の傷跡があります。
もしこれが吉川線だとすると他殺です。
詳しくは司法解剖を経てからでないと。・・
帳場を立てろと、立原に倉石が言った。こいつは殺しだ。
一ノ瀬は、また倉石に顔色を変えたが、お構いなくほら見てみろと言いながら、
「自分で首を吊ってそいつをはずそうとしたなら、
傷は当然、顎から真下に向けてこう・・・縦につくが
この擦過傷は、おい、横向きだな。
一ノ瀬を引っ張り、傷に近づかせて
吉川線なのよ。これも。
一度は首を吊ったか吊られたか下が落下。その後
虫の息のマルガイの首を巻かれたままの帯を使って
誰かが背後から絞めた。
でそいつを外そうとしたから・・・
傷が横向きになった。」
「背後から?」(一ノ瀬)
「お前今、着衣脱がす時何見てたんだよ。
ああ?・・・おいどいて。」
後ろの鑑識をどけて、脱がせたYシャツを引っ張り後ろを見せた。
「ここにシワがあんな。これはなんだ。」
そしてガイシャの背中を見せた。
「おい、この背中の表皮剥奪。
これ なんだ?」(小坂)「第三者がマルガイノ背中に膝を当てて
後ろから帯を引っ張り締め上げた時できた傷と
シワですか?」
「まちがいねえ。
死亡推定時間は午前6時から7時といったところか。」
立原は帳場を立てると言い、皆が動き出した。
倉石は、ドアのところに立つ男を見て、
「あんた誰だっけ?」
「捜査二課管理官 柳井」
横から立原が仏の第一発見者だと声が飛んだ。
「そりゃ、朝早くから、ご苦労さん」
立原に上条代議士の第一秘書だった。
新しいダムの建設に85%の入札で、代議士の息のかかった建設会社が落札。地位が危険と察すると、秘書を盾にして邪魔者は消す。
柳井の吸っていたタバコが、残されたタバコと同じ銘柄だった。
立原は、吸い殻を調べさせてもらうと言った。
無駄なことをという柳井に、おれたちは無駄なことを積み重ねです。
ちがいますか?と言った。目撃者が出た。ハウスキーパーの三原あゆみだった。
六時過ぎに部屋から出てきたのは、女だった。顔をよく覚えていると言った。
白石は、屑かごから、銀紙をつまみだした。
テーブルの上に会ったコップからは二種類の指紋が取れ、一つはマルガイ。あとは分からず。
ピンセットでつまんだ端切れは、たばこの銀紙でしょうと、言われた。バスルームの指紋は拭き取られていて、採取できなかった。
司法解剖も倉石の所見と同じだった。
似顔絵は、柳井をどきりとさせた。防犯カメラにも映っていた。
柳井の妻だった。
刑事部長の裁量で柳井は庁舎から一歩も出るなと言われた。
妻は、中西と一年くらい前から不倫の関係になった。
倉石は、”似過ぎた似顔絵”が気に入らなかった。
室内のバスタオルが、一枚無かった。
タバコの吸い殻、グラスの指紋はそのまま。
そこでまた気になりだしたのが、タバコの銀紙。
初めにラップを切って、銀紙を破るがラップがどこにもなかった。
妻の取り調べが本格的になった。
捜査の情報提供者と、関係をもった夫。
独身だと偽り、鴻上建設贈収賄時にさかのぼった。
事件後にそれがわかった時、本気で別れようとした。
柳井は出世や世間体を考えろと言った。そんな時中西が近づいてきた。自分は商社マンだと名乗っていた。
最近不正入札の捜査線上に浮かんできてその正体を知った。
倉石は、朝から似顔絵と、防犯カメラの写真を見比べていた。
「俺のとはちがうなぁ・・」
言って、散歩に出ると倉石は消えた。
町の似顔絵描きに描かせても写真のようにはいかなかった。
現場簿バスタブに腰をおろし、考え込んでいたが、部屋の床を探し出した。すると、小坂と一ノ瀬も来た。やはりラップを探に来た。
こういうチームワークが、ワクワクしますね。
立原も、三原あゆみが三年前、鴻上建設の経理にいたことを突き止めた。あの事件で内部情報を柳井に流していたのが、三原だった。
追及をのらりくらりと逃げる三原。
スタッフルームで、一人本を読む三原に、トマトをあげて、それとなく近づく倉石。
三原は、中西の自殺未遂を利用して、柳井に復讐していると、倉石はふんだ。立原とひそかに話すが、物証は、犯人が持ち出した限り絶対出ると確信を持って答える倉石。
翌早朝。倉石組は、ホテルに出かけた。
早出のハウスキーパーに見学と称して、掃除の手順を聞いた。
バスルームでは使ったバスタオルで水滴と床を拭いてランドリー用に入れた。そしてこのリネン室に持ち込む。カートは決まっていて、あゆみさんのはこっちと教えてくれた。言われて、ペッタンこのランドリー袋を押し広げ中を覗き込む三人・・・
三原あゆみの事情聴取が、現場の部屋であった。
立原が、柳井の妻を知らないというが知っていた。
柳井のターゲット中西が、たまたまこのホテルに逃げ込んできて、
その中西の部屋から帰る柳井の奥さんをあなたは、確かに目撃した。
だが知っている顔でなければ、これほど詳細な似顔絵はできない。
柳井は、自分が独身だと言った。一度は愛した柳井のことを知りたくて見に行ったら、奥さんがいた。その時は髪が長かった。
廊下をカートを押して通る三原に1270室からドスンという音が聞こえた。そっと開けてみると、柳井が虫の息だった。
推測ばかりだった。その点で三原は、柳井の妻が部屋から出てきたのを目撃したと言い張り、犯人は彼女だと言った。
倉石は、そいつは違うな。
ラップが出たんだ。
ラップ?こんなラップ、同じものどこにでもあるじゃないですか?
ここのバスルームのゴミ箱にタバコの箱の銀紙だけが残ってた。
柳井の女房が封を切ったものだ。
だがラップだけがどうしても見つかんねぇ。
あんた、中西を殺した後、この部屋のタオルで自分の指紋を
拭き取ってんな。いつものクセだ。
そん時、床に落っこってタラップをうっかり包み込んで
一緒に放りこんじまったんだよ。指紋が付着してた。
柳井の女房のな。
調べさせてもらいました。
このラップはあなたのカートの袋の底にあったんです。
すべては柳井への恨みか?
「いけませんか?
誰にもわからないでしょうね。
私がこの3年どんな気持ちで
生きてきたかなんて。
本気で信じて愛してきた人に全部
自分の出世のためだったって
言われて捨てられて、・・・
もう誰も信じられなかった。
信じたくなかった。
何もすがるものがなく毎日ただ生きていた。
あの人への恨みがなかったら、この3年間
生きてこられなかったかもしれません。」
連行される三原が倉石に振り返った
「柳井さんはどうなります?
私裁判であの人の仕打ちを洗いざらい
証言するつもりです。それでもあの人
警察官でいられるんでしょうか」?
立ちあがりそばへ寄って倉石が言った。
「あんたの柳井への恨みがどれほどのもんか
俺にはわかんねぇ。だがな、人は誰でも
傷を抱えながら、生きてくもんじゃねえのか?
その傷と一緒に生きるかどうかは、
あんた次第だったはずだ
。」
「サヨナラ・・・お元気で・・・
いい人生をとあの人に伝えてください。」
部長により柳井は辞表を書かされた。
捜査において、手段は選ばないと彼は言った。
人情と、職務との間で悩むことがあるかもしれないが、と部長は言った。この人床屋ばかり行って、何も仕事してないみたいで、嫌なパワハラです。
*****
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