《龍馬伝》☆09
『命の値段』(あらすじ)
岩崎弥太郎*香川照之
武市半平太*大森南朋
平井加尾*広末涼子
千葉佐那*貫地谷しほり
岡田以蔵*佐藤健
牢屋の老人*志賀寅太郎
田那村作八*吉増裕士
佐州屋金蔵*剣持直明
平井収二郎*宮迫博之
桂小五郎*谷原章介
坂本八平*児玉清
千葉重太郎*渡辺いっけい
千葉定吉*里見浩太朗
<再びやってきた龍馬を、江戸の町は相変わらずの賑やかさで迎えてくれたがぜよ。>
まずは、千葉道場へ顔を出した。
千葉定吉に、土佐でなにかあったのかと、開口一番聞かれた。
「。・・・はい、父を亡くしました」
「そうか・・・。」
「けんど、父は精一杯生きちょりましたき、幸せ者やったと
思ちょります。」
(重太郎)
「それはよかったな。」
(定吉)
「人は皆、いつかは必ず死ぬ。
だからこそ、死に甲斐のある生き方をせねばならぬ。」
(八平の声)
「この世に生まれたからには、おのれの命を、使い切らんといかん!
使いきって生涯をおえるがじゃ。」
「私は、必ず、そのような生き方をしてみせますきに!」
初めに踏ん張ったので、龍馬の稽古は人一倍過酷なものとなった。
せっかく戻った愛しい龍馬につれない佐那。
重太郎に聞かれるが、龍馬に気に入られようとお茶もお花も料理も習った。だがどうしても優しくできなかった。
土佐藩の宿舎に戻ると以蔵がいた。武市に会えないと言うと、桃井道場で塾頭になったから、道場で寝泊まりしていると言われた。
流石武市さんじゃ、あっという間に塾頭になられるとはと、面会に行った龍馬。
そのうち、雲の上の人になってしまかもしれんと龍馬は言った。
「龍馬。ワシが江戸に来た本当の理由は、剣術修行ではないき。」
「はい、各藩の攘夷派と意見をかわすためと。」
「そうじゃ。実は、今夜会合がある。」
「会合?」
龍馬も連れて行かれた。
水戸の角谷、寅之助、薩摩藩士樺山三円。皆各藩で武市同様攘夷派と連絡を取り合っていた。そこへ、遅れてきたのが、桂小五郎だった。腑tが理は親交を温めた。
「幕府は、アメリカに対してあまりに弱腰じゃ。
このままやったら、日本は、異人たちの足で
踏み荒らされてしまうがです。「
「日本を守るためには、僕らが繋がりを持って活動し、
それぞれの藩で攘夷の嵐を巻き起こしていかんにゃ
いけん。」(桂)
「そげんして幕府を動かすとじゃ!(樺山)
「そのためには、攘夷ゆう言葉を国のものに覚えさせることじゃ。
龍馬、おまんはもちろんわかっちゅうの?」(武市)
「攘夷とは、異国を打ち払うことですろう。」
「攘夷という言葉は、水戸では子供だって知っています。」
「長州は、藩主、毛利敬親様が、僕の話を聞いてくださり、
藩として攘夷を主張する事に相成った。」(桂)
「桂さんはそんなに偉い人やったがか?」
「土佐藩はどうですか?武市殿」
聞かれて、答えられませんよ。武市は、城内にも入れてもらえない立場だし・・・
龍馬を仲間へと武市は誘った。アメリカは日本とこうジェ気城と迫っているが、それは日本を乗っ取る気だと、武市は説いた。
それでもケンカはイヤじゃと言うがか![]()
ケンカは、どうしてもイヤじゃと龍馬はこの期に及んでも逃げた。
アメリカ総領事、タウンゼント・ハリスは、幕府に強引な要求をしていた。
そして幕府はとぅとうアメリカとの交易をすると決めてしまった。
京に居られる孝明天皇乃ご意向を無視した。
帝の言葉を伝える。 朕 異人は嫌いである。
この天皇の一言が、やがて武市や桂ら攘夷派に大きな力を与えることになるのだった。
そんな世情を知る由もない弥太郎は、まだ牢屋に入っていた。そこで商売を学んだ。
桃井道場が武市の四角四面の性格で、窮屈になったと小ぞす田那村。憂さ晴らしに町人をじろじろ見たと難癖をつけて脅すと、時計を落として行った。
武市は一刻も早く土佐で攘夷に勢いをつける。
そんな話をしている時に、上士が来た。浅草の古道具屋に盗品が持ち込まれた。
古道具屋は、ピンときて、姓名を聞いた。土佐藩士、山本琢磨と名乗った。
武市がその責めを追うと言われた。何があったのかと聞くと、酒癖の悪い田那村が売ってしまえとそそのかした。皆はそれならと言ったが、武市は、腹を切ってお殿さまに詫びろと言った。
龍馬は、重太郎に、引きとめられて、佐那の思いのたけを伝えたが、慌てたのは龍馬。きっと迎えに行くと言った加尾に操を立てて、早々に帰った。
そんな龍馬を待っていたのが、以蔵だった。琢磨が起こした問題を話した。龍馬は誰かが返さなければならないのだからと、佐州屋へ乗り込み、い訴えを取り下げてくれなければ、腹を切らねばならないと迫り、土下座してまで謝った。しかし、武市達は、それでは済まぬと、今夜中に父母に手紙を書けと言われた。
龍馬は、そんな琢磨を船に乗せて逃がした。もう土佐には帰れないが、どこかで生きて行かれるだろうと。
土佐藩の上士に武市の責めは、負うべきだと言われた。訴えは取り下げたのに!
武市の胸には、土佐を変え、日本を変え
ちゃろうゆう途方もない志がある。
けんど一輪の花を愛でる心も持っちゅう。
尾には花には芽を向けんぜよ。
机上の椿の花を刀で落とし、「分かった風な事を言うな!」
・・・旅のご無事をお祈りします。
<武市が戻っていく土佐に、大きな嵐が 巻き起る事を
龍馬はまだ何ちゃあ知らんかったがじゃ>
終わりにその後の山本琢磨の事を教えてくれました。
ロシア正教の布教にきていたニコライ神父と函館で知り合い、日本で初めての司祭になったそうですね。神田のニコライ堂の建立に奔走したそうです。
生きて、本当に、違う生涯を終える事が出来たんですね。
龍馬は、大胆な事をしたもんです。
武市の塾生たちが、攘夷に非協力的な人たちを抹殺して行く、彼らの断末魔は、新撰組の末路と同じく、正視したくないですね。
チリで大地震が起き、津波が来ると、ずっとテレビではそのニュースが、メーンでした。
おかげで、東京のJRは、その時間運休があり、東京マラソンにエントリーした知り合いの応援に行かれませんでした。まだ被害の全貌が分からないので、恐ろしいですね。
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『龍馬伝』第9回「命の値段」
龍馬より弥太郎ら他の登場人物が目立つ回があって、これでは『龍馬伝』ではないという声をたまに聞きます。
確かに龍馬の行動が中心にならないこともありますが、例えば静物画を書く時、中心にリンゴを書くとしても、リンゴだけではなく背景を書きますしやら隣にバナナを書くやらで、陰翳が出たり、遠近感が表現できたりするじゃないですか。
だから、龍馬だけにスポットを当てるより、周りの色を濃くすることで、龍馬が浮き出てくるのかもしれません。
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町人から時計を奪った土佐藩士山本琢磨@橋本一郎の処遇を巡って
武市半平太@大森南朋と激しく対立したというお話
前回の龍馬伝紀行で、岩崎弥太郎@香川照之が
奉行所の門に落書きしたのが史実だったと知り、驚かされたが、
今回の龍馬伝紀行にも驚かされた。
山本琢磨が時計事件で脱藩したのも史実だったんですなあ
しかも、当時攘夷派だった山本琢磨が、
明治維新後、日本人初の司祭となり、ニコライ堂建立に関わっていたとはねえ
その山本琢磨脱藩事件を基に、
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