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2009/08/14

《ダンディ・ダディ?~恋愛小説家・伊崎龍之介~ 》☆05

心の傷は誰が癒す』(あらすじ)

小早川(石黒英雄)に振られてしまったあかり(南沢奈央)だったが、伊崎(舘ひろし)が心配するほどには落ち込んでいない様子を見せる。伊崎はあかりのドライさが理解できず、貴和子(余貴美子)にぼやく。そんな中、あかりの誕生日が近づく。あかりの気持ちをおもんぱかり、盛大なパーティーを提案する伊崎だったが、あかりはいつも通り二人でいいと断る。その言葉を聞き、誕生日会に向けて張り切る伊崎。だが、やはりあかりは小早川のことが気になっている様子だった。ある日、朋香(林丹丹)は学校で、小早川にあかりがもうすぐ誕生日だと言ってしまう。しかし、彼は何の反応も示さないばかりか、由奈(佐藤千亜妃)と仲良さそうに帰っていく。

CAST
伊崎龍之介 ( 舘ひろし ・56歳・恋愛小説家)
伊崎あかり (南沢奈央 ・5歳・高校生・龍之介の娘)
後藤美羽 (平山あや ・25歳・新米編集者)
小早川悠樹 ( 石黒英雄 ・15歳・あかりの彼)
沢村潤一 ( 池田努・30歳・担任・剣道部顧問)
坂本サチ ( 野際陽子 ・70歳・亡き妻の母)
葉山修二 ( 佐藤二朗 ・40歳・セラピスト)
松原朋香( 林丹丹 ・15歳・あかりの親友)
堂島寛 (八嶋智人 ・37歳・新興出版社・編集者)
三嶋貴和子( 余貴美子 ・50歳・編集長)
佐々木泰三 ( 鹿賀丈史 ・56歳・文芸批評家)

     :***:**

失恋したばかりのあかりが、心の傷を引きずりもすせず、落ち込みも見せずに、笑顔を見せていた。それが龍之介には不思議だった。
良く笑うし、良く、食うし、余計に心配の種は尽きなかった。

編集員・美羽は、今どきの高校生は、現金がプレゼントにいいと言って、龍之介たちをビックリさせた。父おぴゃとは小さい時母が離婚したので、ぷえれ然となんてもらったことが無かった。とクールさの意味を教えた。

他社の堂島は、父親と娘って、なんかこう、しょっぱいですね、と言う始末。
そんな堂島も、5年前までは結婚していて娘がいた。プレゼントを一緒に選ばされ、小学校まで付き合わされたが、5年間連絡もせず、忘れられてる、肩身の狭い思いをさせたすずと、悪態をつかれた。
どうせそうさと、帰りかけた堂島に

「とうちゃんhappy01」と声をかけたのがすずだった。
公園で、一つのベンチ野恥っ子同士に腰かけた親子。
「お母さんは別に起こらないと思う」とすずは言ったが、顔は晴れていなかった。
「お父さんに悪いから」
「おとうさん?」
「新しいお父さん。」
「ごめんね父ちゃん」娘は走って去った。何とも複雑な堂島。

一方あかりは、まだ朋香に悠樹と別れたことを離していなかった。悠樹が一人になったところを見計らって、朋香が、話に行くのを、あかりは止めた。それでも今度の土曜日、灯りの誕生日だと悠樹には伝わった。
部活が終わって、一人で帰るあかりの前を悠樹にべったり付いたマネージャーが、悠樹の手を離さずに、何か食べて行こうとやけに楽しそうに話しながら消えたのを目撃した。

美羽は、帰り道の川沿いにあるベンチに座るあかりを見つけた。話そうと近くへ寄ると、あかりの頬を涙が流れ落ち、激しく泣いていた。

龍之介の『ラブ・トラブル』の原稿をもらいこれで、あかりのバースデーパーティーに全力投球できるぞと、龍之介は両手をこすり合わせた。

「後藤ちゃんは高校生の時どんなものが欲しかったの?」

「そうですね。私のことをちゃんと分かってくれる人だったかな。
私の気持にちゃんと気付いてくれる人。
私の話をちゃんと聞いてくれる人。
私もね、親の前では泣かない子だったんです。
父の浮気で傷ついてる母に心配かけたくなくて、
あかりちゃんみたいに、よく笑って よく食べてました。
だけど、・・・ホントは泣きたかった。
私の気持をきいてほしかった。
泣いていいよって、言ってくれる人がほしかった。あ・・、あくまでも参考意見ですけど」

もうすぐあかりちゃん帰ってくると思うので、と美羽は、さっさと席を立った。
急な夕立があった。傘を持って外に出ようとした時ずぶぬれになったあかりが帰宅した。

「お父さんには、ウソ付かないって約束したよな?
だったら何でそんな風に笑ってるんだ?
あんなに好きだった、コバちゃんに振られて、
何でそうやって笑ってられるんだ?
相手の気持が冷めたら、お前の気持も冷めるのか?
それで終わりなのか?
お前の『好き』っていう気持は、その程度なのか?
はぁ~、そんなの恋って云わないよ。
誰だって失恋したら、傷つくんだよ。
哀しくて、辛くて苦しくて、どうしようもない思いに胸が張り裂けそうになるんだ。
だけど、その辛さに、目をそむけてたら、お前が失恋で受けた傷は一生治らないんだよ。ほんとはね。お父さんにはちょっとくらいは嘘ついても、かまわないって思ってる。だけど自分にだけは、自分の気持にだけは嘘つくなよ。」

「お父さんに何が分かるの?恋恋恋恋って、、お父さんの頭にはそれしかないわけ?
私は父さんとは違うの、高が、失恋くらいで泣けるわけないじゃない。」
「たかが失恋ってなんだよ」
「フラレタぐらいで泣くなんて、みっともないって言ってんの!もう高校生なんだよ。
子供の時みたいに、親の前で泣けるわけないじゃない。」
「泣けよ。泣いていいんだよ。そのためのお父さんだろう。」
「だって、私が泣いたらお父さん心配するじゃない。」
「…バカだな。いいんだよ。親にはそんなことで、いくら心配かけたっていいんだ。俺たち親は子供のこと心配しているうちが華なんだぞ」

あかりは声を上げて泣き出した。父はお腹で受け止めた。

「意地を張らずに、ちゃんと好きって言えば良かった。取り返しのつかないことってホントにあるんだね。お父さん。話聞いてくれてありがとうね。お父さんが恋愛小説家で良かった。おやすみなさい」

パパ龍之介は、コバを捕まえて、見当違いなことばかり言っていた。あかりと二人で乗り切れないかなと言ったが、
「あなたって人は、四六時中恋だの愛だの浮ついたこと
ばっかり言ってどうしてこうしゅわしゅわちゃらちゃらしてるんですか?
あなたのそういうところが迷惑だって言ってるんですannoy
失礼します」

龍之介は、わけがわからないまま、気分を害して、むかついた。家中のガラスを磨き、床、階段、さらに鍋釜まで磨いてもむかつきはとれなかった。

「失恋上等。お前たちが別れたのもそうなるべくしt下なったんだから、新しい恋でも荒療治でもなんでもいいから、次の男を見つけてあんなコバみたいなつまらない奴は忘れろ」

「でも心の傷は?」

「そんなものはさ、絆創膏でも貼っときゃそのうち治る。」なんと言う暴言punchbomb

さてあかりの誕生日。あかりの涙を目撃した美羽は、堂本と二人せっせと飾り付けに協力し、プレゼントを龍之介に託して堂本をつくし書房まで送ると言ってタクシーに乗った。
ここまでのタクシー代としっかり者の美羽は請求した。会社の入り口を見て、そこに堂本の娘、すずがいるのを見つけて、おつりはいいですと自分ンもタクシーを降りた。

学校から帰宅したあかりは、父が腕によりをかけた料理や、飾り付けに、すごいねと言った。着替えてこいよとパパに言われて、部屋から出ると、あかりの携帯が鳴った。
「あかり、電話だよ」と言いながら携帯を開くと悠樹からだった。

「この電話は現在つかわれておりません!」パパは切った。
そこへ戻ったあかり。電話を持つ父に誰から?コバちゃんから。掛けるならどうぞとわたされたが、
「決めたんだ、私。もう恋なんてしない。さあ、パーティだ」複雑な龍之介(・_・)エッ....?

神社の境内で、ベンチに座った二人。まより距離は短い。
「「はい、とうちゃんに、父の日のプレゼント。新しいお父さんには、肩たたき券をあげたんだ。でだけどとうちゃんには会えないから絵にしたの。」
「ばかだな、すず。いい?父の日ってのは6月の第3土曜日なの。知らないの?」
「しってるよ。だから8月の第3土曜日は、すずのとうちゃんの日。
世界で1個しかないすずのとうちゃんの日。」言われて、スケッチブックを開いた。
大きく”すずの父ちゃん”と書かれた堂本の顔。メガネして、ウインクしてた。
「新しいお父さんがいても、すずのとうちゃんはとうちゃんだけだからね。」
「すず」
「来年もまたこの日に会おうよ。お母さんにはちゃんとすずが言っとくから。」
堂本は声を上げて泣いた。ありがとうと。木陰からそれを見届けて美羽は帰った。

電話が鳴った。パパは大きなバースデーケーキを冷蔵庫から出して居たし、灯りは、6歳のバースデーのビデオを見ていた。受話器を取るのが遅れたら、留守電の声が聞こえた。

「あかりちゃん。今更こんなこと言っても無理かもしれないけど、会って話がしたいんだ。
初めてデートした場所で待ってる。来るまで待ってるから。」悠樹だった。

何事もなかったように、ケーキに話題を振るあかり。パパは言った

「コバちゃん待ってるんだろう?行ってこいよ。言って話し聞いてこいよ。」
「だって、今更何の話があるっていうのよ。もう、あんな思いするのはいやなの。
私、悠樹君のこと好きになって思ったの。恋って楽しいことだけじゃないんだtなって。嫉妬したり、自信無くしたり・・・恋なんてしなきゃよかったって思った。だからもう・・・」
「今も・・そう思ってんのか?今コバちゃんの声聞いて、それでも恋なんてしなけりゃよかったって思ってんのか?行きなさいあかり。男と女は恋愛するために生まれてきたんだぞ、もう恋なんてしないなんて、バカなこと言うな。」あかりは走った。ビデオ野画面と同じように、ローソクに火をつけて、パパは謳って吹き消した。「誕生日おめでとう、あかり」呼び鈴が鳴った。

水族館前で、悠樹は、あかりに”佐々木泰三”の新刊を手渡された。悠樹の父だと言われて驚いた。龍之介とは犬猿の仲だ。双方の父親がこの交際を許すはずがないと思ったが、あかりをどんどん好きになって、あかりを傷つけたくないって思うようになってどうしていいか分からなくなった。僕が悩んでいたのは僕の親父とあかりちゃんのお父さんとのことだった。そこであかりは、二人で頑張ればどうにでもなるよ、だって私悠樹君のこと大好きだからと、言えた。

客は、編集長の喜和子だった。コバちゃんに祝ってもらってるとさみしそうに言う龍之介に、この先あかりがどんな男と恋をしても父親は龍之介一人だし、娘にとっての理想の男は父親と相場は決まってんの。と慰めた。

小早川家では、父親が辞書を捜しに悠樹の部屋にきた。留守だと今知った。本を取ると、その奥に宿敵龍之介の著書があった。

二人はこれから、自分たちの付き合いをどう認めさせるかと、戦いになりそうですね。
パパのあかりを思う愛情にオーバーだと思いながら、見続けてます。

*****
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