《赤鼻のセンセイ》★06
『鬼の目にも涙』(あらすじ)
桜山総合病院の職員たちは親睦会で盛り上がる中、七瀬(香椎由宇)の姿はなかった。
体調が芳しくない和田(須賀健太)は休んでいた院内学級に出席できることを心待ちにして居た。はやる気持ちを七瀬が冷たく制する。
CAST
石原 参太朗 ( 大泉洋 )
七瀬 遥華 ( 香椎由宇 )
八重樫 守(神木隆之介)
和田 雅樹 (須賀健太 )
横山 一 ( 尾美としのり )
権田 俊郎(光石研 )
西森 倫子 ( 平岩紙 )
近藤 ミチル (入山法子)
遠野 治雄 ( 高橋努 )
滝川 琴美 (工藤里紗 )
本間 ゆうた (前田航基 )
本間 きいた ( 前田旺志郎 )
牧村 優 ( 田島ゆみか)
樋口 陽子 ( 住谷念美 )
田中 香 ( 高良光莉 )
桜山 真 (上川隆也 )
太川 絹 (小林聡美 )
参太朗と院長お気に入りの「一膳飯」で、院内学級の教師たちと、小児科医、ナースたちが親睦会をしていた。そこに七瀬の姿は無かった。
太川は、七瀬がこういう席は苦手だと思う、私と同じくと言ったので座はシラケタ。参太朗と権田が、必死にシラケ退治をしていた。
翌朝、カルテを見ながら来る七瀬に、参太朗は、聞いた。当直だったと七瀬は答えた。
当直も遠野と代わったそうじゃないですかと詰め寄る参太朗。しかも毎度、親睦会はスルーしていた。
「私には、みんなで集まって飲んだり食べたり、くだらない話に付き合ってる時間ないんです!そんな暇無いんです!」参太朗はその剣幕に「スイマセン」と謝ってしまった。
和田は、後1本になった抗がん剤目にし、七瀬に明日はヤエッチたちと一緒に院内学級に行っていいんだねと聞くと、体調次第だと言ってるでしょ。病気治したいんだったら、私の言うこと聞きなさいと言われた。この間の課外授業の時、事情はどうあれ、鼻血が出たこと隠してた。ああいうことされるとね、先生あなたの治療に責任持てなくなる。
院内学級と自分の命とどっちが大事なの?・・・そう言われてもね。同じこと言うにも、心を切り裂くように言わなくてもと、毎回思うんです。
小児糖尿病の千佳が、ピンクのぬいぐるみを愛おしげに抱いていた。それを見た七瀬は、貸してと言って中身を確認すると、ソバカラだったので、喘息の子が発作を誘発するといけないので、没収した。
八重樫は、発作も少なくなり自分でのコントロールも良好になったため高校受験の前に退院を考えていると七瀬に言われた。
参太朗は、命と院内学級を比較する七瀬に怒り心頭で、文句を言いに行ったが、帝都病院へ行った後だった。大病院から引き抜きの話が来ていた。太川は、その人の進路をとやかく消えないでしょと参太朗を諭すが、聞かない。
低学年の院内学級で、千佳が泣いていた。七瀬を魔女だとはやしたてた。
太川が、参太朗は、自分の考えに乗ってしまうが、七瀬は、押しつぶされるタイプと評した。
こっそり抜け出した和田をまたベッドに戻したが、和田は、七瀬のイラつきが伝染したように、反抗した。彼の病気を治せるのかと迫る和田に、医者としてのbエスとは尽くしてると言う。それは、和田がっダメだったときの言い訳に過ぎないと、気持ち悪くなる抗がん剤の点滴を外して、院内学級の部屋に閉じこもった。
参太朗が、中で話しあおうと声をかけるが、出てこない。そのうち生徒たち、ほかの見舞客たちも遠巻きにギャラリーの人数が増えた。
「俺の病気は、治すのが難しいって。そんなことは分かってる。
多分俺は普通の高校にはいけないんだろうって、分かってる。
そんなことは、そんなことは、覚悟できてる。でも・・・
ときどきどうしたって、不安になることもあるよ」
「どうしろっての?」七瀬が声をかけた。
「じゃ、私にどうしろってのよ
診察のたんびにご機嫌取って、歯の浮くような優しい言葉で接して欲しいってこと
私あなたの保護者じゃないわ。担当医なの。はっきり言おうか。私が向き合ってるのは、あなたの気持じゃない、あなたを蝕んでく病気と向き合ってるの」
「ちょっと待て!あなた、どうしてそんな言い方しかできないんだよ。
なんで今、こんな状況で、もっと気使った言い方できないんだよ」
「気を使って病気が治るんなら、苦しまないですよ。」
事態を収拾するために太川が来た。
「はい、すいません。
わだぁ~、あんたがそう言う手段に出るなら、こっちにも考えがある。
このままこういうことを続けるなら、このドア、破って引き吊り出すして、
そのまま院内学級は退学。院長に頼んで別の病院に転院。
そのぐらいのこと覚悟してんだよね?」
と大きな木の小槌を振り上げた。子供たちの悲鳴が聞こえた。
和田が出てきた。
八重樫は、簡単には、和田の気持が分かるとは言えないと言った。
七瀬は、帝都大学の小山内小児科教授が恩師で、なにやら頼んでおいた、それを実行する日が来た。
院長に、七瀬に頼まれた中枢神経白血病の研究資料などを全部貸してくれと、その熱意は学生時代をしのぐ勢いだった。自分が受け持った患者は自分の手で治してやりたいと思っていた。。知らない参太朗は、自分のクビだけ考えて子供たちに、やめないでななせせんせい。そのままかわらなくていいからと、書かれたプラカードや横断幕を用意させた。かなり大きな思い違いです。
太川のコーヒーは、豆を挽いてゆったり入れてる間に、いろんなことが去来するのですね。だんだん信者が増えるみたいです。千佳のぬいぐるみのソバガラを出して、コットンを替わりに詰めて、縫い閉じるのが苦手な七瀬は、医者なのに縫うのが下手ですね。内緒にしときますと笑っていた。
七瀬の小児科医としての資質は、問題ありですね。それでも、和田と赤鼻をつけての対面は、なかなか良かった
太川先生が、参太朗を心配して後をついて行くのが「だるまさんがころんだ」風で楽しかったです。
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» 「赤鼻のセンセイ」 第6回 [トリ猫家族]
今回は参太朗(大泉洋)おとなしかったなぁ・・
ウザサもレベル1ぐらいだったし(第1回がレベル9)・・
あろうことか七瀬先生(香椎由宇)に「気ぃ使った言い方をしろ」と説教してたもんなぁ・・
絹→参太朗の叱責場面がなかったのは寂しいわぁ〜
さて、新しい....... [続きを読む]
» 日本テレビ「赤鼻のセンセイ」第6話:女医の涙と生徒の笑顔 [伊達でございます!]
相変わらず、うざったさ全開の参太朗と、杓子定規な七瀬の対比という構図は、おもしろかったのですが、肝心の、七瀬をめぐるエピソードが今ひとつというか…。 [続きを読む]
» 「赤鼻のセンセイ」(第6幕:「女医の涙と生徒の笑顔」) [鉄火丼のつれづれ日記]
8月12日に放送された「赤鼻のセンセイ」は、七瀬先生(香椎由宇)が他の病院に移ってしまうかもしれない、というのが主な内容であった。今回のエピソードの中で、七瀬先生は和田君(須賀健太)に「院内学級と自分の命、どっちが大事なの?」ときつい言葉を浴びせたりしてしまう。その先生で和田君は他の先生がいいと言いだしてしまうが、私は和田君が教室に閉じこもってしまうのを見ていると…?... [続きを読む]
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