《白い春》★最終話
『本当のお父さん』(あらすじ)
さち(大橋のぞみ)に別れを告げた春男(阿部寛)は小さな食堂の住み込み店員に。栞(吉高由里子)らは、春男の荷物を宅配便で送る。そこへ春男を捜しに、さちが現れた。栞は、春男は実家に帰ったとごまかすが、さちは足元に落ちていた宅配便の伝票を拾う。春男の居場所が書かれた伝票を手に、さちが春男の行方を追う。
*****
春男の後を追ったさちが、泣きながら、歩いているのをみつけた栞は、呼びとめて、言ってしまった。
「おじさんはね、ほんとはさっちゃんの、・・・おとうさんなんだよ」
勇樹にたしなめられて、あわてて、お父さんみたいなと言い直した。
とっさに実家へ帰ったとうそをついた。
出だしから、重苦しい空気が漂っています。
下総食堂の前を通りかかると、店主が、当分の間休業の張り紙をしていた。
腰痛がひどくて辛いと言っていた。春男と目があった。
出所してきた日に、料理を片っ端から胃袋に収め、挙句にトイレに行っている間に隣席の男に有り金を盗まれ、仕方なく無銭飲食してしまった食堂。でも、少し前にお金払いに行きました。
そこへ住み込みで働きだした。
スナックをしている竜也も、覗きに来たが、古い友人も一緒だった。彼が、春男に、9年前に突然スナックを開いた竜也にどこから金がと不思議がっていたことから、ある疑惑が湧いた。
夜に竜也の店に言った。この店いつ作った?と聞く春男に、ちょっと裏来てくんないかと春男を連れ出した。ナイフを取り出したが、刺せず、結局土下座して、殺してくれと絞り出すように言った。真理子がまさか死ぬとは思わなかったんだ。圭子に借金があって、自由にしてやりたかったんだ。
春男は、お前は俺のたった一人の友達だった。子供が生まれると聞いていたので、二度と俺の前に顔を出すなと、横領の件は水に流した。
康史は、春男の心使いを受けた。店を休んで、さちと1泊の海の旅を楽しんだ。
さちは栞を訪ねた。
春男には、実家に帰ったらしいと言ったと栞は、春男に気を使わせて悪いと言われた。
栞は、春男に父の面影を見ていた。
勇樹がお菓子でも買いに行くと財布を取り出した。さっき荷物を春男に送ったがその時の伝票が落ちた。拾い上げたさちは、そこに書かれている春男の文字に、そのままそれを持ち出した。
一人で、遠出するさち。
やっと尋ねた所に春男は居た。
栞に言われた、お父さんが引っ掛かっていたので、聞くさち。
そんなさちに、
怒るぞ、お前の親父が哀しむだろう。
お前の親父は、お前を一生懸命育ててる、
お前のために、毎日汗水たらして働いて
お前の喜ぶ顔を見るためにバカみたいに、いろんな無理して
お前を何とか守ろうと必死で戦ってるんだ。
あんないい親父どこ探してもいないぞ。
おじさんだって、あの親父の子供に生まれたかった。
そうだろう?じゃ、もうバカを言わず親父に心配かけるな。
そんな話をしていると、康史が迎えに来た。
オヤジに心配かけたのだから。ちゃんと謝れと春男に言われていたので、
さちは、ごめんなさいと頭を下げた。
一緒に来た、佳奈子の携帯が鳴った、さちの絵が入選したと、うれしい連絡だった。
明日から展覧会があるから、お前も行こうと、康史は春男を誘った。躊躇するが、行くことになった。
公園のベンチで、康史は、春男にまたうちで働かないかと誘ったが、春男はしばらくあの定食屋で働くと言った。店の親父に妙に気に入られてな。後、継げとか言われてんだ。これ以上、お前たちに迷惑はかけないと。
さちの父親はお前だ。さちを頼む。
次の火曜日、1日だけ来てくれないかと康史は頼んだ。それが何を意味するかも知らずですよね。そんな伏線があろうとは知りませんでした。
翌日大量の注文が入っているのでと言われた。その時一緒に送別会もやろうと言われ、初めて春男は、「ありがとう」と言った。やっと二人は、穏やかに話しができるようになっていた。
展覧会の日。
さちの絵は、最優秀賞だった。海の絵が気に入らなくて描き直したのは、竜宮城の乙姫様と、村上のパパと、春男が、さちを真中にしてパンを作っている場面だった。それを見て必死に涙をこらえる春男。もうかなりもらい泣きです![]()
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栞達が、定食屋に食べに来た。店主も歓迎してくれた。栞たちも二人で頑張らなくてはそんな決意もあらただった。
約束の火曜日。二人は和やかに仕事が進んだ。そこへ、突然現れたのが、、山倉の息子だった。仕事場にいた康史に切りかかった。
佐倉春男は俺だ。そう言って康史をかばって刺されっぱなしだった。さちの父親だから殺さないでくれって、そげなこと言ったって、相手には通じません。恵一が来て騒いでやっと山倉は逃げた。
病院では緊急手術をしたが、医師はもう意識は戻らないだろう、お別れは早いうちにと言われた。康史は、さちに、オジサンはさちがそばにいるのを喜ぶだろうとそっと二人にした。
「おじさん、なんかお話してよ、起きてよ、起きてよ、私のもう一人のおとうさん」さちはそう言って春男の大きな手を握り締めた。
「おじさん、お父さん
」すると、春男の指がさちの手をかすかに握り返した。涙が一筋こぼれた。そして、心停止。叫ぶさち。
佐倉春男の墓は、康史の好意で、真理子の横にこじんまりと立てられた。
康史は、これからもさちの父親として生きて行くと言った。俺を助けてくれたあいつのためにも。そして佳奈子に、これからも協力してくれるか?と聞いた。
「もちろん![]()
」と佳奈子は答えた。
栞達も来てくれていた。
手を合わせて、帰りかけたさちは、呼ばれた気になって、走って戻ると、春男が
「よう」と手を上げた。そのまま消えたので、何でもないと戻った。
さちは、おじさんとの思い出を絵に描き始めた。
かなり毎回泣かされました。
春男が殺されて、こうするしかなかったのかなと、茫然としましたが、後味が悪くない分良かったと思いました。
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コメント
これはいいドラマでしたね。毎回号泣でした。

のぞみちゃんは、純粋な心のまま育ってほしい
投稿: お気楽 | 2009/06/25 19:25
見終わった直後は、何で春男を死ぬ設定にしちゃったの~と


愕然としちゃいましたが、時間が経つにつれ
この結末を受け入れられるようになってきた・・・かな
だけど、毎回ほっこりと温かい気持ちにさせてくれた
この作品
こうゆうタイプのドラマを今後もたくさん見たいデス
投稿: まこ | 2009/06/25 11:36