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2009/06/11

《アイシテル~海容~》#09

母と母、衝撃の対面』(あらすじ)

聖子(板谷由夏)は、智也(嘉数一星)の結審の際、智也へ手紙を書く。手紙を読んださつき(稲森いずみ)は、今後、智也をどのように更生させていくかをあらためて考えるように。さつきと和彦(山本太郎)は、さつきの実家で暮らし始め、智也が帰ってきたときの準備を開始。一方、秀昭(佐野史郎)は、聖子が手紙を書いたことを知り、困惑する。
     *****

智也の審判が結審した。それに先立ち、被害者家族からの手紙が富田から読まれた。
被害者の小沢清貴君のお母さん、聖子からだった。

<<智也くん。清貴の母です。あなたどうしても
伝えたことがあって 手紙を書きました。
困っている清貴を助けてくれたそうですね。
ありがとう。見て見ぬふりもできたでしょうに。
清貴にとってどれほど救いになったか分か
りません。そしてお家のトイレまで連れて
行ってくれて、一緒にキャッチボールまで、
本当にありがとう。それなのに、清貴は
あなたにひどいことばかりいってしまった
ようですね。

私は、太陽のように明るくて、元気な子に
育ってほしいと願いを込めて清貴を育て
ました。そして、清貴は、その願い通り
とても明るい、人懐っこい子に育って
くれました。でも・・・その明るさゆえに
清貴は遠慮もなく、思ったことを口に出して
しまったのかもしれません。
その結果、あなたを傷つけてしまって
ごめんなさい。
けれども智也くん。あなたが見た清貴だけが
清貴のすべてではないということを、分かって
ください。熱を出して休んだ友人に、タンポポの
花を摘んで、お見舞いに行った清貴。
ジャガレンジャーの新しい靴を買ってもらうのを
楽しみにしていた清貴。そして私が、ほんの少し
疲れた顔を見せると、やさしく肩を揉んで屈れた
清貴。そんな清貴も、小沢清貴であったということを
どうかわかってください。
最後に智也君にお願いがあります。
未来を失ってしまった清貴に代わって、
あなたは心から愛し合える人と出会い、温かい家庭を
築いてください。あなたがが愛する人との子供を
授かった時その時初めて、あなたはあなたのしたことが
どんなことだったのか、知ることになるでしょう。>>

裁判長は、智也に感想を聞いたが、智也は、死刑になると思っていたから、将来の展望など思いもよらず、「わかりません」と答えたのが精一杯だった。
決定を言い渡した。
「きみを児童自立支援施設に送致する。お母さんの悪口を言われたからと言って、幼い清貴くんの命を奪うという結果は、極めて重い。しかるべきスタッフとともに更生の道を歩んでもらうのが最善であるとの結論に達しました。」

児童自立支援施設と言うのは、更生のための施設なので、収容期間と言うものはありません。収容期間と言うのは施設側の判断と、富田は説明した。面会は1か月1回、30分ほど。

さつきは、会えるだけでも・・・と言った。和彦は、すまなそうに、そうだなととあわてて相槌を打った。
さらに富田は、智也が明日の10時に鑑別所から移送されると教えた。
さつきは、智也に会えますか?見送ってあげたいんですと聞いた。富田はそうしてあげてくださいと言ってくれた。
聖子の手紙を、差し出した。娘にも、ご主人にも相談せず、自身の判断で、書いたことを知らせた。さつきは手紙を両手で取り
清貴くんのお母さんの気持ちは、智也にとっても
私たちにとっても、大切な道しるべとなりました。
私たちがきっと、智也を導いていきます
。」

小沢家では、美帆子と秀昭に手紙を書いたことを話した。審判の記録を読むと、あの日ランチに行かなければよかった、15分早く帰ればと後悔だけが襲ってくると話した。
美帆子も、あれを読んで、キヨタンだけがかわいがられてと、思ったことをぶつけた。
秀昭は居たたまれず、飲み屋に逃げた。店主に人を怨むことは?と聞き、数えきれないほどあったが、恨み続けると疲れると店主は言った。これは確かですね。秀昭は、怒鳴らないで、頭を冷やしてくると、アルコールで、解消。2組の大黒柱はそれなりに理解し、頑張ってます。

智也の旅立ちの日、両親の姿を見て、目線を下げたが、しっかり前を見てと言う富田に、二人を見た智也は、弱々しい視線だった。和彦は、さなぎが、カブトムシになったと報告しても能面のような表情が崩れることはなかった。こらえきれずに、さつきは、智也を抱きしめた。
「待ってる。お母さん、今度こそ智也を見失わない、もう二度と」

時間ですと引き離され、車に乗った智也は、、初めて泣いた。後ろを振りかえると、両親が見えた。死刑にならなかった智也は、これから、どんな未来を見られるのか?そこまでやってほしいです。

警察から審判が終わったので、押収されていた智也のものが返却された。
段ボールをを開けると、黄色いグローブが出てきた。和彦も知らずに泣いていた。

商店街の総菜店就職を決めてきたが、子供の話になると、さつきは逃げた。帰宅すると、
郵便受けに、さつき宛の手紙があった。聖子からだった。正座して読んだ。

<<前略。
何をどう切り出していいのか、今になっても混乱
しています。
激しく罵りたい、恨みの言葉をぶつけたい。
そう思いながらもそうできずにいる自分がいます。
野口さつき様、いえ智也くんのお母さん。
私はキヨタンママ呼ばれていました。そうなのですよね。
私たちは、野口さつき、小沢聖子である前に、
トモクンママであり、キヨタンママな
のですよね。
思えば私たち母親はなんて割の合わない立場
なのでしょうj。自らのすべてをささげて家族のため、
子供のために尽くしでも
母親であれば当然と言う、周りの人達にしたら
悲しいまでの無関心さ。そしてたった一つの
ミスで奈落の底に落とされる。
私にとっては、あの15分間がそうでした。
それまでの何万時間というときをかけて積み重ねて
きたものが、あのたった15分のせいで何もかも
消えてしまったのです。
確かに清貴の命を奪ったのは智也君です。
でも、なぜもう少し早く帰らなかったのかという
内なる声が、ずっと私を責め続けています。
きっとあなたもそうなのではないでしょうか。
あの時、智也君に気がついてあげていれば。
あの時声をかけてあげていれば。
あなたはその思いにずっと苦しめられているの
ではないでしょうか。でも私は、知っています。
子供が、いつまでも子供のままではいてくれないことを。
いつかは大人になり、自分の道を歩き始め、
私たちの知らない未来に突き進んでいくことを。
そして気付かされるのです。自分が決して
良い母親ではなかったということを。
私たち家族は一生清貴を忘れません。
どんなことがあっても。そのことだけは忘れないでください。
最後に付け加えさせてください。
あなたと私は加害者の母、そして被害者の母ですが、
でも私は思うのです。
そんな私たちは、嘆き悲しむ母と言う同じ姿をまるで
鏡に映しているのではないのか、と。>>

聖子は、清貴の墓参りをしていた。
手紙を読んださつきは、泣きながら外に飛び出し、墓地へ行った。
二人は、初めて対峙した。

毎回泣かされます。
今回は、聖子の手紙が心の傷を溶かす役をしますので、全文載せました。
来週は最終回。堂々めぐりしていた心の思いが少し吹っ切れてきました。
どう未来を智也はみつけるのでしょう。

******
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コメント

こんにちは~。

そうそう、聖子の手紙は良かったです…
が、長くて割愛σ(^_^;
mariさん頑張りましたね~。
この手紙を聖子本人が読んだことがまた胸に来ましたわぁ。
序盤のような、富田さんの読みでなくて良かった所です。

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