《臨場》★09
『餞~はなむけ 届かなかった年賀状』(あらすじ)
*****
小松崎が、定年退職を控えて、倉石を呼んだ。
退官の挨拶状リストを作っているが、一人だけ気になる人がいると言った。
10年前から年賀状が届くようになったが、去年からパッタリ途絶えた。
消印は青梅。ひょっとして無くなったのでは戸推測した小松崎。変死奈良、去年の青梅は、全員男だったと即答した倉石。
小松崎は、いつものようにカレーライスを食べていた。
そこへ携帯が鳴り、臨場請求。
現場は青梅中央署管内。自殺と思われる若い女の変死体。
ガイ者は、山原直子、二十歳。立川の女子大生。
発見者は、青梅市内に住む直子の母 、山原早苗。
アパートを訪ねたのが午前9時ころ。
上腕、胸部、外見による特異な所見はなし。
腹部、正中より左方5cmの部から、下方に向かう刺切創あり。
創縁接着時の創口 長さ4.2cm
遺体が手にしていた文化包丁とほぼ一致。
待てよ!・・・明かりを近付けると、創縁が途中で分岐・・・
もともと違う幅の刃物で刺した後、もう一度この包丁でさす。
立原を呼べ、殺しだ
クローゼットに血が付いていた。
普通刃物で刺した後は、刃物を抜くが、それに手が添えられていた。
母親はクロゼットどころか、このアパートは初めてで、娘の衣服の種類もわからなかった。
その母親が若い男と再婚したことで、反発して家を出たと言った。
老人施設に入居中の安田明代が、血のついたナイフを拾った。
室内では、転がったゴミ入れから飛び出した中に、昨夜被害者が切ったと思われる、爪の破片が出てきた。班にがそれを踏んで靴下につけているかもしれないのでと、倉石たちは、床を這いつくばる様に探していた。
明代は認知症を患っていた。証言通りに似顔絵を描いたが、それは子供だった。
川で安田明代の死体が見つかった。
手の色から溺死して2時間。
明代は10年前に入所。連れ合いに先立たれて独居で。
部屋を探すと、警視庁人事の新聞切り抜きがあり、小松崎のところに赤線が引かれていた。昨年8月から認知症発症したので、年賀状が届かなかった。
小松崎は、養子だったが、実の母親と小松崎は会う機会を作らなかった。たった一つの絆年賀状も、認知症を発してからは、描こうとしても書けず、小の字がむなしく数枚残されていた。
最後のカレーランチを食べ終わったお松崎が、食器を返しに行こうと振りかえると、皆が、2列になり敬礼した。小松崎退官。
倉石は、森へ行っていた。
先週はサッカー中継で放映が無し。さみしかったです。
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» 臨場 第9話:餞〜はなむけ届かなかった年賀状 [あるがまま・・・]
小松崎刑事部長お疲れさまでした( ゚Д゚)ゞビシッ!!
定年までに、女子大生殺しが無事に解決して良かったわ〜{/onpu/}
そして、差出人不明の年賀状の謎も解明。明代@佐々木すみ江は小松崎さんの
産みの母だったんですね{/face_naki/}
母と名乗る事は出来ないけど、密かに息子の出世を見守り、年に一度
賀状を書く事で息子との繋がりを感じていたのかなぁ。
息子の名を呼ぶ鳥の鳴き声を聞きに森に行ってたとは泣かせるぜぃ{/namida/}
せめて生きてる間に対面させてあげたかった・・・
で、女... [続きを読む]
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ども・・・今回のタイトル「餞〜はなむけ」を、ずっと「銭」だと思い込んでいて、
どこにお金が絡んでくるのかな〜とか思いながら見ていた者ですΣ( ̄ヮ ̄ノ)ノ
さて、1週間後に定年を控えた小松崎刑事部長(伊武雅刀)から食堂に呼びだされ、
なぞかけをされる倉....... [続きを読む]
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