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2009/03/20

《ありふれた奇跡》★最終話

最終回』(おらすじ)

見知らぬ若い女性から赤ん坊を預かった中城加奈(仲間由紀恵)と田崎翔太(加瀬亮)。5分で戻ると言ったその女性は、20分経っても戻ってこなかった。トイレに女性を探しに行くも女性の姿はなく、その後も慣れないながらもミルクをあげたり、おしめを換えたりと、買いに走った育児本を参考にしながら懸命に世話を焼く加奈と翔太。2時間が経過した。警察に届けようと提案する翔太に加奈は、「もう少しこうしていたい」と本音を漏らす。さらに数時間が経過するが、女性は現れる気配はなかった。翔太が加奈に内緒で誠(陣内孝則)と警官の権藤(塩見三省)を呼ぶと…。
     *****

「5分この子を抱いてててもらえませんか?」若い女の頼みを聞いて、やわらかく、暖かくどっしり年っその物体をそっと確かめるように抱きしめる加奈。しかし、翔太は、赤ん坊預かって、20分も戻ってこない母親に、翔太は、あわてて、いらついていた。

泣く赤ちゃんに、右往左往する二人。一人っ子同士では、赤ん坊の世話をしたことがありませんから。

心地よい重さに手放したくない加奈。2時間もそのまま置いてしまう母親は、もう戻らないと翔太は言えなかった。

誠に電話してしばらくして、権藤も非番だからと二人で駆けつけてくれた。
4人で、赤ちゃんをこれから警察へ届けようとしたとき、母親が、戻った。
一人で大変で、捨てたと言った。でも、戻ったんだから捨ててないと加奈は言い、母親の手に赤ちゃんを戻した。
権藤が、相談に乗るからと、加奈と翔太を残して去った。

二人は、ホテルへ行った。翔太が、シャワーから戻ると、加奈は、そのまま身動きせずに寝入っていた。そっと唇に触れ、その指を自分のに押し付けた。

ソファで寝てしまった翔太を、シャワーを浴びた加奈がが起こした。
カーテンを開けて、日の出の強烈な光を見せ、これを二人で見たかったと言った。
朝日のせいじゃないけど、俺達無力じゃなかった。と、しっかりと抱き合った。

交番に権藤を訪ねた加奈たち。長時間警察に届けないと、すぐに有会だとい騒ぎが大きくなるご時世だが、神の存在を感じる出来事だったと言われた。誠が親身に相談に乗っているとも教えた。

加奈の母桂が、翔太の母に会いに行った。ずけずけと言う相手に、ひるむことなく応戦する桂。

一方、重夫は,朋也と会っていた。お互い禁を破りまた女装したことを暴露し合った。加奈は、翔太と一緒になる気らしいと告げた。
父親同士が、女装なんてばれたらなんか哀しいね。
何がいけないと開き直りましょうと二人で意見がまとまった。

倒産したビルの仕事が再開した。四郎は、2階の神戸に陽気に声をかけた。翔太は喜ぶでしょうと言う神戸に今どなりつけたから出て行ったと四郎は答えた。余計なことを考えないだろうから仕事が始まるのを歓迎していた。
神戸は、「
正月の12日に女房の親父が亡くなりました。仕事あったし、帰らなくっていいということで言わなかった。だいぶ弱っていたし年だし」
「言ってくれりゃ、飛行機代の足しくらいだしたのに」
「いえ。それで・・・」「うん」
「家族が、紋別にいる理由がなくなりました。」「うん」
「虫のいい話ですが、あの今の部屋に家族を呼んで、1年通してここで使ってもらえないですか?」「うん?」
「戻っても仕事ないですから。」
「あのプレハブの4畳半に家族4人かよ」
「子供はまだ、6つと、3つですから。」
母屋の開いている部屋を貸してくれれば、女房が炊事洗濯しますと、申し出る神戸に、家中お前のにおいがみちて、子供のできない翔太が、神戸の子供をあてがって、家が俺のものでなくなってしまうと言った。家族が増えるのは私なんか歓迎ですが、家のこととか複雑になってきますね。でも、他人様ばかりが集まっても「家族」になれるんだから、四郎のこの偏屈さは、筋金入りです(誉めてますgood

戻った翔太は、事務室で、頭を冷やしていたが、物音に気づいた四郎に呼ばれた。祖父を大好きな神戸にひどいことを言ったとなじる翔太。

神戸さんはただの他人じゃないだろう。人柄分かってるだろう。
親しくしすぎると泥沼ってこともあるんだ。

こっちが信じたから、向こうも信じたってことがないのかよ

信じたらだまされる。そう思ってちょうどいいんだ

用心のしすぎだよ。それじゃずっと一人じゃないか。
誰かに心を開くってことがないじゃないか

そうだそれが俺の人生だ。

神戸さんに謝れよ。ありがとうって言って来いよ。
何怖がってんだ。言ってみりゃいいじゃないか。

中城家と田崎家が対面した。相変わらずの四郎の言い分だった。

しかし、10日ほど前に、翔太が向きになって行った言葉
用心のしすぎだ、それじゃあ、人生ひろがらないじゃないか」って
正面切って私にね。・・おや、いつのまにか、翔太は変わってるぞ、って嬉しかった。
つまり、それはお嬢さんと会ったせいだ。
いいお嬢さんなんだって手を合わせたくなってね。
加奈さん、ありがとう。


・・・東京第空襲で家族をなくて11歳から一人ぼっちで・・・だから人はインチキで、けちで、裏切りで、自分が大事で気を許せないって風に思えてね。表には出さないけど、その常識で間違いはないと思ってきた。
助け合うとか、善意とか聞くと何言ってやがる、いざとなれば何でも踏みつけて逃げ出すクセに、と思ってしまう。しかし、それはどん底の常識でね。今はどん底じゃない。どん底だなんて言う人がいるがどん底はこんなもんじゃない。どん底じゃない時代に、どん底の用心で、生きちゃいけないよね。」

「苦労なさったんですね」(朋也)

「ハイ、・・・子供の頃の思いはなかなか、抜けなくてね。危なっかしいじゃないか、止めとけと言いたくなっちまう。
強気の翔太を見てね。用心なんてつまらない。人を好きになれば、乗り越えられるんだってね。だんだんにねそう思えて。それでも俺は、用心なんかするなと言いたい。心配の種はいくらでもある。数えるなと言いたい。乗り越えられる・・・と。以上」

静江は、悲しいことにはきっといいことが付いてくる。おめでとうと言ってくれた。

河川敷を歩く翔太と加奈が、誠に報告。見違えるほど元気な誠。
身寄りのない親子と、父親代理だと言いながら、見よと赤ちゃん、誠の3人の写真を撮ってくれとベンチに座った。
Vサインして、「俺はひとりじゃない」

新橋の雑踏を歩く女装二人。なかなか堂々としています。

終わって、タイトルを考えたとき、四郎の戦後は終わったと感じましたが。今が不景気のどん底と言いますが、年寄りに聞いた話だと、仕事ない、食べ物ない、寝るとこない、…ないないずくしで、今のどん底とは比べ物にならないと言います。その日の食いぶちを稼ぐための努力は大変だったと聞いたことがあります。べらぼうなお金を払わないと手に入らない食べ物。職業選択の自由なんてとんでもないし、と聞きました。現代はどうなんでしょうね。誠が、「私はひとりじゃない!」といったのも、胸に来ました。

*****
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コメント

cakeエリさま。

>もう一人じゃないと言った誠や、
悲しいことの後にいいことがついてくるという八千草さんなど
きれいに後味よく終わることができて
嬉しい結末でした。

捨て子騒ぎは、思わぬ効果を生みました。

cafeきこりさま。

>四郎じいちゃんが晩酌する場面も好きでしたわ~

毎回何を肴に、と見ていましたよ(笑)
年寄りの言うことは決まり文句的なのですごくよくわかりました。
でも翔太が、つらそうにため息つくのを見て、この家族は、動きだした。ひきこもりだった翔太のために、みんなが動いてくれて、幸せな翔太です。

もう一人じゃないと言った誠や、
悲しいことの後にいいことがついてくるという八千草さんなど
きれいに後味よく終わることができて
嬉しい結末でした。
手の届く幸せを大事にしなくてはね。

中城家と田崎家、と藤本さん・・それぞれに
似合った幸せが訪れてほっとしました。
会話部分は最後まで違和感を感じながら見たけど、毎回田崎家の家族の会話が楽しみでした。四郎じいちゃんが晩酌する場面も好きでしたわ~

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