《ありふれた奇跡》★08
(あらすじ)
静江(八千草薫)らは、加奈(仲間由紀恵)の部屋で養子縁組のパンフレットを見つけ、意味深な行動を取っていた翔太(加瀬亮)が無精子症だと疑いだした。朋也(岸部一徳)に話を聞いて動揺した重夫(風間杜夫)は、加奈と直接話すことに。加奈は翔太と結婚しないのは自分の体の問題と告白。翌日、加奈は家族にも同じことを明かす。
*****
誠が、建売住宅の雑用に雇われて、その合間の話をするために加奈が誠に連絡した。
翔太が、子供をいらないと言い出して、それが軽く感じられて、もう会わないようにしようと考えているといった。
誠が気にしていた捨て猫騒動。建売の家の中に段ボール箱に入れられた子猫が、さっき見つかり、誠のせいだと言われた。
誠が、里親のパンフレットを加奈に渡したが、それが、また加奈を暗くした。自分のおなかを痛めないで幸せになっていいのか、男の人の場合、他人の子をもらうだけで自分の子として育てれれるのか?言われてみれば、誠も納得。帰りの車の中では、可奈が涙を流しながら運転していた。
重夫が朋也を呼び出した。親同士は女装の趣味がありかなり前からしっていたが、子供たちのこととなると、エキサイトしてしまったが、重夫としては、毎日翔太野溜息を聞いているので、気が気でなかった。
朋也としては、格が違うと片づけたつもりになっていた。
重夫は、親たちが障害になってもと思い会ったら、とたんに無精子症の話になって面食らった。
朝ちょこっと父親に話してまた怒られた。仕方なく、別れた妻に電話して、聞くよう頼んだ。ランチタイムに、弁当買う翔太を捕まえて、いきなり、病院へ行って精子調べたかと聞く母親。そんな話もないもんだと思いながら見ていたあ、結果は、そんなこと調べるかと翔太に言われて、けりがついた。
重夫は、加奈を呼び出した。らながあまり良いお嬢さんだから、家に来てくれた時はとっても嬉しかったこと。その後父親の朋也が、行ったこと。そして、父親の口から聞くのも乱暴だけど、2点ほど教えてくださいと、切り出した。
応えてくれなくても仕方がないが・・・翔太と結婚の見込みはどうですか?なん%とかでも・・・
ありません。
即座に言われて、お父さんと、後日仲なおりできないかと会っていただきましたら、子供ができないようなことをおっしゃってました。
どうしてもそう思えるようなことがあったと。そういう誤解が原因だと残念なんでね。そうじゃなかったか。と自嘲気味にハハハと笑ってコーヒーを飲む重夫に
原因は、私です。
苦しそうに加奈は言った。「私って?」
子供を産めないんです。失礼します。
凍りついたように立っていた重夫。
早朝、桂を起こして、会社に行く前に話があると起きてもらった。呼んでいない朋也まで起きてきた。
お父さんは、また何か言ったでしょう。とにかくこのことで相手は悪くないの。
あの人って?
本人よ。田崎さん。翔太さん。
悪いとは言ってない。何が出てくるかわからないんだもの。
あの人は子供のできない体質じゃないの。
何、パパ。そんなことお父さんに言ったの?
ママと、おばあちゃんで言い出したことを、ストレートに言ったパパをママは攻めた。
やめてよ、すぐ言いあいはしないでよ。
要点は何だ。こんな早くそんな恰好で。どこへ行くんだ。
会社に行くだけ。寝起きの格好で言うことじゃないから。
何を言うの?なんだ?
子供ができないのは私なの。
そんな訳ないでしょう。
体質とかじゃないの。私のせいなの。
どういうことだ、可奈のせいってなぁに?
ドアが開いて祖母まで入ってきた。
おばあちゃんにだけは知られたくなかった。と泣いた。
<メール。可奈さんへ>
父が会ったなんて。子供のこと、可奈さんから聞きだしたなんて。
ショックでメールしてます。時間を置きたかった。
時間をかけて、『子供ができなくてもいい』という俺の気持ちをどうやったら軽薄で泣く加奈さんに伝わるかと考えていたのに。」
「ありがとう。ただ今朝、私、初めて家族にも産めないことを話した。
会社で何とかふつうにしているのが精いっぱい。 メールこれだけ」
壁を塗りながら、可奈の気持ちを思って「あ~~」と雄たけびを上げる翔太。
祖母の静江は、一日泣いていたが、翔太の祖父に謝りに行った。
話を聞いて、今度は、戦争で、一家全滅に会っている祖父は、ここで家族が途絶えることに嫌悪感を感じていた。今度は、祖父に断られたことで、静江は、突然めまいがして倒れた。可奈も駆け付けたが、待っていてくれた祖父は、もう二度と合わないだろうからと言った。
長い助走のままこのドラマはどこへ行きつくために走っているのでしょうか?翔太が、いくつ溜息をついても状態は変わらないしね。当人同士が決めるかと思った結婚が、朋也のあの高飛車な、格が違うという感覚。最近の若い人たちは、まだ慣習に縛られるのでしょうか?
*****
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