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2009/01/16

《ありふれた奇跡》★02

』(あらすじ)

中城加奈(仲間由紀恵)と田崎翔太(加瀬亮)は、自殺を止めた藤本誠(陣内孝則)から同じ経験があるのではと聞かれた。その場で言葉に詰まる2人・・・。
後日、加奈と翔太は喫茶店で待ち合わせをして会うことになった。そこでの会話で、ちょっとした言葉の行き違いから、加奈は気分を害して翔太を残し、喫茶店から出て行ってしまう。
自宅に戻って激しく後悔する翔太の様子にすばやく気付き、声をかける祖父・四郎(井川比佐志)だが、父・重夫(風間杜夫)は四郎に言われるまで何も気付かない。
 加奈のことが気になり、加奈の家を探しに来た翔太。すると、中城家の前で座っていた加奈の祖母・静江(八千草薫)に声をかけられた。すべて戸締まりをしてしまった後に忘れたことに気づいた地図を取って来て欲しいという。戸惑いながらも静江に頼まれるまま動く翔太は、静江からさらなるボランティアを頼まれる・・・。(HPより)
    *****

神秘的な田崎翔太さんへ。
私たちは。偶然、2人で1人の人の自殺を止めました。
それは自分でも思いがけない経験でした。
自分がそんなことする人間だと思っていませんでした
。」

どうしてお二人は、私が死のうとしていることがわかりましたか
もしかしてお二人とも死のうとした経験があるんじゃないかと
「あの日はその話にたぶんそちらも触れたくない感じでした。
私もそうでした。でも、今思い切ってメールで言うことにします。
はい。私は死のうとしたことがあります。はい

「メールでいきなりストレートに言われたら、聞き流すわけにはいきません。それでこっちも正直に言います。ハイ、多分お察しのように俺も死のうとしたことがあります。でも、それだがどんな訳だったのかとか、どんなふうに死のうとしたとか、そんなことはやはり言いたくない。

「もちろん、いいんです。会ったばかりの人にそこまでは聞きません。
ただ、私と同じに死のうとしたことがある人。そして今はそこから抜け出している人。そういう人に会えるのは、なんだか気持が通じてうれしいような気がします。」

二人は外で会った。
死のうとしたことから立ち直り、もう、そうは思っていないときっぱり言う加奈にそうでもないと言う。だから藤本さんを二人で止めたのではないかと言ったが、二人の気持ちがかなりずれた。
翔太は言葉で訂正をしようと、急に人生は素晴らしいと言うが、可奈はこじれた感情のまま、席を立った。

帰宅した翔太は、夕飯を作りながら、ため息ばかり。それを見とがめた四郎じいちゃんは、何も感じない父親にイラ立っていた。

翌日、翔太は休みを取って加奈の家を探しに行った。探してどうしようとするわけでもなかったが・・
そこで、門の傍で、座り込む静江が声を掛けた。戸締りしながらやっと外に出たら、地図を持ってくるのを忘れた。誰か通らないかと待ってた。
あなたボランティアのできる人?
有無も言わさぬ、きっぱりとした優しさを感じた翔太は、静江を連れて、嫁であり、可奈の母である桂の人形展に付き添った。期せずして、父親にも会った。挨拶に3人で言った隙に、翔太は消えた。

夜、可奈は、誠の呼び出しに応じた。コーヒー1杯飲む間だけいてほしいという彼に付き合った。彼が死のうとしたことがあるのではないかとの問いに答えなかったから、ここへ来ました。
それを聞いてほっとするなぁ。
取り返しのつかないことをして。。取り返しがつかないんです。
元に戻らないことはいくらでもある。その後の人生をその後の人生を何とか生きてくしかないんだよ
はい。
励ますようなこと言えるような人間じゃないから。

心の痛みをそっと暖かい手ですくい上げてもらったように、お互いの気持ちが軽くなった

相変わらず翔太は、仕事しながら、溜息をついていた。
神戸先輩にアーアー言ってるやつの運転じゃ危なくてしょうがないと
言われた。明日は冗談じゃないぞ、今日中に気を晴らしておけと言ってくれた。ひきこもりだった翔太には、うれしい言葉です。

車が見えて翔太の父重雄は、男を作って逃げた母の手を引いて脇道に入ったのを、翔太は目撃した。それを祖父に話した。

久しぶりに祖母の静江と夕飯を食べたが、食が細くなっているし、食器の汚れが落ちていないのに気づいた加奈。それを黙っていられない。そこ絵一昨日、若い親切な、男性が、桂の人形展会場あで連れて行ってくれたと自慢げに言った。気づいたら消えてた。名前は?田村?いえ、田崎・・田崎sign02

「田崎翔太さん。
あの雨の日は、すぐに怒って帰ってどうかしていたし、恥ずかしいと思ってます。恥ずかしさでしばらく携帯を閉じていました。でもまさか まさかその間にうちの祖母に近付いているなんて、思ってもいませんでした。私に関心があるなら私と向き合ってください。家族に近付いたりしないでください。」

「今度はこっちが怒りそうです。会っていたら、怒っていたでしょう、計画してご家族に近付いたなんてそんな気の利いたことができれば特区にもっとうまく生きてます。偶然です。」

「偶然私の家の前を通ったんですか?」

「それは、もちろん偶然じゃない。あなたがあのまま怒っていると思っていたから。ただ、あなたの家のまわりを歩いてみただけです。そしたらおばあさんに声をかけられた。ボランティアをしないかって・・」

遅くに母の人形展に顔を出した。少し飲みながら、それでも母は、気になる1年前からの可奈の変化を聞いた。何かあるなら言ってと。この親子似ているんですね。気づいていたら、そのまま見守るのも手だとは思うんですが?

「中城加奈さん。
関心があるなら私と向き合ってと、メールにありました。でも会ったとしてもデートじゃないとも言われました。そのつもりで土曜日の午後仕事が開くのでそちらのスケジュールと合えばと思ってます。」

同じ店で会った。
「訳分からないかもしれないけど、やっぱり気持ち話せるような気がして。バレないようにしているけど私、やっぱり変だし。(俺も)
気を許すとウツとかにつかまりそうだし。(俺も)
だからある意味甘えてあんな風に怒れたのかも。」

「こっちはきれいだなんてむき出しのこと言って・・・(ううん)
でもお宅 立派でご家族とも華やかで(ちっとも)
とても違いすぎて勝負にならないと分かって(何の勝負?)
育ちとか 生活とか。(違うといけない?)
いや、だから。こうやって会うのはいいんだけど、きれいとかそういうことを言う付き合いじゃなくてただその会うというか・・・(友達として?)
ああ、そう。そういうことなら会ってもいいと思うというか(そのつもりだけど)
ああ・・・もちろん。」
「それ以上の感情はまだ無理でしょう」
「あっ、だからその・・・まだとかいうこともなしで。ずっとその(友達で)
あのおれ 今日わざとこんな恰好で来て。(脱がないの?)
脱ごうと思って。俺こういう人間です。それ言っといたほうがいいと思って。」コートを脱ぎだした。中は作業服。
「ビル工事の左官。
「そんなに改まって言うこと?」
「だって この これ 叩くとセメント落ちるし。」
「スーツよりいいんじゃない?」
そんなお嬢さんみたいなこと・・・」

店の店長があわててきて、金は要らないからすぐに出て行ってと言われ、むかつく加奈。

わたし、馬鹿みたい?」
ううん、カッコ良くて、こっちはだらしなくて。」
でもこういうことすると、(うん?)必ず揺り戻しが来るの。落ち込むの。」
ううん。ただもうカッコ良かったですよ。」
子供っぽくなかった?(全然
感じ悪くなかった全然)」二人で照れて笑い合った。

****
それぞれの家族の中で、見えない壁はありますね。
そうやって大人になるのかと思ってました。
壁を低くできると、問題が解決してって自分で勝手にそう思ってた。
でも、もっと深刻なこともあるのでしょう。
両親がいても、そりが合わないと、その何十年かは、不幸だし。
いなくても幸せはあるし。

若い二人プラスだれかで、この理屈っぽい二人はどうしようと言うのでしょう。

*****
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