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2008/12/05

《風のガーデン》#09

ラムズイヤー』(あらすじ)

貞三(緒形拳)は、キャンピングカーの中で見たことを確かめるために、札幌の水木(布施博)のクリニックを訪ねた。そして貞美(中井貴一)が余命数カ月だと知る。貞三はその足で義姉・春江(草笛光子)に会いに行き、思いを打ち明ける。ガーデンでは、岳(神木隆之介)が貞美に花の講義をしていた。岳が教えてくれる花言葉は父の貞三が作ったものだと知り、貞美は心動かされる。ルイ(黒木メイサ)や岳、亡き妻・冴子のことを読み込んだ花言葉で、貞美のものはなかった。
     ******
貞三は、貞美の寝ている状況から、すべてを悟ったが、明日、札幌へ行くとルイに言い、はっきりしたら話しますときっぱり言った。
札幌で、貞美の病状を聞きその足で上原ファームまで言った。
まだ知らぬ、さゆりや春江を前に、墓に入る順序から話をし出した。札幌で貞美の親友に会ってきたこと貞美の病気のこと、もう長くはないことを、話した。春江は泣いた。貞三は、混乱して分からなくなっていますと正直に話した。


<カンパニュラ・ウエディングベル>
そのウエディングベルは白い花をつけます。花言葉は、「孫娘を嫁に出す日」です。

その花お好きですか?はい。お切りしましょう。いいんですか?
お爺ちゃんは花言葉い個人的事情を入れちゃうんです。ルイはそう言うのを嫌がります。最初おじいちゃんが作った花言葉は、「ルイがお嫁に言っちゃう日」だったんです。ルイがものすごく反対して、孫娘に変わりました。

<ラムズイヤー>羊の耳と言う意味です。おじいちゃんが作った花言葉は、「生まれたばかりの孫の耳たぶ」僕の耳たぶ、そんなんだったらしいです。うぶ毛が柔らかくていっぱい生えていてほんとの赤ちゃんの耳たぶみたいでしょう。

台風が来た日。近くに雷が落ちて、停電になった。ローソクのあかりの中で、貞三は、ルイに、父親の病気を告げた。周囲には一切隠しているようですが、進行性すい臓癌で今年いっぱい持つかどうかと言う状態です。あいつは医者ですから、全部知って、ひとりで麻薬を打って、た痛みと闘ってます。お爺ちゃんは夕べその現場を見てしまいました。あいつはおそらく、君や岳君の顔が見たくてこっそり富良野に来たのだと思います。札幌の帰りに旭川によって上原のおばあちゃんとさゆりちゃんに会ってきました。二人にだけはしゃべりました。春江おばあちゃんに怒鳴られました。私がとってきた態度をです。あなたたちにとっても詫びろと言われました。謝ります。君たちにはホントに申し訳なかったなあ。
明日にでもあいつの所へ和解に行こうと思ってます。ルイが知ったことを知らせた方がいいかどうか?わかりません・・

岳の部屋に行き、学がいないことに気づいたルイ。修と付き合っている岳に腹を立てて、ずっと口を利かずにさぎゅうしてと命令したことを思い出してガーデンに車を走らせた。丈の高い花に支柱をずっと立てていた岳・・・

8月9日(土)
花屋の貞美の同級生智美に花を持っていくと、父のことを聞かれた。こちらに来ていること、会っていることを言うと、楽しかったと、生前葬について話し出した。貞美は仏様だからと正面に捨て、お経が始まってそれからみんなが弔辞読んで、貞ちゃんが笑いだして、どうしたの?
ルイは、泣きながら車を発進させようとした。
ビックリした智美は、泣いているルイから聞き出した。ショックを受けながらもエリカに内緒だけどと聞いたことを話した。

エリカは、胸に秘めて話をし始めたが、支離滅裂になった。面倒くさいことは、卒業したという貞美にあんたは同級生の誰より若いし、死ぬまで卒業しちゃいいけないと口説いた。

そこへ貞三が現れた。
「よう」
「ごぶさたしてます」もう許している者の心の広さを感じさせる挨拶でした。それにしても、貞美はびっくりしたでしょうね。

何か作業をしていたのではと問う父に、岳に教わって、エゾエンゴサクの球根を植えていたと答えた。
「大天使ガブリエルになっちゃったそうだな」
「すいません」
「いやいや。それも結構だ。私もガブさんと呼んだ方がいいかな?」
「よしてください。」
「そのほうがなんとなく呼びやすい」
「勘弁してください」
「そのほうが岳にもばれないです。・・・やせたな、だいぶ。」
「イヤちょっとダイエットしすぎまして。」
「水木ドクターから全部聞いた。造営CTの写真も見せてもらった。いやいや、彼からわたしにいってきたんじゃない。札幌に言って強引に彼から聞き出したんだ。彼を責めないでやってくれ。西病院の手術を手伝ったそうだな。」
「一度だけです」
「喜ばれたろうあそこの連中に。麻酔家医を含めて、ここら辺は慢性的医師不足に悩まされている。地域の医療は惨憺たるものだよ。西病院の待合室を見たかね?」「いえ」
「お年寄りたちがいつも黙って、あそこに群がって、順番を待ってる。・・朝着て順番が午後になる人もざらだ。あれでは医師は病気を見るだけで、患者の人間まではとても見れんよなぁ。医は仁術と昔は言われたが、技術が格段に上がったのは確かだが、そういう哲学はまだ生きているかね。どう思う?」
「若い医師の心までは判りませんが、私らの世代にはまだ、」
「いきているか?」
「そう思いたいです。」
「そりゃ、うれしいなあ。ふふ久しぶりに、何か希望が持てるね。」貞美が栓を開けたペットボトルを取り、ごくごくと水を飲んだ。

「・・うちへ・・・うちへ帰って来ないか?私は・・・お前に謝らなきゃならん。お前にもルイにも、岳にもだ。一時の感情をいつまでも引きずって、君ら親子のことを真剣に考えていなかった。医師として全く恥ずべき話だ。」頭を下げながら
「申し訳なかった。」
「恥ずべきなのは自分の方です。父さん、ホントに・・・許してください。
僕は自分が情けないです。」泣きながら、頭を下げる貞美。
「うちへ、帰ってこいよ。俺は今、在宅の訪問医をやってて、ターミナルケアをいくつも扱っている。こういうことを君に言うのは辛いが、少しは、君の役に立てる。」涙が流れ続ける貞美に向かってさらに
「昔、君が高校を出るまで使っていた部屋を、今岳が使っている。岳を移してあの部屋を空ける。あの部屋でゆっくり漁陽しないか。」
「ありがとうございます。考え指してください。」
「君は今一番したいことは、何なんだろう。生きているうちにやっておきたかったことはないかね。」泣き続ける貞美。首に賭けたタオルで涙をふき、
「すいません。この前、岳から、父さんが作った花言葉をいろいろ教えてもらいました。
その中に、何の花でしたか、『孫娘を嫁に出す日』というのがあいました。」
「そんなのがあったかね。いや、このごろは作った先からすぐに忘れる。」
「あれにはいきなり、胸が熱くなりました。ウエディングドレスをルイが着る日に付き合ってやれないのが悔しいです。できることなら、バージンロードを、あいつと腕組んで歩いてやりたかったです。あいつが喜ぶことを何か一つでもやってやりたかったです。いや。いや、だめですね。これは違いますね。これはあいつに喜こんでもらいたいんじゃない、自分が喜びたい、それだけですね。やっぱりこういう、・・結局僕はダメですね。」

夜になり、考えていた貞美は、外に出て、車から離れ、またもくもくとエゾエンゴサクの球根を植えだした。そこへルイが車で来た。「スープ、作ったから持ってきた。」
「おう、それはうれしいな。サンキュ」「何してんの?」「いや、。。。見つかっちまったな。
エゾ、エンゴサクの球根を植えてたんだ。」「こんな時間に?」「お前が一番好きな花なんだろ?来年の春、楽しみに待ってろよ。ここら一体に咲かせて見せるから。」胸がいっぱいになったルイだが。「私も手伝う」「えっ?ははは」

今回は、緒方さんの淡々とした演技に涙が止まりませんでした。
演じるのは過酷なものです。

******
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コメント

緒形さんの演技も、それに答える中井さんの演技も素晴らしかったです。
父と子が静かに和解するのに涙しました。
次は、貞美は自分自身の息子に理解させるのかなぁ。。。
岳に理解できるでしょうか。

今回は何気ないシーンをみんな号泣してたのね。淡々と見ちゃった。冷血人間なのかなぁ・・・?

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