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2008/11/28

《風のガーデン》#08

フロックス』(あらすじ)

岳(神木隆之介)が森でエゾエンゴサクの球根を掘っているところに、貞美(中井貴一)がきた。岳は再会を喜び、一緒に球根を掘る。そして、水木(布施博)から貞美に電話が入った。富良野の病院に事故で運び込まれた患者の緊急手術を手伝ってほしいと言う。貞美は病院へ駆けつけ、手術に立ち合う。見事な施術だった。が、貞美はひどく疲れ、帰りの運転中に激しい睡魔に襲われる。キャンピングカーには、ルイ(黒木メイサ)とさゆり(森上千絵)がやって来た。貞美が父の貞三(緒形拳)に会いに行かないので心配だと話す。そこへ修(平野勇樹)が突然きて、自分はルイの婚約者だと言い出す。
     ******

ルイは、岳に「明日の朝早くガーデンに行きなさい。ガブリエル天使に会えるから」と言った。明けがた岳が起きると、貞三も電話で起こされて、廊下で鉢合わせした。送りましょうと言う祖父をことわって、とことこ歩いてガーデンまで行った。

ガブさん、ガブさんと、いろいろ覗いたが、いなかった。火が高くなるころ、手元に影が見えた。貞美が来た。色々あってと応えると、三沢のお爺ちゃんを送ったのでしょうと言われた。

今年は、シカにほとんど食べられた、ルイの好きなエゾエンゴサク。来年はシカが食べきれないほど植えようと、球根を掘っていた。

エゾエンゴサク
花言葉は、妖精たちの秘密の舞踏会です。

5月の初めころ咲くんですけど、そのころはまだ花が少ない時期で他に咲くのは水仙とプルモナリア暗いです。プルモナリアはうちのガーデンには2種類植わっていてラズベリースプラッシュとルイスパルマーです。ラズベリースプラッシュの花言葉は、「小学生の淡い初恋」です。
ルイスパルマーの花言葉は「早熟な乙女は割とすぐ老ける」です。
「なるほど、真理をついてますね」「心理ってなんですか?」
{あ、何と言いましょうか。物事の核心をのべるというか・・・「核心?」
「ほう、そういう花言葉は本か何かで覚えるんですか?」
僕の花言葉は全部おじいちゃんが作っています。」
「お爺ちゃんは花言葉を作るんですか?」
「おばあちゃんが死んでしまって、一人で寂しいので気を間際わすために作っています。

携帯が鳴って、「ヘブンコール」とごまかして出ると、水木だった。麻酔医を探している緊急オペがあると言われた。協力して帰る頃、疲労はピークだった。途中で車を止めて仮眠。目が覚めると痛みが襲ってきた。慌ててキャンピングカーまで戻り、パッチを貼った。エリカから来週の木曜日に歓迎会と一方的に言ってきた。次はノック。ルイとさゆりだった。2人はなぜ父親と和解しないのかというものだった。自分でどうにかするからと言った。修がやきもちを焼いてノックした。貞美が顔を出すとルイの婚約者だと勝手に言った。それは大変だ、ルイの父親ですと言われて、走って逃げた。

フロックスは、北海道ではお盆のころにきれいに咲くので盆花とよばれることがあります。
ピンクとか白とかもありますが、うちのガーデンのフロックスノーラレイは、白い花びらにピンクの反転がついており、お爺ちゃんの作った花言葉は、「妖精たちの新盆の迎え火」

木曜日。エリカの店に行くと、上から下まで真っ黒な服装で、寺に連れていかれた。香典まで受付に出し、本殿に行くと、なんと貞美の生前葬! 仏の座へと言われた。

何も知らない同級生たちが、生前葬を。この皮肉。この真実。貞美は複雑な泣き笑いの感想を言っていた。

貞三が、医院に帰ると、西病院の看護師をしている美花に声をかけられた。
「こないだ若先生にお目にかかりました。西病院で交通事故の患者さんの開頭手術が緊急であったとき若先生が麻酔担当されたんです。それは鮮やかなお手際でした。あんなすごい息子さんがいらしたんですね。」

ルイに、何か隠していることがあるか、変わったことがあるか、貞美が富良野へ来ているのか、返事しなさいと、言った。
ルイは「はい」と答えた。
君らを父さんから離しました。君らを育てる資格も力もないと思ったからです。
だからおじいちゃんは、君たちをきちんとした人間に育てようと思ってやってきました。
それは覚悟のいることでした。同時に責任の重いことでした。
でもおじいちゃんは、不完全ながら、それをずっとやってきたつもりです。
きちんとした人間に育ててきたつもりです。だから返事くらいきちんと言葉でしてほしいんです。
「ごめんなさい」

君が父親に会いたいだろうことはおじいちゃんにもよくわかります。
君が父親に会いたいのと同じにおじいちゃんだってだって息子に会いたいです。
父さんに富良野に近づくなと言ったことを、おじいちゃんは時々夜中に悔みます。
あんなこと言うべきじゃなかったと。
時々悲しい気持ちになります。
いつかきちんと許すべきだとそういう風に思うときがあります。

おじいちゃんは、いつまでも生きていません。
君らのお父さんより先に死にます。
このままで死んだら、おじいちゃんはきっと幸せには死ねないでしょう。
おじいちゃんは、まことに心の狭い許すべからざる情けない人間です。
あいつがここに居て、会いにこれない、その原因はおじいちゃんにあります。
あいつは今、富良野のどこにいますか

どこに泊まっているか教えてくれますか?

「キャンピングカーで寝泊まりしています。」
「そのキャンピングカーはどこに止めてありますか?」
「ガーデンの沢向こうの林の中です。私が連れて行きます」

これはおじいちゃんと、父さんの問題です。」

父さんを怒鳴らないで上げてください。」
「怒鳴りませんよ。仲直りに行くんです。沢向こうって言うのは、一線沢の林道ですね。」
「はい」
ルイは、大きく息を吐いた。

車で夜の林道を走る貞三。
懐中電灯で、照らすと、ドアにキーが刺さったまま開いていた。
「お邪魔する」と言ってドアを開けた。靴が乱暴に脱がれ、貞美は寝ているようだ。
机の上に、麻薬のパッチの包装を拾い上げ、父は知ってしまった。
さらに水木クリニックのMRIを見て、父はさらに知った。

車のドアをそっと閉め、自分の車でその場を離れた。
キャンピングカーのそばにはふざけた弔辞が数通落ちていた。

外は雨が降り出した。

貞三も悩んでいたのですね。時が流れ、それが心を洗ってくれます。
でも遅いことが多いです。でもどんなに遅くとも、仲直りはしてほしいです。
胸が詰まる回でした。

*****
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コメント

てっきり、貞三パパは、病気を知ることで、
貞美を許すのかなと思ってたのですが、
家から追い出したことを後悔してたんですねえ。
それなのに、こんな切ない再会になってしまうなんてねえ。
医者であるために、病状がすぐわかってしまうというのも悲しい。

本当に辛い回でした。
やっと和解出来そうだったのに。
でも、貞三は許す気があることが解りました。
子供達にも理解して貰えるでしょうか。

せっかく仲直りに行ったのにね。切ない回でした。

貞美と卓三の仲直りは来週見られそうですよね。
残された僅かな時間、彼ら4人が幸せで穏やかな過ごせる事を
願ってしまいます。

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