《風のガーデン》#07
『サポナリア』(あらすじ)
貞美(中井貴一)を「大天使ガブリエル」だと思い込んでいる岳(神木隆之介)は、貞美を見て逃げ出したルイ(黒木メイサ)を責める。ルイは修(平野勇樹)に頼んで森の中の足跡をたどり、貞美のキャンピングカーを見つける。貞美はエリカ(石田えり)に、小玉理容室を自分あての郵便物の送り先とさせてほしいと頼む。そして、岳は貞三(緒形拳)に「ガブリエル天使を怒らせてしまった」と相談する。東京に戻った貞美は、妙子(伊藤蘭)に必要な薬を富良野へ送ってほしいと頼み、「おれが死んだらおやじに渡して」と一通の封筒を渡す。泣き出す妙子に息子のピアノでチェロを弾いた話を打ち明ける。
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突然のルイの出現に、貞美も慌てた。追いすがる岳に、もう後を追わないでと言い、足早に去った。
ルイに謝っておいてと言い残した。
いつもの時間に、再びルイが来た。グリーンハウスの中を覗いて見て、貞美がいないのを確かめて、岳に聞いた。岳は、怒っていた。
「どうしてあの人がガブリエルなの?」
「ガブリエルなんて気安く呼びすてにしないで。全くルイは礼儀を知らないんだから。
デルフィニウムの中から現われて、真っ青な羽をつけていた。
ガブリエル大天使ですかって言ったら。そうですって頷いてくれた。」
「羽なんてついてなかったじゃない。」
「今日は私服だから置いてきた。」
「どこに?」
「天使の羽掛け。」
「羽掛け?」
「そうだよ」
「そういうものがあるんだ」
「ルイには会ったこと黙ってたけど、お爺ちゃんには会ったって言った。」
「お爺ちゃんはなんて言ってた?」
「それは良かったねって」
「疑わなかったの?」
「何を?」
「本当に天使かどうか?」
いろいろ話したい岳は、ルイに聞かれるまま、天国での母や祖母のことをルイに話した。
「あとお父さんのことを話してくれた。」
「なんだって?」
「お父さんは、今天国には入れない。今年の冬ごろ入れるらしいけど。資格審査に引っかかってる」「資格審査?」「難しい審査。お父さんは生きているとき悪いことをいっぱいしたんで審査に引っかかってる。」「当然ね」「父さん何やったの?泥棒?」
「ねぇ、天子様はどこ行った?」「森の奥。あっち。」指差した。ルイがそちらへ行こうとするのを引き止め「絶対追いかけちゃダメだ。あっちはあの世だぞ。クマもいるし。」
貞美は、自分でエコーをし、点滴をした。電話が鳴ったが、出なかった。翌日、携帯を変えた。必要な番号だけであとは捨ててくれと頼むと、個人情報が張っているので個人で処分するよう店員に言われた。木の下に穴を掘って埋めた。
理髪店のエリカに、頼みがあって寄った。キャンピングカーで暮らしているので、俺の荷物を送る場所がないんだ。ここを郵便物の気付にさせてもらっていいかな。
養蜂の修に、ルイが頭を下げた。岳がいないこの時間グリーンハウスの横から消えた、ガブの足跡をたどって行きたいが、クマがいるから一緒に行ってと頼んだ。ぐるっと回って沢伝いにグリーンハウスが見える部分に出た。木々の間にキャンピングカーを見つけた。
三沢の家から帰宅した貞三に、岳は、大天使様を怒らせてしまったと報告。天使はほとんど怒らないと言った。
東京に戻った貞美。
元不倫相手の妙子に、あとの始末を頼んだ。これは俺が死んだら父に渡してくれと遺書を差し出した。妙子は耐えきれずに、貞美に抱きついてすすり泣いた。そこで、富良野で会った岳の話をした。あんなに幸せな時間はなかったと。。。
<ネペータ グランディフローラ シックスヒルズ ジャイアントは、キャットミントとも呼ばれています。このにおいが付くと、猫が寄ってきます。花言葉は「大天使ガブリエルの飼い猫で」です。
テウクリウムは穂の色がグラデーションになり、最後は紫になりますが、・・>
姉に、病院を辞めたことを話した。
オヤジとはきちんと話すつもりだと、助力は断った。
花壇に座り背を向けて話した。「子供は何を喜ぶんだろう。い父親に何してほしいんだろう」「一緒にガーデンで働いてやれば?藤さんが許すかみつからなければの話だけど。」
<バーベナハスタタの仲間には、ピンク、白、ブルーなどの色がありますが、ガーデンの中ではあまり目立ちません。ピンクの花言葉は「どうせあたいは田舎者、町の女にはなれないの」です。
ダイアンサス ナッピーはなでしこの仲間ですが、蛍光色の黄色に見えます。花言葉は「忍ぶ恋ほどバレやすい」です。>
ドアを開けて、外に出た貞美は、けなげに咲くタンポポの茎をそっと撫でた。視線を感じて目を挙げるとルイが居た。
もっと反目しているのかと思いましたが、ルイも、貞美の地を引いて不倫に走ったので、父の気持ちが理解できたと言うことでしょうか。
2人は穏やかに話をした。
三沢の爺ちゃんが静かな最期を迎えた。家族は、精一杯の介護をして、泣いていたが、満足感で看取りの儀式は終わった。
またもエンジンがかからないで車の中にいたが、そこで、貞美の同級生が、貞美の噂をしていた。ルイに声をかけたが、聞けなかった。
岳に、明日、朝早くガーデンに行くと、ガブに会えるかもしれないと、ルイが言うと、半信半疑だったが、期待した顔になった。
どんなに勘当するくらい悪いことをしても、親子の絆は切れません。
次回、怪しいと感じていた貞三が、キャンピングカーを見つけるようです。中を覗けば、医者として普通ではないと感じますから、そこで自分の感情と、親としての感情がどうぶつかりますか。自然は、大きな懐で二人を包んでくれるといいですね。
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コメント
親子の対面はサッパリしていたけれども、
自然と涙が出ました。
静かな演出に心が洗われます。
次回は辛い展開になりそう。。。
投稿: くう | 2008/11/21 21:08