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2008/09/15

《上海タイフーン》☆01

さよなら日本』(あらすじ)

アパレル会社主任・野村美鈴(木村多江)に突然下った上海出張命。新製品の日中共同開発をめぐり上海の若き投資家・曹飛(ピーター・ホー)と意見衝突、工場ストを誘発する。帰国後、退社を余儀なくされる美鈴。そのうえ恋人の信二(細川茂樹)にも振られ、実家の母(原日出子)にも実情を言えない。八方ふさがりの美鈴が決意したのは、世界で一番嫌いな街・上海に乗り込み「リベンジ」を果たすことだった。
    *******

2011年春上海。
蹴鞠をして遊んでいる子供たちの所に琳が、日本から帰って来た。「お帰り、髪形が変わったな。」「それは日本の流行かい?」もみくちゃにされていると、両親が家から出てきた。「お母さん、お父さん」「長くいられるの?」「大学が始まるまで1か月あるわ。」母は「好物の紅焼肉を作ったのよ」「中に入って、荷物は父さんが」と言ってくれた。路地のご近所が皆歓迎してくれた。急いで家に入ると、母の手作りの品々が、並んでいた。それを嗅いで「おいしそうnote」子供たちがついてきて、口々に「、医者になったの?」「まだ勉強中よ」「日本の学校は楽しい?」「ええ、友達もいるし」「どんな友達?」「ちょっと待って」

自分の勉強机にたどり着いた。そこには写真立てが乗っていた。中の写真は野村美鈴だった。「誰の写真?」「私が、高校のころあそこに住んでた人。」窓から見える出窓のある部屋を指差した。子供たちも覗いて見た。
「彼女が微笑むとみんながしあわせになったのよ。」

話を聞いていた外の大人たちがうんうんと頷いていた。
両開きの窓があいて、美鈴が顔をだした。左手を振りながら笑いかけていた。

2007年 春 東京
アパレルのMaria Veil。
会社にの階段を駆け下りながら
「ベージュが間に合わない、どういうこと。」
「いえ、あの、ですから生地の調達が少し遅れていて」
「バイヤーやマスコミになんて説明するの?このスーツは本当は3色あるんですけど、ごめんなさいまだ1色まだ出来て無いんですって、謝るわけ?」美鈴は、不機嫌になっていた。
「その選択展示会が、来週なのよ。開け表まるの売り上げがそこで決まるんです。君さ、販促の一員でしょ、土下座してでも頼み込んで、とにかく間に合わせなさい。」「はい」
「ちゃんとやってよ。もう。。。込んでなかったら、チーフの私のセイになっちゃうんだよ。」

会社が終わって、ホテルのバーで、クダを巻く美鈴。
「一流大学を出てたって、使えないやつばっかりよ。」
「頭ごなしに言っちゃダメだよ。コミュニケーションが大事なんだから。」
「仕事できない人に気を使うの?」
「美鈴には無理か。」
「無理、無理。」
タクシーで帰る二人。先に降りた美鈴が「寄ってく?」と聞いたが「明日朝一で会議なんだ」とかわされ、「それじゃ、おやすみ」そっけなく走って中に入った。見送る信二が残念そうだった。

社内でテーブルに腰掛けて半紙をする美鈴と上司。
「「ランジェリー部門?異動?」
「君も婦人服には結構長くいたしな。」
「どうしてですか?これからあけまるの販促が」
「これから、迫田に任せることにした。」
「女にはチーフが務まらないってことですか?わたしは実績上げてます」
「君のことなら十分認めてる。」

新部門での会議
「新作、エッセンスの発売は来月ですので、もう時間がありません。本来同時展開する中国もかなり煮詰まってきまして、最終的な詰めの段階に入っています。」
「いよいよだな。じゃぁ、野村、尾崎について上海に行ってきてくれ。」「はぁ?」
「向こうの工場で商品の最終確認。それと、直感色のチェックを頼む。」
「上海!?」
「お前喋れるんだろう、中国語。大学で習ったって言ってたじゃないか。」
周りがすごいと視線が集まった。
「イエ、日常会話ぐらいで。」

信二に連絡した。
「NYとかパリだったら喜んで行くけど、上海なんて。」
「でも最近すごく注目されてるぞ。」ガラスを叩く音。若いOLが妙に親しげに信二に合図した。
「あ、でも何で嫌なんだよ、上海」
「別に」
何でよりによって上海なの?

上海空港。通訳の李が待っていた。すごい人と大きさ、リニアモーターカーで、の移動。空港と上海の街を7分20秒で結ぶと言われた。
町の中に入ると、高層ビルが林立していた。3000棟以上と解説された。日本の高層ビルの数を超えていた。「上海がこんなことになっているとは知らなかったろう。」
中国側の出資者と初めての顔合わせだった。大きなビルに事務所を構えていた。
「かなりやり手の投資家らしい。うちが中国に進出するならぜひ一緒にやりましょうと向こうから言ってきたんだ」
「ようこそ。曹飛です。よろしく」手を差し出され握手した。
「尾崎です。はじめまして」
「野村です。」
「秘書の主産です」「よろしくおねがいします」
もっと年寄りかと思ったと美鈴は言ってしまった。訳されて、曹から、同じ若者同士気が合うと思いますよ。と返ってきた。
工場へ行くことになった。
車内で
「中国ははじめてですか?」
「ええ、全然イメージと違っていて、」「彼女は驚いてばかりですよ。」
「中国はこの10年で変わりました特に上海は。」
「風呂いものと新しいものが混在してる上海は今、世界で一番面白い街です。」「はぁ~」
工場へ着いた。
「みなさんお若いんですね」縫い子さんたちを見て尾崎の感想。
「中国各地から出稼ぎで来ている10代と20代の子ばかりですよ。」
「私もっと、いえなんでもありません」
「中国の工場は遅れていると?」「すいません。」
「それじゃあ、あの、商品の方を見せてもらえますか」
メジャーで測り、縫製を見て
縫製もしっかりしているしデザインも問題ありません。他の4色を見せてもらえますか?
グリーン、イエロー、パープル問題ありません。え?「
「どうしてこれ赤なんですか?指定したのはピンクですよ。」
「赤い下着は縁起が良いので女性が喜びますよ。」
「勝手に変えないでください」
「指定どおりにつくって貰わないと困ります。」
「ピンクでは売れません。中国でヒットさせたいなら赤」
「そういう問題ではないでしょう」
「ではどういう問題が?」
通訳に訳さないでと言って尾崎に聞いた。なんですかこの人。うちの商品ですよ。

ホテルに戻った二人。ラウンジでお茶を飲んでいる。
尾崎は、会社に連絡していたが、このまま帰国し上司に直接報告すると言いだした。これ以上勝手なことをさせないように眼を光らせていろ。直販ショップの方もよろしくなと言い残して消えた。明日の朝一のチケットを取るために。

直販ショップをのぞきに行くと、曹がイメージを壊していた。
「え、何これ。」
「中国では派手な色のほうが売れるんです。」
「内野ブランドはシンプルでシックが特徴なの。イメージを変えないで。こんなの絶対売らせません。」
{野村さん。なぜうれる商品を作らないんです。」
「ブランドはイメージが大切なんです。私たちは3年かけて、マリア・ヴェールというブランドを定着させたいの。」
「今すぐ売れるモノを作るべきです。そのために私はお金を出している。」
「あのねぇ、目先の利益だけ追っているとすぐに売れなくなるの。」
「中国にきたなら、中国のやり方に従うべきです。」
「そっちが従ってください。絶対作り直してもらうわ。」
「今からじゃ、工場のラインが追いつかない。発売に間に合いませんよ。」
「やろうと思えばいくらでもやれるはずよ。だから中国なんて来たくなかったのよ。
会社に電話すれば、尾崎は、盲腸で入院する詩、野村が前に婦人服のチーフをしていたのだからトラブルにはなれているだろうと、任せられた。頭ごなしはだめだよと言われて。

ホテルに戻ると、ロビーで大きな花を生けている二人に出会った。一人は日本女性だった。お花を少しもらえないかと聞いた。中国には出張で来たと話すと、中国人とのビジネスは大変だと教えられた。

また曹のオフィスへ出かけた。「この花は、日中友好の印です」
「美しい。商談に鼻を持ってきた人は初めてだ。」「ええ」と秘書も言った。
「場所を変えて話しましょう。」

船に乗っていた。
「乾杯しましょう」テイスティングでグッドだったワインで乾杯をした。
「上海の未来と、あなたの美しい名前に」「名前?」
「あなたの名前は中国読みでメイリン」
「中国語は中国語はどのくらい?」
「少しだけ・・・大学で勉強しました。」
「どうして中国語を?」
「響きがーー好きだから」
「それはうれしい」(美鈴、大きくなったら、中国語を勉強しろ、中国はすごく魅力的だと父は言った)
「15年前、あそこは何もなかった。河野向こうは原っぱ。」「原っぱ?」
説明が解らなかった。
「ごめんなさい。」「忘れて」「グワグワってなに?」「カエルの鳴き声」「カエルはゲロゲロでしょ」国が違えば鳴き方まで違って聞こえる。

翌日、工場はストライキで休み。「景品を作り直すかもしれないと話したら、みんな怒ってしまったんですよ。」
「あなたがこのままでいいと言ってくれたら問題は解決します。」
「そんなのマリア・ヴェールじゃない。ブランドのイメージに全然合わないって言ってるじゃない。どうして分かってくれないの。だから花だって」
「花でビジネスはできませんよ。」
「あなた日本語話せるの?」
「大学時代、日本に留学していました。中国人への悪口くらいはわかります。」
「じゃあ、騙していたのね」
「すぐに歩み寄らないのがビジネスの鉄則です。あなたと組んだのは、お金をもうけるため。3年ではなく今すぐ利益を上げたいんです。この商品で。」

帰社して上司がいいじゃないかと言うのを聞いて面白くない野村。何が何でも説得しろと言うので頑張ったが、甲斐がなかった。出てきた尾崎まで、号に行ったら郷に従えって言葉を知らないかとか、中国人を見下していると言われ、
上司は、こうなったのは、自分にも責任があると思わないかとまで言われた。
「もう、いいです。私辞めます、この会社」

信二と話す美鈴。「どうするんだよ。」
「しばらく休んでまた仕事さがすわ。あの会社、もう10年勤めたし、ほら野球のフリーエージェントをもらったって感じ。」
「なあ美鈴、俺前にプロポーズしたことあったよな。」「ああ、1年くらい前だっけ。」
「今はどう思ってる?」
「結婚?ちょっとやめてよ。私そんなに弱っているように見える?今すっごくテンション高いの、私。絶対みんなを見返してやる。特にあの曹って男。」ワインを頼んだ。
「もう、俺たち別れよう。」「え?」
「見合いしたんだよ。同じ会社の子と。上司に勧められて、断れなくてさ。会うだけのつもりだったけど、すごくいい子だったんだ。」
「何言ってるの信二。私が結婚したくないって言ったから、怒ったの?」首を振り
「別れるなんていやよ。6年も付き合ってきたのに、」
「君は強い女だ。僕は彼女のそばに居てやりたい。」席を立った。見事にふられた。

身入れて就職活動を始めたが、特技のない見には何も引っかからなかった。

下吉田駅に降り立った美鈴。富士山に向って歩いていた。手打ちうどん のむらが実家だった。ユミIの結婚式は1時からだった。周りの地元の同級生は、30歳すぎで独身とは考えられなかった言い出せないまま、バリバリ仕事するとみられていた。
実家でも母には話せなかった。父は上海にいったまま10年も音信不通だった。
夜になり、信二に電話した。結婚はいずれするつもりだったから、と、結婚の意志はあることを伝えたが、家族になるのが重要なこととは思えなかった。それは父親のことを引きずっているのだろうとし、これからもだと言われた。6年も付き合っていたのに、なんで今更と言うと
「この1年、美鈴は俺の話をちゃんと聞いてくれたことがなかったじゃないか。いつも自分のことばかりだ。僕が何を考えているのかなんて興味無かったじゃないか。」「そんなこと」
やめよう。美鈴ならどんなことがあっても頑張れるよ。俺がいつも応援しているから。さよなら。」終わった。東京でハローワークに行っていた。
日本はどうなっているんでしょうねと話しかけて来たホームレスがいた。25年かかって社長だったが一回の不渡りで、家まで取られたと。死んじゃだめだよと、パンをくれた。

雑誌に上海で働く 輝く女性たち の特集があり、成功者としてふわわーショップを経営する三井香が乗っていた。ホテルで花を分けてくれた人だ。でも上海がいやだった。

犬の嫌いな美鈴なのに、犬の散歩係をしたら、信二のアパートから女連れで現れたのを見て、すっかり気落ちし、人がぶつかったとたんにリードを離して犬に逃げられた。
家に引きこもり電話も留守電強い散ると、会社の総務から私物を取りに来いと連絡があった。翌日出かけるが、そこで契約にきていた曹にぱったり会ってしまい、あの赤いブラジャーはよくは売れてる僕の判断は間違っていなかったと言われた。良かったわね。目先の利益がほしかったんでしょう。と軽く言ってその場から逃げようとした。
「君はブランドイメージが大切と言ったが、でも会社を辞めては意味がない、失望したよ。君は無責任だ。無駄な時間をすごしてしまった。」
なに~!!あ~悔しいと一番嫌いな上海に飛び込んだ。しかし引く手あまただった日本人は、5年前までだった。
東京都同じだがまず働かないと家賃が出ないから探した。安い部屋に戻れば、雨漏りで寝られなかった。

野村美鈴と言う人は、信二ならずとも、私が私がと、ぎすぎすした人ですね。彼女がが、花やさんのようにどっしりしていくのでしょうか?我慢することの大事さを中国の人に教えられるみたいですね。

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コメント

cherryきこりさん、おはようございます。
>文化や習慣の違いに衝撃を受ける美鈴、

向こう見ずさだけで来た感じでしたね。
そろそろ、後悔の兆しが見え出しました。

>来週は香に鍛えられるようですね。
鍛えられると、頭角を現す人かどうかわかりますね。
楽しみです。
>曹飛との再会も楽しみデス
二人は、どんな始まり方をするのでしょう。

リベンジのために中国にやってきたという美鈴が
徐々に変化していく姿が楽しみですが、6回でできるのかな~?
来週の予告だとまだまだ東京にいた時のままみたいだったし(笑
文化や習慣の違いに衝撃を受ける美鈴、
来週は香に鍛えられるようですね。
曹飛との再会も楽しみデス

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