《恋空》最終章☆前編
『ずっとずっと、好きだったよ!ふたりだけの結婚式』(あらすじ)
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いや~、久しぶりに、記事が消えました。あと少しでアップと言う時に

ヒロは休み。
図書室の今週のおすすめ本「空と夢」の余白に
”キミは幸せでしたか?”と書いた美嘉。
美嘉は両親が式に出席した。卒業生が行進したとき、美嘉は、ポケットから出した封筒を父に渡した。
お父さん、お母さん
今日は来てくれてほんとうにありがとう。
今までいっぱい心配かけたね。
いっぱいごめんね。
でもこれからは二人に心配かけないような
生き方をしようと思ってます。
ちゃんと大人になるように、がんばります。
でもいつまでも見守っていてね。
大好きなお父さんとお母さんへ 美嘉
卒業証書を貰い、それぞれ思い出があった屋上を見て回り、最後は図書室へ行った。すると、黒板に<とても幸せでした>と書かれていた。ヒロとつぶやく美嘉。
校門の前でユウが待っていた。
ユウが好きな海へ行った。どんどん海が好きになるとユウに言った。
ユウと同じ大学に受かるとは思っていなかったと言い、美嘉に抗議されるが、卒業と合格祝いと言って砂の山を示された。そこに何かるから10秒以内に探せととカウントダウンされた。必死に見えないものを探し、指輪を見つけた。
pledge<誓>と書かれていた。
病室。
卒業までぜってぇ生きてやると言った通りになったろう?ミナコが卒業証書を代理にもらってきた。
図書室の字も彼女でしょうかね。
12月24日がきた。
ユウとは未来ばかり見ていたいからと、断った。
花壇の所で、手を合わす男が居た。ノゾムだった。ヒロに頼まれたと言った。
ヒロは来ないんだ。それ以上言おうとするとノゾムに遮られた。
「どうして?」
「癌、なんだって。ずーっと口止めされてた。美嘉にだけは言うなって。
でもあいつ美嘉のこと待っている。美嘉のこと思って戦っている。」
「いつから?」
「高2の時から」
ヒロが、自分を嫌いにさせようと言った言葉が次々に美嘉を襲った。
だからヒロは、卒業式も休んだ
ユウが探しにきた。しゃがんで、手を合わせたまま、泣く美嘉を見て何かあったと悟るユウ。
帰宅しても、うわの空で、食欲もなく、夕飯を途中で立った美嘉だった。
部屋で、亜矢を呼び出し、窓から昔のように入ってきた。
「何?緊急の相談って?」
「亜矢はノゾムから聞いていたの?」
{何の事?」
「ヒロの病気のこと。」
「エ?何それ、知らないよ。病気って何の病気?美嘉!」
「癌なんだって。私何にも知らなくって、私、自分だけ幸せになろうとしていた。
ヒロが苦しんでいるのに、私だけ。亜矢。ヒロ、私を待っているって。でも
行ったら、ユウを裏切ることになる。あんなにやさしい人を傷つけることになる。
亜矢、私どうしたらいい?」
「自分に正直になるのが一番だよ。それが誰をきずつけたにしても。美嘉、今、
誰のことを思ってる?だれの事を考えてる?誰に会いたい?誰のために生きたい?」
店にユウを呼び出したが、怖い顔をして話さない美嘉。見晴らしの良い所へ連れて行ったユウ。「話があるの」なかなか言葉が出ない。
「元カレが、ヒロが死ぬかもしれないって。」「どういうことだ?」
「私を待っているって。あんなにやさしくしてもらったのにすいません。私行かなくちゃ。
ヒロに会いたいの。」「行ったらアカン。そいつはまた美嘉のこと置き去りにして行くんやで。今度こそ、戻ってこんのやで。」「それでもいい。」抱きしめて、美嘉を守ろうとするユウを振りほどいた美嘉の指から、指輪が落ちた。びっくりして拾おうとすると、「拾たらアカン。好きな女の幸せを願えないなんて最低や。幸せにならな承知せんで。そいつが、美嘉のこと傷つけたら、どんな手使ってでも、奪いに行ったるからな。でも最後に俺の頼みも聞いてくれ。そいつの病院まで美嘉のこと送らしてくれ。俺が美嘉にできる最後の事や。」
「ありがとう」「はよ行け。俺が泣く前にはよ行け。美嘉お前と出会えて幸せやった。」
「ユウ」「ええな、これからはそいつのことだけ思ってやれ。俺ももう、美嘉のこと思いださん。はよ行け」「私行くね。さよなら、ユウ」美嘉が走って行ってしまったあとから車を出たユウ。握りしめていたのは拾ったリングだった。それを思い切り遠くへ投げて、道路にへたり込み泣いた。
病室の名前を確かめドアを開けた。
「バカ!」
「何しに来たんだよ。」
「なんで言ってくれなかったのよ。」
「関係ねえからよ。」
「指輪してる、指輪しているくせに、強がらないでよ!」
「お前がそういうふうに泣くと思ったからやだったんだよ。早く行けよ。あの図書館の彼氏と。お前、幸せそうに笑っていた。これでもう、安心して死ねると思った。美嘉。お前遠ざけるため、俺ひどいことばっかした。ごめんな。来てくれてサンキュな。幸せになれよ。」
「ヒロじゃないとヤダ。ヒロが幸せにして。ずっとずっと幸せにして。」
「あと3か月もつか」「ずっとずっと、好きだったよ。」ヒロにキスして抱きしめた美嘉。
ヒロのぬくもりを感じた。ヒロは生きてる。ちゃんと生きてる。それが自分にとって一番大事だってことは、遠回りしてやっと気づいたんだ。
ヒロの指輪を取り出して、はめて穏やかに幸せそうな美嘉を見て、異変に気づく家族。
私たちは毎日のように会ったね。まるで会えなかったときを取り戻すように。
美嘉の父が病室へ来た。深々と頭を下げた。信じられなくて殴りつけてという父に、こんな病気になってすみませんと頭を下げたヒロ。父は近づいて手を出した。握手して美嘉を頼むと言い、頷くヒロ。
美嘉は休学してヒロの看病に専念した。ヒロの病状は良くなかった。家に帰って安らかにとも医者に言われたが、ヒロは諦めたくないと頑張った。
夜、結婚してとせがむ美嘉に、今から式を挙げようと、部屋のレースのカーテンを持ち外に出た。二人の式は充実していた。ヒロはこれに俺達の子供がいて3人で祝うのが夢だと言った。生き続けたいヒロ。
感想は、今週で終りかと思ったら、来週まで持ち越しでした。
どちらも親たちの心配がリアルで、涙を誘われました。
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はっΣ(・o・;) そういえば姉が卒業証書持ってきたの
ですから、黒板の落書きは誰?姉?ってことになりますよね。
原作・映画も普通にヒロがそれだけ書きに来たのか
思ってました。
それにしても、やっぱり国宝級のいい人の優を捨てるなんて
勿体ない話です。
投稿: みんと | 2008/09/07 20:25