《おせん》第弐話

『親子ゲンカは女将抗争?絆をつなぐ魔法の味噌』（あらすじ）

おせん(蒼井優)の料亭に戻った江崎(内博貴)は雑用ばかり押し付けられ、不満を募らせる。そんな中、先代のおかみ、千代(由紀さおり)がやって来る。料亭の面々は誰も千代に頭が上がらず、大慌て。千代が来た理由は、恒例のみそ作りをやろうということだった。おせんは、江崎に頑張ってもらうと宣言する。江崎は連日、おせんとともに、みその材料にする大豆をより分ける作業に明け暮れる。江崎は必死でより分けたが、おせんからやり直しを命じられる。江崎はおせんに、食べ物には優しいが自分には思いやりがないと言い放ち、料亭を飛び出してしまう。

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相変わらずのよっちゃんさん。
味噌つくりの仕込を依頼に来た先代女将に、5万円で、こき使われてと訴えると、いつからこの店はこんなに使えない奴に、5万円も出してといわれる始末。「人をもてなす」気持ちがないとまで言われてしまった。
たしかに、彼は、自分のできないことを棚に上げて、楽して金儲けできる方法ばかり考えていました。だからちょっと無理が重なると、すぐに脱走

おせんが、今年の味噌は、”よっちゃんさん印”旨いねとほめられれば、うれしいじゃないですか。うれしけりゃ、もっと人を喜ばせようと思うじゃないですか。人をもてなそうと思うじゃないですか。そうと言われれば彼も変わるだろうと思ってのことでした。それを解ろうともせずに目先のことですぐに腹を立てるのはいけませんよ。

先代女将が、こっそり戻ってきたよっちゃんさんが侘びも入れられず、岡本にとりなしてくれと頼んで物陰から様子を伺っているときに、後ろから彼に話して聞かせていました。こうして、ひとつずつ教えることが、働くためには大事なことなんです。

よっちゃんの野球部の先輩（私には、こちらがよっちゃん！）岡本が営業で店に来た。料理に感激して帰った。
妻とは、家事もシェアして、だんだん家族ではなく、家に大人が二人いる状態になって中が冷えてしまった。
田舎の祖母から、”仲良し味噌”が今年も送られてきた。そこで、壱升庵に、味噌つくりを見学したいと頼みに来た。今年は人数不足だから、どうぞといわれて、大豆をわらじでつぶすところで、よっちゃんさんが、飛び出した。

大豆の選別中、よっちゃんが、汚染の彼氏を聞いたとき、ずいぶんたってから、食い物の話ばかりで面白くないといわれた、と話が続いていたのが、面白かったです。

「食い物やが食い物で不精し始めたらおしまいじゃない！」ホントだ
これは誰にでも当てはまることです。おせんの説教くさくない言い回しが胸を打ちますね。

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おせん第壱話