《交渉人》☆０５

『2千億の少年を誘拐する女!?』（あらすじ）

大企業トップの御曹司、和馬(岡田将生)が何者かに誘拐された。玲子(米倉涼子)は木崎(筧利夫)らと和馬の自宅に赴き、犯人からの連絡を待つ。家にいた和馬の母親の芳江(山口美也子)は、犯人からの誘拐を知らせる電話をとっさに録音していた。その声は女性だったが芳江は聞き覚えがないという。そんな中、捜査1課の調べで、和馬が小百合(井上和香)という女性と一緒に学校を出たことが判明。小百合は和馬の通う高校の美術教師で、彼女はその日の授業が終わった時点で辞表を提出していた。営利目的の誘拐ではなく2人の駆け落ちの可能性が浮上するが、芳江は和馬と小百合の交際を否定する。再び犯人から電話があり、芳江を装って出た玲子は犯人が小百合ではないかと思い、かまをかける。電話の主はやはり小百合。しかし彼女は、身代金を要求してきた。芳江は早速、身代金を用意するが玲子はそんな彼女の態度に疑惑を抱く。
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玲子が、射撃練習をしていると、召集がかかった。
今回は目黒区桜ヶ丘において発生した誘拐の事案について、交渉班の出動要請。
本橋和馬。１５歳。父親は、年商２０００億のトップにたつ。

次に連絡があったのが、金額と受け渡しの条件だった。
当日、学校を辞職した小百合が、和馬を誘拐した。
逆探知目的に屋敷に乗り込んだ玲子、自分の息子が誘拐されたのに、素顔を見せない母親は、和馬についても教えようとしなかった。

何か言いたくないことがあるはずだ。たとえば、物事の答えを出すのが、早いか、ゆっくり慎重に出すか？早いという決断を下すのに、あなたは１０秒かかった。大切な息子がさんが、こんなときにも身長だったあなたが、何を隠しているのか・・・
「違う、殺される。岡村先生が殺される！」

高校教師の両親は、借金だけ残して他界した。３０００万円。白い和馬の使っているスポーツバッグに入れて、明日の朝、７時に池袋西口、平和の像の前におけ。

和馬の部屋。ロッカーのようなものが置いてあるが、そこをどけると、秘密の階段が出てきた。上ると、そこには、赤くてどろどろする世界だった。異常な絵がたくさん描かれていた。岡村を処刑する日を夢見ていた。

「モンスター・チルドレン」かつて、和馬よりひどいヤツがいたじゃないか。
玲子がピストルの銃口を向けた。打てっこないとうそぶく和馬。岡村を抱えて、避けようとしたが、最後は岡村を振りほどいて、逃げた。所詮は屋上。ピストルを構えた玲子は、そのまま和馬に迫った。

目の前のコンクリートの壁に、頭を打ち付ける和馬。頭が切れて、・・・観念した。

玲子のことを調べている甘利。彼は、何のために、玲子を調べているのでしょう？

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