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2007/01/03

【DVD】かもめ食堂

かもめ食堂感想
かもめ食堂オーナーのサチエ(小林聡美)とミドリ(片桐はいり)の出会いが、よかったです。日本かぶれの青年がガッチャマンの歌を教えてくれと来たため、まるでお客が来ない”かもめ食堂”のたった一人のお客のために本屋にたまたま来ていた日本人が、ムーミンの絵本を読んでいたので声をかけて、かもめ食堂の住人になるまでのやり取りは、片桐の普通の人の演技が沁みました。お客が来ないのを心配しておにぎりの具を
市場で調達したりするが、梅、鮭には敵わず断念したり。夜合気道をの練習中にひらめいたシナモンロールを焼いてから、毎日冷やかしていた3婆が香につられて入ってくるのは痛快でした。
3人目の登場人物、マサコ(もたいまさこ)のもっそり出現も味がありました。行動力のマサコに弾きづられるように、少し引っ込み思案のミドリがだんだん陽気になって行ったり。その間に、毎日にらみつけていたオバンが、実は夫に逃げられて、寂しい妻だったりでどこの国にも、寂しい人はいるんですねと言う会話になります。日本の魔術があるかとの問いに、わら人形に5寸釘を教えると、すぐに実行して、気分が生成したようで、翌日から晴れやかな顔と赤い服に替えているのは、好感が持てました。

”かもめ食堂”店主は、何を語りたかったのだろう。原作の群ようこなら、ほわぁ~んと、終わっていたことでしょう。ネコ好きの作者ですから、出ましたね。もたいさんと、小林さんとくれば「猫が好き」って昔あったんですよね。室井さんが集まれば完璧でした(笑)あの前からこの3人は格別好きで、今回も、台詞のやり取り、特にカメラが静止して横向きの二人が演じる絵はよかったです。サチエの料理は、最後の日となったら、是非招待をされたいくらい美味しそうでした。

(あらすじ)

フィンランド、ヘルシンキの街角でオープンした小さな食堂。主は日本人女性のサチエさん。メインメニューはおにぎり。でもお客さんはなかなかやってきません。サチエさんは扉が押される日を待ちながら、食器を磨き続けます。ある日、ついに初めてのお客さんの青年トンミがやってきました。日本かぶれの彼に、「ガッチャマン」の歌詞を聞かれたサチエさんは出だししか思い出せません。続きが気になって仕方ないサチエさんは、カフェで見かけた日本人女性に声をかけるのでした。

03年に『バーバー吉野』でデビューした新鋭・荻上監督の最新作。『バーバー吉野』と続く『恋は五・七・五!』に流れていた、監督独特の心地よい空気感は本作でも健在。小林聡美、片桐はいり、もたいまさこと、唯一無二の存在感を発揮する女優を迎え、何とも不思議で暖かな作品が誕生した。原作は人気作家、群ようこが初めて映画のために書き下ろした。日本から最も近いヨーロッパの国、フィンランドの小さな食堂で過ぎていく緩やかな時間は、とても贅沢な気分を味わわせてくれるはず。また、食堂を訪れる客のひとりとして、フィンランドの名匠アキ・カウリスマキの『過去のない男』の主演俳優、マルック・ペルトラが出演している。

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コメント

beerりゅうさん。
おめでとうございます。

>三人の個性が光る素敵な映画でしたね。
私も「やっぱり猫が好き」を思い出しました。

この3人は、ずっと変わらない親友みたいな
優しさがありますね。

>今、ふと思いましたが、年末年始のドタバタが落ち着いたあと、一息つきながらのんびりと見るのにいい映画かもしれませんね♪

何度見ても、新しい発見がありますよ。
今年もどうぞよろしくお願いします。

新年、おめでとうございます♪
今年もよろしくお願いいたします。(^_^)
三人の個性が光る素敵な映画でしたね。
私も「やっぱり猫が好き」を思い出しました。
今、ふと思いましたが、年末年始のドタバタが落ち着いたあと、一息つきながらのんびりと見るのにいい映画かもしれませんね♪
録画残しておけばよかったなぁ。。。(^_^;)

★はなさん、こんばんんは。
小林さんのようなママが居る食堂なら
常連になっていたのに!
あの塩鮭、じゅうじゅうや居ているのを見た
ら、よだれが出ましたよ。

mariさん、こんにちは^^
私も見ました、『かもめ食堂』。
フィンランドと日本の空気の絶妙なマッチ具合に、心の胃袋が満たされるような感覚を覚える映画でした!

☆きこりさん、こんばんは。
見終わって、先ずコーヒーの美味しいのが飲みたくなりました。
塩じゃけの焼いた熱々で、白いご飯が食べたくなりました。
おにぎりは毎日食べているので、省略(笑)
独特の雰囲気でよかったですね。いつの間にか心の傷が治っているような、暖かさがありました。

かもめ食堂、独特の世界がありましたよね~
もたいさんが開放されていくのが爽快感がありました。片桐はいりさんも良かったです。
私もまた見たくなっちゃいました。

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