無料ブログはココログ

« 【オペラ】アイーダ | トップページ | ベルギー王立美術館展 »

2006/09/24

【DVD】みんなのいえ

(あらすじ)飯島直介はバラエティ番組を手がける放送作家である。妻民子との仲は睦まじく、二人は新居を建てることにした。民子の提案で、設計を彼女の同窓で建築デザイナーの柳沢に依頼する。そして、施工を大工の棟梁である父長一郎に頼むことにした。しかし、フランク・ロイド・ライトなどモダニズム建築を志向する柳沢に対し、日本の在来工法でしか家を建てられないと言い張る長一郎。ドアを外開きか内開きにするかでさえ、激しく対立する。直介はどちらかの依頼を取り下げようと試みるが、柳沢の腕力の強さにビビり、舅には面子をつぶさないように言われ、失敗する。結局、柳沢が匙を投げる形で建築が進められるが両者の対立は解消したわけではない。そんな中、大嵐が発生。建築現場を見に行った柳沢の車と直介の車が鉢合わせとなり、柳沢の車が横転。積んでいた200万円相当のバロック式の家具が壊れてしまう。依頼主から修復を頼まれていた家具が完全に壊れて途方にくれる柳沢。そこへ長一郎が様子を見にやってくる。壊れた家具を見た長一郎は家具の修復を決意し「昔も今も職人の考えることは同じだ」と言い、修復してしまう。完成するころには両者は和解していた。「こんな下手な仕事見たことない」と、長一郎は家具を見て嘯くのであった。飯島夫妻の家は無事完成するが、はたしてその出来映えは…。

監督の三谷幸喜が、実際に家を建てるときに感じたことが元になっている映画だそうです。

オープニングから「全ては設計から始まる」「屋根が大きければ雪も多く積もる」「本当に気に入った家は3軒目に建てた家」「人は自分に似た家を建てる」「地鎮祭」「上棟式」「安土城も凱旋門も作ったのは、建築家と大工」「建築中に雨が降るのはいいことなんだ、家がねづくっていってな」「お披露目」「エンディング」と家が建っていくと同時進行でストーリーが進みます。

自分たちの思惑とはかけ離れた所で、話が進みだし、和室は要らないのに、結局20畳もの和室つきの家が出来上がり、庭に池を作らないのに、小便小僧が送られてきたり、と、飯島夫婦が振り回されながら、皆に”いい家ができた”と言わせるところがオチですね。民子の父のたぶん最期の仕事になったのは哀歓がにじみます。他人の話を聞かなかった柳沢が家はインチでは建たず、尺で建つことや、妥協していくことの大事さを知り、皆に受け入れられていく所が描かれて、人間的な成長を見せてくれます。

三谷作品は、脇役が豪華でコネタ満載、他の意味での楽しさが一杯あり、飽きませんでした。

« 【オペラ】アイーダ | トップページ | ベルギー王立美術館展 »

映画」カテゴリの記事

コメント

★きこりさん、こんばんは。

>ココリコの田中が意外と良かった。
それと田中邦衛さんが最高!

この義理の仲の親子がなんともいいムードでした。邦衛さんの親方なら、凄い家が建ちそうですね。

これ映画館で見ましたよ~
前回に比べればおとなしめの作品に思えましたが、やはりコネタでけっこう楽しく
見ました。
ココリコの田中が意外と良かった。
それと田中邦衛さんが最高!

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/48518/12015929

この記事へのトラックバック一覧です: 【DVD】みんなのいえ:

« 【オペラ】アイーダ | トップページ | ベルギー王立美術館展 »

最近の写真