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2006/09/24

ベルギー王立美術館展

イベント:ベルギー王立(01)

上:ピーテル・ブリューゲル
〔父〕(?) 《イカロスの墜落》
ベルギー王立美術館は、1801年にナポレオン・ボナパルトによって設立の政令が発布された長い歴史を持つ美術館で、古典美術館と近代美術館という二つの部門から構成されています。そのコレクションは15世紀から20世紀までの広範囲に及び、ベルギー絵画の豊かな伝統と多様性を余すところなく伝えています。収蔵点数は約20,000点にのぼり、ベルギー王国を代表する最大の美術館です。
 その貴重なコレクションから、今回、傑作を選りすぐった油彩70点とデッサン17点(東京会場のみデッサン39点)が公開されます。
 なかでも、現存作品が40点ほどしかなく、ベルギー王立美術館の中でもほとんど「門外不出」と言われるベルギーの“国宝”、ピーテル・ブリューゲル(父)(?)の《イカロスの墜落》が日本初公開されることは、大きな話題を呼ぶでしょう。この作品は、近年その作者をめぐって研究者の間で議論が展開されているものの、長年ブリューゲル(父)の代表作として広く親しまれてきた名品で、彼の油彩作品としては、ギリシャ神話に主題を求めた唯一の作例として知られています。有名なイカロスの物語にもとづく本作品は、右下の部分に小さく描き込まれた主題以外にもたくさんの見所に溢れています。とりわけ、光と空気をはらんだようなその瑞々しい色彩と豊かな風景表現、細部にいたるまでの緻密な描写は見る者を魅了してやみません。
 本展覧会では、ほかにルーベンス、ヴァン・ダイク、ヨルダーンスといったフランドル絵画の巨匠たちから、クノップフ、アンソールら象徴派、また、マグリット、デルヴォーらシュルレアリスムの画家までを一堂に展覧し、16世紀から20世紀までのベルギー美術400年の

歴史を展望する大変意欲的な内容となっています。 (

HPより)


名前だけ聞いて、今回初めて、ライブで、観られて楽しめました。有名な”イカロスの墜落”も、ゆっくり見られました。右下に足だけ見えたときは、ちょっとショックでした。
当時のデッサンも年を経て観られましたが、色はブルーを感じられただけで、残念。
会期は2006年9月12日→12月10日 国立西洋美術館

気になった絵画をピックアップします。
ブリューゲルは、わかりやすく描かれていました。ヒリス。ファン・ティルボルフの《村の祭》は、まるで、集合写真のように楽しいものでした。当時の題材は、農家も多くそこで働く人たちを切り取った絵は、スナップ写真を思わせました。ブリューゲルの《花と果実》は、生物はこう描きましょうと、言われているみたいに見事でした。ひときわ目を奪われたのはルイ・ガレ《芸術と自由》のぼろを纏った若者が、バイオリンを弾いている絵でした。凛とした彼のたたずまいがが、なんとも言えず、ステキでした。アルフレッド・ステヴァンスの自画像や、ドレスの材質、模様と、浮き立って見える技法は素晴らしかったです。ジェームズ・アンソールの手がける猿たちは、マンガチックでさえありました。最後のほうは、点描が多かったですが、テオ・ファン・レイセルベルヘ《読書をする婦人と少女(画家の妻と娘の肖像)》は、書き手の視線が優しく感じられました。

久しぶりの展覧会でしたが、堪能できました。どちらかと言うと、地味な感じがありました。

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コメント

★りゅうさん、こんばんは。
確かに地味でしたが、面白みがありました。

>イカロスの海ポチャ、危うくイカロスを見落としそうになりました、メインなのに・・

ふふ、多くの方が出口付近から慌てて戻っていましたよ。お陰でじっくり見られました。
おとぎばなしな絵でした。だから楽しい絵とも思えました。

こんにちは。地味でしたね~(*^^*) フフ
ダリ&エルミタージュが宣伝で煽りまくっているだけに、一層地味に感じてしまいました。
一見地味だけど、堅実な内容と構成の西美の展覧会は、キュレーターの思いや息遣いが伝わってきて大好きです♪
イカロスの海ポチャ、危うくイカロスを見落としそうになりました、メインなのに・・・ヾ( ̄ー ̄)ゞ
イカロスもいい作品でしたが、参考展示の西美の2点が、より一層輝いて見えました。(^_^)/
ブリューゲル、デルヴォー、マグリット・・・「ベルギーは不思議な国だな~」というのが素直な感想です。(=^_^=) ヘヘヘ

★Takさん、ご無沙汰しました。
連休でやっと行かれました。
写真でしか観たことが無かった作品集。
楽しい絵が多くてよかったと思いました。

こんばんは~
TBありがとうございました。

こういう一見マイナーな展覧会を
しっかりとした企画構成で
開催してくれる西美が大好きです。

それにしてもイカロスったら…

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